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起き姫 口入れ屋のおんな
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起き姫 口入れ屋のおんなの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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「口入れ屋」、これは何の商売なのかと思っていたら、人材あっせん業なんですね。当然ながらこの時代にもこんな商売もあったんだな。本書の成功はこの商売を主人公の女性に選ばせたという点で保証されたようなもんですわ。そこから先はある意味で時代小説の定番です。主人公を取り囲む様々な人物たち。その中には善人もいればいうまでもなく悪人もいます。この様々な人間たちの繰り広げる様々な悲喜劇がそこでは繰り広げられるわけです。そこに若干のミステリーというか謎解きの要素が加わるのが、著者の特色です。そう著者の作品は面白いからと言ってページをどんどんめくってしまっては魅力が半減するのです。あちこちに細かい仕掛けが埋め込まれているのです。今回は大きな仕掛けが全体に仕掛けられており、それが最後の方で解き明かされます。著者の特色は時代の珍しいディテールですが、今回は「口入れ屋」という俗な職業をキーワードにしたためでしょうか、時代の中で職を変えざるを得ない様々な背景を持つ市井の庶民の境遇が細かく語られていきます。さて、これは新しいシリーズものの始まりかと思いましたが、驚くべきことにこの一冊でこのストーリーは完結したようです。 | ||||
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時代物らしい人情と諦念と「それ見た事か」が一通りあり、楽しく読みました。 ラストだけ、時代的に仕方ないけど2者択一じゃなくて「あれもこれもやって見せる」の気概で挑んで欲しかったかなw | ||||
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