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風
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風の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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文体の読みやすさには好感が持てるが、幼稚さが目立つ。比喩が文章から浮いているのも気になった。 「ちゅるんと生卵を飲みこむくらいの間があった」 「実加は膝にエアガンを撃ち込まれたかのように椅子から崩れ落ち」 見方によってはユーモアがあるとか、際立っていて良いと評価されるだろうが、読んでいて恥ずかしくなった。意図的にやっているならいやらしいし、そうでないなら子どもじみている。 文章にあわせてか、内容も小児的な印象だ。人物をデフォルメしすぎているので、どれもサラッと読み流すだけの作品に収まっている。一読の価値があるかと言われれば、無いと思う。小説を読みたい気分なので現役作家でなにか手頃なものを、と言われたら薦める程度だ。青山七恵にはお茶目なところがあるが、そこに媚びや甘えを感じる人は苛々するにちがいない。 | ||||
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人生という名の風がぴゅーと吹いて転がる女たち。 3つの短編が収録。(表紙裏含めると4つ?) ダンス 踊れない女の話。 二人の場合 友人同士の女性二人の半生が同時視点で進行していく。 風 50代の姉妹二人が保険外交員のすすめでマーチングバンドに挑戦するが・・・・・・ それぞれ話の最後がしっかりしていて、読み終わったあとのモヤモヤ感が少なく、さくっと読めた。 特に風のラストは思わず声を出して笑ってしまった。 著者の作風が好きな人は後悔しないと思う。 | ||||
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