遠火: 警視庁強行犯係・樋口顕
評判
遠火: 警視庁強行犯係・樋口顕の評価:
4.00/5点 レビュー 7件。 C ランク
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1〜7 1/1ページ
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遠火: 警視庁強行犯係・樋口顕の評価:
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警察モノで事件発生の内容がこれだったら、大体大筋の流れは想像できるだろう。
そう言った意味では、推理や推測をしながら読み進める醍醐味は少ない小説だと思う。但しそこは今野敏。いつもの様に家庭内の事と事件を上手く絡めながら読み進めさせる筆力は流石だ。
しかし、多作の今野敏。他の著書のレビューでもよく指摘されている事だが、余りにもあっさりし過ぎていて、内容が薄い。
特に本書で感じたのは、レビュータイトルの通り心境の変化がほぼ書ききれていない点。
主人公樋口が何故事件の主眼を殺人・死体遺棄では無く女子高生の問題としたのか?
主人公樋口の娘が、何故父親に積極的に話しかけるようになったのか?
毎回出てくる主人公樋口を敵視する役回りの人が、何故急に味方になったのか?
首謀者が、どうして首謀する様になったのか?自身は「参加」していたのか?
今野敏の小説の面白さは起伏は欠けるが、心理状態をしっかり書くことで味が出てくる部分だと思う。
その部分が欠けていた本書は、久しぶりに今野敏の小説に星三つという評価になった。