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(短編集)

レトロ喫茶おおどけい



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【この小説が収録されている参考書籍】
レトロ喫茶おおどけい (双葉文庫)

レトロ喫茶おおどけいの評価: 3.50/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

昭和のノスタルジー

昭和レトロな喫茶店「おおどけい」の店内に鎮座する大時計が悩みを抱えた人を引き寄せ、気怠げな鐘の音とともに過去の時間へと導くというファンタジー。人生に躓き、生き方に迷っている客たちは、昭和の時代の「おおどけい」で当時の人たちと触れ合い、それぞれ新たな気付きを得る。不思議な大時計に誘われた5人の奇妙な体験が描かれる5つの短編は、戦時中から昭和の終わりまでを「おおどけい」のエピソードで辿る昭和史でもある。
一口に昭和といっても、その指す時代は長期間にわたる。間に戦争を挟み、戦後から高度成長期、経済大国となりバブル経済の頂点まで、64年続いた。それぞれ世相風俗も違い、その時々の文化が地層のように積み重なって世代の記憶を形作っている。タイムスリップする客とともに過去を体験することで油井から噴き出る石油のように過去の地層からノスタルジーが湧き出してくる。
レトロ喫茶おおどけい (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:レトロ喫茶おおどけい (双葉文庫)より
4575526843

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