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カエルの楽園2020
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カエルの楽園2020の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.47pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全168件 161~168 9/9ページ
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著者の百田氏のコロナ禍で困っている人のために何かできることはないかとの思いで、当初インターネット上で無料公開された作品の書籍化です。 前作に引き続き寓話ですので、寓話のスタイルに批判もありますが、時代を風刺した作品となっており、まさに今読むべき作品です。 無料公開を前提として寝る間をしのんでハイスピードで原稿用紙200枚分を書き終えたとの事ですが、私は前作よりも完成度が高く面白いと感じました。 風刺作品ですので終わり方に、バッドエンド、リアルエンド、グッドエンドの3種類のあるザッピング形式となっているのも良いと思います。 百田氏の「早くお手元で読んでいただきたい」との思いで製本に一番早く対応できる出版社を選び、読者の負担にかからないようにとの思いで初めから文庫本で低価格で出版する意気込みに心を打たれました。 グッドエンドは終わり方として素晴らしいです。 | ||||
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いま、世界で何が起きているのか? なぜ、この状況になり、どうしてこの弱腰の対応なのか? わかりやすく、丁寧に書かれてる。 2-3時間で読めるため、前作、カエルの楽園と合わせて必読である。 | ||||
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一気に読んでしまいました。納得の内容です。有難う御座いました。 | ||||
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本著(以下「2020」と記す)の原著である「カエルの楽園」(以下、「楽」と記す)は、「 三戒」と呼ばれる戒律と、「謝りソング」という奇妙な歌で守られる学園に二匹のアマガエル (浮浪のソクラテス、ロベルト)がナパージュの国(=日本)にたどり着くところから物語が 始まる。その楽園に凶暴なウシガエルの魔の手が迫るというストーリーであるが、「まさかそ のウシガエルの王様(=中共の中国の習近平主席)を国賓で自ら招き入れるとは・・『驚愕の 内容です』」「カエルの楽園が地獄と化す日(飛鳥新書)43頁」というのが、本著を初出する 強い動機である。 「2020」では「楽」に比べて「ハンドレット」の発言の比重が圧巻の勢いで会話の中に刷り 込まれています。前回の設定で不都合な箇所もあるため「パラレルワールド」という舞台とし、 真打ちのキャラも登場します。単に国賓で迎えることを「断固、阻止!」だけでなく、「南の 崖」(=尖閣、沖縄)を意識するインテリジェンス、コロナ恐慌下のプロメテウス(=安部首 相)の対応を説いています。 ここでは、「真打ちのキャラ」、「楽」から踏襲する「キャラ」、その他、諸々を以下に記し ます。読み進める上での便宜に使って頂ければ幸いです。 (なお、「ハエ」の定義付けは、場面によって伸縮するが、「正規性」はある。本著一貫する ならば「アメ」《=「ムチ」の対義語》ぐらいのニュアンスでよいかと思っている。これに対 し「虫」は「不正規」なもので「裏金」などが想定される) ――「登場人物」―― ○「ハンドレット」:百田氏。「知らんがな!」の発言ですぐバレる。 ○「デイブレイク」:新聞社、朝日新聞など。「争いも起こっていないのに、あのスチームボ ード(=米国)が恐れおののいているのです。この病気はある意味『痛快な存在』かも知れな い」など、ナパージュの国の「オタマジャクシ」(=「要請」に基づいて「自粛」に真摯に向 き合う日本国民)を小バカにする発言をする記者を抱える。 ○「マイク」:地上波テレビ、など。代表4局ぐらいを想定。 ○「ディ-ア-ル」(Dr):医療等に携わる人、とりわけ、病気に詳しいはずの疫学者。総じ て「ハエ」に弱い者が多い。 ○「ロック」:「ディ-ア-ル」の一人。「マイク」に引っぱりダコの医療崩壊を煽った「上 昌広」氏などが想定される。 ○「エコノミン」:経済評論家。総じて「人命」よりも「経済」を重視する財界、経団連に忖 度する者が多い。「ハエ」については、「インバンドの観光客」がもたらす「粗食」(寡少な 恵沢)の意味で使われる。 ○「イエストール」:美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長。「ディ-ア-ル」(Dr) の一人であり、「ハンドレット=(百田氏)」と旧知。 ○「バードテイク」:自民党。「デイブレイク」が強く推すポスト「安部」候補である「石破 茂」氏。「水月会」を基盤とする。 ○「ナエというグループ」:自民党。岸田文雄政調会長中心の「宏池会」。安倍首相とは理念、 政策的にも正反対で、「デイブレイク」の子分のような連中。 ○「フリーダムというグループ」:自民党。加藤勝信党総務会長。プロメテウス(=安部首相) のファン。竹下亘前総務会長率いる経世会に属し「安倍一族」の立ち位置。 ○「プロテクターズ」:自民党。若い元老。自民青山・安藤氏の団体を想定。 ○「ガルディアン」:立憲民主党の枝野幸男代表。「私たちは2月から緊急事態宣言を求めてき ました。遅きに失したといえ、宣言に向けた動きに歓迎します」などと書き込みをツイッターで してきたと言うが、実際には、3月5日には「現状は緊急事態宣言の要件を満たす状況でなく、緊 急事態宣言をださなくてもいいように押さえ込むことが政府の責任である」とツイートしていた ことが発覚する。嘘がバレて、ネットで袋叩きに合っていたことが記憶に新しい。本著でも支持 基盤から「冷たい視線」が送られ、「手のひら」を返したように「賛成、賛成」と、その趣旨で 記載されている。 ○「ハインツ」:立憲民主党の福山幹事長。「時間が余ればコロナ対策も」の発言で知られる。 本著でも「もし時間があれば、ウシガエルの国で流行っているという病気についても質問します。 」と、その趣旨で記載されている。 ○「スモールグリーン」:東の池のリーダ-。東京都知事。「都民」ファーストでなく「小池」 ファーストが露呈。東京アラートが見られないことを残念がるのか。カイロ大学主席とは思えな い情報収集能力。卒業証書!?。「虫」が使われてないとよいが。 ○「ノッボ」:西の林に住むツチガエルのリーダー。姉妹都市である中国の広東省と海南省にマ スク100万枚の寄贈を決定した兵庫県の「井戸知事」を想定している。 ○「ツーステップ」:二階氏。「会議中に居眠りをする」とか「脈絡のない話をする」など「老 害」となっている。80歳の幹事長。「ウシガエル」から「虫」を頂いている噂が絶えない。 ○「ハンニバル三兄弟」;自衛隊員:ハンニバル(長男)、ワルグラ(次男)、ゴヤスレイ(三 男) ○「ローラ」:「三戒」に洗脳されたナパージュの国(=日本)のツチガエルの一人(女性)。 ○「ソクラテス」:古代ギリシアの哲学者の名に因んでいる。ギリシアは「エンエンの国」と同 様に半島国家であるため、安住の地となり得ない。「楽」では六〇匹を連れ立づが、途中外敵に 襲われ最終的には「ロベルト」との二人旅となる。「ソクラテス」は親中派に感化されにくいが、 「ロベルト」は親中派に感化されやすい。「2020」では、「ハンドレット」のよき対話相手とし て第三者としての立ち位置にいる。 ――「その他」―― ○「エンエンの国」;ヌマガエル同士が争って、分裂した2つの国。北朝鮮と韓国を指す。 ○「三戒」:「カエルを信じろ」「カエルと争うな」「争うための力を持つな」を指す。「カエ ルと争うな」は、「交戦権」、「争うための力を持つな」とは「自衛隊」といったところで、憲 法9条を意識して作り込まれている。「カエルを信じろ」は、主権の所在であり、マッカーサー 主権から、「ウシガエル様を信じろ」(習近平主権)へ変遷している。本著では、「三戒」の破 棄を主要命題としており、戒厳令が発令できるような緊急条項の必要性が意識されている。 ○「チェリー広場の話」:桜を見る会。国会質疑で国民の血税を削る話題の一つ。 ○「ハエを十匹食べたら一匹をナパージュの国に差し出す」:消費税10%の取り決め。消費税増 税にあたり「リーマンショック級の事態が起きない限り(停止条件)、法律で定められたとおり 十月から引き上げる予定だ」と菅官房長官は会見で述べていた。であれば、「リーマンショック 級の事態が起きたならば(解除条件)、消費税を下げるべきだ」というのが「筋が良い」という ものなのに。習近平と何ら変わらない「メンツ」なのか、国民を死地に追い込む政策。財務省、 経産省に忖度する「上から目線」の「ポチ」連中の発言が目立つ。 | ||||
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自らに翻弄されるツチガエルの国を描いた「カエルの楽園」の続編で、大きく違う三種類のエンディングがあります。 新しくいろいろ面白い名前のカエルが登場します(特にその中の一つの名前には大笑いしてしまいました)。 百田氏も書いているように、これは「寓話」「ファンタジー」であり「どのように解釈されるのも自由」です。 教訓としてとる人もあれば、作者に悪態をつくための材料にしかしない人もいるでしょう。 百田氏は、この作品で積極的に新しい支持者を得ようとするというよりは、社会を憂える気持ちを平易な言葉で素直に伝えたかったように思えます。 将来の社会が、この小説のどれかのエンディングに似ていてもいなくても、国民の賢明な判断と行動によって、幸せなエンディングになることを願っています。 | ||||
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ローラみたいな人に是非読んでほしいもんですな。 イエス!高須クリニック! | ||||
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形式としては前作の続編ですがパラレルワールドとなっていますので別の視点から楽しめます。前作のテーマは武力侵攻による危機でしたが、今回は疫病(ウィルス)です。 楽しめるというと語弊があります。カエルの楽園の状況がより現状に近く細かく描写されているので、究極のカエルの楽園(今の日本そのまま!!)ということで読んでいて大変に陰鬱な気持ちになるからです。 人間をカエルに置き換えて寓話として描いているので現実の悲劇もここではまるで喜劇のようです。 物語も現実も常に現在進行形です。本作では作者の希望を込めて複数のエンディングが用意されていますが、どのエンディングを迎えるか、または全く新しいエンディングを作り出せるかは私たちすべての日本国民に託されています。 カエルの楽園(日本)は武力においても疫病においても、その他の全てにおいても「自己防衛」という意識が完全に欠落しています。憲法九条を「平和憲法」と呼び、数多の子供達を隣国に誘拐されても取り返せすことも出来ず、領土(竹島)を武力で奪われても頭を垂れ、珊瑚礁を破壊し尽くされても傍観し、他国から奪われても殺されても、直接被害を受けなった人だけが平和だ平和だと叫びます。 本書の表紙が赤なのはレッドアラート(緊急事態発生)の意味ではないかと思います。前作が発表された数年前はまだ「恐ろしい話だね」で済んでいましたが、実際にウィルスが全世界に蔓延し、世界は構図が大きく変化する激動の時代へと突入しようとしています。 私たち日本はどうすべきかでしょうか?私たちは子供達へどのような国を手渡すことが出来るのでしょうか?カエルの喜劇でしたではすまない究極の現実として日本国民ひとりひとりが真剣に考えねばならない時にきています。 本書(前作も)が一人でも多くの日本に読まれますように。 今後もハンドレッド氏の作品に期待しています。 | ||||
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コロナ禍の日本を寓話の形にすることで、一見複雑な問題を小学生にも理解できるようにしたのが本書です。前作と違い、近未来予言ではありません。この物語は「今」進行中なのです。 そして、現実の物語の結末は私達に委ねられています。子どもたちに楽園を残しましょう。 | ||||
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