アルジャーノンに花束を

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評判

アルジャーノンに花束をの評価:

4.39/5点 レビュー 614件。 B ランク

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平均点4.39pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全566件 481〜500 25/29ページ
No.86
(5pt)

しばしぼんやり

ストーリーそのものにもその書き表し方にもショックを受けて、強く印象に残った本。

本人になったような気持ちで入り込め、複雑な心境を体感して本を閉じた後は、しばしぼんやりしてしまった。

映画化、ドラマ化した小説の原作にハズレはない。という自分の中のジンクスを強固にした本。笑
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫) Amazon書評・レビュー: アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)より
4151101012
No.85
(5pt)

Allegory of the Cave.

プラトンの洞窟の比喩。これについて考えるところから、この作品は始まります。

Charlie の Progress Report にあらわれる微妙な変化を感じるには原作の方が、良かったように思います。

しかし、和訳でも十分伝わってくるのはチャーリーの葛藤。

心がグッと締め付けられるような感じでした。

映画もありますが、本にあるいくつかの重要なエピソードがカットされているので、やはり、本をおススメします。

原作を読もう、という方は途中まで(スペルがあえて間違っているので)読み辛いかもしれませんが、その場合には 音読することをおススメします。
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫) Amazon書評・レビュー: アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)より
4151101012
No.84
(4pt)

知能障害者のアイデンティティというメッセージ色の強い作品。とてもフィクションとは思えないよな心理描写。

SF小説として取り上げられることがあるが、これはいわゆる一般的に思われるタイプのSF小説ではない。確かに脳外科手術という題材が使われているが、それはあくまでも一つの設定にすぎず、むしろ、その手術を受けた知能障害のチャーリー・ゴードンの心的描写がこの作品の最大のテーマである。

とくにミステリーや派手なアクション、どんでん返しというフィクション的要素はなく、ある意味地味な作品と言える。知能障害が手術によって、とんでもない天才に変貌する。小説の後半は推して知るべしだ。

作者のダニエル・キースは、この作品をエンターテイメントとして我々に届けようとしたことでないことは明らかで、むしろ、チャーリーと一人称で我々読者を引き込むことにより、知能障害者の人間としてのアイデンティティを強く認識してもらいたかったのだ。

また副産物として、天才になるとまわりに友達がよりつかず、知恵遅れになると友達ができるというアイロニーも描いてくれる。

よくもこれだけの作品を実体験ではなくフィクションでかけたものだと思う。
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫) Amazon書評・レビュー: アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)より
4151101012
No.83
(5pt)

人の一生を象徴的に描く

物語のあらすじは知恵遅れの主人公に医学的処置を施して知能を向上させ、やがて天才的な知能を得た主人公が自分の将来の姿を知るというものです。SFとしてとてもよく出来ていて感動を誘いますが、SFという姿を借りて我々の社会を描いているように思えました。

主人公は人間、成長とともに知的能力を手に入れ、いろんなことについて知的判断を下せるようになる。当然老人になったときの知的、体力的な衰えについても、そうなる前に予測することができます。自分が入るかもしれない老人ホームなどを見学に行く人もいるでしょう。そうした人間としての行動が、物語の中での必然として丹念に描きこまれており、そのあたりの迫力はすごいものでした。

私たちの成長から死までを、この物語の中では主人公が短時間で経験し尽してしまうことから、実人生とは異なる異様な緊張感を作り出すことが出来たのでしょう。主人公の、医学的処置をされる前より再び知能が荒廃していくその末路がひどい状態になっているように描かれているのはアルツハイマーなどの痴呆を暗示しているのでしょうか。
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫) Amazon書評・レビュー: アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)より
4151101012
No.82
(5pt)

せつない小説

主人公の日記というかたちで物語が展開していく。
 知恵遅れの主人公が特殊な手術によってかりそめの知力を得、そして再び失っていく、というお話なのだが、その主人公の変容が日記の「文体の変化」としてあらわれていく。無知・無邪気な主人公があこがれていた「知」を手に入れたとき、「知」を通して見る世界が少しもの悲しいものであったことに気づいてゆき、最終的に寂寥感が残る・・・そんな小説。
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4151101012
No.81
(5pt)

文句なしの名作です

裏表紙に書いてある、現代の聖書という表現も

あながち誇張ではありません。

もっと若いときにこの本に出会えていればと残念にも思いました。

最初は読みにくさに取っ付き悪く感じるかもしれませんが、

内容が頭に入ってからはあっという間です。

ぜひ1度読んでおいて損はない、珠玉の小説だと思います。

感動しました。
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫) Amazon書評・レビュー: アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)より
4151101012
No.80
(5pt)

さすがとしか言い様がありません。

ここまで感動の涙を流したのは久しぶりでした。

もともとどちらかというと涙脆い私なのですが、

本を手に取った当初は半信半疑でした。

「本当にそこまで感動できる作品なのか」と。

ですが今ではそう疑ってしまった自分に情けなさを感じるほどです。

ここまで人間の心理描写が見事とは!

主人公の鬼気迫る心情、怯えの表現。

ひしひしと全身で感じることが出来ました。

人は本によって優しい気持ちになれるのだな、と

改めて感じました。

冒頭は少し辛い部分がありますが(目が疲れてしまいます)、

是非読んでみる価値はあると私は思います。
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4151101012
No.79
(5pt)

人生に影響を与えた名作

わたしはこの本を、中学生の時に読んだ。たまたまラジオドラマの青春アドベンチャーで、特番をやってて泣いてしまったそのあとたまたまどこかでハードカバーをみつけた。
この本は少年期の私の心に、深く感動刻んだ。
それから私は共感ややさしさの大切さを知った。
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4151101012
No.78
(4pt)

途中から涙なしには。

個人的に好きな本の1冊です。
最初、本を読み出したときはこの本の趣旨がわからずに少々混乱しましたが、
本の趣旨がわかると一気に引き込まれます。
ネタバレになるので詳細は書きませんが、本という活字ならではの世界を
こういう形で使った新鮮さにおどろきです。
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4151101012
No.77
(5pt)

読後、3日間立ち直れない

読んだ人にしかわかりません。この虚脱感。

私は泣いて、泣いて、泣き明かしました。

物語のラストでタイトルの「アルジャーノンに花束を」の意味を知る瞬間、涙がとまらなくなります。

初めてこの本を手にしてから15年の歳月が経ちますが、いまだに印象に残る1冊です。

もしかしたら人生で一番かもしれない。

とにかく心にズッシリとのし掛かる小説であることは間違いないと思います。
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4151101012
No.76
(5pt)

何度読んでも発見がある本。

ストーリー構成は単純だが、主人公の思索の変化の描写が秀逸。本書には「泣ける」という特徴があるが、それは副産物。多くの人が抱える懊悩、自我への疑問、そういう心理の闇に、主人公が限られた時間内に全力を傾けて戦いを挑む姿に、日常生活のなかで見失っていた何かを思い出させてくれるからかな〜と私は思う。大袈裟な表現を承知で言えば、人類必読の書。
素晴らしい仕事をした訳者に感謝したい一冊。
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4151101012
No.75
(5pt)

本読んで初めて大泣きしました

生まれつき知能の低い主人公が、

実験として手術を受けることにより

だんだんと高い知能を得ていくというあらすじ。

主人公が知能を得て学ぶことの喜びを知ったり、

辛い過去を思い出し葛藤したり、

報告書という名で本人の日記風に書かれているので、すごくリアルです。

私は、後半部分は泣きすぎて嗚咽が出るほどでした。

いつのまにか主人公を見守る親のような気分になっていたからでしょう。

あまりに泣いたので、家族に驚かれました。

一回読んだら世界が変わると思います。

ぜひ読んでみてください。
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4151101012
No.74
(5pt)

奇跡の名作

「奇跡」としたのは、この作品のあまりの素晴しさもあるが、

同じ作者の他の作品が残念ながらどれも凡作であることによる。

それはともかく、この作品が名作中の名作であることに変わりはない。

この実に興味深く面白い物語には、私たち人間が持つ残酷さが

どうしようもなく悲しく描き出されている。

しかしながら、その残酷さを悲しく感じてしまうのは、

私たちの中にまだ残されている「情」に訴えているからだろうか。

知恵遅れの主人公が手術により並外れた知能を得たあとに、

それが長続きせずに再び衰えていくことを自らがいち早く発見する。

現実にはありえない話かもしれない。

しかし、それに見つめる周囲の人間たちの反応は

いかにも現実的に起こりそうな話ばかりだ。

この物語には特別悪い人間はおらず皆普通のどこにでもいる人たちだが、

その普通の人たちの普通の反応が主人公を深く傷つけてしまう。

この物語の発想だけでも素晴らしいが、

それを描いている文章のリアリティがまた圧巻だ。

冒頭の小さな子供が書いたような文章が徐々に大人として洗練され、

途中には万能の天才の書いた文章になる。

この「天才の文章」が、生半可なものでは一切ないのだ。

本来このような「文章表現」に凝った作品は

原著で読まないと良さが伝わらないことが多いが、

実に幸運なことに小尾芙佐さんの訳も素晴らしい。

とにかく一度読むべし。
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4151101012
No.73
(5pt)

素敵

読み終った次の日の仕事の休憩時間にチャーリーの事を思い出して突然涙が出てきました。 この本に出会えて本当に良かったと思います。まだ読んでない方には老若男女問わず是非読んでもらいたいです。前半から中盤にかけて、すらすらとは読みにくいんですが、絶対理解してやる!というやる気が湧いてきます。
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4151101012
No.72
(5pt)

Ignorance is bliss?

「知らぬが仏」。本当にそうでしょか?

 作者であるダニエル・キイス自身が「思いやりなき知性は無意味だ」と語っているように、心を置き去りにした現代文明への批判がメインであることは勿論なんですが、それだけではないんじゃないかと思います。まして「勉強なんて何の意味があるの?」と考えるのは、実にナンセンス。

 何も知らなければ確かにお気楽である意味「幸せ」だけど、それは本当の「幸せ」ではないし、一人前の人間とは言えないんじゃないでしょうか。知ることによる苦しみを引き受けてこそ人間なんだと思います。 

 単にバカだった頃の方が幸せだったと言いたいわけじゃなくて、白痴に戻ったチャーリーが現実の醜さを知った上で、それでも勉強しよう、成長し続けようとする姿を描きたかったのだと私は思っています。

 チャーリーの向上心、努力する様子に注目すべきです。
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4151101012
No.71
(5pt)

特異な状況における人間の心理を刻銘に

名作です。古典と言ってもよいかもしれない。

「主人公が書いた報告書」の体裁をとっているために最初のほうは恐ろしく読みにくいんだけど、ここも我慢して読む価値がある。何よりもまず主人公の心理描写が刻銘でリアルで素晴らしい。そして、その描写が知能の急激な上昇という特異な過程に沿って描かれているからよけいインパクトがある。特異な状況をリアルに描ける著者の力量に脱帽である。ついでに序盤の知能が低い時期の文章を翻訳した訳者にも脱帽である。

僕はこの作品から「幸せとは何か」に関する安っぽい主張は一切感じなかった。特異な状況における人間の心理を刻銘に描いているという、ただその点において素晴らしい作品だと感じ、色々と考えさせられた。
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫) Amazon書評・レビュー: アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)より
4151101012
No.70
(5pt)

温かくも悲しい余韻。

知的障害を持つ32歳のチャーリィ。人体実験により、通常、そして人並み以上の知能を獲得していく。「頭がよくなったら、みんなから好かれる。お母さんが喜ぶ。」そう信じていたチャーリィだが、知能を獲得して見えてきたものは…。訳者さんの翻訳もすばらしく、チャーリィの書く文章の変化に興味をそそられ、ぐいぐい引き込まれました。「人にとって大切なもの」を教えてくれる作品です。
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫) Amazon書評・レビュー: アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)より
4151101012
No.69
(5pt)

今の私がいるのは・・・

私は幼稚園のとき仲良しの子がいました。

小・中と別れ、高校で再び会いました。

私はばかで第一希望の大学にもいけない始末。

でも、その低い学力の中で興味のある分野について

大学で勉強したつもり。

私の友達は医学部へ行きましたが、

頭がいい=医学部へ行く

というのが、本当にいいのか分かりません。

医者になりたくて医学部に行くならかまいませんが、

頭がいいから、医学部へ行くのはおかしいと思います。

手術により、知能指数があがりますが、

賢いだけでは、世の中楽しく生きていけないですね。

チャーリイのもともともっていた純粋な部分が欠落していった感じがしました。

しかし、知能低下とともにまたピュアな部分が増えていきます。

人間の持ち合わせた能力で今を生きることがよいのかもしれません。

と、私は思いました。

また、頭がよい、悪いではなく

私が相手を受容できる、相手が私を受容できるようなそんな人間になりたい

と思いました。

私も賢くなれるなら賢くなりたい。

それで、一番行きたかった大学にいきたかった。

しかし、手術して知能指数をあげて仮に一番行きたかった大学に

いけたら、今の私はなかったでしょう。
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫) Amazon書評・レビュー: アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)より
4151101012
No.68
(5pt)

評価にはかなり個人差があるようです

この作品は映画化もされていますが、泣きたいのなら映画がいいと思う。本には映像では表すことのできないダニエルキイス特有の描き方と、感動というにはまた違った感覚を味わえます。
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫) Amazon書評・レビュー: アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)より
4151101012
No.67
(4pt)

傑作

人間の残酷さと優しさをここまで上手く表現できた作品もめずらしいのではないか。

 僕は人間なんだ、と心の奥底で叫ぶチャーリーの姿は感動的だ。身につまされる話である。自分がこうなったとき、どうなるのか、末恐ろしい気もするが、この話はきちんと安らぎを与えてくれる。

 自分が変われば相手も変わる。そんな当たり前のことに改めて気づかせてくれる傑作だ。末永く、多くの人に読まれてほしいと思う。
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫) Amazon書評・レビュー: アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)より
4151101012