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懲役病棟
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懲役病棟の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 21~24 2/2ページ
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女子刑務所の実際とはかなり違うところがあるとは思いますが、そこはエンタメ小説なので、ありだと思います。そして、女子刑務所になんで入ることになったのか、という犯罪の実態はリアル。金髪の元暴走族の女性医師香織先生と看護師のマリ江さんの漫才のようなやりとりはエンタメとして最高に面白いし、女性囚の出所後に希望が持てるのもよかったです。これを最初に読み、遡って、希望病棟、後悔病棟も読みました。 | ||||
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一般の病院から期限付きで女子刑務所に派遣された女医と看護師と女子受刑者達の交流を描いた作品で、男の受刑者とは違う女子受刑者の特徴と境遇がリアルに書かれていて胸にジンとくるものがある。 ただ・・・重箱の隅をつつくようで恐縮だが、現状とはいささか異なる設定が多かった。 まず、医師が派遣されることは事実であるが、看護師は刑務所には派遣されない。刑務所には准看護師の資格を持った刑務官が常駐しているので、正規の看護師はいない。医師の住居も、借り上げマンションなどではなく刑務所の近くにある官舎に入ることになる。 また、受刑者が死亡した場合を除き、刑務所側が受刑者の親族を呼びつけることなどない。刑務所長であってもそんな権限はない。ましてや医師が親族に対し身元引受人になれなどと説得すこことなどできない。 そもそも、身元引受人は、出所者と同居することが条件であり、別々に暮らすことはできない。 いろいろと難癖をつけて申し訳ないが、その辺が解ってないなあと思わざるをえなかった。 ただ、女子受刑者の多くがある意味で被害者や社会的弱者であることを主張してくれた点や、彼女らの処遇を担当する女性刑務官の苦労についても書かれている点は大いに評価したい。 | ||||
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シリーズ最初の後悔病棟もよかったけれど、この作品は読んでいてとても胸が痛くなりました。 特に放火犯の秋月梢のケースが悲しくてやりきれない思いがしました。 ただ垣谷さんの作品はいつもハッピーエンドに近い結末が用意されているので、読後感が スッキリして救われた気持ちになります。おすすめです。 | ||||
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垣谷先生は、社会問題を切り取るのが本当にうまいなぁと思いながら、あっと言う間に読みました。 女子刑務所が少ないという事実、軽犯罪の再犯が多いことなどを織り交ぜながら、 登場人物それぞれを情景が浮かぶかのように描いているのが良かったです。 特に主人公の香織先生のキャラが魅力的でした。 香織先生のその後が読みたいです! | ||||
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