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すずめの戸締まり
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すずめの戸締まりの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全86件 41~60 3/5ページ
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映画では気づかなかった心情描写が小説に書かれていて、読んでからまた映画が見たくなりました。子供でも理解できるように、読みやすい文章で書かれていてサクッと読み切ってしまいました。 | ||||
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●映画の上映後すぐに鑑賞し、その感動の余韻が忘れられず本書を手に取りました。映画の場面を本 書が補完し、本書のイメージを映画で具体化してくれる。それぞれ若干の違いはあるけれど、どちら も同じ新海誠氏(&監督)の作品です。ダブルの楽しみを味わえました。 例えば映画では鮮やかな色彩での映像や壮大な俯瞰図、あるいは迫力ある効果音などで視聴覚に訴 え、本書の文字では情景描写や心のヒダの心象風景を沁みこませてくれた。それに、すずめが「鈴芽」 そうたが「草太」と表すことも知ったし・・・。 ページをめくっている間も原菜乃華氏と松村北斗氏の声がずっと響いていて、自分の背中を押して くれている様な感じでした。母を求める淋しい気持ちは分かるけれど、前に進むためにはやっぱり自 分自身の後押しなんだよ・・・と未来の自分が励ましている。そしてその自分も救われているようで す。 優れた映画監督は又優れた小説家でもあったと納得です。本書は★5つ、映画は★7つ!! もう一度 観に行ってこようかな。 | ||||
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映画を見て良かったので購入しました。 | ||||
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映画館で2回鑑賞後に小説を読んだ。 細かい設定や登場人物の思いが解り、3回目の鑑賞がさらに尊いものになった。 久しぶりに読んだ小説だったが、内容を知ったうえで読んでも最後まで飽きなく読めた。 手元に残して置く作品になりました。 | ||||
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映画を観てから読みました。 実写でも良かったのではないか? と思える素晴らしい映像表現に、小説を読んで加わったのは、匂いです。 大部分は自分の記憶の中にもある匂い。 そしてあの時、そこに居た人が嗅がざるをえなかった臭いも。 想像しながら、もう一度映画を観てきます。 | ||||
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映画館ですずめの戸締まりを鑑賞して感動した勢いで人生でほとんど読んだことがない小説を衝動買いしました。 結果、本当に買ってよかったです。映画とは違い自分のペースで読めたり、細かい心情や風景描写などもわかったりですずめの戸締まりへの理解がさらに深まり、もっと好きになることができました。 小説がかなり苦手な私でも問題なく、むしろ手が止まらなくなるくらいどんどん読み進めれましたので、普段小説を読まない人もぜひ読んでみてください!本当におススメです! | ||||
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映画を先に観て、本書を後に読んだ。頭に残った映像が強く想起されながら、映像の後ろにある意味を文面から拾っていく楽しさ! 土地の生活とすずめの旅にまた別の角度から出会えて本当に良かったです。 | ||||
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こんないい作品どこにあるのだろうか。 他の作品も触り始めちゃいました。 | ||||
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日本語下手ですけと、ついスズメの物語に没入しまいました。 困りました。 | ||||
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自分の想像力が、貧困なこともあるとは思いますが、、、 8月に、この小説版を読んだ時には、ほとんど心に響くところがありませんでした。 映画は、2時間ほどなので、今作は、大丈夫か??と、かなり心配になったものでした。 で、公開され映画を観たら、杞憂も杞憂、おそらく「君の名は。」をも凌ぐと思う名作でした。 個人的には、この分野のアニメでは「千と千尋~」すら上回る名作じゃないかと思ったりします。 同じ話なのに、どうしてこうも印象が違うのか??映画を2回目に観た時に気づいたのですが、 この小説、たぶん狙ってそうなっているのだと思いますが、脚本(シナリオ)に加筆されているような印象で、 新海作品の持ち味の繊細な風景や光など情景表現が、ほぼすっぽり抜け落ちています。 それが最初の印象につながったようです。 小説だけで満足される方も多くいらっしゃるとは思いますが、小説だけでは、全く完成していません。 (だから8月に発売されたんだと思います。) 本作は、絶対、できるだけ大きなスクリーンの映画館で是非みてください。観る価値があると思います。 たとえば、、 『眩しそうに目を細めて、芹澤さんが言う。 「このへんって、こんなに綺麗な場所だったんだな」 「え?」 景色を凝視したまま、私は思わず呟いた。「ここが ─ ─ きれい?」』 小説版の一部ですが、、、 このシーンを、映画館で観ると、あるものがフレームインしてきて、、、 「そういうことか、、、」鳥肌が立ちました。新海監督凄すぎです。 ところで、、なんでミミズ?? 昔々の人は、地震は地下に住む竜や巨大ナマズが起こしていると考えていたようですね。 地下に住む竜“土竜”は、、モグラ?全然、竜っぽくないですね。 それもそのはず、昔々、漢文を翻訳した人の誤訳で、ミミズを食べるモグラを“土竜”と訳してしまたようです。 中国では、器用に穴を掘って進むミミズのことを“土竜”といったらしいですよ。実はこっちが竜だったんですね^^ 新海監督は、今ある風景が無くるなることが、とても怖いと、常々言われておられます。 今作で、要石は、人の手の届かない“常世”に行ってしました。もう、閉じ師の力も及びません。 なので、、この作品を観て読んで、緩みがちな“心の後ろ戸”をきっちり戸締まりして、 いつか、またやってくる災害に、備えてほしいというメッセージ映画のような気がしてなりません。 | ||||
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新海監督が著者ですが、すごく読みやすいです。 赤川次郎さん的な文章。会話が多いしわかりやすい。 若者目線が本当にリアル。 言葉遣いや感覚含めて実際の会話だと思いました。 映画で良く解らなかった部分が解り、 まるで答え合わせや謎解きのような感覚で読めました。 映画では唐突に出会ってイケメンだから一目惚れ? と、誤解していましたが一目惚れじゃなくて ちゃんと裏付けがあったのか!!とか。 そんな箇所がいっぱい。 なぜあそこで懐かしの歌謡曲をチョイスしていたのかも。 この本を読まなかったら、きっと誤解したまま 映画の感想をもっていました。 スッキリしました。 文中に出てくる会話がすべて映画そのままなので もう一度映画を鑑賞した気分になれ、 かつ、感動を再び思い出すことができて良かったです。 | ||||
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後から映画で答え合わせをするのが、私流です。 そういう色なのか〜、そんな風景だったか〜、、と 想いを巡らせながら鑑賞できます。 いつも新海監督の世界観の中で、私はエキストラとなって存在しています。 | ||||
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物語の構造は典型的な「行きて帰りし物語」かつ、「成長(青春)物語」。雰囲気としては初期・中期の村上春樹作品を中学生向けにラノベ化した感じ。(逆に中学生向けラノベを純?文学化させたのが村上春樹か) ときおり、強調点付きの「あれは絶対に善くないものだと」等の村上春樹風の表現がちらほらと。ニヤリとしながら楽しませていただきました。 | ||||
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映画最高によかったです。 読んでから見るか、見てから読むか、 あなた次第で楽しみ増えますよ!! | ||||
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今回は明確にわかりやすい内容で『君の名は』もそうですが「震災」がひとつのキーワードになってます。 内容が細田守監督のように思いました。 | ||||
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今作は実際の災害をテーマに、都会の超イケメンに脳みそをやられた田舎の少女が、地震を防ぐために日本全国を駆け巡る作品だ。 少しネタバレも含む。 映画も観た物語の感想ですが、15年ほど前に「雲の向こう」に出会い、それ以来新海作品の大ファンになったが、この作品は上映前から「星を追う子ども」と似た雰囲気を感じまたジブリやんのかなと気になっていました。 他の方たちも感想で書いてありますが、実際にあった重いテーマで作られた物語であるから東北民である私も思うところが多々ありながら、相変わらず美しいグラフィックと荘厳なサウンドが素晴らしかった。 今回は女性向けという事もあり主人公に感情移入はあまりできなかったが、一つだけ確かなことがある。 ダイジン可愛い過ぎだろ! そして可哀想過ぎだろ... | ||||
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先行上映鑑賞後に書きます。 効率よく楽しむなら先に全部よむのですが、すごく悩んで、悩んで、悩んで 小説は、我慢できず途中(半分くらい)まで読んでから先行上映に臨みました。 やはり先に結末を知りたくなかったからです。 結果、全部読まなくて正解だったと今は現在感じています。 これから小説で答え合わせをしようと思います。 小説も映画もこれから何回もリピートすると思いますが。 あの時の映画の描写には、こんな新海監督の表現したかった思いがあったのか。とか 考えながら小説を読むのが好きなので希望も込みで☆5です。 | ||||
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前作もそうでしたが小説がしっかり作品になっている(単に映画の活字化ではない)からお勧めです。劇場での鑑賞が楽しみです。 | ||||
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新海誠さん、アニメはもちろん、小説も面白いです。いつもアニメも小説も読みます。いつもは、アニメが、先で小説は後で読みますが、今回は映画が、来週封切りなので先に小説を読みました。アニメを見るのが楽しみです。 | ||||
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廃墟はなぜこれほど人の心を惹きつけるのだろうか。それは、かつて皆が信じていた、明るい未来が宙ぶらりんな形で保存されているからではないだろうか。でも、それならなぜ廃墟はどことなく不吉なのだろうか。それは、かつて信じていた未来、今も信じていたい未来が、すでに破綻していることを証明しているからではないだろうか。 かつて存在していた栄華、かつて信じていた理想、未来、、こういった美しかったものたちが、誰からも顧みられず、今日も静かに朽ちていくのだ。本来なら誰かがどこかできれいに見切りをつけ、更地に戻すべきなのである。が、心が決まらない。まだ明るい未来があるのだと、なんとなく信じていたい。だから成功の物語が破綻していることを直視せず、そのまま放っておいてしまう。日々の暮らしに没頭することで、見なかったことにしてしまう。廃墟は存在そのものが壊れてしまった明るい未来を象徴しているといえる。しかもいつまでも残っている。だから不吉なのだ。 もしもあなたの街に、鈴芽の街と同じように廃墟があったらどうだろうか。不吉なものが出てきそうな感じがしないだろうか。でも、もしもこれがあなたの街ではなく、あなたの心のなかに廃墟を抱えていたらどうだろうか。これはもっと不吉なことではないだろうか。なにせ、誰も自分の心から逃れることはできないのだから。そして、もしもあなたの心のなかに、もう破綻している美しい未来が存在しているとすれば、それは正しく心が廃墟になっているのだ。日本という国全体がそういう状態になりつつあるのだと、私は思う。 3.11を機に、いままでの延長線上の未来がありえないことをほとんどの日本人が悟ったのではないかと思う。「原子力、明るい未来のエネルギー」という強烈なアイロニーがまさに物語っている。いや、本当はもっと前、阪神大震災とオウム真理教事件のタイミングで、破綻の兆しは明確に見えていたはずなのだ。本当ならそこで高度経済成長モデルに見切りをつけ、高齢化と低成長に備えた社会にシフトすべきだった。でも、そうしなかった。未だに終身雇用だの専業主婦優遇だのの政策を改めることなく、70年代に夢見た未来をいまも信じたがっている。これが失われた30年の本質だ。この30年の間、日本全体が廃墟を心のなかに抱えたまま、廃墟が崩れるのを漫然と眺めていた。だからこそ廃墟ブームが起こったのだし、人の心の消えた寂しい場所に後戸が開くというメタファーに抗い難い魅力があるのだ。 実は後戸は、災いを閉じ込めておくためのドアではない。自分の外にある邪悪なものを、外の世界に押し出すものではないのだ。それとは逆に、後戸は自分の中にある廃墟にきちんと向き合い、整理することで未来に向けて旅立つためのドアなのだ。だからこそタイトルが「戸締まり」なのだし(普通、化け物を檻に押し込むことを戸締まりとは言わないですよね)、戸締まりができたから「いってきます」と言えるのだ。過去と向き合い決別することでしか未来へのドアは開けない。新海監督は日本中にそんなメッセージを届けたいのだと思う。 本書の後半5分の1くらいは滂沱の涙が流れ出てしまい、読み進むのに苦労した。小説は随分読んだが、こんなに涙が出たのは初めてではないだろうか。「人はかげろう」。確かにそのとおりなのだが、それは人間がいつ死ぬかなんて運次第というニヒリズムであってはならない。今日を生きることのできなかった人たちを思い、悼み、自分が犠牲者であったとしてもなんの不思議もないという存在の軽さにしっかり向き合い、それでもなお日々の暮らしを積み上げる。地味かもしれないが、未来はそんなふうにして作り上げられていく。鈴芽が大変な冒険を経てたどり着いた結論である。この結論に達することができたからこそ、鈴芽は新しいスタートを切ることができた。私たちも新しいスタートを切ろう。 まだ映画は見ていないが、この時代に日本人が見なければいけない大傑作になることは確実と思う。気づけば15年以上新海監督のファンをさせてもらっているので、私は過去からの作風の変化をリアルタイムで感じている。その変化とは、社会との関わり合いの深さである。従来は男女の間に閉じていた物語が、本作では一気に日本という社会全体に向けられた。日本という国とその未来に捧げられた祈りが本作であろう。国全体が冬の時代の到来を予感する中、本作が映画史に名を残す偉大な作品となることを確信している。 | ||||
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