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女たちの避難所
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女たちの避難所の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 21~25 2/2ページ
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地方はみんな窮屈とは思いませんが,昔からそうだった,皆そうしている,和を乱すな,というのが最優先される場所ってコワい。地方とは限りません。当時の「絆」の大合唱には違和感があった。たしかに柵と絆は表裏一体。垣谷さんが昭和の嫌な男を描くと笑えるほどリアル。いる。こういう人,いる。そして,そういうもんだと思って耐えてきた善良なおばあさん,おばさんが結局,助長させている。そういうもんだと思いこまされていた環境から,全力キックで出てくるのは勇気がいるのだろうな。逃げるが勝ちって時もある。東京でめでたしめでたしというより,主人公たちの,自分では何の切り札だとも思っていなかった能力が,たまたま評価される場所が東京だった,とも読めるのでは。東京特有のしんどさもちょっとだけど描かれているし。「百十三坪?」に受けました。あるある。 | ||||
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避難所という名の地獄。店頭でページをパラパラめくり、被災、避難した方のニーズが少しでもわかるのではと期待して買いました。災害はないほうが良いですが、小説や作家というフィルターを通して、言いにくいことを伝えてもらったら、この国の対応力や質が上がっていくかもしれません。行政からのお金が世帯主にしか渡らない問題、片付け等の男仕事は報酬が出るのに朝から晩まで無償で調理役をする女性達の話は、災害以外でも起きていることであり、リアルで考えさせられました。 | ||||
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3・11の地震について、忘れるつもりはないけれど、大きな被害に遭わずに済んだ者は、 そのとき得られた以上の情報を与えられることも、あまりない。 この小説で、避難所生活の辛さ−そうかもしれないと思うだけだった−を改めて知り、 辛さ故に明らかになった人間の本音の描写に感服し、そしてまた、辛さを乗り越える こともできる女性の強さをありがたいと思った。 | ||||
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東北の避難所において、顕著になった閉鎖的な男尊女卑の日本独特の文化。救いようのない状況から結局女性がつよく独立していく。問題提起は十分されている。すばらしい。最後の終わり方が安直すぎるという人もいるみたいだけど、主人公の彼女がひとりで解決できる問題じゃないと思う。問題提起をしたというところで、一歩を踏み出しているとおもう。とりあえず希望のある展開であることがいい。 | ||||
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避難所の現実、この本を読まなければ避難所の事など全く知らなかったし、知ろうともしなかったです。災害が起こるたびにこの本の内容を思い出し、関心を持ってニュースを聞いています。 | ||||
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