■スポンサードリンク
定年オヤジ改造計画
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
定年オヤジ改造計画の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.43pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
60歳でめでたく会社から解放され、悠々自適の日々を夢見ていた主人公は、妻にも娘にも疎まれ避けられ、結婚した息子も寄りつかず、孤独の悲哀を噛みしめる。だが、孫の保育園からの迎えを頼まれたことから徐々に自分を「改造」していく。 著者の執筆意図は分かるが、主人公のキャラクター設定がいささか古く、戯画化され過ぎ。刊行年からすると主人公は私と2~3歳しか違わないのに、こんな旧弊な男はいるか?! と思う。こういう性差別、性別役割分業剥き出しの発想を持つのは、私の親世代ぐらいではないのか。うーん、でももしかしたらまだ結構存在するのか?! あとストーリー展開とエンディングにも無理矢理感が。主人公が改心せずに野垂れ死にするということでもいいのにと思った。 それこそ高齢男性の集まる図書館で推薦図書にするといいかもしれない。 小説としては☆×3つだが啓蒙の書としてブラス1。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
家族のメンバーが、接触し、密に理解し合っていうような幻想を互いにもっているが、ある瞬間に「ハッ」とその幻想が崩れる時がある。それは、退職で顕著に表れる。よくある小説では、病気や何か不幸が起きて、家族がバラバラだったのがひとつになってハッピーエンドというのが多いと思う。 「退職」にその転換のスタートが始まったことで、定年した男性向けに読ませるのはいいかなぁ~とも思ったが、女性が読む本としては「避難所」「農ガール~」の感動はなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作品の娘と同年代ですが、自分の父親に「あんた」を連呼し、偉そうにものを言う様子は側から見て不快でした。 作品自体は面白いけれど、ここは全く共感できない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
定年を間近に控えた男性は読まない方が良いかも。死にたくなります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
定年後の主人公に対する家族の言葉や態度が辛辣で、ちょっとかわいそうになるくらい。そのくらいしないと伝わらない人が実際多いということなのかもしれない。 本筋と関係ないが、作中に登場する台湾出身者の台詞が漢字とカタカナ混じりで表記されている。「外国人」をそのように表現するやり方は、今どき珍しい、、というか残念。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自分が属する組織がなくなってからの時間。 これまでの時間を振り返りながら、家族との関係を見つめ直す。 時間はあるけど、自分自身を改革するのは、 自己否定、自己批判、なんか精神的にキツイ。 この書下ろしは、意識改革まで主人公が追い詰められていくので、 読んでいてしんどい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白く読める点では他の垣谷作品同様だが、如何せん主人公のオヤジの性格設定の無理が大きい。 ここまでワンマンで独善的な人間、落語家の桂ざこばさん以外に見たことない(勿論、ざこば さんは芸として演じているのだが)。しかもこのオヤジ、その偏った考えを堂々と家族の前で 開陳するのである。いくら何でもあり得ないことではないか。面白いがしらけるのが本当の ところ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「アンタ」と「父さん」の使い分けが発生するタイミングが分かり過ぎてw 臭いモンは臭いに決まってんじゃん。 鈍感な訳じゃなくて「俺関係ない」なんだよねえw 仕事だの付き合いだの全部信じてる女なんか、そら、いないさ。「分別」があるから言わないだけで 学習能力高いオヤジで良いなあ… 楽しく読みました | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!