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終の盟約
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終の盟約の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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これぞ理想!でもそうはいかない。 就活ノートに更に書き加える事が増えました。 | ||||
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尊厳死について考えさせられる一冊。テンポが良くて読みやすい。 映画『プラン75』では、貧困によって死を選ばざるを得ないシチュエーションであったが、こちらは特権としての尊厳死を描いており、個人的にはそのコントラストも興味深く読んだ。 | ||||
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楡周平作品の今までの知識力が、物語の中にちりばめられ、尊巌死というだれでも、興味を持たずにはいられないテーマのプロットに読み込ませる、著者さいこうけつさくでは・・・。 | ||||
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楡さんの本は、全て読みました。 これからの先に起きる事象が書かれています。 考えさせる作品です。 | ||||
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今こういう時だからこそ生きる、死ぬということについて考えさせられます。 楡周平さんの本はほんとに考えさせられることが多い。 私は安楽死については肯定派です。 近しい人が長年介護を続けてきた現実も見てきました。 死はみんなに平等に訪れる。 ならば最後は本人の意思に委ねられるべきではないかと思う。 | ||||
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現代医療の問題点に正面から向き合った一冊だった。 誰しも死に方は選べない中、近年では事前指示書によって延命治療を拒否するという選択肢が生まれた。 しかし、回復する見込みがないにも関わらず、本人の意思がどうであろうと、死を迎えるその時まで、生き続けなければならい状況に陥ることがあり、認知症はその最たるものだという話は本当に恐ろしいと思った。 介護する側はできることなら最期を迎えるまでと頑張る反面、介護される側は負担をかけたくないと考えてしまう。 また、患者本人が、こうなってまで生きたくはないと思っても、家族は一日でも長く生きて欲しいと願う。 介護する側とされる側に意識の乖離が起こるというのは、本当に難しい問題だと思った。 延命と介護、そして「終の盟約」の問題に絡めて、改正労働契約法の問題、老後の資金の問題などが描かれていて楽しめた。 現実問題としてお金がないと困るのは最もだが、文也の妻の昭恵の嫉妬深さと虚栄心、金への執着は凄まじく、読んでいて悲しくなった。 | ||||
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楡周平先生の本はここ数年読み漁ってますが、今回のこの本は自分の今までの生き方を否定されたレベルで衝撃を受けました。 人が生まれて死ぬまでは自身が決めることができませし、どんなに血反吐を舐めずり人の数倍努力し苦労しても思った成果を上げられない人生もありました。 極めて稀に成功者と呼ばれる人たちもいますが、その人たちが受ける終焉の為の恩恵とは? ほぼ全ての会社員は、できれば仕事で何かを成し遂げヒーローになり立派に家族に見守られながら大往生する姿が理想ですが、現実的にはそうはいきません。 前半は介護の怖さを思い知ることができます。そしてそれから持つものと持たざるものの格差を知ることができます。 そんな現実を辛辣に突きつける作品です。 私はもうすぐ50歳を迎える独身者ですが、私自身の生き方そのものを改めて考えてしまう小説でした。 昨年出版された同氏の「サリエルの命題」を先に読んでいると余計に人生について考えさせられる小説です。 | ||||
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