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梅安冬時雨: 仕掛人・藤枝梅安7
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梅安冬時雨: 仕掛人・藤枝梅安7の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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池波さんの作品はどれを読んでも面白い。 表現、比喩、文体は素晴らしく、先へ先へと一気に読むが、余韻が半端で無い。 梅安シリーズが完結しないうちに亡くなられた事がとても悔しいと思うほどです。 | ||||
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表紙は注文した品『梅安冬時雨―仕掛人・藤枝梅安』でしたが、中は『刀 十時半睡事件帖』白石一郎著でした。表紙と中身が違っていてびっくり、しばらく読んで主人公が一向に現れる気配がないのでよくよく見てみると中身が違った本でした。 | ||||
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止まらない面白さ | ||||
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あの梅安が家を建てようとする。そして、おもんとも別れようとする。何かを暗示しているようですね。 梅安の不幸な生い立ち。悪女に成り変わっていた自らの妹を手にかけた業。金ずくで人殺しを請け負う稼業の罪深さ……池波正太郎さんの梅安への思いがいつも以上に籠っているやに思われた本作は、池波先生の絶筆となった。展開と結末は読者の想像に任されている。そのことが寂しい…… | ||||
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父親用に購入しました。 ゆっくり読んでいるようです。 | ||||
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梅安シリーズだが、 この作品は、『絶筆』となっている。 梅安が、三浦十蔵と平尾要之助につけ狙われる。 三浦十蔵には、おしまが、いつのまにか。 彦次郎そして、小野十五郎が、梅安の家に。 梅安は、始めて自分の家を作る。 どのような展開になるだろう。 梅安余話 池波正太郎との対談だが、江戸時代の時代のとらえ方が面白い。 楽しみとは。男らしさとは。 人間としてできていて、我欲がない。 シシオキの豊かなオンナが、美人だった。 吉原の遊び方も風流だった。 | ||||
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消毒どころか放置されてたままの商品なのでしょうか。このショップでの購入は二度とありません。 | ||||
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梅安シリーズは期待通りの面白さ。初めは読み切り短編の様であったが、途中から梅安対白子屋の長編ものになった。著者の急逝による中断が誠に残念。 | ||||
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藤枝梅安については斎藤たかお氏の漫画で知りましたが小説があることを知って読んでみました。中古本ですがきれいにクリーニングされて不快感はなかったです。 | ||||
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これが最後ですか。全編にわたって終末というか幕引きの臭いが充満した作品との印象を強く受けました。と言いながらもいくつか先の展開と布石の跡があちこちに残るのもさすが人気作家池波正太郎の見事な手際です。 おもんは作品にはもはや当事者としては登場しません。後半では、おもんとの別れが示唆されています。それに代わり独特の存在感を持ち新しく登場してくるのが、おしまです。前巻にも登場していたおしまですが、この巻ではおしまは一線を超えることになります。おそらく「おしま」は著者の女性に対するアンビバレントな思いが具体化した人物のようで、著者の持つ女性の負のイメージを放射しながらも、ユニークな役回りを演じます。また梅安による家の建設も不思議な布石です。鍼治療の場でもあり仕掛け人の家でもあるという描写は将来の梅安の役割の変貌も予見しているようです。竹の市もユニークな人物で、もしかすると新たな話の展開の中で、新しい役回りが予定されていたのかもしれません。 梅安に仕掛を向ける二人の人物も描かれ方はのんびりとしたものです。新たに雇われた二人の動きはのんびりとしたもので、「平尾」に至っては、もはや仕掛け人としての役割を演じることが難しくなってしまうほどの低たらくぶりです。いくつかの仕掛けの現場も描かれますが、もはや仕掛のディテールは作品の主要な構成要素としての役割を放棄しているようです。 | ||||
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『この先は皆さんのご想像におまかせ…』というラストシーンの映画やテレビドラマがある。そういった映画やテレビドラマと違い、大きな不安を残したままこの藤枝梅安シリーズは終了する。 現在も連載中のさいとうプロのコミック版を愛読していた私は、この原作の緊張感と重々しさに驚き、そして圧倒された。 絶筆のため未完となってしまった事は非常に残念であり、しかしそれは、『金ずくで人を殺める仕掛人』には相応しい終わり方かもしれない。 果たして梅安と彦次郎に心休まる日が来たのかどうか? 二人がいつも笑って話しているように、ある日暗闇で人知れず殺されてしまった気がしてならない。 | ||||
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楽しんでいます、今度はどんな悪人を征伐するのかをいつも楽しみにしています。 | ||||
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読破、この巻で絶筆となった池波正太郎…今後の展開をどのように考えていたかに思いを馳せる(;o;) | ||||
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剣客商売や鬼平も読んだが、梅安のこの巻が池波正太郎の絶筆とは知りませんでした。 梅安シリーズのどの巻も梅安、彦次郎の自分の生き方、死に方をわきまえていて、読んでいて嫌みがなく「そうなんだろうな」と共感を覚えます。 | ||||
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あの世で描かれているであろうこの作品の続きを読ませて欲しい。 この作品は、主人公梅安が「因果応報」なのか「業」なのか「老い」なのか「潮時」なのか いずれにせよ終末を予感し始めたところで筆が絶えています。 それがどこに行き着くのかを最も楽しみに読み進んでいたのに、 行く末の予想もできないところで筆が絶えてしまったのが惜しくてなりません。 ポケットから願いを叶えてくれるハイテク道具を出してくれるネコ型ロボットがいたら 真っ先にこの作品の続きを読ませて欲しいものです。 仕方ないので、この続きは「老後」ならぬ「死後」の楽しみにとっておきたいと思います。 せめて、この作品をはじめ池波作品を多数放映していた某テレビ局の時代劇枠の復活もしくは再放送をして欲しいものです・・・。 | ||||
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絶筆にて未完。物語の先は読者によって異なるのだろう。 梅安シリーズは何を描いた作品だったのか。私はそこに『ままならないこと』、 或いは『人の世の不条理』を見る思いがする。善と悪とは紙一重。これは 作品の中で明示的に語られるけれども、その一方でもうひとつの不条理= ままならなさが胸に迫る。それは、本巻で凄腕の刺客がたまたま十五郎を たずねてきた剣聖に剣の道を絶たれる場面、前巻ではやはり凄腕の仕掛け人が 他人が既に試した方法と知らずに同じ轍を踏み苦もなく梅安の手にかかる場面など。 おしまの身の振りなどもそうだ。このことから、梅安も恐らくは結末までに思わぬ しくじりで命を落としていたのではなかろうかと思ってしまう。人生の悲哀にじわり と押し包まれる、大人の小説だった。 | ||||
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仕掛人、藤枝梅安シリーズですが、池波先生の逝去により途中で終わっている。池波正太郎ならではの言い回し、人間に対する深い洞察、読者をグッと引き込む展開、池波小説は最高のエンターテイメントだと思います。否、私には人生の指南書であると思っています。だから、未完であるのは、まったく、残念です。巻末に余話として佐藤隆介、編集者による池波氏のインタビューがあるが、そのインタビューからも面白い学ぶべき視点が数多く読み取れ、また、氏の性格の断面も見え興味深く、それもためになります。「人間は悪事をしながら善事もなす」、世は、人間は矛盾で成り立っている。人は生まれたときから、死に向かっているということだけは、はっきりとわかっている。など、池波氏の小説は世の真理を学ぶのに良い本だと私は思って愛読しています。 | ||||
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全体的にとても渋いこのシリーズ、大好きです。 さらに、飽きのこない怒涛のような展開は秀逸の一言。 非常に残念なことに未完で終わっていますが・・・。 しかし、一読の価値は間違いなくあります。是非おためしあれ。 | ||||
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おなじみ、殺し針を操る梅安の姿と、鍼医者として治療を行う梅安の相反する面を描いた江戸時代小説の最終話(40話から44話、その他を収録)。 盛り上がりが多く、最後まで飽きずに一気に読める。その展開の緊張も楽しい。 しかし最終話といっても、作者逝去によって未完成のまま迎えてしまったものであるので、それがとても惜しい。 楽しめるが続きが読めない。仕方がないのだが、ここで終わり?!という焦れが残ってしまうので星4つ。 | ||||
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