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濤の彼方: 妻は、くノ一 10
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濤の彼方: 妻は、くノ一 10の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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昨今の小説も歌謡曲も奇抜さとウケを狙っただけの軽い文体が氾濫しています。 その点著者の文章はすうーっと読め込める綺麗さを感じます。 これは60歳を過ぎて、再度司馬さんや海音寺さんを読み直していて感じていた何かなのです。 流石に亜米利加に渡ったのには驚きましたが...。 NHKのTVドラマではだいぶ内容が変わって残念でしたが、大切に録画して楽しみました。 | ||||
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結末をちゃんと読みたくて。 大変読みやすくわかりやすい口語体の文章で、場面がはっきり浮かびます。 物語だから、この終わりかたでいいと思いました。 登場人物みんな好きなお話です。 | ||||
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この小説は、購読を途中でやめてしまっていたので、今回結末を知ることができてよかったです。 | ||||
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BSのアンコールドラマを(2話まで)見て原作が読みたくなり、初めて時代小説を手に取りました。端的に書かれた会話文を中心に書かれているため非常に読みやすく、2週間くらいで最終巻までたどり着きました。もちろん読んでいる方は最終巻だと知っています。川村たちとの対決はどんな決着になるのだろう。彦馬との純愛は報われるのだろうか。どきどきしながら読み進めていっても、なかなか織江は現れません。そして、ラストの70ページ。ついに「くの一、雙星織江」が参上するのです。その後に刺客の浅井にはなった啖呵にも女心が感じられ痺れました。そこから、ラストまではこれまでの胸の痞えが一気におりる、大団円を迎えます。時代小説ならではのスカっとした読後感に大満足!今、続編の蛇の巻を読んでいます。初めての時代小説が風野さんで幸運でした。 あ、ドラマもオンデマンドで最終章まで見ました。小説を読んでいたので細かい部分もわかったし、瀧本美織さんの織江もかわいいので、これはこれで十分楽しめましたよ。 | ||||
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エンターテインメントと謎解きの要素が少し。どきどきさせて、最後まで飽きずに読めました。ありがとうございました。少し、家斉についても調べて見たくなりましたが、何と50年も将軍していたのですね。 | ||||
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とても良い状態で届きました。 注文から到着までスピーディーでした 対応も良く、梱包もしっかりしてよかったです。 | ||||
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1~9までは本で読んでいました、この内容が好きで読めて感動しました。 | ||||
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濤の彼方妻は、くノ一 10は、題名が気になり、1巻から全部読みました。 | ||||
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何かしら面白い。 時間がたつのを忘れさせる本です。 あっという間に10刊読み終えた。 | ||||
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盛り上がらない、二人の関係が見えない人間同士の心が浅い、タイトル負けしている、終わらせ方が乱暴の思う そろそろ心のつながりが表現されると思いながら終わってしまった | ||||
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先が読みたくなる展開の上に文章のテンポもよいため、1日1冊程度のペースで読み終わりました。時代物というよりは江戸末期を舞台にした純愛ラブストーリー。主役二人が直接からむシーンは最初と最後だけなんですが、互いを思う気持ちにほんわか。そこに松浦静山と『甲子夜話』という実在の人物とエッセイを持ち込んで話を膨らませています。なかなかうまい手法。最終巻の本巻はだれもが期待したハッピーエンド。ただし、エピローグは蛇足だと思う。その分がマイナス。 なお、このスピンアウト作品というか、松浦静山の娘である静湖姫が主人公として活躍するのが『姫は三十一』。こちらもおもしろいです。 | ||||
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あっという間に読んでしまいました。 ダウンロードがめんどうなくらいでした。何方かのレビューにもありましたが、Kindle 本版は5刊くらいにして欲しかった。 風野 真知雄ファンになりました。 | ||||
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今、テレビ放映されていますが嫌いです。何冊か求めましたが全く面白くない。 | ||||
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この本の存在を知ったのはTVドラマからです。一応キンドル版ですべて読みました。ちょうど入院もあり、ベッドのうえでで読んだというところです。山手樹一郎を読むのに似ているというレビューがあったので読んで見ました。山手樹一郎は若い頃はファンでした。今は71歳です。甲子夜話が芯になって構成されているようです。彦馬と織江やほかのメインキャストはどうしてもテレビドラマの配役の顔に見えてしまいました。しかし、最後まで一気に読むことがよきましたる抜け忍の行く先など面白い発想だと思いました。 | ||||
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ついに最終話。織江と四天王との対決、川村・鳥居との最終決着、そして 彦馬との待望の再会などがみどころ。このどれかひとつをとっても読み応え がありまるで映像が目の前に見えるようだ。個人的には松浦静山と彦馬の 織江をかぐや姫に例えたり二人の仲を七夕の織姫と牽牛に例えたやりとり に含蓄を感じた。十巻まで読み通した者として、満足のいく結末がついて 安心した。 | ||||
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「妻は、くノ一」シリーズの第10弾にして最終巻である。 ここまでのストーリーが一気にまとまり、読みごたえのある一冊だった。鳥居との対決あり、四天王との死闘あり、海外への夢の行方、そして二人の再会は…。 見せ場がたっぷりあり、満足できた。 エピローグが泣かせるね。 | ||||
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いつ夫妻が再会できるんだろう?!とやきもきする一方で、物語は時代の流れとともに移りゆき。 今作最終巻での再会シーン、思いっ切り感涙しました! 執筆当時、風野先生も涙腺うるませてらっしゃったんじゃないのかな、と勝手に想像してます。 『若さま同心』の時と同様、終わらないでくれー!という気持ちを汲んでくださってるからなんでしょう、しっかりと『後記』が掲載されてます。 海への想いを巻頭と巻末で描かれてますが、自分自身感じていることを代弁して頂いているようでした。そんなことも含め、あらためて『妻は、くノ一』に一区切りついてしまうのは本当に残念な感じです。。。 今作タイトル通り、『濤の彼方』にはまだまだ先が。風野先生の次の作品に期待をしています! | ||||
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待ちに待った「妻くノ」シリーズ最終巻。第9巻「国境の南」の最後に登場した四天王との闘いを軸に、西へ向かう彦馬たちの前に懐かしい人物たちも登場する。それなのに連続ドラマの最終回のような過去の名場面集の押しつけは全くない。話が最後の最後までどんどん新しく展開していく。そして各人がつけた決着も語られ、「ところであれはどうなったの」という思いが残らない。江戸時代後期を時代背景に、登場人物たち一人一人が生き生きと活躍したシリーズにふさわしい終わり方で大満足。 | ||||
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長く待った最終巻が出ました。くノ一の妻、織江と、天文を学び、海の彼方に憧れる平戸藩士の双星彦馬。 長く離ればなれになりながら、忍者の織江は陰から夫の動静を見守り、仕事を果たして彼のもとへ帰れるよう、戦ってきました。 くノ一といえば、山田風太郎の妖艶で可憐な美女たちがその代表のような気がしていましたが、風野真知雄の描く、織江やその母で「天守閣のくノ一」と呼ばれた雅江、好敵手浜路らは、自然体のりりしさを持ち、けなげでいじらしく、何ともいとおしい、新しいくノ一像でした。特に、織江と雅江の母娘のふんわりした絆のありかたは心に残ります。 全編の見所としては、「甲子夜話」の松浦静山公が全編にわたって、その大きく悠揚せまらざる人物像をあらわしています。 飄々とした彦馬、謎の(この物語で実は一番、強いかもしれない、私の大のお気に入りの)忍者、雁二郎、織江に恋慕しているお庭番川村、抜け忍織江を追ってくる四天王。この巻も、どの人物も風野流のあたたかくユーモラスな筆致でくるまれていて、忘れられません。クライマックスは幽霊船上での全員の秘術を尽くしての対決ですが、星空と海鳴りを背景に、そこにはどこか詩情が漂っています。 「このままで」と書いた七夕の短冊に「いつまでも」と書き添えて姿を消した織江を、ずっと待ちつづけた甲斐あって・・・ ラストはあえて明かせませんが、大きな歴史のうねりと日本の転換期を縫うように、ふたりの恋の行方が描かれ、広やかな天地に開けてゆく、風野流のエンディングが何も言えないほどの感動です。 | ||||
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