シャーロック・ホームズの建築

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シャーロック・ホームズの建築の評価:

4.20/5点 レビュー 10件。 B ランク

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平均点4.20pt

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全3件 1〜3 1/1ページ
No.3
(2pt)

建築の素人2人の力作(寸法が無い)

建築の素人が良くここまでお絵描きしたものだと思う。随分ホームズを読み込んだと思う。その点には敬意を表したい。
とはいえ、どの「スケッチ」にも肝心の縮尺が入っていない。それなりの誤差があったとしても無いのでは話にならない。なぜなら、寸法が分からないのでは建築を体感できない。ましてや、今の日本のいわゆるウサギ小屋とは文明度で大きく異なるビクトリア朝のお屋敷である。日本では想像できない大きさを想像して初めてホームズの居た空間の空気が感じられるのではないだろうか?
例えば、もし、大きなお屋敷の天井高さが茶室ばりの2100以下だったとしたら、全体の寸法もとても寸詰まりで小人の国に来たガリバーのように感じられ、トリックの意味も自ずと異なるであろう。ホームズにとって普通と思われる部屋の広さや天井高さはどの程度の範囲だったのか、それが我々のウサギ小屋とどれ程異なるのか?実は作品を体感するには間取りよりも寸法の方が重要なのではないだろうか?
もちろんお話の中の家なので、「スケッチ」は想像で描くしかない。素人にしては随分良くやったと思う。しかし、この「スケッチ」を描くには、モデルとされる家をはじめ、さまざまな資料を渉猟したはずだ。であれば、ある程度標準的な部屋の広さ、窓や扉の大きさ、天井の高さがわかるはずだ。例えば、暖炉が映っている写真が一枚あれば、暖炉の高さから天井高さは、ある程度は想像できるはずである。3300か3000かは分からなくとも、2400か、3000か、4000かは分かっておかしくない。
一般の出版社ならばともかく、建築に詳しい出版社から出ているということで辛口のコメントになった。イラストを描かれた方は建築関係者とお見受けするが、寸法のないお絵描きしかしない以上は素人とみなされても仕方ないということを付記する。
シャーロック・ホームズの建築 Amazon書評・レビュー: シャーロック・ホームズの建築より
4767829771
No.2
(3pt)

解説とエッセイ、これはこれで面白い

建築方面の興味から中古を入手。
建築書としては、ファサード中心の点数少なめの図版。
ウンチクやトリック・考察中心に内容は展開する。
ビクトリア朝末期以降の不潔なロンドンを縦横に探訪するのは、足元や頭上から降ってくるヘドロ状のモノや煤煙やメタンガス混じりの瘴気と付き合う事になると思うんだが、自室のアームチェアーで思案するだけならスマートに手間も掛からず良いのになとかやっぱり思うんだろうかね?
シャーロック・ホームズの建築 Amazon書評・レビュー: シャーロック・ホームズの建築より
4767829771
No.1
(3pt)

今までになかったシャーロキアン待望の一冊

シャーロックホームズの事件現場や、ワトソンらと住んでいたベイカー街221Bなどの建築物を建築家の著者の観点から解説する、今まででありそうでなかった一冊。
一度でもシャーロックホームズの物語を読んだり、この本を読んでシャーロックホームズの世界を深めていきたい人には新たな発見があるでしょう。
ヴィクトリア朝の英国建築についての解説もあるので当時の建築に興味がある方にもおすすめです。
シャーロック・ホームズの建築 Amazon書評・レビュー: シャーロック・ホームズの建築より
4767829771