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三屋清左衛門残日録
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三屋清左衛門残日録の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全86件 21~40 2/5ページ
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清左衛門と同じくらいの歳になって、はじめてわかる事がありました。いく先の糧となります。 | ||||
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普段読んだ事の無い分類の本ですので、たのしみです。 | ||||
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三屋家の隠居となった清左衛門の毎日を描いている藤沢作品のよい点は、登場人物の機微を丁寧に描いているところである。また、本人はつい忘れていることも周囲の人から当たり前のように教えられて思い出し、滑らかに展開していくところが実に楽しく愉快なのである。 | ||||
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派閥争い、嫉みなど現代社会と変わらない人間社会が面白い | ||||
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藩主の用人を務めていた清左衛門が隠居して、国元で暮らすことになった。 隠居所も建ててもらい、藩からは手厚く遇されているのだが、忙しかった身が 軽くなると、何ともなしに不安が募ってくる。 あれもしよう、これもしようと思っていても、それまでの生活とのギャップが 大きく、新しい生活のリズムがつかめない。 現代のわれわれの、定年後の生活と全く同じ悩みではないか? 若い頃のように道場に通い、釣りをし、ようよう慣れてきたところに、昔の 仲間との出会いがあり、今の藩政の問題が持ち込まれ、過去と現在の狭間を 行ったり来たり、清左衛門ものんびり、残された日々を数えながら隠居生活を しているわけにはいかなくなった、、。 隠居してボケてきたり、落魄して鬱々と日を送っていたり、かと思えば女を 囲っている者もいて、人さまざまなのはいつの時代も同じこと。 何だか身につまされてならない。 | ||||
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布団の中で、読み進めてみると寝ることも忘れるほど引き込まれました。 | ||||
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藤沢周平氏の本の中では評価が高いようで、面白かったです。けっこう最後まで引き込まれました。おすすめの本です。 | ||||
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藩主の代替わりに伴い、用人を辞し、隠居したものの、未だ元気は有る人物。とは言え、それなりに老いも実感しつつ、色々な出来事に関わっていく。短編の累積のように見えて、大きな流れで完結する手法は見事だし、一つの章の長さが程よい感じで疲れない。 | ||||
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中断しても続きのページからすぐに見れるので読み易いです。 | ||||
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派手なチャンバラシーンが無いのがとても良いです。 | ||||
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満足しています。 | ||||
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TVドラマを見て、原作を読みたくなり購入しました。 藤沢作品は好きで、結構購入してますが期待を裏切らない内容した。 | ||||
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楽しく読めました | ||||
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武家物と言っても、抜き差しならぬ決闘の物語りではなく、主君の側用人を辞して隠居した主人公を取り巻く物語り15編で構成されている。一話一話でまとまった話になっているが、勿論全体でも、藩主の跡継ぎを巡る争いという点で繋がっている。ストーリーの組み立てが自然で実にうまい。 決闘場面はなくとも、手に汗握る場面はある。又登場人物の人情の機微が鮮やかに描かれており、味わい深い物語りが多く、藤沢周平の作家としての円熟ぶりがうかがわれる。又周囲の自然描写がきめ細かに描かれるのが藤沢文学の大きな魅力である。晩年になっても藤澤の筆力は衰えていない。 藤沢周平の長編「蝉しぐれ」中編「麦屋町昼下がり」短編「たそがれ清平衛」などに劣らぬ傑作である。 1993年にNHKが主演仲代達矢でドラマ化しているが、脚色でかなり変更・省略されている。やはり原作を読むことは不可欠である。北大路欣也で映画化もされたがこちらは全くの駄作である。 | ||||
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現役で若くて颯爽としている反面、能力があればあるほど政争に巻き込まれそう… そういうストーリーとは一線を画した話でした。 用人を務めていたくらいなので、何かと頼まれてくることは多いですが、現役として 活躍できない寂しさをほのめかしながらも、かつての仲間たちとは一歩引いて付き合って いる清左衛門。 清々しさと寂しさが入り混じったようなお話ですが、相変わらず藤沢周平さんの文章は 美しいです。 | ||||
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面白かったです。定年後の人との付き合いと時間をゆっくりと過ごす良い本です。 | ||||
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読んで面白かった本について、父親と話す機会が増えてきた。 若かった頃は、こんな話をすることはなかったので、なんか嬉しい。 この本は、父が時代物の小説の中で 一番面白いと言っていたので、読んでみることにした。藤沢周平の本は、初めてだ。 章ごとに 一つのストーリーがあって、章を追うごとに それらのストーリーが繋がって、大きなストーリーになっていく様は、最近のドラマのような展開で、とても面白かった。 この小説の魅力は、主人公の目や心を通した描写がとても良いこと、いくつも起こる事件のプロセスが語られるものの 結果については あっさりと書いていることにあると思う。 こういう時代小説は、事件を中心に描かれていて 次はどうなるのか と読み進めて 主人公を忘れてしまう。でもこの小説は、主人公になった気持ちで読めて、いい心地がする。 | ||||
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藤沢周平氏の作品は、人の暖かさがあり、読後感が爽やか。 隠居後の、現実の現代の年金生活者には、中々こうはいかないが、姿勢だけは清左衛門のようでありたいと思う。 TVドラマでは、優香さんが意外(?・失礼・・)な好演で、良い嫁だった。ご本人が原作をよく読み込まれていたように感じた。北大路版「剣客商売」の三冬様とは酷い差だ。個人的意見です。 時代小説に関し、平岩女史は支離滅裂になってしまったし(一体、どうしたのだろう??・・)、周平氏、池波氏、遼太郎師亡き後、これからは未読の周平氏作品をチョコチョコと読んでいこうかと思う。 | ||||
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なかなかの読み応えのある小説でした。平凡な生活の中から様々な人間模様が垣間見られ江戸時代の遠くて近い人々のドラマが印象的でした! | ||||
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読み終えて、定年を迎えた友人に謹呈しました。清左衞門の生き方に感じるところが逢ったようで喜んでいます。 | ||||
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