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みかんとひよどり
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みかんとひよどりの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全36件 1~20 1/2ページ
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坂木司氏の解説をさらに一枚めくったおまけ ほんとその通りです!! | ||||
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久しぶりにおもしろく後味の良い作品を読みました。続編希望です。 | ||||
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ジビエ料理は食べたこと無いので興味ありますがその前には大変な処理と手間が掛かってるんですね | ||||
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全くあらすじ読まずにスタートしたので、思ったより真面目というか美味しそう、だけで終わらないストーリーだった。 久しぶりに読んで良かった、印象的な本に出逢ったなと。(最近軽い系しか読んでなかったので) | ||||
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いつぶり?というレベルで小説を買って読みました。サンプルを読んで心惹かれ、数日経って続きがどうしても気になり電子で買いました。大好きです。ぜひ続編が読みたいです。お願いします…! | ||||
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生前の姿を思いながら、命を頂く。 命を噛み締めながら自分の血肉になってもらってるって事を改めて思い知らされました。 | ||||
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本書は、近藤史恵が贈る心温まる物語。 自然の風景や日常の中に潜む小さな奇跡を描き出す彼女の筆致は、読者に深い感動と共感を与える。 本書は、都会の喧騒から離れた田舎町を舞台に、さまざまな登場人物の心の機微を丁寧に描写している。 特に印象的なのは、主人公たちが日常生活の中でふと立ち止まり、自然や周囲の人々と心を通わせる瞬間。 みかんの香りやひよどりのさえずりといった、五感を刺激する描写は、読者を物語の世界に引き込む。 著者の文体はシンプルでありながらも力強く、読後に残る余韻が心地よい。 彼女が描くキャラクターたちは、一見普通の人々だが、その内面には深い思いや葛藤が秘められており、読者は彼らに感情移入せずにはいられない。 特に、日常の小さな出来事がどれほど大切かを改めて感じさせてくれる点が、この作品の魅力。 本書は、忙しい現代社会に生きる私たちに、立ち止まって周りを見渡すことの大切さを教えてくれる一冊。 著者の描く穏やかな世界に浸り、心のリフレッシュをしたい人にぜひお勧めしたい作品。 | ||||
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何も知らない素人目線に立って、フランス料理やジビエを簡潔に説明してくれているので、勉強になった気がします。サスペンス部分は色々と雑で、スッキリしない消化具合。キャラ同士の関係性含め、もう少し自然な感じで組み立ててほしかったです。 | ||||
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クマ、イノシシ、シカ、キョンなどに対する向き合い方にジビエとして食すというのが一つの答えなのでしょう。まだそこに至るまで解決しなければ行けないこともあることもこの本から学べました。ストーリーとしても楽しく良書です。 | ||||
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おもしろくて、骨太な面もあり、考えさせられることもいろいろありました。ただ、ビスロト・パ・マルのシリーズのように家で作ってみたいとか、あっ、これ食べたことある!というような料理に関しての共感をそそる部分がやや少なかったのが残念でした。ジビエは好きですが、外でいただくもので家で料理をしようと思わない(する技術がない)ので、ワクワク感がほかの作品に比べて薄いと感じました。時間を置いて読み返してみたいと思います。 | ||||
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ジビエが小説の素材になることが面白い。 小説自体も面白い。 解説が坂木司さんなのもわかる。 なんか、風合いが似ているような気がする。 | ||||
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久しぶりに近藤さんの本。美味しそうなものが沢山。関西の地名から色々場所を想定。 仕事としての料理、趣味としての料理、その中でもジビエの位置。 なかなかどうして、オーナーのキャラをはじめ、皆さん特技も個性も豊か。 相手を恨みに思って行動する面々のカルト的な側面にうんざりしながらも、 理性的に対応する猟師キャラににんまり。 さて、ジビエを手頃に食べる贅沢は叶いそうにないけれど、文庫で読むささやかな幸せなら楽勝だ。 読後爽やか、この続きはどうなるのか、二人のその後を知りたい。 | ||||
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ほのぼのしました。 いま、僕たちは何を食べてどう生きていくのか、、 世の中にはなぜこれが当たり前で、これが当たり前ではないのか。色々と考えさせられる物語で一気に読んでしまいました。 | ||||
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生と死、自然と人間、成功した人とくすぶっている人、犬への愛情、いろいろなテーマが合わさって物語が構成されています。ストーリーも展開が早く、後半三分の一以降はミステリー調となるので飽きずに読めます。 ただ、テーマが多いせいかあまり深掘りされておらず、舞台となった京都の雰囲気も感じられません。 このため、物足りないと思う人もいるかと思います。 | ||||
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読みやすい文章でサラッと読めます、が、内容は深いです。 食べる事とは、生きる事とはどういう事なのかを考えさせます。 美味しそうな料理の数々も魅力的です。 2011年の原発事故以来近隣の山の物は熊も野草も食べなくなりました。。 猪も熊も土地の食べ方で美味しく食べられますが潮野シェフに料理してもらって食べたい! | ||||
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ジビエはこの頃よくレストランのメニューにも載ってます。フィンランドに行った時にトナカイの煮込みを出されて最初は獣の匂いに手が出なかったのだけれども少し冷めて匂いが気にならなくなって頂いた時の美味しさを思い出しました。殺した命はやはり焼却処理ではなく手作業が大変ながらも料理として頂きたいものです。興味深く読みました。 | ||||
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ストーリーとして面白かった。 人間は、他の生き物の命をいただいているということを思い出させてくれました。 | ||||
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近藤お得意のグルメ系ミステリ、と思いきや、ミステリかどうかというと微妙な小説です。 帯紙にも「美味しい料理ミステリー!」などと書いてあるが、これミステリーなのかなあ、という感じです。 メインの登場人物は、ジビエ料理にこだわりのあるフレンチの若手シェフと、山裾の小屋に住んで猟師を営んでいる不愛想な男。目次を見ると、ヤマシギのローストだの、若猪のタルトだの、食べたことないけどどうやら旨そうな話に読む前からパブロフ並みによだれが出る。 実際読み進めていくと、(一度も食べたことはないけれど)これでもかという感じの旨そうな描写におなかが鳴ってたまらない。 作中でも触れられているが、結局ジビエは食材が入手できるかどうかが肝になっているわけなので、日本の中途半端な街中では気軽に試すわけにはいかない。勝手に想像を膨らませつつ、どうしても食べたければ都内なのか地方都市がよいのか、その手の店を自分から探しに行かなければということなんでしょう。 さて本書のミステリ的な要素というと、猟師をやっている大高氏の謎めいた過去、というところだろうか。これがまた、人が食べて生きていく因縁というか、昨今の正義押し売りエコーチェンバーというか、うーんと唸らされる重さ。 このテーマを単なる美味しいお話にしてしまわないところが、さすが近藤の力量なんだと思いますね。偉そうに比べるべきではないのかもしれないけれど、個人的には西村京太郎の初期作品は自分は大好きで、もうその域を越えつつあるような、そんな気もする。 シリーズものに限らず、次作も楽しみ。 | ||||
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作者の文体の軽やかさというか、物語の流れを重視した澱みのなさは、さすがとしか言いようがない。ハラハラドキドキで、ページを捲る指が止まらない、というわけではない。淡々と物語が進んでいくのと同様に、ついついさらっと読み進めることができる。中には、専門的な言葉も出てくるが、読む妨げにはならない。と言うより、ますます興味がそそられる。 帯には「美味しい料理ミステリー」とあるが、ミステリーと言うには無理がある。美味しい料理とともに、私たちが普段気付きもしていない、現代社会の問題を大上段に構えるのではなく、さりげなく考えさせてくれる、良質なエンターテイメント小説だと言っていい。 私自身、フランス料理にも、ジビエにも、狩猟を行っている人たちの生活にも、野生動物の被害にも、殺処分される動物たちの命にも、関係ない世界で過ごしていて、全く知ることがなかった。それが、この作品をきっかけに、無関心ではいられないという気持ちになった。 作者は本当に動物の命を慈しんでいるのだろう。言葉のここそこにそうした気持ちが感じられる。また、彩りを添えている、2匹の犬の存在感も大きい。それぞれに独特の個性を持ち、人間さながらに感情を表してくる様子には、愛おしささえ感じる。 | ||||
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これは、移動して、留まって、枝分かれして、Uターンして、選択して、生きる場所を探してきた人類と人類の出会いのお話だ!と思って、勝手に胸がいっぱいになってます。 あと潮田はアイヌの子孫かも、とか、大高にとっての○○は潮田にとってのジビエみたいなものだったのかな、とか、友人が危険な目に遭ったら黙ってないぜ、とか、読み終わった人と語りたい気持ちです。 こんなお話が読めて幸せだ〜。 | ||||
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