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硝子の塔の殺人



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【この小説が収録されている参考書籍】
硝子の塔の殺人
硝子の塔の殺人 (実業之日本社文庫)

硝子の塔の殺人の評価: 3.57/5点 レビュー 204件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.57pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全109件 61~80 4/6ページ
No.49:
(5pt)

このトリックが衝撃的

知念氏の作品を何冊も読んでいますが、このミステリーに出会えたことに感謝します。過去のミステリーの巨匠たち、島田荘司、綾辻行人や、自身の作品を作中で絶賛し、本作品の密室殺人のトリックのハードルをかなり上げてます。犯人が判明した後からの、どんでん返しも驚愕。島田荘司氏の占星術殺人事件以来の衝撃でした。
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No.48:
(5pt)

ノンストップで進行する事件。複雑な構造。

吹雪の中の山荘タイプのクローズドサークル物。事件に巻き込まれた者の中に探偵がいて、事件を解決する様は、“いかにも”という展開だが、そこは単純ではなかった。登場人物の思惑が絡み合い、そして事件が発生・成立し、名探偵が事件を解決する。最初は倒叙かと思っていたので、名探偵がどのように事件を解決するのかだけに着目していたが、もっと複雑な仕掛けがあった。ネタバレなしで書くのが難しいが、ありそうでないパターンの事件だった。普通に読んでいると「そこが伏線だったのか」と後で気づかされる。続編があっても良いし、映画化しても面白い作品だと思う。
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No.47:
(5pt)

物語の総てを疑ってかからないと謎は解けない

●開巻直後に驚かされる。本書は倒叙ミステリか?いやそんな単純なストーリーな訳ないと読み進め
ると、次々に起きる連続殺人事件。高速回転する論理的思考に追いつけずアップアップする。しかも
終盤の100ページは疾走感あふれる別次元の展開で、ただただ追いすがるのみ。灰色の脳細胞の限界
だった。SFのセンス・オブ・ワンダーも良いが、本格ミステリの知的興奮もいいなー。本文の中で何
度も紹介されていた「十角館の殺人」、是非読んでみたい。
(蛇足)
一癖も二癖もある登場人物やテンポの速い展開、難解な暗号。それに最大の特徴である円錐型硝子の
塔など、映画化にはうってつけの作品です。特に主役の一人である月夜には「私、失敗しないので」
で有名な女優がはまり役に思えるのですが・・・。
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No.46:
(5pt)

異次元のどんでん返し!

2021年のミステリーベストテン。最初は・・というか、500頁のうち400頁まではよくある「嵐(雪)の中の山荘」もの。これがベストテンなのかなぁ、といぶかしく感じつつ読み進めると、最後にかなりのどんでん返しが。

 ミステリーの秀作でどんでん返しって、実はそう珍しくもないのだが、本作のはかなり質が違う。へえー、そう来たかという感じ。これは誰も思いつかないのでは? 最後に島田荘司さんによる好意的な評が掲載されているが、その内容が本作の全ての価値を表している。

 著者の知念さんはSNSなどでも積極的に発言されているのですが(でもって、たまにトラブル)、ただでさえ医者という本業をお持ちの方。どうか不毛なSNSなんて止めて、ミステリーの執筆により専念して下さい!
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No.45:
(5pt)

二転三転!真犯人は??

二転三転する展開はおもしろかった。
ただ、神津島さん作のトリックや動機は、やや不完全燃焼。
最終的に先生はよかったね。
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No.44:
(4pt)

新本格マニアによる新本格マニアの為のそこそこ面白い同人誌

如何にも何か仕掛けが有りそうな特殊な建物の中に集められた、如何にも何か起こしそうなプロフィールの胡散臭い登場人物達
当然、やがて如何にも何処かで読んだような事件が起こる
中盤から終盤にかけての幾つかの展開やフェイクも、面白いが何処かで読んだような既視感は否めなかった
ミステリマニアな登場人物達により、途中次々と関連する古典名作や新本格作品のタイトルや登場人物名が何の説明も無しに唐突にこれでもかと出てくるところが、小説としては頂けない
前置きなく唐突に名前を出されてもそれがどんなトリックを使ったどんな作品か、どんな役割の登場人物なのか、新本格マニアでなく主な古典名作ミステリも知らない一般読者にとっては、甚だ不親切で訳が分からないだろうなと感じた
度々入るマニア蘊蓄で肝心のトリックや粗筋に感情移入できず、最後まで下手な新本格マニアの同人誌を読ませられているような気になってしまった
そんなマニアの蘊蓄は別途レビューでやれば良いのではないか
キャラクター造形もあまり好きにはなれなかったが、同じく新本格を片っ端から貪り読んだ者としては作者の新本格愛は分かるし、如何にも新本格に有りがちな舞台設定と、対する終盤のアンチテーゼ展開は良かったので、おまけで3.5点くらい
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No.43:
(5pt)

素早い対応

早々に対応して頂き商品も綺麗でした。
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No.42:
(5pt)

同作者の傷跡のメッセージとか

天久シリーズと同じ系統。
祈りのカルテとか死神シリーズ系の泣かせる方面ではない。
推理に重きが置かれた作品
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No.41:
(4pt)

ミステリー好きにはたまらない

シリーズ化してほしいくらい、登場人物が魅力的。 
著者からの挑戦状には敗北しました。
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No.40:
(4pt)

最後の展開が面白かった!

作者も知らないて再生して聞きました。とても興味がもてる内容でした。聞いていくほどに想像がふくらみ、それまで読まないとと思っていた書籍も聴くことでいいのではと思えるようになりました。いタブレットとスマホを連動して、再生するように設定しているので、どちらでも継続して再生できるのがとても便利でした。
ナレーションも聴きやすく、本当に楽しめる内容でした。ありえない想定ではありますが、なかなか面白かったです。昔の推理小説などを知っているほうが面白いと思います。日本の作家はあまり知らないので、わからない部分もありましたが、それ以外はとても楽しめました。
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No.39:
(5pt)

本格物の最高峰の一作

見事としか言いようがない。
クローズドサークル、不思議な豪華屋敷、名探偵・刑事を始めとする集められたミステリ関係者…そして密室殺人、暗号、ダイイング・メッセージ、読者への挑戦状…。
まさに本格もの足りえるストーリー展開にガジェットの数々。さらにミステリ史を振り返りながら実に多くの傑作に言及していてそれすら楽しめる。
二転三転する展開も含めて全く文句のつけようのない傑作。いずれまた読めば、気づかなかった伏線に気づきそうで楽しみ。
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No.38:
(4pt)

一点だけ、難があるとすれば

月夜が一条を眠らせるために使ったとされる、リスパダール液。無味無臭と書かれているが、実際は強烈な苦味があって、水に混ぜるとすぐにばれる。作者は医者のはずだが。使ったことがなければ知らなくてもおかしくはないが、医者だけに残念。
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No.37:
(5pt)

おもしろかった

話の展開が2転どころか3転換してすごい話だったし、最後の終わり方も良かった。物語という感じで続編をみたくなる。
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No.36:
(5pt)

気持ちが満たされています

ネタバレにはしたくないので簡単に伝えたいです

ミステリーでしたが最後はとても爽やかさを感じました

読んで良かったです
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No.35:
(5pt)

これは面白い

まあトリックについてとかワイダニットについてとか色々言いたい気持ちはわかるよ、でもこの読みやすさと本格ミステリにあるまじき爽やかとも言える読後感、オマージュをふんだんに盛り込んだ作者の手のひらで二転三転転がされる楽しさって、このジャンルにおける確実な新しい風って感じじゃん。島田荘司と綾辻行人が帯を書かざるを得なかったのは、読み終わったらわかるよ。
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No.34:
(4pt)

賛否両論も納得の傑作(?)

ミステリ好きであればあるほど傑作と言いたくなるんじゃないかな?逆をいえばミステリがそれほど好きでなはない一般の読者にとっては駄作と捉えられる危険性は孕んでいる作品です。 
んが!少なくとも自分は過去の歴史的名作と言われるミステリ小説に匹敵する傑作だと思っています!
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No.33:
(4pt)

面白かった!

久しぶりに本格推理小説を読みました。18歳?くらいの時に十角館の殺人を読んで衝撃を受けてから、かなりの数のクローズドサークルものを読みましたが、最近は歴史小説ばかりでした。怪しい建物、怪しい登場人物、密室殺人、名探偵による真相究明…そしてその更に奥にある真実。クローズドサークルファンにとってはとても楽しめました。また名探偵と助手とのちょっと変わった形の関係も良く、切なさの残るラストもとても良かったと思います。
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No.32:
(5pt)

久々にスカッとミステリーでした

最初、なんだこの薄っぺらい感じ。と思いながら読んでいきました。プロローグに繋がった瞬間も、あー、はいはい、だったし、なんかトリックもダサいし見え見えな伏線だし何がそんなに高評価なん。と思いながら読みました。ら。ラストまじで気持ちよく楽しめました!どんでん返しを謳うミステリーが多すぎて、慣れっこになってましたがこちらは本当に久しぶりに楽しいミステリーでした!
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No.31:
(4pt)

良い展開

最初は長過ぎる導入のように思いましたが、終わりは早く展開しました。
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No.30:
(5pt)

館シリーズのエッセンスを詰め込みそれらを超越して度肝を抜いた傑作

とにかく面白かった。そして、終盤は謎解きからの大どんでん返し!!
ミステリーファン必読の一冊かと思います。
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