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忘れえぬ魔女の物語
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忘れえぬ魔女の物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全46件 21~40 2/3ページ
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少しの変化はあるものの基本的に繰り返される毎日を 過ごす、心が徐々に壊れつつある少女の前に現れた 少女との、心の交流を描いた甘酸っぱくて、ささやかな淫靡を 感じさせる作品ですね。 後、作者はジョジョが好きなのかな? | ||||
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シュタインズゲートなどでおなじみのタイムリープものですが、そこに百合要素を加えることで切なさが倍増した佳作です。 主人公の綾香は1日を平均で5回繰り返してしまうというタイムリープ体質。まだ15歳なのに単純計算で75年もの年月を生きていることになります。繰り返しによって磨耗した感情は、母親から「魔女」と呼ばれるまでに。そんな彼女を受け入れる未散をとある悲劇から救うために、綾香は膨大な回数のタイムリープを繰り返す、というタイムリープものによくある展開なのですが、ここに淡い恋心が加わることでグッ来ます。特に百合好きな方には必見。 続刊も出ることが決まったそうなので、コミックス化・アニメ化もあるかもしれません。 | ||||
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まず著者は、本作がデビュー作となる方で、公募新人文学賞においては大賞を逃したものの、金賞を得ており、既に 続巻 も決定しているので、近々コミカライズされるかもしれません。 作品の世界観については、現代女子高生による 百合モノ との認知で支障ありませんが、同年文学賞における もう一つの金賞受賞作 同様に、一種の タイムリープ要素 が加味され、それがヒロインを魔女と称する由縁にもなっています。 ただ、その能力描写はアドベンチャーゲームを連想させる「選択式」システムの中から、1つを選んで1章進めた処までを綴る定型的書式に纏められており、各章には「ルートA」や「B」等と記号的な段落命名が施され、二次元脳な方には読み易さがありそうです。 実際に読み進めてみると「世界救済!」みたいな大それた目的は無く、上述「百合」志向に沿って、ささやかな私利私欲の為に孤軍奮闘する感じで、概ね「3歩進んで2歩下がる」展開です。 家族や周囲との確執等の重苦しい描写や、喜怒哀楽の全てを繰り返してしまうシリアス要素も当然描かれますが、百合展開の中にはコミカル要素も織り交ぜられており、波の浮き沈みで読者を楽しませる配慮は強いです。 見所としては、表紙に描かれている2人のヒロインにある落差で、魔女は上述能力設定により「一歩引いた」冷めたキャラと言えますが、相方ヒロインは「将来は魔法使いになる!」と意気込む快活少女で、色々と振り回される感があります。 一方、イラストは デジタル作画&彩色 を駆使されてる、若手イラストレーターが担われ、どちらかと言えば精細描写よりも、全体的な演出に拘られる方の様で、巻頭カラーイラストにおいては細かい描き込みはせず、背景演出で作中雰囲気を誇張し、モノクロ挿絵においてはコミックの様な「コマ割り&書き文字&記号的背景」も併用されており、上述コミカライズ時には作画を担当される可能性もありそうです。 総じて、失敗の多い御都合主義なSF要素で、百合願望まっしぐらな作品と言え、かなり予定調和感が見え隠れしているので、アドベンチャーゲーム調作風でありながら、ミステリー感触はサッパリ無い感じですが、概ね表紙買いされる読者層においては、満足度は低くないと言えますので、☆×4とします。 | ||||
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ありがちなタイムリープと思いきや、 読んでみるとこの作品ならではの味がしっかりとありました。 キャラのかけあいや個性の付け方も魅力的で何度も読み返したくなります。 挿絵も綺麗なので情景が良く頭に入ってきました。 話も綺麗にまとまってて読んでよかったです。 | ||||
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正直、大人が読むと、どこかで読んだことがあるような「タイムループ系の王道設定」です。 内容的にも、とてもピュアで、シンプルな話。 でも、こういう本をまだあまり読んだことがない、ちょっとおませな小中学生には向いているかなと。 少なくとも、うちの小学4年生の娘はおもしろいと言っていました。 うちの娘、小学生なのに、プチ恋愛モノ、青春モノが好きなんですよね。。。。。 そういう子供は、楽しいんだろうなと思います。 | ||||
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新しい感覚のノベルですね。 いろいろと展開が膨らみながら、中心に向かっていきます。 優しいですね。 | ||||
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高校で出会った女子たちが、明日を迎えるためにあがくお話です。 こういうと青春ものっぽいが実際はファンタジーで、主人公の一人は同じ日を何度か繰り返してその中から選択された一日の続きを生きるという毎日を高校生になるまで過ごしてきたと自覚している目立たない女子高校生で、もう一人は将来自分が魔女になると信じている人気者の女子高校生となっている。 結末の方まで来ると10年くらい前のアニメのストーリーを思い出さずにはいられないが、今やるなら新しい要素もあるのかもしれない。数年前にヒットした映画にもそういった要素はあったので、20年以上前のセカイ系が再構成されているという事なのかもしれない。 | ||||
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一部の百合クラスタにはかなり突き刺さる話だと思う ちょっと変わったタイムリープものとなっている。SF(辻村深月的にすこし不思議で)要素あり。 主人公の相沢綾香には、一日が複数回訪れる。繰り返す日々の中、過去として採用されるのはそのうち一日。しかも、本人には選べない。 この設定は初めて読んだ。その一日は毎回違う。些細なことや、はたまた大きく違ったり。なので、ある一日Aでは人物〇と会話したが、ある一日Bでは会話していないので、過去に採用されたのがどの日であるかを正確に読み取って振舞わないと齟齬が発生する。そのために苦い失敗から両親と疎遠となり、かつ、実際に流れる時間と経験する時間では差異があるため精神的に老成した主人公にようやくできた友達。 彼女との日々、そして親族では唯一彼女を気に掛ける従姉との日々がつづられる。 視点は、主人公である綾香。 彼女は自分を精神的に老人だと主張し、疲れ切り、物事を達観しているようにふるまうが、しかしどこか幼い。 彼女と、友人、従姉との関係。はじめからうまく世界に入っていけると、過去として採用されるかわからない一日の出来事、刹那的なそれが胸に染み入る。 なんというか……箱庭の中の二人だなと。二人の空気がたまらなくはまる人がいるだろう。 あまり書きすぎるとネタバレ一直線になるので控えるが、面白かった。少し不思議な世界と登場人物たちの関係を楽しむ向きが強い。 読み終えてから、この作者さんはTwitterアカウントを持ってそうだなと思って名前で引いたらヒット。二巻が四月に出ることがすでに決まっているという。 この内容に続きが出るのか!?という意外さもあり、どんな物語だろうかと今から二巻を楽しみにしている。 | ||||
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主人公の綾香は同じ日を何度も過ごし、そして新しい一日が始まるというタイムループの捕らわれ人。 なまじ記憶力がいいから、精神が老成してしまい、諦めの中で生きていた。 そんなある日、綾香の前に美散という自分は魔女だと自称する不思議な女の子が現れてという内容。 正直、ストーリーにやや粗やご都合主義が目立ちます。 しかし、繊細かつ柔らかな文体が心地よく、吉屋信子でいう「エス」の関係なふたりの絆が微笑ましく、いとおしくなります。 SFというよりは淡くも美しいガーリー小説を読んでいる気分になりました。 続きを期待して星4つ。 | ||||
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話の設定も面白いですす、ストーリー展開も秀逸。 あっという間に惹きこまれてしまいました。 登場人物も繊細で魅力ですし。表現力も豊かだと思います。 イラストもこの本にぴったりだと思いますし、巻中のイラストでは想像力を刺激される感じですね。 読後感もよいですし、いい時間を過ごすことができました。 コロナ禍での読書にぴったりだと思います・・・。 | ||||
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■気になる点■ ●ループものの定番の見せ場、同じ時の中で失敗を何度も繰り返す「時間の牢獄」とも言える場面。 その中で衰弱していく主人公。さあ、この難局をどう乗り切る? と期待していたら、デウスエクスマキナ降臨、ドラえもん的な便利キャラが何とかしてくれる、という展開。 「は? ご都合主義すぎる」と読者の私が思った直後、作中の主人公がセリフで「何それ……ご都合主義すぎるわ」と発言。 主人公を「読者の代弁者」にして良いのは、こういう場面ではないはずだ。 そう言えば、80年代~90年代にかけてギャグ漫画でつまらないネタをやった際にコマの外に「つまんねーギャグ」みたいな文を書いて漫画家がセルフツッコミを入れるのが流行った時期があった。うすらみっともない、と嘲笑されて消えた文化だが、本作の上記の場面にはその遺伝子を感じた。 この作者も、「ご都合主義」のセルフツッコミを入れることで、ちっぽけなプライドを守りたかったのだろうか。シリアス作品で、こういうことをされると非常に冷める。やめてほしい。 ●主人公が、補助者の協力を得て「失敗を繰り返す、時間の牢獄」に結果的に飛び込むことになるシーンについて。 読者視点では「補助者との打ち合わせ」が、全然終わっていないのに、主人公がいきなり「自分の肉体に対してグロいこと」をやり初めて、自ら「打ち合わせが出来ない状態」に陥る。 「補助者から情報をしっかり聞き出していないのに、何を勝手に始めているの、この人は? 頭おかしいの?」というのが正直な感想。明らかに必要なシーンが足りていない。完全に読者が置いてけぼりである。 このシーンに限らず、この作者は「自分の脳内で描いているシーン」と「読者に提示した情報」に時々、差が出ているように思う。 また、キャラが作品世界で自然に動いている感じではなくて、作者が描きたい「悲劇・ピンチ」に向かってキャラを走らせているように見受けられるシーンが多い。作者がキャラを操る「糸」が、残念なことに観客席から丸見えなのだ。シナリオの都合にキャラの心が引きずられている。 ●唐突に誰の発言か分からないセリフ(口調の個性が弱い)が単体で書かれ、数行読み進めると発言者を特定できる、という表現方法が、しばしば用いられている。私は脳内で状況を映像化しながら読み進めているタイプだが、そのせいで映像が時々止まってしまい、テンポが悪い。変化球は「ここぞ!」という時に理由があって使うものであって、意味もなく乱用すれば文章のクオリティが下がるだけである。基本が大切。 ●イラスト担当の「かも仮面」氏の作風について。 「どうやったらキャラの背景を描き込まずに、楽して埋められるか一生懸命考えました!」的な印象の白黒イラストが多数。カラーページと白黒ページのクオリティの差が激しい。 「キャラの背景が、『窓枠の一部のボンヤリしたシルエット』ならパースをとらずに済むよね!」とか、そういう描き手の無言の強い思いが伝わってくるイラストの数々。この人、恥ずかしくないのかな? 手抜き仕事を見せられているとイライラしてくる。後継作品では是非、手抜き仕事をしない別のイラストレーターに変えて欲しい。 なお、124ページの「主人公が優花ビンタしているイラスト」が作画ミス。優花の頬を右手で打ったのに、優花の頬に付いてる跡は左手の形である。イラストについては星の数に反映していない。 ■良い点■ ●比喩のセンスが良い。時々、言葉をこねくり回しすぎている傾向があるものの、状況を端的に表現した例えの使いこなしが巧みであった。 | ||||
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イラスト自体は京アニを彷彿させる。個人的にはイラスト自体が気になりジャケ買いできるレベルwとても純粋な少女たちの物語?いわゆる繰り返し系の物語でその中でも少しづつ時間は経過し、少女たちは少しづつ想いを近づけていく。読んでからw百合なんかと思いったがそんなに重くないので個人的には好きですw | ||||
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友人の死を回避するため何度も同じ日を繰り返してアレコレ挑戦する感じ。 よくできた物語なのかもしれないが、面白くはない。 主人公の言動に理解できないところがあった。 前半がかなり退屈だった。 | ||||
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女の子同士の恋愛をはらんだ関係(百合)をベースにしたタイムリープもののお話です。 相澤綾香は一日を平均5回繰り返していて、どの一日が採用されるかは運次第。 恋愛感情を持つ同級生の女の子が死ぬ一日を回避するために同じ一日を気が狂うほど繰り返します。 タイムリープものというところで興味を持ったのですが、いとこの優香を始めとして、主人公を取り巻く百合の関係が馴染めませんでした。原理的な話も出てきますし、チート的な能力で繰り返しを回避したり昨日に戻ったりするところも、正直話が難しく分かりにくかったです。 百合好きなら楽しめるのかも。 | ||||
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作品分類としては、学園百合モノです。それに少々都合の良いSF設定(タイプリープ)を加味することで、エピソード展開を活性化させる創りになっています。 京アニの日常系アニメが好みであれば、違和感なく楽しめると思います。 但し、読みながら気になったのが、文章が生きていないことです。 面白い面白くない、好き嫌いという以前に、作者自身の内側から生み出された創作性が希薄であり、どうも薄味に感じます。 なんというか、既存のアニメ作品を文章でリライトしたような印象を受けるのです。 もちろん、原作アニメ?などは存在せず、作者が創造したオリジナルストーリーなのですが、ノベルではなくノベライズを読むような物足りなさのまま読了しました。 | ||||
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1000000日繰り返して精神崩壊とか、ダークファンタジーです。 ハッピーエンドっぽいからまだいいですけど、背表紙のあらすじから受ける雰囲気とは、話の内容がかけ離れていました。 小説後半3割をすぎてからは、疲れますが心して読むことをお勧めします。私には優花の果たしている役割を理解するのが至難の業でした。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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同じ1日を何回か繰り返しながら、すこしずつ先に進んでいる相沢綾香(あいざわ あやか)は、高校の入学式の日に稲葉未散(いなば みちる)と出逢う。あいうえお順の出席番号で相沢と稲葉だから、並んで座ることになった2人は、会話を「繰り返し」ていく。「わたし、稲葉未散。よろしくね」 小説の章の下の節の見出しが日付なのですが、「四月七日A」とか」六月二十三日F」とか、日付のあとにループした回数だけABCが足されていきます。「あっ、だとすれば、何月何日でエンディングなんだ!?」と焦ってページをめくることなく、ゆっくり読みすすめていくことをオススメします。 『時をかける少女』はタイムループならぬタイムリープでしたが、ちょっとだけ似ているところもあります。本作は、さわやかな文章で綴られています。さわやかでありつつ、卑猥なエロではなく、色気もあります。青春を感じます。 さわやかなだけでは済まない展開をみせていくことになるのですが……。 大人からしてみれば「青春」は「とうの昔に過ぎ去った」過去なのですが、いままさに青春を生きる高校生たちからしてみれば「永遠」なわけで、その「一瞬の永遠」を描いている小説です。 タイムループと青春の相性がいいのも、青春が「一瞬の永遠」だからなのでしょう。 アニメで見てみたい物語ですし、若手女性俳優さんで実写化してもきっと魅力的な青春映画になると思いますが、まずは、この文章を堪能したい。 内容を明かしすぎるとネタバレになってしまいますが、かなり見事な小説です!! | ||||
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一日をそれぞれ違う形で何度も繰り返し(平均5回)、そのうちの一日が採用されて事実となって次の日に進む。だから高校一年生15歳といっても体感時間では75歳。そんな特異体質の綾香に以前から寄り添う従姉の優花23歳。そして高校入学の日に知り合った未散。ほとんどこの3人でお話が進みます。こんな綾香の境遇を、惹かれあう3人の心模様を描く前半。女の子同士が言葉、体温、触覚まで使って友情?恋心?を伝えようとしています。女の子らしい繊細な心の襞が描写されているところは読みどころです。 2/3ぐらいのところで大事件が起き、その事件が無かった一日を求めての綾香によるエンドレスタイムリープが始まります。第四章のタイトルは「百万日間世界半周」ですから、10月5日を何回繰り返したか分かりますね。涼宮ハルヒの『エンドレスエイト』の15498回を桁違いで凌駕するのですから綾香のお疲れは長門さんの比ではありません。加えて『紫のクオリア』や『シュタインズ・ゲート』同様に愛のために走り続けるのですから実に切ない。 なぜこのような繰り返しに陥るのか、この繰り返しからどうやって抜け出すのか。「原理」を持ち出していますが、まあ細かい理屈はどうでも良いです。大事なのは綾香と未散の関係性なのですから。カタルシスというよりもしっとりとした安心感を感じました。 綾香と未散の関係は親密ではあるもののエロチックではないので愛情と言うべきでしょう。奇跡のように巡り会った唯一の相手を必死に、でも優しく守り、守られる愛情物語。行きつ戻りつしながら高まっていく想いが幾重にも詰まったラブストーリーと言えばいいのかな。SFではないと思いますし、賑やかで派手なドラマではありません。繊細で優しい物語を求める人にこそ薦めたい。 | ||||
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同じ日を何度も経験する少女たちのお話 久しぶりにSF系のラノベを読んだ気がします。 これまでは異世界や青春もののラノベが多い中 SFの分野に近いラノベが読めて面白かったです 同じ日が何度も経験する少女を中心としたラノベです。 彼女は何度も同じ日を経験して、翌日、いつも自分に都合が悪い一日が 採用されて残念だと思う諦観の中で生きている精神年齢75歳の女子高生です。 そんな彼女に、「私、魔法使いになるんだ」というそのままだと電波系の 発言な友人が出来て、その友人が唯一無二の友達になってゆくという あらすじです。 友人が魔法使いになるところは確かにクライマックスではあるのですが 普通なラノベを読んでいる私にとっては少しまどろっこしかったです またSFではなくラノベということもあり、なんであれが魔法使いになる 代償になるのかもよくわからずモヤモヤしました。 とはいえ、話の展開は面白く、主人公と友人の心の絆、そして 従姉妹の関係など登場人物は3人と少ないながら絡み合う気持ちが 面白く読み進めることが出来ました。 残念ながらこの続編とかは難しいかとは思いますが 小作品のキラリとしたそして、あぁこんな分野でも ラノベって成立するんだと思えた作品でいた。面白かったです。 | ||||
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