星の子

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評判

星の子の評価:

3.71/5点 レビュー 147件。 C ランク

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平均点3.71pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全172件 121〜140 7/9ページ
No.52
(5pt)

一気に引き込まれました

映画化され、その発表の席で芦田愛菜さんが発した言葉が話題になり、原作に興味を持ち拝読しました。

主人公の一人称語りの形で「怪しい宗教」との出会いが語られ物語は始まります。

人はなぜ宗教にハマるのかと関心は持ちつつ、自分自身にはその要素は全くないと思っていましたが、そのきっかけがあまりにも呆気なく自然な形で見事に描かれていて、私自身もそれだけは本当なんじゃないかと信じてしまいながら読み進めていました。

ぜひ映画も鑑賞したいと思います。おすすめです。
星の子 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 星の子 (朝日文庫)より
4022649402
No.51
(5pt)

一気に引き込まれました

映画化され、その発表の席で芦田愛菜さんが発した言葉が話題になり、原作に興味を持ち拝読しました。

主人公の一人称語りの形で「怪しい宗教」との出会いが語られ物語は始まります。

人はなぜ宗教にハマるのかと関心は持ちつつ、自分自身にはその要素は全くないと思っていましたが、そのきっかけがあまりにも呆気なく自然な形で見事に描かれていて、私自身もそれだけは本当なんじゃないかと信じてしまいながら読み進めていました。

ぜひ映画も鑑賞したいと思います。おすすめです。
星の子 Amazon書評・レビュー: 星の子より
4022514744
No.50
(5pt)

記憶に残る本でした。

普段ミステリーを好むので結びを予想しながら読んでしまいましたがある意味面白い終わり方で考えてしまいました。ちーちゃんはどうやっても芦田愛菜さんに変換されてしまいましたが。回りくどい表現はなく読みやすいかと。信じる、がクローズアップされてますが、私は宗教と衣食住の対比がとても表現されていることに注目しました。ちーちゃんの美味しいものへの欲とか。
星の子 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 星の子 (朝日文庫)より
4022649402
No.49
(5pt)

記憶に残る本でした。

普段ミステリーを好むので結びを予想しながら読んでしまいましたがある意味面白い終わり方で考えてしまいました。ちーちゃんはどうやっても芦田愛菜さんに変換されてしまいましたが。回りくどい表現はなく読みやすいかと。信じる、がクローズアップされてますが、私は宗教と衣食住の対比がとても表現されていることに注目しました。ちーちゃんの美味しいものへの欲とか。
星の子 Amazon書評・レビュー: 星の子より
4022514744
No.48
(4pt)

映像化は不可能なのでは?

今村夏子はめちゃくちゃ面白いんだが、ではどこが面白いのか?と聞かれると答えにくくて、お話は、なんだか牧歌的であり、童話みたいでもあり、大きな事件は起こらず、でも、明らかに不条理文学で、カフカの「変身」ならグレーゴル・ザムザは毒虫になるからこそわかりやすいが、ちーちゃんはふつうの人間なのに、あきらかに父母とはべつの生き物で、ラスト、流れ星がちーちゃんにみえ、それを伝えるのだが、父母にはみえず、みえるわけもなく、ずっとみえないはずで、それは、なんなのかといえば、希望とか未来とか、まあ、色々なのだろうが、おそらく互いにみてる世界が違っているので、理解するには薬を飲まされたり、催眠術をかけられたりしなければ、つまり、いまのままのちーちゃんはきえないと理解できない深刻孤独断絶にもかかわらず、ここはあたたかくて、というそういう場所を今村夏子は書いているので、この、文字でしか表現できない精密精緻繊細な世界が映画化されるとはびっくりで、もうそれは、想像できない手法で日常自体が不条理であることを描き切った傑作になるか、たんにストーリイをなぞっただけの、クソツマラナイ駄作になるかの二択しかない、それ自体、なかなか不条理
星の子 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 星の子 (朝日文庫)より
4022649402
No.47
(4pt)

映像化は不可能なのでは?

今村夏子はめちゃくちゃ面白いんだが、ではどこが面白いのか?と聞かれると答えにくくて、お話は、なんだか牧歌的であり、童話みたいでもあり、大きな事件は起こらず、でも、明らかに不条理文学で、カフカの「変身」ならグレーゴル・ザムザは毒虫になるからこそわかりやすいが、ちーちゃんはふつうの人間なのに、あきらかに父母とはべつの生き物で、ラスト、流れ星がちーちゃんにみえ、それを伝えるのだが、父母にはみえず、みえるわけもなく、ずっとみえないはずで、それは、なんなのかといえば、希望とか未来とか、まあ、色々なのだろうが、おそらく互いにみてる世界が違っているので、理解するには薬を飲まされたり、催眠術をかけられたりしなければ、つまり、いまのままのちーちゃんはきえないと理解できない深刻孤独断絶にもかかわらず、ここはあたたかくて、というそういう場所を今村夏子は書いているので、この、文字でしか表現できない精密精緻繊細な世界が映画化されるとはびっくりで、もうそれは、想像できない手法で日常自体が不条理であることを描き切った傑作になるか、たんにストーリイをなぞっただけの、クソツマラナイ駄作になるかの二択しかない、それ自体、なかなか不条理
星の子 Amazon書評・レビュー: 星の子より
4022514744
No.46
(5pt)

面白い

以前にこちらあみ子、むらさきのスカートの女、と読みまして、
主人公たちが周囲に笑われたり変な目で見られたりしながらも、
一方で、自分の意志で生きているような感じが好きだったりして、面白いなぁと思っていました。
今回も素晴らしい空気感にため息をつきながら、時に笑いながら読みました。
公園にいた主人公の両親について主人公が語った際につぶやいた友人とその彼氏のセリフにかなり笑いました。
映画化されるとのことで、この独特の雰囲気を作者以外の方が表現するというのはとても難しそうな気がしますが、
映画は映画でまた別のものができて、それはそれで面白いんだろうなぁとぼんやり楽しみにしています。
星の子 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 星の子 (朝日文庫)より
4022649402
No.45
(5pt)

面白い

以前にこちらあみ子、むらさきのスカートの女、と読みまして、
主人公たちが周囲に笑われたり変な目で見られたりしながらも、
一方で、自分の意志で生きているような感じが好きだったりして、面白いなぁと思っていました。
今回も素晴らしい空気感にため息をつきながら、時に笑いながら読みました。
公園にいた主人公の両親について主人公が語った際につぶやいた友人とその彼氏のセリフにかなり笑いました。
映画化されるとのことで、この独特の雰囲気を作者以外の方が表現するというのはとても難しそうな気がしますが、
映画は映画でまた別のものができて、それはそれで面白いんだろうなぁとぼんやり楽しみにしています。
星の子 Amazon書評・レビュー: 星の子より
4022514744
No.44
(5pt)

不幸とは何か。悪とはなにか。

主人公視点では幸せな暮らしであるが、外野視点では可哀想な状況である。主人公自身がそのギャップに気づき始める分岐点で物語が終了する。
作者は主人公の暮らしを幸せそうに描いていた。私はカルトに悪印象しかなく、内面の内輪での繋がりの強さを意識したことがなかった。愛に不足していたり孤立を恐れる現代人にとってこの作品で描かれている人との繋がりは理想的な環境であるようにみえた。その環境は主人公にとっては善であるが、外野からみると悪なのである。
一番の不幸は主人公の幸せが外野からみると不幸であるということである。
また、一番の悪は相手にとっての善が主人公にとっては悪であるかもしれないということである。つまり、アンパンマンやその他ヒーロー映画のように完璧に善と悪が別れている訳ではないということである。

私はこの作品のラストをどう解釈するか悩み、二回読み返した。二回とも家族愛というよりは恐怖や悲しみを感じた。
1回目は貧困や娘を手放したくない気持ちから一家心中をするラストと思った。それは両親がお風呂を気にしていなかったり、娘が帰りたいといっても帰さなかったり、海路さんたちのくだりの描写があったからである。
2回目は最初の方のページを読んだ時に、ラストと同じような描写があり、考え方が変わった。
この時点で主人公は15歳。姉が家を出たのは16歳。薄々自分がこの環境に違和感を感じているが否定をすることはできない。また両親も娘を手放したくないという気持ちが強く、娘にしがみついていたと感じた。家族一緒もういることは出来ないということが描かれた悲しい描写であると感じた。

一般的にカルトは悪を象徴するものであるのにこんなに温かな物語を描いていることに驚きがあり引き込まれた。あまり普段小説は読まないが、作者の他作品も読んでみたい。
星の子 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 星の子 (朝日文庫)より
4022649402
No.43
(5pt)

不幸とは何か。悪とはなにか。

主人公視点では幸せな暮らしであるが、外野視点では可哀想な状況である。主人公自身がそのギャップに気づき始める分岐点で物語が終了する。
作者は主人公の暮らしを幸せそうに描いていた。私はカルトに悪印象しかなく、内面の内輪での繋がりの強さを意識したことがなかった。愛に不足していたり孤立を恐れる現代人にとってこの作品で描かれている人との繋がりは理想的な環境であるようにみえた。その環境は主人公にとっては善であるが、外野からみると悪なのである。
一番の不幸は主人公の幸せが外野からみると不幸であるということである。
また、一番の悪は相手にとっての善が主人公にとっては悪であるかもしれないということである。つまり、アンパンマンやその他ヒーロー映画のように完璧に善と悪が別れている訳ではないということである。

私はこの作品のラストをどう解釈するか悩み、二回読み返した。二回とも家族愛というよりは恐怖や悲しみを感じた。
1回目は貧困や娘を手放したくない気持ちから一家心中をするラストと思った。それは両親がお風呂を気にしていなかったり、娘が帰りたいといっても帰さなかったり、海路さんたちのくだりの描写があったからである。
2回目は最初の方のページを読んだ時に、ラストと同じような描写があり、考え方が変わった。
この時点で主人公は15歳。姉が家を出たのは16歳。薄々自分がこの環境に違和感を感じているが否定をすることはできない。また両親も娘を手放したくないという気持ちが強く、娘にしがみついていたと感じた。家族一緒もういることは出来ないということが描かれた悲しい描写であると感じた。

一般的にカルトは悪を象徴するものであるのにこんなに温かな物語を描いていることに驚きがあり引き込まれた。あまり普段小説は読まないが、作者の他作品も読んでみたい。
星の子 Amazon書評・レビュー: 星の子より
4022514744
No.42
(4pt)

あっという間に読了しました

王様のブランチ、読書コーナーにて「芦田愛菜主演で映画化決定」のナレーションを聞き気になりたまたま出先で見かけた書店へ。
見つけられなかったのでこちらにてサンプルを読み、いつも製本されたものを手にするので本を買う気でいましたが、すぐにでも読みたくなりKindle版デビューしました。

現在私は21歳ですが、幼少期暴力やネグレクトを受けていました。
10歳、中学生の時は毎年、児童相談所がやってきて「一時保護施設施設に行かないか、」「殴られてるでしょう?」と言いに来ます。登校班や学校では、いつもなぜか冷ややかな目で見られ居心地は悪く友達もいませんでした。
ですが私は殴ってきた母のことも、いっ見て見ぬふりする父のこともかばい、なにもされてない。と言っていました。
そして今になっても一人暮らしをする気にはなりませんし、結婚するなら婿入りがいい、早くこの2人を楽にしてやりたい、と思う日々です。
私もやはり心の中で
「この2人は私がいなければどうなってしまうか」
「私が守ってあげよう」
「私もこの人たちがいないと生きていけない」
「私の出来が悪いせいで、母は私を殴り、父は逃げてしまうようになったから。」
と思っているからです。

自分語りのようになってしまいましたが
この作品の中盤のシーンにて、私も主人公に強く共感してしまい少し胸が痛くなりました。
そして、とても自分の心と向き合う時間にもなりました。

「芦田愛菜が主人公で映画化」
という言葉に惹かれ購入しましたが、久々に本を読むいい機会になりました。
昼に購入し、あっという間に読了しました。

これからたくさん本を読もうと思うきっかけになりましたし、自分の心と向き合ういい機会にもなりました。

思えば、私の両親は、主人公のように私を愛してもいないだろうし愛された記憶もないけれど、でも私はこれからもこの家を離れる気はありません。
考えさせてくれてありがとう。作者様。
星の子 Amazon書評・レビュー: 星の子より
4022514744
No.41
(4pt)

あっという間に読了しました

王様のブランチ、読書コーナーにて「芦田愛菜主演で映画化決定」のナレーションを聞き気になりたまたま出先で見かけた書店へ。
見つけられなかったのでこちらにてサンプルを読み、いつも製本されたものを手にするので本を買う気でいましたが、すぐにでも読みたくなりKindle版デビューしました。

現在私は21歳ですが、幼少期暴力やネグレクトを受けていました。
10歳、中学生の時は毎年、児童相談所がやってきて「一時保護施設施設に行かないか、」「殴られてるでしょう?」と言いに来ます。登校班や学校では、いつもなぜか冷ややかな目で見られ居心地は悪く友達もいませんでした。
ですが私は殴ってきた母のことも、いっ見て見ぬふりする父のこともかばい、なにもされてない。と言っていました。
そして今になっても一人暮らしをする気にはなりませんし、結婚するなら婿入りがいい、早くこの2人を楽にしてやりたい、と思う日々です。
私もやはり心の中で
「この2人は私がいなければどうなってしまうか」
「私が守ってあげよう」
「私もこの人たちがいないと生きていけない」
「私の出来が悪いせいで、母は私を殴り、父は逃げてしまうようになったから。」
と思っているからです。

自分語りのようになってしまいましたが
この作品の中盤のシーンにて、私も主人公に強く共感してしまい少し胸が痛くなりました。
そして、とても自分の心と向き合う時間にもなりました。

「芦田愛菜が主人公で映画化」
という言葉に惹かれ購入しましたが、久々に本を読むいい機会になりました。
昼に購入し、あっという間に読了しました。

これからたくさん本を読もうと思うきっかけになりましたし、自分の心と向き合ういい機会にもなりました。

思えば、私の両親は、主人公のように私を愛してもいないだろうし愛された記憶もないけれど、でも私はこれからもこの家を離れる気はありません。
考えさせてくれてありがとう。作者様。
星の子 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 星の子 (朝日文庫)より
4022649402
No.40
(5pt)

読みやすい。

一気に読んでしまいました。
宗教について、宗教に関わる人の気持ちについて、家族の気持ちについて、色々なことを読後に自然と考えだしました。
終わり方がとても好きです。最初に読んだ時は落丁してるのかと思いました。結果とてもいい終わり方だったなと思える不思議な幸せな終わり方だと感じました。
星の子 Amazon書評・レビュー: 星の子より
4022514744
No.39
(5pt)

読みやすい。

一気に読んでしまいました。
宗教について、宗教に関わる人の気持ちについて、家族の気持ちについて、色々なことを読後に自然と考えだしました。
終わり方がとても好きです。最初に読んだ時は落丁してるのかと思いました。結果とてもいい終わり方だったなと思える不思議な幸せな終わり方だと感じました。
星の子 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 星の子 (朝日文庫)より
4022649402
No.38
(5pt)

星の子

とても保存状態が良く
これから読んでゆく楽しみを
感じつつ読み進めて行きたいです。
星の子 Amazon書評・レビュー: 星の子より
4022514744
No.37
(5pt)

星の子

とても保存状態が良く
これから読んでゆく楽しみを
感じつつ読み進めて行きたいです。
星の子 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 星の子 (朝日文庫)より
4022649402
No.36
(4pt)

子を思う親の気持ち、親を思う子の気持ち

決して不幸じゃないと思うのです、この親子。お互いを思いやって、痛いくらい辛いです。文章の中に、主人公が客観的に見てしまう【親】の部分があるのですが、泣くのをこらえるのが精一杯くらい辛かったです。物語自体、淡々と進み、終始ふわっとした感じの物語です。ですが、考えるところが沢山ありすぎて。昔観た映画の「ライフイズビューティフル」の感覚に近いような気がしたのですが...私だけでしょうね。
星の子 Amazon書評・レビュー: 星の子より
4022514744
No.35
(4pt)

子を思う親の気持ち、親を思う子の気持ち

決して不幸じゃないと思うのです、この親子。お互いを思いやって、痛いくらい辛いです。文章の中に、主人公が客観的に見てしまう【親】の部分があるのですが、泣くのをこらえるのが精一杯くらい辛かったです。物語自体、淡々と進み、終始ふわっとした感じの物語です。ですが、考えるところが沢山ありすぎて。昔観た映画の「ライフイズビューティフル」の感覚に近いような気がしたのですが...私だけでしょうね。
星の子 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 星の子 (朝日文庫)より
4022649402
No.34
(5pt)

「ウイルスに負けない体を作ろう」は宗教の喩えかもしれない

本の帯の「主演 芦田愛菜」に惹かれて,今村夏子さんの『星の子』を読んだ。中学3年生の林ちひろが主人公の,新しい宗教を信じる家族の物語である。印象に残ったのは,南先生が「ウイルスに負けない体を作ろう」というプリントを読む場面である。「誰もがウイルスに感染するとは限りません。ではなぜウイルスに感染する人としない人がいるのでしょう。その違いは一体何なのでしょう。……免疫力。」著者が意図したことか,そうでないことかは分からないが,この「ウイルス」を「宗教」という言葉に読み替えると,何か宗教を暗示しているような気がした。「神聖な場所で見る神聖な星は人の運命を変える力を」持つ。ラストは,年に一度の星々の郷の宿泊施設で,主人公と両親が夜空を見上げ,みんなで流れ星を見るまで,いつまでも星空を眺めつづけた,という場面で終わった。
星の子 Amazon書評・レビュー: 星の子より
4022514744
No.33
(5pt)

「ウイルスに負けない体を作ろう」は宗教の喩えかもしれない

本の帯の「主演 芦田愛菜」に惹かれて,今村夏子さんの『星の子』を読んだ。中学3年生の林ちひろが主人公の,新しい宗教を信じる家族の物語である。印象に残ったのは,南先生が「ウイルスに負けない体を作ろう」というプリントを読む場面である。「誰もがウイルスに感染するとは限りません。ではなぜウイルスに感染する人としない人がいるのでしょう。その違いは一体何なのでしょう。……免疫力。」著者が意図したことか,そうでないことかは分からないが,この「ウイルス」を「宗教」という言葉に読み替えると,何か宗教を暗示しているような気がした。「神聖な場所で見る神聖な星は人の運命を変える力を」持つ。ラストは,年に一度の星々の郷の宿泊施設で,主人公と両親が夜空を見上げ,みんなで流れ星を見るまで,いつまでも星空を眺めつづけた,という場面で終わった。
星の子 (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 星の子 (朝日文庫)より
4022649402