天下一の軽口男

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評判

天下一の軽口男の評価:

4.30/5点 レビュー 23件。 A ランク

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平均点4.30pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全32件 21〜32 2/2ページ
No.12
(3pt)

おもしろいけど笑えない

ある人物の一代記としてはおもしろいです。
 ただ、タイトルからすると、読者としてはどうしても笑いながら読めることを期待してしまいます。武芸者の一代記だと強さを実感できないとのめりこめないのと同様に、主人公の面白さを実感したいのです。
 ところが、小説で読者を笑わせるのは、なかなか至難の業で、本作も私にとっては笑える部分は皆無(あきらかに著者の直木賞落選をあてこすった部分は例外)でした。ですから、「え、この程度で津波のような笑いって・・・」という違和感がつきまとう読書時間となってしまいました。
天下一の軽口男 Amazon書評・レビュー: 天下一の軽口男より
4344029267
No.11
(4pt)

すいすい読める

面白かったが、レビューを書きたくなるほどではなかった・・・かな。気が重いときに、一服の清涼剤としていいのではないでしょうか。
天下一の軽口男 Amazon書評・レビュー: 天下一の軽口男より
4344029267
No.10
(5pt)

映画化の際は噺家総出で

知ってるようで知らない落語のルーツ。
現代語に古語を織り交ぜ、教科書では伝える事の出来ない時代の空気を見事に紡ぎだした著者の力量に敬服しました。
映画化の際は、東西の噺家が一門師弟の別なく出演される事を願います。
天下一の軽口男 Amazon書評・レビュー: 天下一の軽口男より
4344029267
No.9
(1pt)

言葉使いに違和感。

文中の言葉使いに違和感を覚え感情移入が出来なかった。江戸時代の大阪を舞台としているが、当時の難波言葉で、接続詞に「じゃあ」とか「だから」「だけど」等は使わない。また、当時の難波言葉だと「日本一の咄家や」と言うはずだが「日本一の咄家だっ」と話させたり「ふ、ふざけんな。流刑上がりの芸人が、なんで日本一やねん」と言わせたりする。「ふざけんな」ではなく「あほ、ぬかせ」と言ったはずである。自分の事も「おいら」と言わせている。当時は「おいら」ではなく「わて」もしくは「わたい」である。作者は、奈良出身と作者紹介に記してあったが、編集者も作者も校閲の時、気付かなかったのか意図的にそのままにしたのか不明だが、一度、言葉使いが気になると最後まで引きづり感情が途中から移入できなくなってしまった。
天下一の軽口男 Amazon書評・レビュー: 天下一の軽口男より
4344029267
No.8
(5pt)

もっと木下昌輝の本を読みたくなりました

落語が好きで、この本を読みました。現代の落語の成り立ちを、さらりと、そしてポイントをついて、教えてくれているのが楽しく、また、登場人物の純粋さ、世間の嫌な面も織り交ぜながら、読み応えのある本でした。最後が、ちょっと綺麗すぎる消え方でしたが、著者「木下昌輝」の本を、読んでみようと思わせてくれる本でした。
天下一の軽口男 (幻冬舎時代小説文庫) Amazon書評・レビュー: 天下一の軽口男 (幻冬舎時代小説文庫)より
434442820X
No.7
(5pt)

もっと木下昌輝の本を読みたくなりました

落語が好きで、この本を読みました。現代の落語の成り立ちを、さらりと、そしてポイントをついて、教えてくれているのが楽しく、また、登場人物の純粋さ、世間の嫌な面も織り交ぜながら、読み応えのある本でした。最後が、ちょっと綺麗すぎる消え方でしたが、著者「木下昌輝」の本を、読んでみようと思わせてくれる本でした。
天下一の軽口男 Amazon書評・レビュー: 天下一の軽口男より
4344029267
No.6
(4pt)

江戸時代からお笑いモンスターっていたんだ

彦八一代記に収まらず、当時の上方と江戸のお笑い事情やお笑い芸人達が登場したりと歴史ものとしても楽しめた。
笑わすことの執念、誰かを笑わせたい想い、そのために笑えない紆余曲折を乗り越えてる「笑いへの愛」が感じられました。
天下一の軽口男 (幻冬舎時代小説文庫) Amazon書評・レビュー: 天下一の軽口男 (幻冬舎時代小説文庫)より
434442820X
No.5
(4pt)

江戸時代からお笑いモンスターっていたんだ

彦八一代記に収まらず、当時の上方と江戸のお笑い事情やお笑い芸人達が登場したりと歴史ものとしても楽しめた。
笑わすことの執念、誰かを笑わせたい想い、そのために笑えない紆余曲折を乗り越えてる「笑いへの愛」が感じられました。
天下一の軽口男 Amazon書評・レビュー: 天下一の軽口男より
4344029267
No.4
(5pt)

策謀も剣術も長けていないが、あるいは日本史上最強の人、米沢彦八一代記

前2作の血みどろ劇とは全くちがう。
今作の主人公は姦雄でもモンスターでもなく、
お笑い芸人。
元禄時代に、お笑いで飯を食うことを目指し
実際に上方落語の祖と呼ばれた米沢彦八の物語。

お笑いが職業でない時代に、悪戦苦闘して、
当時タブーだった大名を笑いものにするという
禁じ手で当代一の人気者になる。

主人公の米沢彦八は、
宇喜多直家のように策謀に長けているわけでもない。
新選組の隊士のように剣術に長けているわけでもない。

だが、読み終わった時には、米沢彦八って強いって思わされた。
天下一の軽口男 Amazon書評・レビュー: 天下一の軽口男より
4344029267
No.3
(5pt)

今も同じ

江戸と上方の”笑い”に対する差異が江戸初期から連綿と継続していることが面白い。
翻って現在の芸人にあてはめながら読んでみるのもまた一興。
彦八とそれを取り巻く人々の嫉妬やあこがれが対比されながら描かれており、何か新しいものを起こすには個人の才能が大きく影響することが良く分かる。
天下一の軽口男 Amazon書評・レビュー: 天下一の軽口男より
4344029267
No.2
(5pt)

面白かったよ

導入部分、岐阜の侍の話は引っかかりながら読んだが、途中から始まる主人公の一代記に引き込まれる。近世の日本人が進路に悩む余裕があったのかどうかは別にして、自分や同世代の木下氏の半生と、つい重ね合わせてしまいます。「笑い」の分析もさすが。さっぱりした読後感です。長女にも読まそ。
天下一の軽口男 Amazon書評・レビュー: 天下一の軽口男より
4344029267
No.1
(5pt)

『笑い』とは何かについて考えさせられる

『宇喜多の捨て嫁』を以前読んで面白かったため、こちらも購入。結論からすると、素晴らしい。

詳細は内容紹介参照。江戸中期の米沢彦八を主人公とする物語。
主人公がなぜ『笑わせる』ことに情熱を燃やすのかが非常に丁寧に描かれているとともに、お笑い芸人という職が確立されていない時代に、その情熱と高いプロ意識をもって悪戦苦闘する姿にも感情移入できる。また、主人公の師匠?や、主人公をとりまく大阪、江戸の各人物もそれぞれ魅力的であった。

身分社会であり閉塞感が高かった江戸時代であっても、現代のような閉塞感がある時代においても、『笑い』とは人間によって非常に重要な、本質的な行為であると改めて感じ、考えた。

木下氏は非常に巧い作家であり、今後も注目。
なお、余計なお世話であるが、本書は映像化しても非常によさそう。
天下一の軽口男 Amazon書評・レビュー: 天下一の軽口男より
4344029267