そして二人だけになった

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そして二人だけになったの評価:

3.15/5点 レビュー 48件。 B ランク

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平均点3.15pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全47件 41〜47 3/3ページ
No.7
(1pt)

さっぱり。

まず、私は批評家ではないことを理解してほしい。
勢いで圧倒し、読者に考える暇を与えないラッシュで強烈なインパクトを残す作品は読んだ後に大きな充足感を得られるので、私は気に入っているのだ。
しかし、この作品についてはそうではない。主たる登場人物として描かれる兄弟、姉妹の生い立ちが不明すぎるのである。

途中まではかなり面白かった。読みやすい文章でスラスラ頭に入って来て、ページが進み時間を忘れる程であった。
しかし、終盤で明かされる事実は突拍子もないもので、もはや推理とかサスペンスとかの以前の問題として、ストーリーとしての整合性が失われ、破綻しているように思う。
こういった表現方法をとるのは、インパクトがあり、ボーっと読んでいるとなんとなく納得してしまいそうになるが、後で考えれば考える程もやもやとした消化不良感がぬぐえず、非常に不愉快である。

気に障るようなら申し訳ないが、そこまで深く考えず、勢いにつられて納得できる人には全く問題ない。むしろ私が納得したかった。主人公が他に類を見ない天才だからである、と。
そして二人だけになった―Until Death Do Us Part (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: そして二人だけになった―Until Death Do Us Part (新潮文庫)より
4101394318
No.6
(1pt)

貧弱な詩的幻想

長い間、いわゆる積ん読状態であった中から抜き出して読んでみたが・・・
正直、ガッカリした。
二人の視点が交互に入れ替わる形で、物語は進行する。
だが、二人そろって、グループのリーダーではなく「リーダ」、「メーター」ではなく「メータ」と、カタカナ語の語尾の長音符号を同じように省略する、特徴的な言葉遣いなのだ。
(エレベータ、データ、コンピュータのように、長音が重複する際に語尾の長音符号を省略する表記を採用している電機メーカーもあるが、そういうメーカーでも、「リーダシップ」とは表記していない)
一方で、「コーヒー」を「コーヒ」とは表記していない。
かなり特徴的な、癖のある表記の仕方と言えるだろう。
違う視点のはずなのに、この特徴的な言葉遣いが共通している理由とは・・・と考えれば、誰でもすぐに、ある事に気がつくと思う。
にもかかわらず、肝心の連続殺人事件の謎は論理的に解かれず、ほとんど“夢落ち”のような、なし崩しの形で物語が終わってしまう。
こうした後半の展開を、作者は詩的な表現だと思っているかもしれない。
が、たとえば、、物語の一人称の語り手が様々に入れ替わるうちに詩的幻想が浮かび上がってくる『箱男』(安部公房著)のような、純文学の傑作と比較すると、あまりにもイマジネーションが貧弱だ。
個人的には、読んだ時間がムダだったと言いたくなる作品であった。
そして二人だけになった―Until Death Do Us Part (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: そして二人だけになった―Until Death Do Us Part (新潮文庫)より
4101394318
No.5
(1pt)

とにかく大きな橋を壊してみたかったのでしょうか?

いわゆるS&M、V、Gシリーズとは無関係の単発ものです。大きな橋のアンカー内にあるシェルターでの密室連続殺人。舞台仕立ては大掛かりなのですが、いったいなぜこんなことをしなければならないのかよくわかりません.殺したいヒトたちを一カ所にまとめて次々に殺してゆく。それはいいでしょう。盲目のはずが実は見えていた。まあこれもありとして、全く同じ場所が実は2カ所あってそれぞれでおなじことをシンクロさせていた?。なんでそんなことする必要があるのでしょう?結局、自ら自供し、死体は見つかってるし、さらにすべてに人格は彼がの中で作られたもの?。さらにあのラストはなんですか?とにかく大きな橋をぶちこわすような話が書きたかっただけとしか思えません.およそ森博嗣らしからぬ作品ですね.
そして二人だけになった (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: そして二人だけになった (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027615
No.4
(1pt)

とにかく大きな橋を壊してみたかったのでしょうか?

いわゆるS&M、V、Gシリーズとは無関係の単発ものです。大きな橋のアンカー内にあるシェルターでの密室連続殺人。舞台仕立ては大掛かりなのですが、いったいなぜこんなことをしなければならないのかよくわかりません.殺したいヒトたちを一カ所にまとめて次々に殺してゆく。それはいいでしょう。盲目のはずが実は見えていた。まあこれもありとして、全く同じ場所が実は2カ所あってそれぞれでおなじことをシンクロさせていた?。なんでそんなことする必要があるのでしょう?結局、自ら自供し、死体は見つかってるし、さらにすべてに人格は彼がの中で作られたもの?。さらにあのラストはなんですか?とにかく大きな橋をぶちこわすような話が書きたかっただけとしか思えません.およそ森博嗣らしからぬ作品ですね.
そして二人だけになった (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: そして二人だけになった (講談社ノベルス)より
4061822179
No.3
(1pt)

つまらなかった。。。

題名と、著者の肩書き(工学部の教授)と
場面設定に惹かれて購入。
登場人物の描き方で、まずがっくり。
主人公を、類い希なる天才の
兄弟として設定。でも、その、天才の本人の会話にも、
一つも、知的な雰囲気を出せず…。(文章の平易さは、
読者を大衆を意識してのこと?)
さらに、文庫本の始めには、
舞台となる「バルブ」の設計が描かれているのですが、
一切、それを参照することなくとも、
読めます。つまり、ひねりが無さ過ぎる。
ひょっとしたら、結末に何か
感銘を受けられるような仕組みがあるのかも、
と、ごくわずかな期待を持って一気に読みましたが。
…ひどい。放棄?解明の章になってない。
ミステリーから暫く離れていたけれど、
ちょっと、これはないんじゃないかと。
即、古本屋行き。
そして二人だけになった (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: そして二人だけになった (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027615
No.2
(1pt)

もう少し何とかならなかったのか。

某ナントカダイガクの先生か何か知らないけれど、
文章、ひどかった…。
まず、主人公の兄を天才と設定している点。
それなら、知的雰囲気をもう少し、
出せる言葉を話させてやって。
単なる金持ちの、社会性のないオタクにしか見えません。
バルブに登場人物を詰め込んでからも、
話の先は読めている(題名から)のだから、
もう少し、人物関係の物語をふくらませて欲しかった。
ちなみに、巻頭にバルブの見取り図がありますが、
私は一度も見ないで読み終わりました。あそこに
あの単純極まりない図を載せている意味がわかりません。
極めつけは、解明を放棄したかのようなラスト。
あれじゃぁ、ここまで読んだ読者に失礼です。
この手の本は、ラストが一番大切だと思うのですが。
最後から10ページを読んで、十分に全体を理解できる本でした。
そして二人だけになった―Until Death Do Us Part (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: そして二人だけになった―Until Death Do Us Part (新潮文庫)より
4101394318
No.1
(2pt)

もったいない

この作品のトリックはとてもすばらしく、読み手に対してかなりの興奮を与えてくれます。それだけにもったいない。最後の終わりかたが意味不明で、なぜもっとすっきりした形で終わらせなかったのか疑問が残ります。
そして二人だけになった―Until Death Do Us Part (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: そして二人だけになった―Until Death Do Us Part (新潮文庫)より
4101394318