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十字架のカルテ



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【この小説が収録されている参考書籍】
十字架のカルテ
十字架のカルテ (文春文庫)

十字架のカルテの評価: 3.92/5点 レビュー 26件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.92pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全26件 1~20 1/2ページ
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No.26:
(4pt)

読みやすかった

精神鑑定医の短編集。鑑定の仕方が面白かった。数値に表れない異常を論理と経験上の感覚で解き明かす。犯人も自分の病気をあえて利用するなど、単純にVS異常者ではない。テーマに反して雰囲気が重くなり過ぎず読みやすかった。
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No.25:
(3pt)

プレゼント用で不明

プレゼント用で不明
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No.24:
(1pt)

稚拙な文章、気をてらったプロット。

劣悪なクオリティーの小説。
金と時間の無駄遣いをしたい方むけ。
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No.23:
(3pt)

エグイ

祈りのカルテとは違う、エグイ症例ばかりで読み終わってちょっと憂鬱な気持ちになるかな。
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No.22:
(1pt)

くだらない

くだらない
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No.21:
(5pt)

心の闇の深さ

天久シリーズと異なる精神病を取り上げた一冊。世間では精神病に対する目は厳しい、刑法39条により凶悪犯罪の加害者が裁かれないことに対する批判も大きい。そのことに対して考えさせる一冊である。「呪」という漢字の意味は仏教では強い思いという意味だが(真言で不動明王呪などの用語がある)、それに昔の人は「のろい」という読み方をあてた人の心の闇は古今永劫にブラックホールより深い。
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No.20:
(5pt)

精神疾患犯罪の問題点とミステリーを絶妙に絡ませた快作

秀逸な設定&謎解きに精神疾患犯罪の問題点を自然な形で絡ませており、興味深く読み進めることができた。オチには説得力と意外性があり、まんまとしてやられた。著者の「カルテシリーズ」は「殺人事件シリーズ」よりもリアリティがあって面白いので、今後もこの路線の作品を書いてくれればと思った。
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No.19:
(2pt)

正確さが足りない

精神鑑定を題材にして人の様々な特異な行動を描いている。それはなかなか面白く人の業を感じさせられたりして良いのだが、精神鑑定の難しい要素は別として、単に正確さに問題がある箇所がある。これでは精神などという難しいものに限らずどんなものの鑑定でもまともにはできないだろうという問題が。
まずは、「自分は桜庭瑠香子の娘、彼女はそう言ったんだな」「はい、間違いなくそう言いました」 ~ 言っていない。実際の会話は、「ママのお名前は分かるかな」「ママ・・瑠香子・・桜庭・・瑠香子」
これ、事実関係は同じだとしても表現の主従が入れ替わっており、精神鑑定などという難しい舞台でなく日常生活においても、下手をすると大変な誤解が生じうる可能性がある。
あと、「桜庭瑠香子は父親の暴力により子供を流産し、それを引き金に桜庭源二を殺害している。・・」とあるが
父親と桜庭源二は同一人物だぜ。普通は間違ってもこんな会話はしない。同じか、せめてどちらかは「父親の桜庭源二」という表現になるはず。
ということで、こんな会話をする人が神のような鑑定医となっていることにどうしても鼻白んでしまうわけである。
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No.18:
(4pt)

差別と偏見が次の悲劇を生み出す

ヒロインの弓削凜(ゆげ・りん)は、精神科の専門病院に勤めながら上司である影山司の行う精神鑑定で助手をしている。重大犯罪を犯した容疑者が犯行当時に正常な判断ができる精神状態であったかどうかは、刑事裁判では重要な問題点となる。
 凜は高校時代に親友を惨殺されたのだが、容疑者は精神鑑定の結果無罪となっていた。大切な友を殺したのに、どうして無罪になるのか。凜は精神科医を目指して、そして精神鑑定医を目指して勉強し、やがて鑑定医として著名な影山の下につくことになった。
 何人もの鑑定の助手を務めることで、凜は罪を背負わなければならないのは誰なのかを考えるようになる。法律と社会通念と被害者の感情に挟まれて悩む日々が続く。そうした中でついに、高校生だった親友を殺した容疑者の鑑定を行うことになった。凜は自分が関わった犯罪とは別件であるが、当事者であることを影山に隠して鑑定を進めていく。
 容疑者の心理を分析していくにつれて判明してくるのは、精神障害に対する周囲の偏見と差別である。昔から、障害者は外に出すな、という空気が日本の社会にはある。それが、さらなる悲劇を生み出すことを、この小説は示唆している。本当に「十字架」を背負わなければならないのは誰なのかを、考えてしまう作品だ。
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No.17:
(1pt)

駄作

精神疾患に対する見識が浅すぎる。
特に多重人格については明らかに勉強不足。
病気の成り立ちを考えれば、あの動機は有り得ない。
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No.16:
(5pt)

ハマります…引き込まれて行きます(⌒‐⌒)先が楽しみ~

正直この作家さん、はじめて知り 嫁ぐ前の名字と、同じだったので…申し訳ありません、好奇心での購入です。
まだ途中ですが、だんだんと引き込まれて行く感じです。
他の作品も、読みたくなってしまいました。
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No.15:
(5pt)

医療系に惹かれてしまいます。

知念さんの作品が特に好きというわけではないのですが、
惹かれてしまうところがあります。
この作品は、読んでみて「おもしろかった。読んで良かった」
と思える本でした。
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No.14:
(5pt)

精神鑑定医を主人公とした医療小説

「心神喪失者の行為は罰しない、心神耗弱者の行為はその刑を減刑する」

誰もが聞いたことがある刑法三十九条だが、実際にその鑑定を行っている精神鑑定医を主人公とした医療小説はとても興味深く楽しめた。

精神疾患の鑑定には、専門の施設に入院させて二ヶ月くらい時間をかけて行う「本鑑定」と、30分程度の面接で鑑定を行う「簡易鑑定」があり、殺人などの重大事件以外は簡易鑑定がメインであることも初めて知った。

また、犯罪行為を行った精神疾患患者の触法精神障害者が無罪になったあと、精神科病院に措置入院となり、医療に丸投げとなって司法は関知しないことなども知らなかったので勉強になった。

本書は、減刑や無罪を勝ち取るために演技をする犯罪者をいかに見破るかを中心としたミステリとなっている。

病歴と状況の矛盾や、雰囲気、言動などから慎重に判断していく展開は読み応えがあり、どの事件も一筋縄ではいかず非常に楽しめた。
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No.13:
(5pt)

まだまだ、結論は出ない!

練りの深い内容に、手に汗しながら読み進めることができました。
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No.12:
(4pt)

文体は軽いけど、テーマは重く難しい

精神鑑定医を主人公にした医療ミステリーの連作集全5話。
筆者が現役医師であるだけに、精神疾患等の知識も分かり易く書かれている。この手のミステリーだと、第一話のような典型的なパターン以外になにか話の広がりがあるのかと思いましたが、全話ともひと捻りきいて工夫されていたと感じました。
特に最終話の多重人格を取り扱ったミステリーは、あっと驚く展開ではないけれども、真相は筆者ならではの発想ではないかと思います。
また、若い精神科医の成長というオーソドックスなサイドストーリーも素直に楽しめました。
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No.11:
(3pt)

精神鑑定

精神鑑定についての5つの短編集です。
触法精神障害者の責任能力に焦点を当てた結構重たいテーマの内容、病院だけでなく裁判の様子も幻聴が緊張感がある内容でした。
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No.10:
(5pt)

映像化希望!

犯罪者の精神鑑定がテーマの短編集。
特に第五話がよかった。
「真実の行方」という、リチャード・ギア主演のミステリー映画を思い出した。
これも映像化すると面白いかも。
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No.9:
(5pt)

社会の弱者に優しい世界

タイトルに惹かれました
グイグイと読者の興味を駆り立て一気
に読み進めましたが複雑な気持ちにさ
せられた作品でしたー次回も期待します
知らない知識を教えられた作品です
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No.8:
(5pt)

読んでおいた方が良い本

面白くて読みやすい。
3日でよめました。
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No.7:
(5pt)

統合失調症と言う心の闇、詐病か否か?

作者の作品は初めてです。正直、私は長編物が好きなので短編集と言うので戸惑いました。実に面白く、また人間の心の中に潜む見えない闇を主人公と一緒に覗くと言う一面もあり旨いなぁと思いました。最初はなーんだこう言うパターンだなぁなんて勝手に主人公新米医師の凛と同じように推理しますが、残りの本の数ページでひっくり返されてしまい唖然とします。よく考えればミステリー好きの私で、刑法39条をテーマに描かれた作品も多く読んできましたが、この作品は、その精神鑑定をする医師の話であり、よくよく考えれば犯人の心の内側にスポットを当てた作品は作者が医師であるから生まれた作品のように思いました。多重人格と言う物を扱うのは少し遠くに感じますが、この短編集は統合失調症の病歴、詐病か否かと言うのは身近に感じられました。統合失調症は決して珍しくなく双極性障害や鬱病、心の病気に併発しやすくまた何故そうなるのか?など精神医学書を読んでも未だ脳の中での事で解明されていない病です。またその病気は遺伝ではないとされていますが、これもいろんな見解があり、またこの病気は家族や知人のサポートが必要で本人が積極的に治療してくれない、もしくは家族や周りの人達が逆にストレスを抱えて精神科に通うようになるので、正直、重い所に話のテーマを持ってきたなぁと思いました。あくまでミステリーだから詐病か否かで片付くが、実際、統合失調症は非常に精神科医でも判断が難しいのではないかと思います。ただ、主人公や主人公の上司は信念を持って挑みます。こう言う医師は実際、少なく心療内科、精神科、ものすごく多くありますが、実際は10分程度、下手したら薬の処方だけと言う病院も多いのが現実的な感じがします。これからも凛先生の成長を見ていきたいなぁと言う終わり方でした。実際、あっという間に一気に読めました。個人的には他の作品も読んでみたいと思います。
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