(短編集)

こちらあみ子

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評判

こちらあみ子の評価:

4.20/5点 レビュー 118件。 B ランク

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平均点4.20pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全180件 81〜100 5/9ページ
No.100
(5pt)

モヤモヤ

読後感がモヤモヤする。
こちらあみ子 (ちくま文庫) Amazon書評・レビュー: こちらあみ子 (ちくま文庫)より
4480431829
No.99
(5pt)

面白く、満足感も高く、じんわり染みた。

世間的に『かわいそうな人』と言われそうな、
つまはじきになりがちな人たちを描いた、
3つの物語が入っています。

でも、悲しい話という印象はありません。

しっかりとした、まっすぐな目でみて、
かわいらしい口調で語ってくれます。

これは、
ぼくだけの感じかたかもしれませんが、
村田沙耶香さんの作品でも感じるのですが、
はぐれものをカラッと描くという点で、
男性の作品で言うところの、
ハードボイルドに似ているように思います。

すごく好みのタイプな作風でした。

3つ続けて、かわいらしい視点の話を読んで、
そのまま『あとがき』を読むと、
なんとも滑稽に感じます。

ぼくは作家さんにくわしくないので、
たぶん有名な、そしてベテランの、
偉い偉い作家さんなのだと思います。

文面から『先生』『先生』と崇め奉られ続けた者の傲慢さを感じ、
かわいげの欠片もないなと失笑しました。

『こちらあみ子』『ピクニック』『チズさん』
を読んだすぐあとだと、
あとがきから滲み出る傲慢さが顕著です。

今村夏子さんも、
これほどに素晴らしい作品を書き続けると、
たぶん『先生』『先生』と呼ばれるでしょう。

どうか、
滑稽なオジサンだなと感じてしまう、
このあとがきの作家センセイのようには、
ならないでいただきたいです。

たぶん、そうなったころには、
技術は高みに達しているでしょう。
知識も、経験も、地位も高くなっている。

でも、そうなったら、
もう『こちらあみ子』は書けないと思います。

それは、せっかくファンになった者として、
非常にさびしいので。
やさしくまっすぐな目を失わないでほしいです。

この本は、宝物にします。
読みやすく、それでいて読みごたえもあり、
満足感は最高でした。

3つともそれぞれの楽しさがありましたし。

買ってよかったです。
今村さんの、
他の作品も読んでみようと思います。
こちらあみ子 (ちくま文庫) Amazon書評・レビュー: こちらあみ子 (ちくま文庫)より
4480431829
No.98
(5pt)

モヤモヤ

読後感がモヤモヤする。
こちらあみ子 Amazon書評・レビュー: こちらあみ子より
4480804307
No.97
(5pt)

面白く、満足感も高く、じんわり染みた。

世間的に『かわいそうな人』と言われそうな、
つまはじきになりがちな人たちを描いた、
3つの物語が入っています。

でも、悲しい話という印象はありません。

しっかりとした、まっすぐな目でみて、
かわいらしい口調で語ってくれます。

これは、
ぼくだけの感じかたかもしれませんが、
村田沙耶香さんの作品でも感じるのですが、
はぐれものをカラッと描くという点で、
男性の作品で言うところの、
ハードボイルドに似ているように思います。

すごく好みのタイプな作風でした。

3つ続けて、かわいらしい視点の話を読んで、
そのまま『あとがき』を読むと、
なんとも滑稽に感じます。

ぼくは作家さんにくわしくないので、
たぶん有名な、そしてベテランの、
偉い偉い作家さんなのだと思います。

文面から『先生』『先生』と崇め奉られ続けた者の傲慢さを感じ、
かわいげの欠片もないなと失笑しました。

『こちらあみ子』『ピクニック』『チズさん』
を読んだすぐあとだと、
あとがきから滲み出る傲慢さが顕著です。

今村夏子さんも、
これほどに素晴らしい作品を書き続けると、
たぶん『先生』『先生』と呼ばれるでしょう。

どうか、
滑稽なオジサンだなと感じてしまう、
このあとがきの作家センセイのようには、
ならないでいただきたいです。

たぶん、そうなったころには、
技術は高みに達しているでしょう。
知識も、経験も、地位も高くなっている。

でも、そうなったら、
もう『こちらあみ子』は書けないと思います。

それは、せっかくファンになった者として、
非常にさびしいので。
やさしくまっすぐな目を失わないでほしいです。

この本は、宝物にします。
読みやすく、それでいて読みごたえもあり、
満足感は最高でした。

3つともそれぞれの楽しさがありましたし。

買ってよかったです。
今村さんの、
他の作品も読んでみようと思います。
こちらあみ子 Amazon書評・レビュー: こちらあみ子より
4480804307
No.96
(5pt)

ヒューマン

とにかく、引き込まれます。ヒューマンですね。
こちらあみ子 (ちくま文庫) Amazon書評・レビュー: こちらあみ子 (ちくま文庫)より
4480431829
No.95
(5pt)

なぜこんな真顔で人の首を締めるような話を書けるのか恐ろしくなった

私の父は、知的障害を持っています。
現在家族は崩壊し、親族から絶縁され、今はそれぞれが離散し孤独に生きています。
それだけが原因ではないけれど、それが原因ではないとは言えない。
私は物心ついた時から、世間話もできない父を明確な言葉にはできないが、自分や周りとは違う存在だと認識していました。
大人になるにつれそれは悲しみをたたえ膨張し、今は全ての思い出や感情を投げ出したいほど苦痛で不愉快で悲しいものだと思っています。

『こちらあみ子』を読む中で、その全てがパンドラの箱を開けたように吹き出して、首を絞められているかのように苦しかった。
何度も泣いた。
墓のこと、前歯のこと、兄のこと。
それはある視点では、純粋で無邪気な愛の表現とも言えるでしょう。
けれど、父は、兄は、そして母は。
わたしはあみ子より、この3人の気持ちがわかってしまうから、苦しくて張り裂けそうでたまらなかった。
のり君もそう。誰だってそう。
あみ子に言えない。言ってはいけない。言ってもあみ子はわからない。残るのは、虚無と悲しさだから。
あみ子の真っ直ぐな瞳を覗き込んで罵倒し感情を爆発させた後でいつも苦虫を噛んで情けないようなまるで自分が人非人かのような気になってしまうのはいつもこちら側にいる私たちなのだから。

しかしこれを駄作だなんて思いません。
むしろなぜ、この話を「あみ子側の目線」で書くことができたのか?驚きを隠せません。これは素晴らしい才能だと思います。

差別ではありません。
ただ、悲しい。強く非情で悲しい。
一生忘れない、恐ろしく悲しくて大切な小説です。
こちらあみ子 (ちくま文庫) Amazon書評・レビュー: こちらあみ子 (ちくま文庫)より
4480431829
No.94
(5pt)

ヒューマン

とにかく、引き込まれます。ヒューマンですね。
こちらあみ子 Amazon書評・レビュー: こちらあみ子より
4480804307
No.93
(5pt)

なぜこんな真顔で人の首を締めるような話を書けるのか恐ろしくなった

私の父は、知的障害を持っています。
現在家族は崩壊し、親族から絶縁され、今はそれぞれが離散し孤独に生きています。
それだけが原因ではないけれど、それが原因ではないとは言えない。
私は物心ついた時から、世間話もできない父を明確な言葉にはできないが、自分や周りとは違う存在だと認識していました。
大人になるにつれそれは悲しみをたたえ膨張し、今は全ての思い出や感情を投げ出したいほど苦痛で不愉快で悲しいものだと思っています。

『こちらあみ子』を読む中で、その全てがパンドラの箱を開けたように吹き出して、首を絞められているかのように苦しかった。
何度も泣いた。
墓のこと、前歯のこと、兄のこと。
それはある視点では、純粋で無邪気な愛の表現とも言えるでしょう。
けれど、父は、兄は、そして母は。
わたしはあみ子より、この3人の気持ちがわかってしまうから、苦しくて張り裂けそうでたまらなかった。
のり君もそう。誰だってそう。
あみ子に言えない。言ってはいけない。言ってもあみ子はわからない。残るのは、虚無と悲しさだから。
あみ子の真っ直ぐな瞳を覗き込んで罵倒し感情を爆発させた後でいつも苦虫を噛んで情けないようなまるで自分が人非人かのような気になってしまうのはいつもこちら側にいる私たちなのだから。

しかしこれを駄作だなんて思いません。
むしろなぜ、この話を「あみ子側の目線」で書くことができたのか?驚きを隠せません。これは素晴らしい才能だと思います。

差別ではありません。
ただ、悲しい。強く非情で悲しい。
一生忘れない、恐ろしく悲しくて大切な小説です。
こちらあみ子 Amazon書評・レビュー: こちらあみ子より
4480804307
No.92
(5pt)

町田康の解説を読んでくれ

読者に対して意図的に感情を呼び起こそうと働きかけることをしてないのに、忘れられない記憶に残る小説。他人になってみるという感覚を一時的に得られる。シンプルに読んでよかった。
こちらあみ子 (ちくま文庫) Amazon書評・レビュー: こちらあみ子 (ちくま文庫)より
4480431829
No.91
(5pt)

町田康の解説を読んでくれ

読者に対して意図的に感情を呼び起こそうと働きかけることをしてないのに、忘れられない記憶に残る小説。他人になってみるという感覚を一時的に得られる。シンプルに読んでよかった。
こちらあみ子 Amazon書評・レビュー: こちらあみ子より
4480804307
No.90
(5pt)

衝撃

こんな小説あるんだなと驚かされた。
あみ子を聖人化しすぎ、という書評をみたが、そうだろうか。
ちゃんと「そばにこんな奴いたら嫌だな」「そりゃ皆に嫌われる」と思われるように書いていると思った。

私自身、あみ子のような性質のある子どもだった。
自分に照らすと、なにも自覚していないあみ子はリアルだ。本当にこういう感じ。
そして、あみ子が「おかしい」なりに社会から排除されるさまを痛快とさえ感じてしまった。
救いなんか必要ないと思う。おかしい人が生きるとは、そういうものだからだ。

ほかの作品も読んだが、やはり「あみ子」を推しているレビューが多く、同感である。
こちらあみ子 (ちくま文庫) Amazon書評・レビュー: こちらあみ子 (ちくま文庫)より
4480431829
No.89
(5pt)

衝撃

こんな小説あるんだなと驚かされた。
あみ子を聖人化しすぎ、という書評をみたが、そうだろうか。
ちゃんと「そばにこんな奴いたら嫌だな」「そりゃ皆に嫌われる」と思われるように書いていると思った。

私自身、あみ子のような性質のある子どもだった。
自分に照らすと、なにも自覚していないあみ子はリアルだ。本当にこういう感じ。
そして、あみ子が「おかしい」なりに社会から排除されるさまを痛快とさえ感じてしまった。
救いなんか必要ないと思う。おかしい人が生きるとは、そういうものだからだ。

ほかの作品も読んだが、やはり「あみ子」を推しているレビューが多く、同感である。
こちらあみ子 Amazon書評・レビュー: こちらあみ子より
4480804307
No.88
(5pt)

すごい才能が現れた

ページをめくるたびに想像を絶する展開。作り物とはとうてい思えない。実際の経験はどれくらい反映されているのだろう。写真を見ると前歯はちゃんとあるようだ。「小さな恋の物語」かと思いきや、結末は残酷。いくらでもシリアスに書ける題材を、柳に風と流しているのは、暗くはしたくなかったのだろう。これでいい。芥川賞の「むらさきのー」は未読だが、文庫化されたら読んでみようと思う。この人の引き出しはどれくらいなんだろう?長編で無くても良い。寡作でもいい。コツコツ書いて行って欲しい。確かに世界的才能かもしれない。編集者さん、大事に育てて下さい。
こちらあみ子 (ちくま文庫) Amazon書評・レビュー: こちらあみ子 (ちくま文庫)より
4480431829
No.87
(5pt)

すごくいい

すごくいい空気です。淡々としているんだけど、あったかいと思ったら冷たいような、読んでいてそわそわする。あみこみたいに生きたい。
こちらあみ子 (ちくま文庫) Amazon書評・レビュー: こちらあみ子 (ちくま文庫)より
4480431829
No.86
(5pt)

すごい才能が現れた

ページをめくるたびに想像を絶する展開。作り物とはとうてい思えない。実際の経験はどれくらい反映されているのだろう。写真を見ると前歯はちゃんとあるようだ。「小さな恋の物語」かと思いきや、結末は残酷。いくらでもシリアスに書ける題材を、柳に風と流しているのは、暗くはしたくなかったのだろう。これでいい。芥川賞の「むらさきのー」は未読だが、文庫化されたら読んでみようと思う。この人の引き出しはどれくらいなんだろう?長編で無くても良い。寡作でもいい。コツコツ書いて行って欲しい。確かに世界的才能かもしれない。編集者さん、大事に育てて下さい。
こちらあみ子 Amazon書評・レビュー: こちらあみ子より
4480804307
No.85
(5pt)

すごくいい

すごくいい空気です。淡々としているんだけど、あったかいと思ったら冷たいような、読んでいてそわそわする。あみこみたいに生きたい。
こちらあみ子 Amazon書評・レビュー: こちらあみ子より
4480804307
No.84
(5pt)

読書とは。

「こちらあみ子」他二編も素晴らしかった。どこがどう良いのかはどんなに言葉を尽くしても上手く他人に伝えるのは難しいと思う。ただ良かった、と。あえて言うのならばこの小説を読んだ後はテレビやラジオなどのメディアに触れる気が全くしなかった。しばらくはこの小説の世界観に浸って反芻していたいと思った。読書とは時にそんな幸福な時間をもたらす。
こちらあみ子 Amazon書評・レビュー: こちらあみ子より
4480804307
No.83
(5pt)

こちらあみ子というのは異次元にいる自分という意味?

題名のこちらあみ子というのはトランシーバーで遊ぶときの言葉だが、異次元にいる自分という意味も掛けられていると思う。主人公のあみ子は心霊の声を聞く子であるし、小中四度も同じクラスになり、大好きだったのり君の氏名を中学卒業まで知らなかった子であるし、チョコクッキーのチョコだけ舐めて裸にしたシケったやつをのり君に食わせてしまう子である。それから「手作りよ、死体は入っとらんけどな」と庭に弟の墓碑を作ったりするのだった。父の後妻のアイデンティティーは小豆代のほくろなのであり、時に、赤黒いグミの実になったりもする。そして、それが落ちる物なのか、そうでないのかが最大の興味の対象なのである。
 この小説は、同列の、同じ方向を向いた人間が、人間間の、ちょっとした違いをあれこれ悩んだり、いじめたり、喜んで感激したり、そんなレベルの動機ではないのであって、外に棲息しつつ人間世界を見て描く筆に、真っ直ぐで、太くて、強い真実があると思った。あと、保健室でのり君から昔と今、二つの大罪のため、ぶん殴られるシーン、暴走族の兄が家に帰って来て、ベランダの巣を外にぶん投げるまでのシーンなど、難しい単語など一切ないのに、抜群の突き詰め方になっていると感じられた。天然の、天才による作品だという気がした。
こちらあみ子 Amazon書評・レビュー: こちらあみ子より
4480804307
No.82
(5pt)

傑作です

これだけ深刻な物語を軽やかな推理小説のように読ませる文章。

 すばらしい才能です。書き手としては完成されていると思います。
こちらあみ子 Amazon書評・レビュー: こちらあみ子より
4480804307
No.81
(4pt)

強い強い真っすぐ

時に暴力的なまでに力強く、明るく前向きな主人公。
あみ子の気持ちが伝わらないもどかしさにやきもきし、いつの間にかあみ子の言動を他の登場人物に対して,
フォローしながら読んでいた。
ラストのほのかに甘酸っぱいエピソードまで、色とりどりの小花のついた野草が生い茂る夏の土手が似合う女の子だと思う。
こちらあみ子 Amazon書評・レビュー: こちらあみ子より
4480804307