パニック・裸の王様

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パニック・裸の王様の評価:

4.56/5点 レビュー 34件。 B ランク

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平均点4.56pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全84件 41〜60 3/5ページ
No.44
(5pt)

日本のエリート社会の雰囲気が感じられる小説

開高健(かいこう たけし)「パニック」は、小松左京「日本沈没」と並ぶ、日本の代表的な社会派小説。高校の国語教科書にも掲載されたことがある名作。小説中の出来事を一言で言えば「ネズミ増殖騒動」。初版は昭和33年(1958年)。しかし、不都合な事象への対応の様子や、登場人物達の会話のやり取りは、全く古さを感じない。つまり、日本エリート社会の、時代に左右されない独特の雰囲気を表現している。独特の「あ・うんの呼吸」を味わえる。非常におすすめ。
パニック・裸の王様 (1960年) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: パニック・裸の王様 (1960年) (新潮文庫)より
B000JAPHTK
No.43
(5pt)

日本のエリート社会の雰囲気が感じられる小説

開高健(かいこう たけし)「パニック」は、小松左京「日本沈没」と並ぶ、日本の代表的な社会派小説。高校の国語教科書にも掲載されたことがある名作。小説中の出来事を一言で言えば「ネズミ増殖騒動」。初版は昭和33年(1958年)。しかし、不都合な事象への対応の様子や、登場人物達の会話のやり取りは、全く古さを感じない。つまり、日本エリート社会の、時代に左右されない独特の雰囲気を表現している。独特の「あ・うんの呼吸」を味わえる。非常におすすめ。
パニック・裸の王様(新潮文庫) Amazon書評・レビュー: パニック・裸の王様(新潮文庫)より
B01CSBIG5E
No.42
(5pt)

日本のエリート社会の雰囲気が感じられる小説

開高健(かいこう たけし)「パニック」は、小松左京「日本沈没」と並ぶ、日本の代表的な社会派小説。高校の国語教科書にも掲載されたことがある名作。小説中の出来事を一言で言えば「ネズミ増殖騒動」。初版は昭和33年(1958年)。しかし、不都合な事象への対応の様子や、登場人物達の会話のやり取りは、全く古さを感じない。つまり、日本エリート社会の、時代に左右されない独特の雰囲気を表現している。独特の「あ・うんの呼吸」を味わえる。非常におすすめ。
パニック・裸の王様 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: パニック・裸の王様 (新潮文庫)より
4101128014
No.41
(4pt)

パニック・裸の王様

とつじょ大繁殖して野に街にあふれでたネズミの大群がまき起す大恐慌を描く「パニック」。打算と偽善と虚栄に満ちた社会でほとんど圧殺されかかっている幼い生命の救出を描く芥川賞受賞作「裸の王様」。ほかに「巨人と玩具」「流亡記」。工業社会において人間の自律性をすべて咬み砕きつつ進む巨大なメカニズムが内蔵する物理的エネルギーのものすごさを、恐れと驚嘆と感動とで語る。
パニック・裸の王様 (1960年) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: パニック・裸の王様 (1960年) (新潮文庫)より
B000JAPHTK
No.40
(4pt)

パニック・裸の王様

とつじょ大繁殖して野に街にあふれでたネズミの大群がまき起す大恐慌を描く「パニック」。打算と偽善と虚栄に満ちた社会でほとんど圧殺されかかっている幼い生命の救出を描く芥川賞受賞作「裸の王様」。ほかに「巨人と玩具」「流亡記」。工業社会において人間の自律性をすべて咬み砕きつつ進む巨大なメカニズムが内蔵する物理的エネルギーのものすごさを、恐れと驚嘆と感動とで語る。
パニック・裸の王様(新潮文庫) Amazon書評・レビュー: パニック・裸の王様(新潮文庫)より
B01CSBIG5E
No.39
(4pt)

パニック・裸の王様

とつじょ大繁殖して野に街にあふれでたネズミの大群がまき起す大恐慌を描く「パニック」。打算と偽善と虚栄に満ちた社会でほとんど圧殺されかかっている幼い生命の救出を描く芥川賞受賞作「裸の王様」。ほかに「巨人と玩具」「流亡記」。工業社会において人間の自律性をすべて咬み砕きつつ進む巨大なメカニズムが内蔵する物理的エネルギーのものすごさを、恐れと驚嘆と感動とで語る。
パニック・裸の王様 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: パニック・裸の王様 (新潮文庫)より
4101128014
No.38
(5pt)

パニック たまげた

まだパニックしか読んでませんが、その面白さにたまらず投稿します。
詳しく述べるつもりはありませんが、その中で描かれる、巨大なエネルギーと喪失感にはたまげました。本当にオススメ
パニック・裸の王様 (1960年) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: パニック・裸の王様 (1960年) (新潮文庫)より
B000JAPHTK
No.37
(5pt)

パニック たまげた

まだパニックしか読んでませんが、その面白さにたまらず投稿します。
詳しく述べるつもりはありませんが、その中で描かれる、巨大なエネルギーと喪失感にはたまげました。本当にオススメ
パニック・裸の王様(新潮文庫) Amazon書評・レビュー: パニック・裸の王様(新潮文庫)より
B01CSBIG5E
No.36
(5pt)

パニック たまげた

まだパニックしか読んでませんが、その面白さにたまらず投稿します。
詳しく述べるつもりはありませんが、その中で描かれる、巨大なエネルギーと喪失感にはたまげました。本当にオススメ
パニック・裸の王様 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: パニック・裸の王様 (新潮文庫)より
4101128014
No.35
(4pt)

抗しきれないものの前で現実を受け入れる

「裸の王様」は中学の教科書に載っていたのを思い出した。あらためて読んでみると、中坊向きじゃあない。当時感じた孤独な少年と絵画教室の先生との心の交流という美談とは違って、人間のどろどろとした部分が垣間見える。

大量発生した鼠のために町中が混乱に陥る「パニック」も同様、権力とか権威に如何ともしがたい苛立ちを覚えてしまった。

サントリー宣伝部にいた著者ならではの「巨人と玩具」、始皇帝の圧政に翻弄される人々「流亡記」も、抗しきれないものの前で現実を受け入れる様は類似してると言えるかな。

【芥川賞】
パニック・裸の王様 (1960年) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: パニック・裸の王様 (1960年) (新潮文庫)より
B000JAPHTK
No.34
(4pt)

抗しきれないものの前で現実を受け入れる

「裸の王様」は中学の教科書に載っていたのを思い出した。あらためて読んでみると、中坊向きじゃあない。当時感じた孤独な少年と絵画教室の先生との心の交流という美談とは違って、人間のどろどろとした部分が垣間見える。

大量発生した鼠のために町中が混乱に陥る「パニック」も同様、権力とか権威に如何ともしがたい苛立ちを覚えてしまった。

サントリー宣伝部にいた著者ならではの「巨人と玩具」、始皇帝の圧政に翻弄される人々「流亡記」も、抗しきれないものの前で現実を受け入れる様は類似してると言えるかな。

【芥川賞】
パニック・裸の王様(新潮文庫) Amazon書評・レビュー: パニック・裸の王様(新潮文庫)より
B01CSBIG5E
No.33
(4pt)

抗しきれないものの前で現実を受け入れる

「裸の王様」は中学の教科書に載っていたのを思い出した。あらためて読んでみると、中坊向きじゃあない。当時感じた孤独な少年と絵画教室の先生との心の交流という美談とは違って、人間のどろどろとした部分が垣間見える。

大量発生した鼠のために町中が混乱に陥る「パニック」も同様、権力とか権威に如何ともしがたい苛立ちを覚えてしまった。

サントリー宣伝部にいた著者ならではの「巨人と玩具」、始皇帝の圧政に翻弄される人々「流亡記」も、抗しきれないものの前で現実を受け入れる様は類似してると言えるかな。

【芥川賞】
パニック・裸の王様 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: パニック・裸の王様 (新潮文庫)より
4101128014
No.32
(3pt)

面白い。興味深い。なんだけど

どうにも旧漢字が苦手。旧漢字が全部読めない訳ではないし、知らない漢字でも前後で推測できるから意味不明になる事はない。
が、どうにもそこでいちいち引っ掛かってしまい、折角の文体のリズムに乗れない。気持ち良く文章の流れに乗ろうとする度につまずく感じ。
↑これは単に私の能力不足の問題です。波に乗れない自分が悔しい感じです。
パニック・裸の王様 (1960年) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: パニック・裸の王様 (1960年) (新潮文庫)より
B000JAPHTK
No.31
(3pt)

面白い。興味深い。なんだけど

どうにも旧漢字が苦手。旧漢字が全部読めない訳ではないし、知らない漢字でも前後で推測できるから意味不明になる事はない。
が、どうにもそこでいちいち引っ掛かってしまい、折角の文体のリズムに乗れない。気持ち良く文章の流れに乗ろうとする度につまずく感じ。
↑これは単に私の能力不足の問題です。波に乗れない自分が悔しい感じです。
パニック・裸の王様(新潮文庫) Amazon書評・レビュー: パニック・裸の王様(新潮文庫)より
B01CSBIG5E
No.30
(3pt)

面白い。興味深い。なんだけど

どうにも旧漢字が苦手。旧漢字が全部読めない訳ではないし、知らない漢字でも前後で推測できるから意味不明になる事はない。
が、どうにもそこでいちいち引っ掛かってしまい、折角の文体のリズムに乗れない。気持ち良く文章の流れに乗ろうとする度につまずく感じ。
↑これは単に私の能力不足の問題です。波に乗れない自分が悔しい感じです。
パニック・裸の王様 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: パニック・裸の王様 (新潮文庫)より
4101128014
No.29
(4pt)

記憶していた『パニック』が一番楽しく読めた。

中学生で敗戦を迎えた吉村昭氏とほぼ同世代3歳年下の作家である開高健氏の本書『パニック・裸の王様』は、35年以上前に読んだ本だが気まぐれに押入れの中から探し出して再読してみた。
 開高健氏が27歳の時(1957年)に、芥川賞を受賞した本書中の『裸の王様』の全てを忘れ去り、鮮明に記憶していた話は『パニック』だけだった。
 勿論本書に掲載している他の二編『巨人と玩具』『流亡記』などもすべて忘れ去り、初めて読むような小説だったから我が脳みその働きの衰えたことに情けなくなってしまった。
 ベトナム戦争を取材した『輝ける闇』や『ロマネ・コンティ・一九三五年』『地球はグラスのふちを回る 』など記憶に残っているものもあるから我が脳みそがすべて毀損した訳じゃ〜ないのだと気を休めることにした。
 開高健氏の文章は、装飾され饒舌とも思えるようなスタイルで書かれていることが多く、評者など少々好みに合わない作品もある。
 本書中の『流亡記』などは、「もう少し読みやすく簡潔に書いて早く先に進んでくれよ」と少々イラつきながら読み進んだのである。
 やはり氏の得意な分野である釣りや酒についてのエッセイなどを書いたものは、「饒舌」「装飾」された文章だからこそ面白く印象深く記憶に残っているようである。
 先に読んだ吉村昭氏の『史実を追う旅 』のなかで「優秀な編集者なら原稿の一行を読んだら書いた作家が判るものです」と、零戦の設計者として有名な堀越二郎氏に語ったエピソードを思い出したが、開高健氏の個性ある文章は、評者のような素人でも一行は無理としても、本の一ページを読んだら判るのではないか、と思いながら大昔に読んだ本書を読み終えたのである。
 『パニック』5、『裸の王様』4、『巨人と玩具』4、『流亡記』3、として、ま〜本書の評価星4ヶとしました。
パニック・裸の王様 (1960年) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: パニック・裸の王様 (1960年) (新潮文庫)より
B000JAPHTK
No.28
(5pt)

ずっと後を引きます

はじめて、開高健さんの本をよみました。
すっかりはまってしまい、一気に読んでしまいました。
奥付をみて、初版が昭和35年。私のうまれる遥か前にこんなものが書かれていた
なんて、と思うと、ちょっと感動しました。
時代を越えて、こういう本に出合えたことがすごくうれしい経験でした。
久しぶりに、今後もう一度読み直したいと思う本でした。

どのストーリもその後の展開にいろいろと想像をめぐらせる余地がたくさん
残されていて、ずっと尾をひく読後感です。しかもどのストーリも、はっきりいって暗いん
です。こういう小説は大好きです。お気に入りは巨人と玩具。
パニック・裸の王様(新潮文庫) Amazon書評・レビュー: パニック・裸の王様(新潮文庫)より
B01CSBIG5E
No.27
(5pt)

ずっと後を引きます

はじめて、開高健さんの本をよみました。
すっかりはまってしまい、一気に読んでしまいました。
奥付をみて、初版が昭和35年。私のうまれる遥か前にこんなものが書かれていた
なんて、と思うと、ちょっと感動しました。
時代を越えて、こういう本に出合えたことがすごくうれしい経験でした。
久しぶりに、今後もう一度読み直したいと思う本でした。

どのストーリもその後の展開にいろいろと想像をめぐらせる余地がたくさん
残されていて、ずっと尾をひく読後感です。しかもどのストーリも、はっきりいって暗いん
です。こういう小説は大好きです。お気に入りは巨人と玩具。
パニック・裸の王様 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: パニック・裸の王様 (新潮文庫)より
4101128014
No.26
(4pt)

組織、社会における人間の生きざまを描いた小説集

開高健の小説を読んだのは、高校時代に『輝ける闇』を読んで以来であり、約15年ぶりであった。生の厳しさをグロテスクなまでに描いたという点で、本書の「逃亡記」は記憶の彼方にある『輝ける闇』と似通っているような気がしたが、基本的に本書に収められている小説はルポ的な性格が強い開高健の代表作である『輝ける闇』とは大きく異なり、組織、社会における人間の生きざまを作家、芸術家ならではの視点で描いたものばかりである。これらの小説に通底しているのは、個人を抑圧する組織に対する冷徹な眼差しである。県庁、キャラメル会社、絵具会社が個人を抑圧するものとして描かれ、筆者は、これらの組織の抑圧にも関わらず、これらを翻弄する自然現象(「パニック」)やこれらにも関わらず発露される個性(「裸の王様」)を感動的な筆致で描いている。開高健は若い頃、企業に勤めていたというが、その頃の経験が組織のメカニズムを描く上での糧となっているのだろう。

本書にはいい小説が揃っているが、他方で若干の物足りなさを感じたのも事実である。どれも短編・中編だということもあるだろうが、物語には斬新さをあまり感じなかった。傑作「裸の王様」でさえ、プロット的にはテレビドラマ並であると言っては言い過ぎだろうか。とは言え、文体は理知的であり読みやすく、組織に対する冷徹な眼差しには共感できる人が多いだろう。間違いなく古典として読み継がれていく小説集だろう。
パニック・裸の王様(新潮文庫) Amazon書評・レビュー: パニック・裸の王様(新潮文庫)より
B01CSBIG5E
No.25
(4pt)

組織、社会における人間の生きざまを描いた小説集

開高健の小説を読んだのは、高校時代に『輝ける闇』を読んで以来であり、約15年ぶりであった。生の厳しさをグロテスクなまでに描いたという点で、本書の「逃亡記」は記憶の彼方にある『輝ける闇』と似通っているような気がしたが、基本的に本書に収められている小説はルポ的な性格が強い開高健の代表作である『輝ける闇』とは大きく異なり、組織、社会における人間の生きざまを作家、芸術家ならではの視点で描いたものばかりである。これらの小説に通底しているのは、個人を抑圧する組織に対する冷徹な眼差しである。県庁、キャラメル会社、絵具会社が個人を抑圧するものとして描かれ、筆者は、これらの組織の抑圧にも関わらず、これらを翻弄する自然現象(「パニック」)やこれらにも関わらず発露される個性(「裸の王様」)を感動的な筆致で描いている。開高健は若い頃、企業に勤めていたというが、その頃の経験が組織のメカニズムを描く上での糧となっているのだろう。

本書にはいい小説が揃っているが、他方で若干の物足りなさを感じたのも事実である。どれも短編・中編だということもあるだろうが、物語には斬新さをあまり感じなかった。傑作「裸の王様」でさえ、プロット的にはテレビドラマ並であると言っては言い過ぎだろうか。とは言え、文体は理知的であり読みやすく、組織に対する冷徹な眼差しには共感できる人が多いだろう。間違いなく古典として読み継がれていく小説集だろう。
パニック・裸の王様 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: パニック・裸の王様 (新潮文庫)より
4101128014