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僕が僕をやめる日



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【この小説が収録されている参考書籍】
僕が僕をやめる日 (メディアワークス文庫)

僕が僕をやめる日の評価: 4.17/5点 レビュー 12件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.17pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全12件 1~12 1/1ページ
No.12:
(5pt)

最高に憂鬱

最後まで展開が読めない物語は良作ですね
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No.11:
(4pt)

面白かったです

内容はとても面白かったです。
が、数ページ曲がった状態でとどいたのが残念でした( ; .̫ ; )
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No.10:
(5pt)

いい。

読むべし。
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No.9:
(4pt)

梱包が…

娘に頼まれて2冊購入しました。一緒にフライパンを購入したらフライパンと一緒に詰められてました。すぐに傷が付くので仕方ないですが新品の文庫は別で発送してほしかったです。
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4049128608
No.8:
(4pt)

他人との関わりかたを考えさせられる思いでした。

若い人のミステリーは今まで読んだことが無かったのですが、孫に勧められて初めて読んだのですがミステリーなのに読み終わった後、なんだか清々しい気持ちになったのには自分でも驚きです。
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No.7:
(5pt)

めっちゃ面白い!!

これを読んでからこの作者を好きになりました。初めて本に夢中になったのです。今は「15歳のテロリスト」を読んでいます。これからの新作も楽しみです!
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No.6:
(4pt)

いい

面白かった。未知な世界でえぐさもあった。
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No.5:
(5pt)

よかった

よかったです。
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No.4:
(2pt)

現実離れして違和感が残る

前半までは、今後に対して、未知への期待感が高まって行ったので面白く読むことが出来た。しかし後半になると、その真相が明らかになって行く度に、あまりに現実離れした事象に違和感しか残らなかった。著者はサプライズや驚愕を狙っていることは理解できるが、もう少し現実的で共感出来る内容にして欲しかった。
また、殺人事件は、とにかく、完全犯罪を目指すべきだ。それがサスペンス小説の基本だ。
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No.3:
(3pt)

まずまず

とある理由により、名前と立場を譲り受けた少年の物語。
大学生として順調に生きていくが、
譲ってくれた覆面作家でもある彼がが行方をくらますことで、
お話が動いていきます。
なかなか楽しめました。
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No.2:
(5pt)

息苦しい世界での叫びの物語

キャラクターの辛い境遇やストーリーが進むほど各人の罪に醜悪さが暴かれる構成は電撃文庫時代から変わらず。
今回スポットライトの当たる貧困層やそこに生まれ落ちた子供たちの描写はこれまでにない生々しさで、特に冒頭で主人公が暮らしている宿泊所の、何かのドキュメンタリーじみたリアルさが白眉。
主人公と高木健介の奇妙な同居生活から失踪した彼の正体を小説を手がかりに紐解き、真相に至るまでが淡々とした筆致で綴られ、バラバラだったピースが繋がるミステリ的な快感を伴うストーリーにぐいぐいと引き込まれます。

息苦しい世界で傷つきながら生きる人間の叫び、というのが松村涼哉作品の共通したテーマだと思いますが、過去一番真に迫った作品に感じました。
同レーベルの『私が大好きな小説家を殺すまで』とは共通点も多く、読み比べてみると楽しいかもしれません。
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No.1:
(4pt)

僕をやめ、2年目の春、きみと別れ

『ただそれ』の松村涼哉さんの最新作。

発売日に地元の書店で購入し、1日で読みました。書店では平積みされていました。

内容は、身体の故障のせいで雇い先がなく、帰る家もない立井潤貴(19)が、自殺しようとしたところで同い年くらいの若者と出会うことではじまります。
その若者に互いの身分を入れ替えて共に生活しようと提案され、奇妙な同居をはじめるというもの。

その若者・高木健介はじつは若手の純文学作家で、自分が執筆に専念するために、主人公に分身になってもらったと言う。
しかし、そんな生活が2年ほど続いたある日、高井は突然行方をくらまし、同時に、過去に当たり屋をしていた男が溺死体で発見される。

主人公の立井の元に刑事が現れ、高井健介の犯行の可能性を知る。

高井の過去を追う主人公。高井は何者で、なぜ、失踪したのか。そして本当に殺人犯なのか・・・。

以上がこの物語のスタートになっています。

読んでいておもしろかったのは、ミステリというよりサスペンスだった前作に比べて、今作は帯の通り、しっかりと『ミステリ』になっているところ。途中に出てくる数字の暗号はシンプルですが、謎・過去・人間関係が複雑に絡まる構成はよく作られています。伏線も何度か「おっ」となります。

もうひとつおもしろかったのは、前作『15歳のテロリスト』同様、現行の法制度(雇用や出生届、生活保護の受給)などについて説明されていて、知らなかったことが多く、読んでいて「そういう仕組みがあるのか」と驚きました。

法制度の不可解な点、あるいは弱点を描き、さらに法律の抜け穴を利用することで犯罪ができるという、とても知的なミステリで楽しめました。

けど、個人的に物足りなかった点もありました。というのも、わたしは松村先生のデビュー小説『ただそれ』でファンになったのですが、本作はオチに希望やメッセージ性もあり、『ただそれ』ほど暗く救いようのない内容ではなかったので、
「ただただ暗い、救いようのない小説にこそ救われる」というタイプのひとは泣けないかも。

(個人的に『ただそれ』は少しの救いがラストにあったけど、純文学の太宰治や中村文則の初期作品に近い、破滅的だからこその救いがある気がしてファンになりました)

もっとも、ライトなエンタメ小説として読むならこれくらいでちょうど良いかも。哀しさはありますが決して絶望ではありません。

さらっと読める、まじめなミステリが読みたいひとにオススメです。

(あと、本作を気に入った方には中村文則さんの『最後の命』という文庫をオススメします。こちらは映画化された、主人公が殺人事件の犯人かもしれない友人を追うミステリー/サスペンス系の中編小説です。少し、本作と雰囲気が似ています)
僕が僕をやめる日 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:僕が僕をやめる日 (メディアワークス文庫)より
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