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陰翳礼讃

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評判

陰翳礼讃の評価:

4.39/5点 レビュー 77件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.39pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全81件 41〜60 3/5ページ
No.41
(5pt)

カメラマンが凄い

よくこれだけ文面とマッチする画像(写真)を掲載したものだと感心しながら読ませていただきました。谷崎さんも凄いが、編集者とカメラマンさんに脱帽です。自分が写真に求めていたテーマを再認識させてくれた良書です。
陰翳礼讃 Amazon書評・レビュー: 陰翳礼讃より
4756250122
No.40
(5pt)

紙の宝石のような本です

このもはや古典と言える文章の評価は有名無比と聞いていましたが、何故か活字だけの書物には入っていくことができませんでした。
 しかし、最近出された本書は、表紙に始まり、ページをめくると、懐かしい印字の表情と余白の上品な均衡のに、
なんとも美しい写真の続くこと続くこと。やや小さいサイズながらも、その奥行きのある情景を眺めていると、時間が静かに止まっていくようにも感じられます。
 もちろん小説家の文章が先にあって、それに触発された現代の写真家の作品が後発して絡み合って進むのですが、この時代を超えた絶妙のハーモニーに違和感がまったく生まれないというのにも驚きました。
 何度でも繰り返し手に取り、活字の森の中を歩き続け、写真の川の流れに身を任せたくなる、紙の宝石のような本です。
陰翳礼讃 Amazon書評・レビュー: 陰翳礼讃より
4756250122
No.39
(5pt)

谷崎ファン必携の書です

文章と写真が一体となっていて、理解しやすい
陰翳礼讃 Amazon書評・レビュー: 陰翳礼讃より
4756250122
No.38
(5pt)

恐らくは大正デモクラシーによる素晴らしい果実(文章読本について)

陰翳礼讃も含め、収録されてる作品はどれも面白いのですが、文章読本についてのみ触れます。
素晴らしいの一言に尽きます。明治維新以後の西洋文化の流入という流れの中で日本語を俯瞰して見る、という比較文化学的考察としてもものすごく面白い。言語の持つ限界や問題点の考察は今のネットのいわゆる荒らし的なものに対する警告とも取れます。必読です。
陰翳礼讃・文章読本 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 陰翳礼讃・文章読本 (新潮文庫)より
4101005168
No.37
(5pt)

恐らくは大正デモクラシーによる素晴らしい果実(文章読本について)

陰翳礼讃も含め、収録されてる作品はどれも面白いのですが、文章読本についてのみ触れます。
素晴らしいの一言に尽きます。明治維新以後の西洋文化の流入という流れの中で日本語を俯瞰して見る、という比較文化学的考察としてもものすごく面白い。言語の持つ限界や問題点の考察は今のネットのいわゆる荒らし的なものに対する警告とも取れます。必読です。
陰翳礼讃 Amazon書評・レビュー: 陰翳礼讃より
4756250122
No.36
(5pt)

文章良いけど  写真へたくそすぎる

いやーー  谷崎潤一郎は置いといて  写真が下手すぎる 構図が悪すぎる 何だこれぇ 
もっとまともな写真家を使ったほうが良かったと思います いやーー  ひどい 価値下がるよ
文章や本の内容は素晴らしいだけに  とほほ
陰翳礼讃・文章読本 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 陰翳礼讃・文章読本 (新潮文庫)より
4101005168
No.35
(5pt)

文章良いけど  写真へたくそすぎる

いやーー  谷崎潤一郎は置いといて  写真が下手すぎる 構図が悪すぎる 何だこれぇ 
もっとまともな写真家を使ったほうが良かったと思います いやーー  ひどい 価値下がるよ
文章や本の内容は素晴らしいだけに  とほほ
陰翳礼讃 Amazon書評・レビュー: 陰翳礼讃より
4756250122
No.34
(5pt)

なぜ、日本人は薄暗がりが好きなのか

なぜか、私は薄暗がりが好きだ。だから、谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』を初めて読んだ時は、我が意を得たりと嬉しかったことを覚えている。今回、『陰翳礼讃』(谷崎潤一郎文、大川裕弘写真、パイ インターナショナル)を手にして、深く頷いてしまった。谷崎の達意の文章と、大川裕弘の気配を感じさせる写真が相俟って、味わいのある薄暗がりの世界を現出させているからである。

「暗い部屋に住むことを余儀なくされたわれわれの先祖は、いつしか陰翳のうちに美を発見し、やがては美の目的に添うように陰翳を利用するに至った。事実、日本座敷の美は全く陰翳の濃淡に依って生れているので、それ以外に何もない。西洋人が日本座敷を見てその簡素なのに驚き、ただ灰色の壁があるばかりで何の装飾もないと云う風に感じるのは、彼等としてはいかさま尤もであるけれども、それは陰翳の謎を解しないからである」。

「されば日本の建築の中で、一番風流に出来ているのは厠であるとも云えなくはない。総べてのものを詩化してしまう我等の祖先は、住宅中で何処よりも不潔であるべき場所を、却って、雅致のある場所に変え、花鳥風月と結び付けて、なつかしい連想の中へ包むようにした」。

「われわれの座敷の美の要素は、この間接の鈍い光線に外ならない。われわれは、この力のない、わびしい、果敢ない光線が、しんみり落ち着いて座敷の壁へ沁み込むように、わざと調子の弱い色の砂壁を塗る」。

「思うに西洋人の云う『東洋の神秘』とは、かくの如き暗がりが持つ無気味な静かさを指すのであろう」。

「われわれの思索のしかたはとかくそう云う風であって、美は物体にあるのではなく、物体と物体との作り出す陰翳のあや、明暗にあると考える」。

手許に置いて、心がざわめくときに、ひっそりと読み返したい一冊である。
陰翳礼讃・文章読本 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 陰翳礼讃・文章読本 (新潮文庫)より
4101005168
No.33
(5pt)

なぜ、日本人は薄暗がりが好きなのか

なぜか、私は薄暗がりが好きだ。だから、谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』を初めて読んだ時は、我が意を得たりと嬉しかったことを覚えている。今回、『陰翳礼讃』(谷崎潤一郎文、大川裕弘写真、パイ インターナショナル)を手にして、深く頷いてしまった。谷崎の達意の文章と、大川裕弘の気配を感じさせる写真が相俟って、味わいのある薄暗がりの世界を現出させているからである。

「暗い部屋に住むことを余儀なくされたわれわれの先祖は、いつしか陰翳のうちに美を発見し、やがては美の目的に添うように陰翳を利用するに至った。事実、日本座敷の美は全く陰翳の濃淡に依って生れているので、それ以外に何もない。西洋人が日本座敷を見てその簡素なのに驚き、ただ灰色の壁があるばかりで何の装飾もないと云う風に感じるのは、彼等としてはいかさま尤もであるけれども、それは陰翳の謎を解しないからである」。

「されば日本の建築の中で、一番風流に出来ているのは厠であるとも云えなくはない。総べてのものを詩化してしまう我等の祖先は、住宅中で何処よりも不潔であるべき場所を、却って、雅致のある場所に変え、花鳥風月と結び付けて、なつかしい連想の中へ包むようにした」。

「われわれの座敷の美の要素は、この間接の鈍い光線に外ならない。われわれは、この力のない、わびしい、果敢ない光線が、しんみり落ち着いて座敷の壁へ沁み込むように、わざと調子の弱い色の砂壁を塗る」。

「思うに西洋人の云う『東洋の神秘』とは、かくの如き暗がりが持つ無気味な静かさを指すのであろう」。

「われわれの思索のしかたはとかくそう云う風であって、美は物体にあるのではなく、物体と物体との作り出す陰翳のあや、明暗にあると考える」。

手許に置いて、心がざわめくときに、ひっそりと読み返したい一冊である。
陰翳礼讃 Amazon書評・レビュー: 陰翳礼讃より
4756250122
No.32
(4pt)

もっと早く読んでいれば、良かった……

ここに取り上げられているのは、「陰翳礼讃」「厠のいろいろ」「文房具漫談」「岡本にて」「文章読本」である。どれもすぐれたエッセーであり、楽しむことができる。そして最後にあるのが、筒井康隆の「解説」である。これも、とても読み応えがあって、まったく落とすところがない。

特に惹かれたのが「文章読本」で、文を書くことが好きであるならば、参考にするところが大きい。もっと早く読んでおけば良かった、と思うのは一人だけではないだろう。『……言語は万能なものでないこと、その働きは不自由であり、時には有害なものであること……』、『……分からせるように書くと云う一事で、文章の役目は手一杯……』、
そして名文として幾度も取り上げられるので食傷気味だろうが、志賀直哉の「城の崎にて」を挙げ、『……それが簡単な言葉で、はっきりと現わされています。ところで、こう云う風に簡単な言葉で明瞭に物を描き出す技掚が、実用の文章においても同様に大切なのであります。……』と耳の痛いところを突いてくる。

また日本語の文法については、『……日本語には明確な文法がありませんから、従ってそれを習得するのが甚だ困難……』と他の言語との違いを指摘し、日本語の書き方について記している。

一方”感覚を研くこと”について触れ、それには『……出来るだけ多くのものを、繰り返して読むこと……』、『自分で作ってみること』が大切であると説いている。

更に文章の6つの要素、用語、調子、文体、体裁、品格、含蓄について大きく頁を割いて書き、用語については『…分り易い語を選ぶこと…』を第一に挙げ、詳しく述べている。

そして日本語の文章を書く時に悩まされる句読点についても、『……到底合理的には扱い切れない……』と述べ、具体例を挙げて丁寧に語ってくれている。

最後に筒井は解説で、『……読者が正しく読んでくれるかどうかは、気にし出したら際限がないのでありますから、これは読者の文学的常識と感覚とに一任する……』と谷崎を引用して多くの作家の気持ちを代弁している。

本当は★5つでも良い、と感じている。
陰翳礼讃・文章読本 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 陰翳礼讃・文章読本 (新潮文庫)より
4101005168
No.31
(4pt)

もっと早く読んでいれば、良かった……

ここに取り上げられているのは、「陰翳礼讃」「厠のいろいろ」「文房具漫談」「岡本にて」「文章読本」である。どれもすぐれたエッセーであり、楽しむことができる。そして最後にあるのが、筒井康隆の「解説」である。これも、とても読み応えがあって、まったく落とすところがない。

特に惹かれたのが「文章読本」で、文を書くことが好きであるならば、参考にするところが大きい。もっと早く読んでおけば良かった、と思うのは一人だけではないだろう。『……言語は万能なものでないこと、その働きは不自由であり、時には有害なものであること……』、『……分からせるように書くと云う一事で、文章の役目は手一杯……』、
そして名文として幾度も取り上げられるので食傷気味だろうが、志賀直哉の「城の崎にて」を挙げ、『……それが簡単な言葉で、はっきりと現わされています。ところで、こう云う風に簡単な言葉で明瞭に物を描き出す技掚が、実用の文章においても同様に大切なのであります。……』と耳の痛いところを突いてくる。

また日本語の文法については、『……日本語には明確な文法がありませんから、従ってそれを習得するのが甚だ困難……』と他の言語との違いを指摘し、日本語の書き方について記している。

一方”感覚を研くこと”について触れ、それには『……出来るだけ多くのものを、繰り返して読むこと……』、『自分で作ってみること』が大切であると説いている。

更に文章の6つの要素、用語、調子、文体、体裁、品格、含蓄について大きく頁を割いて書き、用語については『…分り易い語を選ぶこと…』を第一に挙げ、詳しく述べている。

そして日本語の文章を書く時に悩まされる句読点についても、『……到底合理的には扱い切れない……』と述べ、具体例を挙げて丁寧に語ってくれている。

最後に筒井は解説で、『……読者が正しく読んでくれるかどうかは、気にし出したら際限がないのでありますから、これは読者の文学的常識と感覚とに一任する……』と谷崎を引用して多くの作家の気持ちを代弁している。

本当は★5つでも良い、と感じている。
陰翳礼讃 Amazon書評・レビュー: 陰翳礼讃より
4756250122
No.30
(5pt)

勉強になるほん

陰影礼賛。良い言葉です。今は便利な時代ですね!昔は電気もガスも水道もない。今は全てにおいて発展してて、便利かもしれないけど、その代わり人間の感受性が乏しくなってる気がする。便利になる=感情が乏しくなるのかな!
陰翳礼讃・文章読本 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 陰翳礼讃・文章読本 (新潮文庫)より
4101005168
No.29
(5pt)

勉強になるほん

陰影礼賛。良い言葉です。今は便利な時代ですね!昔は電気もガスも水道もない。今は全てにおいて発展してて、便利かもしれないけど、その代わり人間の感受性が乏しくなってる気がする。便利になる=感情が乏しくなるのかな!
陰翳礼讃 Amazon書評・レビュー: 陰翳礼讃より
4756250122
No.28
(5pt)

繊細幽玄の美を自分の部屋に取り入れたい。

つくづく日本は美の国だなあと思います。高みにおいても深みにおいても、また、独自性、永続性においても、ここまで繊細に美を極め日常に取り込んだ民族が他にいたでしょうか。この本を読んで、見て、あらためてそのような感慨に耽ります。
陰翳礼讃・文章読本 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 陰翳礼讃・文章読本 (新潮文庫)より
4101005168
No.27
(5pt)

繊細幽玄の美を自分の部屋に取り入れたい。

つくづく日本は美の国だなあと思います。高みにおいても深みにおいても、また、独自性、永続性においても、ここまで繊細に美を極め日常に取り込んだ民族が他にいたでしょうか。この本を読んで、見て、あらためてそのような感慨に耽ります。
陰翳礼讃 Amazon書評・レビュー: 陰翳礼讃より
4756250122
No.26
(5pt)

陰翳礼讃

谷崎潤一郎さんの陰翳礼讃を題材に、写真と文章のイメージを引き立ててくれる。
陰翳礼讃・文章読本 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 陰翳礼讃・文章読本 (新潮文庫)より
4101005168
No.25
(5pt)

陰翳礼讃

谷崎潤一郎さんの陰翳礼讃を題材に、写真と文章のイメージを引き立ててくれる。
陰翳礼讃 Amazon書評・レビュー: 陰翳礼讃より
4756250122
No.24
(5pt)

なぜ暗がり良いのか

言わずと知れた『陰翳礼讃』。
過去に何度か読んだことがあるが、陰翳礼讃を写真とともに
読むのも面白そうだと思い今回改めて手に取った。

なぜ暗がりが良いのか。
それは日本人、日本建築、日本文化を美しく見せるためである。

本書を端的に要約するとこういうことになると思うが、
そこは筆者の筆致で軽快に日本文化論を展開する。

さらに、その文章・行間から感じ取られる情景を写真でも表現している。
写真があるが故、想像力を働かせる作業は少なくなるが、格調高い文章と
静かに訴える写真を追いながら光と影の世界に浸るのも一興であると思う。

写真撮影をされる方はお分かりだと思うが、その妙は光と影の均衡を図ることにある。
本書の文章と写真はその手がかりを教えてくれる。

陰翳礼讃の一節、
『かつて漱石先生は「草枕」の中で羊羹の色を讃美しておられたことがあったが、
そう云えばあの色などはやはり瞑想的ではないか。玉のように半透明に曇ったが肌が・・・
ほんとうはそう旨くない羊羹でも、味に異様な深みが添わるように思う。』
ここは高校時代に暗記した箇所であるが、大人になって読むとまた違った感想を抱くもので
それはそれで面白い。

陰翳礼讃、既読の方、未読の方、どちらにもお薦めの一冊と思う。
陰翳礼讃・文章読本 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 陰翳礼讃・文章読本 (新潮文庫)より
4101005168
No.23
(5pt)

なぜ暗がり良いのか

言わずと知れた『陰翳礼讃』。
過去に何度か読んだことがあるが、陰翳礼讃を写真とともに
読むのも面白そうだと思い今回改めて手に取った。

なぜ暗がりが良いのか。
それは日本人、日本建築、日本文化を美しく見せるためである。

本書を端的に要約するとこういうことになると思うが、
そこは筆者の筆致で軽快に日本文化論を展開する。

さらに、その文章・行間から感じ取られる情景を写真でも表現している。
写真があるが故、想像力を働かせる作業は少なくなるが、格調高い文章と
静かに訴える写真を追いながら光と影の世界に浸るのも一興であると思う。

写真撮影をされる方はお分かりだと思うが、その妙は光と影の均衡を図ることにある。
本書の文章と写真はその手がかりを教えてくれる。

陰翳礼讃の一節、
『かつて漱石先生は「草枕」の中で羊羹の色を讃美しておられたことがあったが、
そう云えばあの色などはやはり瞑想的ではないか。玉のように半透明に曇ったが肌が・・・
ほんとうはそう旨くない羊羹でも、味に異様な深みが添わるように思う。』
ここは高校時代に暗記した箇所であるが、大人になって読むとまた違った感想を抱くもので
それはそれで面白い。

陰翳礼讃、既読の方、未読の方、どちらにもお薦めの一冊と思う。
陰翳礼讃 Amazon書評・レビュー: 陰翳礼讃より
4756250122
No.22
(4pt)

建築家の方もそうでない方も!

文学作品ですが、建築家の参考図書としても読まれています。
なかなか面白い視点ですよ。
陰翳礼讃 (角川ソフィア文庫) Amazon書評・レビュー: 陰翳礼讃 (角川ソフィア文庫)より
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