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カエルの小指 a murder of crows
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カエルの小指 a murder of crowsの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全29件 1~20 1/2ページ
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カラス…の続編。それぞれのキャラクターたちがバラバラになることなく家族のような関係性を続けていたのだと思い嬉しかったです(笑) みんな足を洗い普通に生活していた割に、とても優秀にワルの素質が磨かれていて『そんなバカな』と思う部分も多々ありますが、それも味になってる感じです。 大変面白かったです! | ||||
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傑作の続編として楽しみにしていた。期待通りだった。(期待を超えるほどではないかも)最後の畳み込みはとても凝縮されていた。 解説にあった「なぜ続編を書いたのか?」「登場人物にまた会いたくなったから」というのがとても良かった。私もそう思っていた。 | ||||
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前作『カラスの親指』が面白かったので、続けて本書を読んだ。 悪くはないが、前作が良かったので、期待外れ。 やっぱり、続編は、続編である。 小指より、親指である。 | ||||
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不平等は許せるけど 不公平は許せない。 そうかもね。人は生まれたときから不平等だし。 身内での騙し合いに重きを置いてるけど、犯罪グループを騙す逸話があれば良かったのに と思う。 そういう小説ではないけど。。。 | ||||
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面白くて一気に読んでいた、最後のドンデン返しが肝を抜いた | ||||
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カラスの親指の感想もイマイチであったが、続けて読んでみた。 続編の感想も「うーん」だった。どちらも作品も読んでいて面白いと思うことはなかった。 2作続けて読んでみてその理由がわかった。どちらの作品も、読者を騙すことばかりに力を注いでいるようで、肝心の作中で騙そうとしている人たちへの「仕掛け」がなんとも薄っぺらいもので…。それで騙せるわけない。というのが常に纏わりつくのに、都合よく騙されていく。しかも、詐欺を職業としている人達が…。 前作1作で終わっていればよかったものの、前回、詐欺師としての才能はほとんどない事を痛感したはずの主人公が、結局詐欺にアイデンティティーを感じている時点で1作目の評価もさらに落ちた。 しかも詐欺師をやめて就いた職も詐欺まがい…。 作品を読み終えた後、作品の登場人物が笑顔で「お疲れ様でしたー」と笑顔で言い合うところまで想像できるほどの虚しさを感じた。 | ||||
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9年前に読んだ「カラスの親指」の続編は、読んでて、やっぱりドキドキした。詐欺師が詐欺師を騙す。緻密な作戦ではあるが、作戦に絶対は無い。いつ、相手に作戦が気付かれるか、読んでてドキドキした。前作同様、映画化して欲しい。面白かった。 | ||||
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かつて前作の「カラスの親指」は映画をみた。 ユニークで、すっかり騙されるっていうエンタメストーリー。 小気味よく騙されてしまって、あと味がいいってゆうコンテンツ。 テンポよくコミカルにとんとんと。 とつぜん、大どんでん返しがやってきては、それが繰り返されていく。 なんといっても登場人物のキャラ立ちがいい。 そして読後はとってもハートフルなんだよな。 | ||||
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前作が好きで楽しみにしていたのだが、最後の最後まで読者を騙そうと仕掛けを用意しているが、あまりにも強引すぎて興醒めしてしまった。 途中、面白くなっていたのだが、最後に無理があった | ||||
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カエルの小指はカラスの親指の続編。よって先にカラスの親指を読んでおくことを強くお勧めします。 カエルの小指の中にもカラスの親指での話が登場するので、その辺りの事情が分かっているかどうかで作中の人物たちの心情理解が捗ります。 ミステリは幾重に重なって騙しの手口が張り巡らされている辺りはカラスの親指と同じ面白さを感じられるストーリー。 イヤミスなどでも無いので読後感も良いものです。この二つのシリーズが道尾秀介作品で一番好きだと言う人も多いです。 なぜ「カエル」なのかも作中にメタファーとして存在するので、考えながら読み進めると感動も増すと思います。 詐欺師たちによる復讐劇、それを覆う一つの騙し。切なさも内包する物語の構成力は道尾先生らしさと凄みを感じ取れるものです。 カラスの親指と合わせてお薦めの作品。 | ||||
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「カラスの親指」は読んだが、もうすっかり内容を忘れてしまった。 だからこの作品を読んでも、ちょっと何の事だか分からない部分はあった。 それはともかく、読者を騙すと言うことに凝りすぎていると思った。 もっとすっきりした、詐欺師による勧善懲悪物語を読みたかったので、その意味では期待外れだった。 | ||||
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「カラスの親指」が好きな話です。本屋で、並んで平置きされているのを見ました。 「カラスの親指」に続編が出ていたなんて、知らなかった。しかも、「カエルの小指」って(笑) 最近、読書は、Kindleなので、Kindle版を購入して、懐かしく、楽しく読みました。 「カラスの親指」には、すっかり騙されましたが、こちらは、途中で、気づきました。 これが、楽しい!当たっているかなぁと思いながら、最後まで、楽しく読みました。 「カラスの親指」、だいぶ、忘れていたので、また、読みたくなりました。 「カラスの親指」、読み返し始めたら、「テツさん」が出てきて、懐かしい気持ちになりました。 この時の「テツさん」ではないけど、今作でも、「テツ」がいて、前作では、「テツさん」が仲間の中では、「親指」で、今作の「テツ」は、「小指」なのかな?と思いました。 | ||||
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カラスの親指の続編続けて読みことを、勧める又最後に騙される。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (2件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する※削除申請(2件) | ||||
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登場人物も多くなく、読んで行くうちにグングン引き込まれて行き、カラスの親指同様涙腺が緩くなる部分もあり、楽しく読む事が出来ました。 | ||||
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私は作者のデビュー作「背の眼」以来、殆どの作品を読んでいるのだが、本作の表題が代表作「カラスの親指」に酷似しているので、その意図が計りかねた。と思ったら、続編だった。本作は「THUMB」、「INDEX FINGER」、「MIDDLE FINGER」、「RING FINGER」、「PINKY」及び「PARM」の6つの短編から構成される連作短編集。 しかし、爽快なコン・ゲームだった「カラスの親指」と比べると人情路線に走っている様だ。昔、武沢と因縁(自殺を止めた)があった女性(数年後にビルから飛び降りた)の娘キョウの詐欺グループに対する復讐劇を描いたものだが、展開に冴えがない。元詐欺師の武沢が、詐欺グループに騙された母親の敵討ちを狙うキョウの手助けをするという趣向は一見面白そうで、世間でこれだけ特殊詐欺が横行している現状では凡庸という他はない。また、武沢とキョウとの間にも小さな騙し合いがあり、キョウの警句(特に、「カエル化=王子様に見えていた人が突然カエルに見える」で表題の由縁だろう。「蛙の子は蛙」という寓意もある)にも面白いものもあるが、所詮は単発である。「RING FINGER」辺りからコン・ゲームが始まるが、チマチマしていてスマートさに欠ける。更に、武沢の現職の実演販売のテクニックをキョウが学ぶ姿はまさに「蛙の子は蛙」を匂わせる。 キョウは「叶」と書く事がラストで示され、テーマが「どんな事があっても夢を叶える」である点が窺えるが、これだけ武沢を含む仲間とキョウとの間に嘘があり、そうかと思えば、簡単に秘密をバラし合ったりしたら物語になる筈はない。初期の作者は"異界性"を売り物としており、その後、伊坂幸太郎氏風の作風に転向したが、(僅かな例外を除き)伊坂氏程の構成力・切れ味は望むべくもない。そうした悪い面が如実に出てしまった駄作だと思った。 | ||||
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カラスの親指の続編的作品。前作を読んでなくても十分に楽しめます。道尾秀介らしい、作り込まれたストーリー。アンジャッシュのコントを思い出すような、よくできた作品です。 | ||||
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面白かった。 | ||||
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前作との関係は皆さんがおっしゃる通り、 お見事ですが、道尾さんの作品を読んで感じていたことが 今作でハッキリしました。道尾秀介はスティーブン・キングなのだと。 大きなウソを小さなリアリティーの積み重ねで心地よく読ませてくれます。 そして物事の引用が実に細かく読む者のツボをついてきます。 だから大ウソが気にならない。今作も楽しい作品でした。 | ||||
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物語のスタートに少し無理があり、何か腑に落ちなかった。終盤で謎解きがあり、その時点ではようやくスッキリした。 しかしその後もドタバタと謎解き、種明かし、どんでん返しが連続し、少々疲れた。どんでん返しはもうお腹いっぱい。でも面白かった。 | ||||
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