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(短編集)

一日だけの狼



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【この小説が収録されている参考書籍】
一日だけの狼
一日だけの狼 (文春文庫)
一日だけの狼 (角川文庫)

一日だけの狼の評価: 4.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

☆4個は、他の北方作品との比較。かなり面白い

カメラマンのくせに、
探偵のようなことをしたり毎回誰かと戦ったりする「望月」シリーズの第一弾。

主人公の望月は、
「挑戦」シリーズや「神尾」シリーズの水野竜一や神尾修二たちのような超人的な強さでは無いですが、
かなり強いほうです。

作品中、望月の過去が少しづつ分かってきて、
それが続く「二月二日ホテル」に繋がってゆきます。
かなり面白いのでオススメです。
一日だけの狼 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:一日だけの狼 (角川文庫)より
404161225X
No.1:
(5pt)

ハードボイルドで設定の妙味がすばらしい

三十代のタフで寡黙なカメラマン、望月を主人公とした連作短篇集。全8篇。
ハードボイルドでグッと読ませる短篇集に仕上がっています。
何といってもストーリーの設定の妙味がすばらしい。
どの短編も、いってみればちょっとした出来事をすくいあげているにすぎないが、
「これって、作者の実体験じゃないの?」と勘繰りたくなるようなスケッチ。
2点あげるとすれば、
『犬の女』。つきあっている酒場の女と飼い犬。ラスト、サスペンス調に…。
『男たちの湖』。山奥の湖に沈む女。岸にたたずむ男。多くは語られないが、強烈な暗示を受けるラスト。
一日だけの狼 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:一日だけの狼 (角川文庫)より
404161225X

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