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(短編集)

ビストロ三軒亭の美味なる秘密



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【この小説が収録されている参考書籍】
ビストロ三軒亭の美味なる秘密 (角川文庫)

ビストロ三軒亭の美味なる秘密の評価: 4.38/5点 レビュー 8件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.38pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

良かった(⁠☆⁠▽⁠☆⁠)

最初から購入してます(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)
ビストロ三軒亭の美味なる秘密 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ビストロ三軒亭の美味なる秘密 (角川文庫)より
4041080495
No.1:
(3pt)

まぁまぁ楽しめました

日常の謎&グルメミステリである。斎藤作品は初読。
表紙絵の豆のカスレにひっかかってそのまま購入。2019年3月の文庫書き下ろし連作短編集である。

舞台は三軒茶屋のとある人気ビストロ。新米ギャルソンの主人公・隆一くんが直面する(日常の)謎。それにからむポワロ好きの凄腕シェフ、物腰の怪しいソムリエやら先輩ギャルソンのいろんな活躍で謎は解かれる。そしてそして、お客さんにあわせて提供される超絶旨そうな料理の数々。という感じで物語がすすむ。

三軒茶屋が舞台のグルメミステリというと、故・北森鴻の「香菜里屋」のイメージが強い(あちらはビアバーなので趣は異なるけれど)。そしてビストロが舞台のグルメミステリといえば、近藤史恵の「ビストロ・パ・マル」。読みながらどうもついつい比べてしまうのが悪いのだが、うーん、そうですね。まぁまぁ楽しめましたという個人的感想。

自分がものがたり世界へのめり込めなかったのは、連作を通じての謎がやたら不愉快、かつ結局の根っこが軽い印象のネタだからか。特に後半2作をリンクするこれは、(最後にはなんとかなるという救いがなくはないのですが)なんで旨い料理の読書を楽しんでいるときにこんな嫌な話を聞かされなきゃいけないんだよというところが私的にはダメでした。こういうドロドロした話、テレビの連ドラだとありがちなストーリーなのかもしれませんが、そういうの全く見ないので興味の方向があっていなかった感じもしてます。

謎解きの探偵譚としても、論理的納得感が微妙だったりするのが目について残念な印象(しかしいじわるな読者ですねー)。実はこの本の前にシリーズ1作目が出ているらしいのですが、ちょっとそっちに手は伸びそうにありません。
ビストロ三軒亭の美味なる秘密 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ビストロ三軒亭の美味なる秘密 (角川文庫)より
4041080495

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