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AGRI 三鷹台おでん屋心霊相談所
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AGRI 三鷹台おでん屋心霊相談所の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全39件 21~39 2/2ページ
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心霊ミステリーです。2人の青年が、心霊現象の謎を科学的に解き明かしていくミステリー小説です。心霊現象を扱っていますが、ライト・ノベル?だと思います。 企画は、とても面白いし、こっくりさんやテーブル・ターニングの科学的種明かしをするなど面白いです。幻視や幽霊の解明も面白かったです。 ただ、途中の話の展開が、とてもわかり辛いです。モヤモヤした気持ちで、ラストまで読むのが大変でしたが、ラストで、全ての伏線がつながるようになっています。最後まで読むと面白かったなと思えるのですが、途中は、心霊本のコケおどしみたいな印象がどうしても抜けません。2~3回読むともっと楽しめると思いますが、このテの本を2~3回読む気は起きないので、星4つとしました。 | ||||
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内容はそこそこ楽しめましたが、一応ミステリ系になるので再読はもっと時間を空けてですかね。 書籍サイズでページもたっぷりあり、読書をした気分にはなります。 比較するのもあれですが、昨今のラノベは行の下半分がスカスカだったり、台詞だけが何行も続いたりするので、「本!」というのは見ていても楽しいです。 実はカバーのイラストが好みでして、中に挿絵があるのかなと思っていたらなかったのでそれがとても残念でした。 | ||||
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妙に凝った文語体と口語体とありがちなラノベ独特の文体(「例えば。(改行)」とか)が変に混ざってるので 読み手によっては読みづらいだろうな、、と思って読みました。構成は単純明快で会話主体でなりたって いて特にじっくり心理描写や背景を探ったり推理したりというような考える行為からは無縁で軽く読めます。 登場人物の特徴や題材の描き方からアニメ化など狙ったのかなと思われますが、主人公二人の人物描写は対 比的でいて一つの現象を巡っての考え方がちょっとおもしろかったりします。 短編毎とのつながりを意識しながら一気に最後まで読めるエンタメ、テレビ的な描写を想像しながら読むと面白いかも。 | ||||
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オカルト否定派の理系男子と、オカルト肯定派の天然男子のバディ探偵ものです。 4つの短編から成っていて、それぞれ絡んでいますが「短編同士が複雑に伏線を絡ませあっている」ほどではないですが、 それぞれの章のメインミステリーとは別の前編を通しての謎がテンポよくポンポンと投げかけられて、少しずつ解かれていくので一気に読んでしまいます。 登場するキャラクターがどれも魅力的で、表紙のイラストもいいのでできたら文中にもイラストがほしかったですが、なかにはイラストはありません。 登場人物に即したアイコンが段落のはじめに配置してあってこれが可愛いです。 ミステリ部分は、なかには「そりゃ、無理があるだろう」というものもありますが、基本的に心霊の仕業とも、科学で説明できるともとれる解決の仕方で落とし所が工夫されています。 また、この二人と小和のトリオの作品を読んでみたいと思います。続編希望。 | ||||
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深夜番組でドラマ化されたらついつい見ちゃうんだろうな~ていう内容の作品でした。 短編4話を通して進む物語をドラマを意識した構成に思います ボリュームもそこそこありますが、とても読みやすくサクサクと読み進められました。 | ||||
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タイトルの”AGRI”って何だろう? となるのですが、”Anti Ghost Research Institute”=否心霊調査研究所の略とのこと。小説の世界観を構築するアグリという造語の、語感がまず素晴らしい。(霊の存在をAntiではなくAccept=承認にもなっていくのですが) クールな文体ですが、ぐいぐい読ませてくれます。 霊がいる場所に近づくと「くしゃみが出てしまう」特異体質の天然系の野間陽太(のま ようた)と、「霊が見えてしまう」秀才タイプの須森天哉(すもり たかや)。 中高時代に同級生だった24歳のこの2人がAGRIを設立。 依頼や相談を受けて、事件を解決する探偵物・バディ物なのですが、天哉は「オカルトなどという非科学的な代物に人生を妨害されている人々を、無駄な悩みから解放してやりたい」と思っている。だが当の本人には霊が見えている。そのジレンマをかかえています。天哉はこのジレンマにどう折り合いをつけていくのだろうか? 天哉と陽太、そして三鷹台のおでん屋の女将田ノ倉小和(たのくら こより)。ホームズとワトソンとハドソン夫人の関係性を思わせるのですが、ちょっとちがう。 そこが面白いです。 オカルト物ですが、怖くはありません。いとおしい物語です。 エピソードを足してもいいでしょうし、スケールを大きくしてもイケる設定だと思いました。コミック化も実写ドラマ化も可能だと思います。 | ||||
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これが世に言うライトノベルですね。 昔の青春ノベルに近いものがあります。 ストーリー立てが軽快でサックと読めてそれなりに読後感も残ります。 最後の展開が読めてしまうのも安心感に繋がっているのでしょう。 | ||||
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今時の心霊現象の立ち位置はこんな感じなのかも知れない。目くじら立てて心霊現象なんか無いと言う人は前時代的ですし、かと言ってどっぷり嵌まる話というのも無い、、で、この二人がいると丁度良い距離感が生まれて、読者は別にどちらでもいいじゃない、という感覚で読める。実写よりアニメで見たいお話だと思いました。 | ||||
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著者は別名義で書いてきたひとという。文章がこなれていて、するする読める。 4話+αから構成された連作短篇集。 幽霊と探偵をくみあわせた、まあ、よくある設定なのだが、水準以上の出来に感じた。登場人物に魅力があり、またミステリとしても、それなりによくできている。続きが読みたくなる一冊だ。 ただ、ちょっとベタすぎる気も……。 | ||||
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文系理系 幽霊信じる信じない 推理もの 軽く読めるタイプの小説 漫画のような気軽な読み口です 内容的にはオチが想像できる安心して読めるものですが、日本語的に読みにくいところがあります ライトノベルとしては読み応えある方だと思います。 | ||||
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超常現象を信じる男子と、理詰めの理系男子のコンビが織りなすミステリーの短編集です。 相談に持ち込まれる心霊現象を、科学的に解明する2人の活躍が楽しいいです。 若い人向けのライトノベルです。 | ||||
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まず、本屋で見たら手にとってしまうだろうなって思わせるカバー 物語の主人公陽太の雰囲気が渡部にぴったり!ということで選ばれた 渡部秀さんの帯コメも目を引きます。 内容語っていくとネタバレになってしまいそうなので書きませんが とにかく仕掛けの多い本です。 感のいい人なら、読みながらあ~、あえはコレなんだって理解するでしょうが 鈍い人も最後まで読めば一つの絵に収まります。 なんか、こういうワクワク本久々に読みましたね 次作も楽しみな作家さんに出会えました。 | ||||
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自分はラノベもネット小説も大好きでよく読むのですが、内容はそれに近いような感じです。ふとした日常に起こった心霊現象?を、霊を否定する理系男子(24)と肯定する文系男子(24)が、ドタバタしつつなんとなく解決っぽいオチにもっていくお話が短編連作で4話入っています。読んでいくと少しずつ二人の過去や友人となる女性との「縁」が色々と明らかになっていくのですが…正直に言うと主人公含めキャラが微妙で文章も読みづらい印象。でも作者さまは他にも別名義で本を出している方だし、読みやすさとキャラ立てでは定評もあるそうなので、おそらくは好みの問題なのかなと思いました。ちょっと自分には合わなかったみたいです。 | ||||
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今はやりのライトノベル系心理学いっちょかみ、事件解決型起承転結ドラマ。 最初の事件がずっと通奏低音のように響いて、最後まで影響する、そんな感じ。 男女のペアでは恋愛絡みになるし、かといって、女性同士では事件の中心を おでん屋のヒロインに持ってきにくいので、相異なる個性の男性二人組が主役。 あっさり読み流すことができる人情系のドラマにも思えるが、さて、感動は薄め。 この手の本にしてはややお高めで分厚い本。 | ||||
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いろいろなところに伏線があり、最後にすべてが繋がります。 話の違う、短編集のようですが、繋がっているんですね。 最初の30ページくらいで、落ちが推測できる方もいらっしゃるかもしれません。 | ||||
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表紙についている帯にいるのは仮面ライダーオーズですが(笑) いい意味でさらっと読みやすい相棒コンビ小説です。 合間合間にめがねとひよこの可愛いマークありますが 実はカバーを外してもいるのは演出の妙で面白い! | ||||
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東京郊外、住宅街の路地裏に出現する超常現象の真相解明に二人の若者が挑戦する。繊細な秀才型と陽気な体育会系、心霊を信じないと信じるとの、顔立ちも性格も正反対の二人が、彼らの本陣となるおでん屋の若女将とも絡んで織りなす4話のミステリー。前後にプロローグとエピローグが付いて、つまり4話には通底する伏線が存在していた。主人公たちは夫々に少年期の或る事件に関わる心の痛みを抱え、そんな自身の心奥にある後悔の念に今なお真剣に向き合おうとしている。近ごろ珍しく真摯な心情の若者群像である。エピローグを読み終えてどこか爽やかな安堵感を感じた。 ストーリー展開にもなかなかの筆力が感じられ、続編への展開を期待したい。 | ||||
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幽霊を題材にしてたりするので、ホラーの匂いはぷんぷん漂うのですが、それぞれの理由が人への優しさだったり、悲しさだったりするので、怖いというより、同情する気持ちのほうが上まります。 どの話も、最後はほんのりと暖かい気持ちにもなれるし、最終話は登場人物たちの過去がつながり、悲しさとともに、先への希望的なものもあるので、しっかり感動できました。 けっしてすぐれたお話、とは思いませんが、でも、良い話だった、と思える小説です。 | ||||
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ライトノベルのわりには読みごたえがあった。文章もあまり軽すぎず読みやすい。 霊を信じていないのにオカルトを商売にしようという考え方が今どきの若者っぽい。 心霊現象かもという事象に理屈で説明をつけているのが、心理学的に興味深い。 最終的に信じるか信じないかはあなた次第、ということか。 登場人物たちがなんだか初々しくて、もし続編があるなら今後の成長も楽しみ。 | ||||
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