(短編集)

風に舞いあがるビニールシート

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評判

風に舞いあがるビニールシートの評価:

4.11/5点 レビュー 122件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.11pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全244件 121〜140 7/13ページ
No.124
(5pt)

モヤモヤを吹っ切りたい人へ

本作は森絵都氏による直木賞受賞作。
6人の主人公達が織り成す、表題作他6編の短編集。

ショップオーナーに振り回されつつも器を探す弥生。
ボランティアのため水商売のバイトをする恵利子。
レポート一本に苦しむ社会人大学生の裕介。
誰よりも真摯に仏像と向き合う潔。
若者とのギャップに戸惑う健一。
難民キャンプへ夫を送り出す里佳。

本作の主人公達は皆、ストーリーを通じて新たな自分を発見する。
ただし、それは自分ひとりの世界で悟りを開くようなものではない。
周囲の様々な人達との交流により、何かを吹っ切れた、といった感じだろうか。
どれもが心地よく、壮快で、心に落ち着くものばかりである。
日常で何かモヤモヤしたものを抱えている人、心と頭を切り替えたい人に読んでほしい一作。
風に舞いあがるビニールシート Amazon書評・レビュー: 風に舞いあがるビニールシートより
4163249206
No.123
(5pt)

モヤモヤを吹っ切りたい人へ

本作は森絵都氏による直木賞受賞作。
6人の主人公達が織り成す、表題作他6編の短編集。

ショップオーナーに振り回されつつも器を探す弥生。
ボランティアのため水商売のバイトをする恵利子。
レポート一本に苦しむ社会人大学生の裕介。
誰よりも真摯に仏像と向き合う潔。
若者とのギャップに戸惑う健一。
難民キャンプへ夫を送り出す里佳。

本作の主人公達は皆、ストーリーを通じて新たな自分を発見する。
ただし、それは自分ひとりの世界で悟りを開くようなものではない。
周囲の様々な人達との交流により、何かを吹っ切れた、といった感じだろうか。
どれもが心地よく、壮快で、心に落ち着くものばかりである。
日常で何かモヤモヤしたものを抱えている人、心と頭を切り替えたい人に読んでほしい一作。
風に舞いあがるビニールシート (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 風に舞いあがるビニールシート (文春文庫)より
4167741032
No.122
(5pt)

やっぱりカラフルの作者だなぁ、と。

やはり一番の秀作は表題作「風に舞いあがるビニールシート」だと思う。

時代のうねりの狭間に落ちてしまった難民達。彼らは風に舞いあがる
ビニールシートのように、何の抵抗も出来ずただ世界に翻弄されるのみ。
あまりにぴったりな描写に、情景がありありと思い浮かんだのは
私だけではないと思う。

主題はカラフルと同じく、【他者との繋がりによる己の再生】といった
ところであろうか。里佳はもちろん、エドについても同じ事が言える。
カラフルと違うのは、希望や幸せがまるで甘いデコレーションケーキの
ようにたくさん散りばめられているのではなく、後口がほんのり苦く、
大人向けの小説としてしっかり構築されているところ。
30才を過ぎて読むと、胸に突き刺さる話ばかりで非常に魅力的な本だと
思う。
風に舞いあがるビニールシート Amazon書評・レビュー: 風に舞いあがるビニールシートより
4163249206
No.121
(5pt)

やっぱりカラフルの作者だなぁ、と。

やはり一番の秀作は表題作「風に舞いあがるビニールシート」だと思う。

時代のうねりの狭間に落ちてしまった難民達。彼らは風に舞いあがる
ビニールシートのように、何の抵抗も出来ずただ世界に翻弄されるのみ。
あまりにぴったりな描写に、情景がありありと思い浮かんだのは
私だけではないと思う。

主題はカラフルと同じく、【他者との繋がりによる己の再生】といった
ところであろうか。里佳はもちろん、エドについても同じ事が言える。
カラフルと違うのは、希望や幸せがまるで甘いデコレーションケーキの
ようにたくさん散りばめられているのではなく、後口がほんのり苦く、
大人向けの小説としてしっかり構築されているところ。
30才を過ぎて読むと、胸に突き刺さる話ばかりで非常に魅力的な本だと
思う。
風に舞いあがるビニールシート (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 風に舞いあがるビニールシート (文春文庫)より
4167741032
No.120
(5pt)

表題作の「風に舞いあがるビニールシート」のクライマックス

表題作の「風に舞いあがるビニールシート」のクライマックス部分で
主人公の旦那が自らの死生観・人生観について語るシーンは必見です。
小説を読んだときの心理状態などにもよるでしょうが、
情景・心境などが素直に体に入り込んでくる感じがしました。
また、主人公に惚れた理由なども人間らしくてとても共感がもてます。

ほかの短編もはずれがなく読みやすかったです。
風に舞いあがるビニールシート Amazon書評・レビュー: 風に舞いあがるビニールシートより
4163249206
No.119
(5pt)

表題作の「風に舞いあがるビニールシート」のクライマックス

表題作の「風に舞いあがるビニールシート」のクライマックス部分で
主人公の旦那が自らの死生観・人生観について語るシーンは必見です。
小説を読んだときの心理状態などにもよるでしょうが、
情景・心境などが素直に体に入り込んでくる感じがしました。
また、主人公に惚れた理由なども人間らしくてとても共感がもてます。

ほかの短編もはずれがなく読みやすかったです。
風に舞いあがるビニールシート (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 風に舞いあがるビニールシート (文春文庫)より
4167741032
No.118
(4pt)

短編集だと思ってなめていたら

カラフルを読んでから、森絵都さんのファンです。中2の息子もカラフルを繰り返し読んでます。
森さんの本は、読んだ後がとにかく爽やか。いい気分で眠りにつける。
長編好みの私は短編集果たして・・・と思いましたが
6篇すべて良かったですが、6篇目の表題作に久々に読書で、号泣してしまいました。
難民救済の現場で愛する人を失った里香が、その喪失感を乗り越え、前進する姿に。
こう書くと、なんだか安っぽく聞こえますが、
まずは一読あれ!森絵都さん読むとじわじわ元気出ます。
風に舞いあがるビニールシート Amazon書評・レビュー: 風に舞いあがるビニールシートより
4163249206
No.117
(4pt)

短編集だと思ってなめていたら

カラフルを読んでから、森絵都さんのファンです。中2の息子もカラフルを繰り返し読んでます。
森さんの本は、読んだ後がとにかく爽やか。いい気分で眠りにつける。
長編好みの私は短編集果たして・・・と思いましたが
6篇すべて良かったですが、6篇目の表題作に久々に読書で、号泣してしまいました。
難民救済の現場で愛する人を失った里香が、その喪失感を乗り越え、前進する姿に。
こう書くと、なんだか安っぽく聞こえますが、
まずは一読あれ!森絵都さん読むとじわじわ元気出ます。
風に舞いあがるビニールシート (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 風に舞いあがるビニールシート (文春文庫)より
4167741032
No.116
(5pt)

粒揃いの短編集

全6話の短編集。
個人的にここまで満腹感を味わえた短編集は初めて!なので星5つに。

伏線回収がすきな私は、すぐに結末を迎えてしまう短編が、とてもあじけなく、大した発展のない閉じた世界…といったものに感じていたのですが、見方が変わりました。

森さんのこの作品は確かにファンタジー大作のような劇的な展開はないものの、どこにでもいそうな「誰か」の代り映えもしないけど、でもどこか愛しい、そんな日常をやさしくすくい取るような、そんな話ばかりで、読み終えたあと、優しく澄んだ気持ちになれる一冊でした。

それにしても、個人的には「器を探して」と「風に舞い上がる〜」の主人公のその後が気になります…

たくさんの方がレビューに書いておられますが、
「自分にとって貫きたいもの」とは、
「大事なもの」とは何なのかを考えさせてくれる作品です。
風に舞いあがるビニールシート Amazon書評・レビュー: 風に舞いあがるビニールシートより
4163249206
No.115
(5pt)

粒揃いの短編集

全6話の短編集。
個人的にここまで満腹感を味わえた短編集は初めて!なので星5つに。

伏線回収がすきな私は、すぐに結末を迎えてしまう短編が、とてもあじけなく、大した発展のない閉じた世界…といったものに感じていたのですが、見方が変わりました。

森さんのこの作品は確かにファンタジー大作のような劇的な展開はないものの、どこにでもいそうな「誰か」の代り映えもしないけど、でもどこか愛しい、そんな日常をやさしくすくい取るような、そんな話ばかりで、読み終えたあと、優しく澄んだ気持ちになれる一冊でした。

それにしても、個人的には「器を探して」と「風に舞い上がる〜」の主人公のその後が気になります…

たくさんの方がレビューに書いておられますが、
「自分にとって貫きたいもの」とは、
「大事なもの」とは何なのかを考えさせてくれる作品です。
風に舞いあがるビニールシート (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 風に舞いあがるビニールシート (文春文庫)より
4167741032
No.114
(4pt)

風に舞いあがるビニールシート

どの短編も良かったが
最後の「風に舞いあがるビニールシート」が一番印象に残った。
風に舞いあがるビニールシート Amazon書評・レビュー: 風に舞いあがるビニールシートより
4163249206
No.113
(4pt)

風に舞いあがるビニールシート

どの短編も良かったが
最後の「風に舞いあがるビニールシート」が一番印象に残った。
風に舞いあがるビニールシート (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 風に舞いあがるビニールシート (文春文庫)より
4167741032
No.112
(5pt)

風に舞いあがるビニールシート

森絵都さんの作品は、小学生のときにを、そして、高校生でを読んだ。「風に舞いあがるビニールシート」は、森絵都さんの作品の中で、最高傑作ではないでしょうか?
 やはり、後ろ2つ。すなわち、「ジェネレーションX」と「風に舞いあがるビニールシート」の2作品が最高。
 本当に綺麗で透き通ったように美しい作品だと思います。
風に舞いあがるビニールシート Amazon書評・レビュー: 風に舞いあがるビニールシートより
4163249206
No.111
(5pt)

風に舞いあがるビニールシート

森絵都さんの作品は、小学生のときにを、そして、高校生でを読んだ。「風に舞いあがるビニールシート」は、森絵都さんの作品の中で、最高傑作ではないでしょうか?
 やはり、後ろ2つ。すなわち、「ジェネレーションX」と「風に舞いあがるビニールシート」の2作品が最高。
 本当に綺麗で透き通ったように美しい作品だと思います。
風に舞いあがるビニールシート (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 風に舞いあがるビニールシート (文春文庫)より
4167741032
No.110
(4pt)

人は悲しみから立ちあがろうとする時、何が必要なのだろう‥

短編集であるが表題作は最も読み応えがある。

人は悲しみから立ちあがろうとする時何が必要なのだろう?
今も紛争に逃げ惑う難民がいるアフガンで
最愛の人、エドを亡くした順子。
彼女がどう生気を取り戻していくのかを
模索しながら読み進めた。

「泣くよりもはるかにやるべきことがある」
というエドの言葉が胸を打つ。

国連難民高等弁務官として紛争地域の最前線で
支援を続ける者ならではの魂の言葉‥

「悲しみなんてそう簡単に受け入れるべきじゃない」とも。
本当に‥私もそう思う。

茫然自失になってから「光」を見出すまでの過程を
丁寧に綴っている。
風に舞いあがるビニールシート Amazon書評・レビュー: 風に舞いあがるビニールシートより
4163249206
No.109
(4pt)

人は悲しみから立ちあがろうとする時、何が必要なのだろう‥

短編集であるが表題作は最も読み応えがある。

人は悲しみから立ちあがろうとする時何が必要なのだろう?
今も紛争に逃げ惑う難民がいるアフガンで
最愛の人、エドを亡くした順子。
彼女がどう生気を取り戻していくのかを
模索しながら読み進めた。

「泣くよりもはるかにやるべきことがある」
というエドの言葉が胸を打つ。

国連難民高等弁務官として紛争地域の最前線で
支援を続ける者ならではの魂の言葉‥

「悲しみなんてそう簡単に受け入れるべきじゃない」とも。
本当に‥私もそう思う。

茫然自失になってから「光」を見出すまでの過程を
丁寧に綴っている。
風に舞いあがるビニールシート (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 風に舞いあがるビニールシート (文春文庫)より
4167741032
No.108
(5pt)

森絵都は何を言いたいのか?

「何を言いたいのか?」を考えると非常に面白い短編集。
ストーリーの面白さを求めて読むと、やや不満足の作品ともなり得る。
ストーリーに、斬新さや意外性はあまりない。
多くの本は非日常性をテーマとするが、この本は比較的に日常性が強い。
しかし、だからこそ読者は各ストーリーの主人公に自分を投影し、この本の主張を身近に感じられる。
このストーリーの主人公達は、それぞれ自分の中に「大切なモノ」を持っている。
それが私たちに幸せ、勇気、自尊心などを与えてくれる。
帯にある「あたたかくて強くて、生きる力を与えてくれる」とはまさにこの本を端的に示している。
「私にとって大切なものはなんなんだろう?」と、ふと考えさせられる短編集。

ただ、例外的に「風に舞いあがるビニールシート」のテーマは重い。
日本人は日本の常識に支配されているがゆえに、この本に出てくるエドの言いたいことを掴むのは難しい。
この作品は、恋愛ストーリーとも捉えられるが、「難解で重苦しい現実は見て見ぬふりをされる」との一節のある通り、
平和ボケの日本人に一石を投じる面もある。この作品は、世界の現実を見なくして理解出来ない作品である。

本の好き嫌いは人それぞれだが、
この本は、読んで損はない作品としておすすめしたい。

作品を読むときは、心をからっぽにして、
ストーリーの主人公達になりきって読むことをお勧めする。
風に舞いあがるビニールシート Amazon書評・レビュー: 風に舞いあがるビニールシートより
4163249206
No.107
(5pt)

森絵都は何を言いたいのか?

「何を言いたいのか?」を考えると非常に面白い短編集。
ストーリーの面白さを求めて読むと、やや不満足の作品ともなり得る。
ストーリーに、斬新さや意外性はあまりない。
多くの本は非日常性をテーマとするが、この本は比較的に日常性が強い。
しかし、だからこそ読者は各ストーリーの主人公に自分を投影し、この本の主張を身近に感じられる。
このストーリーの主人公達は、それぞれ自分の中に「大切なモノ」を持っている。
それが私たちに幸せ、勇気、自尊心などを与えてくれる。
帯にある「あたたかくて強くて、生きる力を与えてくれる」とはまさにこの本を端的に示している。
「私にとって大切なものはなんなんだろう?」と、ふと考えさせられる短編集。

ただ、例外的に「風に舞いあがるビニールシート」のテーマは重い。
日本人は日本の常識に支配されているがゆえに、この本に出てくるエドの言いたいことを掴むのは難しい。
この作品は、恋愛ストーリーとも捉えられるが、「難解で重苦しい現実は見て見ぬふりをされる」との一節のある通り、
平和ボケの日本人に一石を投じる面もある。この作品は、世界の現実を見なくして理解出来ない作品である。

本の好き嫌いは人それぞれだが、
この本は、読んで損はない作品としておすすめしたい。

作品を読むときは、心をからっぽにして、
ストーリーの主人公達になりきって読むことをお勧めする。
風に舞いあがるビニールシート (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 風に舞いあがるビニールシート (文春文庫)より
4167741032
No.106
(1pt)

いつもの勢いがない・賞の課題?・読みにくい

他の作品にあるような勢いがなく、無理をしている感じがして、残念でした。
大人の関係を書き慣れていないのか、男女の展開が唐突だったりするし...賞を取るために背伸びをしたのかな、という印象です。
また、電話での会話が細切れだったり、挙げる例えが20近くもあったりと、くどくて読みにくい部分も多々ありました。
風に舞いあがるビニールシート Amazon書評・レビュー: 風に舞いあがるビニールシートより
4163249206
No.105
(1pt)

いつもの勢いがない・賞の課題?・読みにくい

他の作品にあるような勢いがなく、無理をしている感じがして、残念でした。
大人の関係を書き慣れていないのか、男女の展開が唐突だったりするし...賞を取るために背伸びをしたのかな、という印象です。
また、電話での会話が細切れだったり、挙げる例えが20近くもあったりと、くどくて読みにくい部分も多々ありました。
風に舞いあがるビニールシート (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 風に舞いあがるビニールシート (文春文庫)より
4167741032