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火焔の凶器: 天久鷹央の事件カルテ



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火焔の凶器: 天久鷹央の事件カルテの評価: 3.85/5点 レビュー 20件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.85pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

ま、ラノベらしい作品ですな

いま人気があるミステリー作家らしい。登場人物の造形は、ちょっとチャライ雰囲気。ヒロインは北森鴻の作品の民俗学者・蓮丈那智を彷彿とさせる、超人的な頭脳をもちドSなキャラクターの若い女医である。学術研究のために陰陽師の墓を暴いた祟りで関係者が焼死するという事件で、ストーリーの展開は面白い。人気があるゆえんだろう。ただ、メインのトリックである人体発火の謎は、なんらかの化学薬品によるものだろうという推測は容易で真相が解明されても特に驚きはない。基本的にライトノベルだと思うが、明るくて肩がこらないのはよい。
火焔の凶器: 天久鷹央の事件カルテAmazon書評・レビュー:火焔の凶器: 天久鷹央の事件カルテより
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No.3:
(3pt)

僕は僕を好きになる。

僕は君の翼に なれる勇気があるよ!(please stay with me)って、アオハルかよ!

私は優しい人になりたい。 そうはいっても、本当の優しさって何だろう? 自分が思う自己満足な優しさが、君を守りたい気持ちが空回り。 結果的に、君をさらに苦しめるなんて!? Ouch!!

僕が僕らしく、君のために何ができるんだろう? 何が正解なのか? 身代りになることも、身命を賭すことも違う。 「傾聴」「共感」「承認」とまぁ~簡単な答えほど、ムズいけどね。

「僕は死にましぇ~ん !  あなたが好きだから」 って他所でやれよ! 他人を巻き込むな!! メンタル弱いねん。
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No.2:
(3pt)

謎解きトリックよりも今後のストーリー展開肉体

序章で病気の原因を突き止め…そこからどうやっていつもの「謎解き」に持ち込むのかなと思い読み進めました。
思いの外読んでいるときのスリルが無くなったと言うのが率直な感想でトリックも驚きというよりは「そうなるね~」という見当がついてしまう終わりでもありました。
全作品を読ませていただいてるからゆえのマンネリでしょうか…?
あるドクターが犯人とされてる…強引ではないかなと思う場面も。
ただ、小鳥遊先生を取り巻く環境だけは目まぐるしく変化していると思います。
このまま鷹央先生とどうにかならないと、気の毒なほどに…。
この先の物語の展開としてはそこを含んだものを期待しますが、物語の中の時間展開がゆっくりなので(短期間での小鳥遊先生の変化が恐ろしいなと感じてます)大学病院からの派遣の期間が切れるもキーワードとしてどうか展開するか期待してます。
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No.1:
(3pt)

ゴチャつき,収まりの悪さを覚える終盤

長篇の『事件カルテ』の四冊目,短篇の『推理カルテ』と併せると九冊目となる本作.

全三章構成となっており,前フリとでも言うのか,少し簡単だった『呪いの病』から,
いよいよ本題となる火焔,人体自然発火など炎に関連する事件へと広がっていく流れは,
主人公ら二人の『居場所』の窮地も交えつつ,スムーズに,そして中へと引き込まれます.

ただ,終盤でのいわゆる解決パートは,二転三転の真相にややゴチャついた感があり,
犯行の手法や動機,背景にも粗さが目立ち,いささか収まりの悪さを覚えてしまいます.
このほか,『メディカル・ミステリー』としても,驚きや興味を抱くものはあまりなく….

また,見せ場ということなのか,爆発とその救出劇には芝居じみた安っぽさが否めず,
語り部の青年が主人公との関係,特に近くに予定されている別れに思いをはせる様子も,
すでにをやっていることもあり,彼の憂いや不安ほど強く響いてはきませんでした.
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