密閉山脈

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評判

密閉山脈の評価:

4.40/5点 レビュー 10件。 C ランク

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平均点4.40pt

Amazonレビュー一覧

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全64件 61〜64 4/4ページ
No.4
(4pt)

山が密室?

森村誠一は登山が趣味らしく、登山をテーマにした作品をしばしば書いています。本作は長編としては登山を取り入れた第一弾ということになります。題名から推察される通り、山の上を“密室”に見立てるというユニークな密室ものです。推理小説の一ジャンルである密室ものは、別に文字通り部屋を殺人現場にする必要はなく、要するに犯人が被害者に接近できるはずのない場所(またはそこから逃げられるはずのない場所)を殺人現場に設定すれば良いのです。このことを見事に証明してみせたのがディクスン・カーの『三つの棺』ですが、森村もおそらくその作品を念頭に置いていたのでしょう。(雪を利用して“密室”を構成しているという共通点あり)
推理小説的な興味は“どうやって山を密室にするのだろう”という一点に尽きます。その種明かしは“な~んだ”というようなものなのですが、代わりに本作は人間模様の描き方が魅力的だと思います。現代人というものに対して本作の森村はとことんまでペシミスティックで、現代人の利己主義を残酷に描き出した作品に仕上がっています。
密閉山脈 (BIG BOOKS―MORIMURA SEIICHI Selection) Amazon書評・レビュー: 密閉山脈 (BIG BOOKS―MORIMURA SEIICHI Selection)より
4791307305
No.3
(4pt)

山が密室?

森村誠一は登山が趣味らしく、登山をテーマにした作品をしばしば書いています。本作は長編としては登山を取り入れた第一弾ということになります。題名から推察される通り、山の上を“密室”に見立てるというユニークな密室ものです。推理小説の一ジャンルである密室ものは、別に文字通り部屋を殺人現場にする必要はなく、要するに犯人が被害者に接近できるはずのない場所(またはそこから逃げられるはずのない場所)を殺人現場に設定すれば良いのです。このことを見事に証明してみせたのがディクスン・カーの『三つの棺』ですが、森村もおそらくその作品を念頭に置いていたのでしょう。(雪を利用して“密室”を構成しているという共通点あり)
推理小説的な興味は“どうやって山を密室にするのだろう”という一点に尽きます。その種明かしは“な~んだ”というようなものなのですが、代わりに本作は人間模様の描き方が魅力的だと思います。現代人というものに対して本作の森村はとことんまでペシミスティックで、現代人の利己主義を残酷に描き出した作品に仕上がっています。
密閉山脈 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 密閉山脈 (カッパ・ノベルス)より
433402548X
No.2
(4pt)

山が密室?

森村誠一は登山が趣味らしく、登山をテーマにした作品をしばしば書いています。本作は長編としては登山を取り入れた第一弾ということになります。題名から推察される通り、山の上を“密室”に見立てるというユニークな密室ものです。推理小説の一ジャンルである密室ものは、別に文字通り部屋を殺人現場にする必要はなく、要するに犯人が被害者に接近できるはずのない場所(またはそこから逃げられるはずのない場所)を殺人現場に設定すれば良いのです。このことを見事に証明してみせたのがディクスン・カーの『三つの棺』ですが、森村もおそらくその作品を念頭に置いていたのでしょう。(雪を利用して“密室”を構成しているという共通点あり)
推理小説的な興味は“どうやって山を密室にするのだろう”という一点に尽きます。その種明かしは“な~んだ”というようなものなのですが、代わりに本作は人間模様の描き方が魅力的だと思います。現代人というものに対して本作の森村はとことんまでペシミスティックで、現代人の利己主義を残酷に描き出した作品に仕上がっています。
密閉山脈 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 密閉山脈 (角川文庫)より
4041365155
No.1
(4pt)

山が密室?

森村誠一は登山が趣味らしく、登山をテーマにした作品をしばしば書いています。本作は長編としては登山を取り入れた第一弾ということになります。題名から推察される通り、山の上を“密室”に見立てるというユニークな密室ものです。推理小説の一ジャンルである密室ものは、別に文字通り部屋を殺人現場にする必要はなく、要するに犯人が被害者に接近できるはずのない場所(またはそこから逃げられるはずのない場所)を殺人現場に設定すれば良いのです。このことを見事に証明してみせたのがディクスン・カーの『三つの棺』ですが、森村もおそらくその作品を念頭に置いていたのでしょう。(雪を利用して“密室”を構成しているという共通点あり)
推理小説的な興味は“どうやって山を密室にするのだろう”という一点に尽きます。その種明かしは“な~んだ”というようなものなのですが、代わりに本作は人間模様の描き方が魅力的だと思います。現代人というものに対して本作の森村はとことんまでペシミスティックで、現代人の利己主義を残酷に描き出した作品に仕上がっています。
密閉山脈 (講談社文庫 も 1-3) Amazon書評・レビュー: 密閉山脈 (講談社文庫 も 1-3)より
4061360132