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ミス・メルヴィルの後悔



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ミス・メルヴィルの後悔の評価: 3.75/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

ふとした行動はとんでもないことで…!!

彼女の家は名家。
だけれども、彼女にその恩恵は全くなくて、
しかも美術教師の職も学校が閉鎖により
なくなってしまい…

全てに捨て鉢になった彼女は
自殺を決意しますが…できず。
ひょんなことからある衝動を起こしたがために
殺し屋稼業へといざなわれることになるのです。

割とサクサクと人が消えていきます。
アウトローなことをやってはいますが
殺される側はいわゆる「社会の害悪」
はびこっていればろくなことにならないのです。

メルヴィルを引き込んだ男は
名目上弟として
ともに活動するのですが、
何やらそこには怪しい予感が…

そんなには暗い作品ではないものの
一応、思わぬ事実が出てくることには
注意した方がいいでしょう。
ミス・メルヴィルの後悔 (ミステリアス・プレス文庫)Amazon書評・レビュー:ミス・メルヴィルの後悔 (ミステリアス・プレス文庫)より
4151000054
No.1:
(5pt)

かえってきたミス・メルヴィル

帰ってきたミス・メルヴィルという本は別にあるのでややこしいが、新たに発行されたことは大変嬉しく、まさしく「帰ってきた」という意を強くする。
表紙が以前と同じであるのも大変嬉しい。ミステリアス文庫当時、このとてもしゃれた表紙にひかれて、手に取り、ミス・メルヴィルにはまったものだからだ。
上流階級出身で、きちんとした教育をうけた40代のハイミスで、画家でパーティもぐりで、そして殺し屋!
彼女を示す言葉をまとめてしまうとなんとアンバランスなのに、読んでみるとしっくりくる。彼女といっしょにはらはらしてみたり、世の中に皮肉な気持ちになってみたり。そして彼女の周りにはなんとユニークな人物がそろっていることか!
最後の大団円もとても嬉しい。
シリーズ続刊の復刊も大変楽しみにしている。
ミス・メルヴィルの後悔 (ミステリアス・プレス文庫)Amazon書評・レビュー:ミス・メルヴィルの後悔 (ミステリアス・プレス文庫)より
4151000054

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