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R&R
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R&Rの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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SF,タイムリープものというより,その世界の中で生まれていく少年の恋物語にも近い印象で, 不思議な現象に見舞われた少年が,それとは全く関係ない普通の少女に出会い,進んでいきます. 同じ1日が繰り返されるという物語の性質上,大半の章がその1日を繰り返して描かれる構成で, 彼女と策を講じる中,次への『今日』に変化が少しずつ現れ,謎や世界が広がるのがおもしろく, 巡り会う人や新たな疑問や,まれに挟まれるイレギュラな『今日』と,だんだん興味を引かれます. 反面,相談や報告,説明の流れ自体は毎回ほぼ同じで,似た場面が多いように感じるのも確か. 新しい『今日』にしても,おおよそはそれまでの『今日』への補足,プラスアルファ程度のため, それを強調,演出しているのだとは思いますが,話が進むにつれ,飽きが出てくるかもしれません. また,問題の原因も,意外性はあれど取って付けたようで,少し無理があるのは否めないところです. しかしながら,終盤,そのプラスアルファをはじめ,いくつもの疑問が明らかにされる様子は, やや大げさな部分もありますが,あれもこれもという勢いがあり,気持ちのよさへと繋がります. また,余韻含みのハッピエンドと思わせての一ひねり,こちらはちょっと好みが分かれそうですが, イヤなザワつきを与えてからの最後の一言は,二人の関係を示すとても印象深いものとなっています. | ||||
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