護られなかった者たちへ

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評判

護られなかった者たちへの評価:

4.32/5点 レビュー 419件。 A ランク

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平均点4.32pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全70件 61〜70 4/4ページ
No.10
(3pt)

強引だなぁ(ネタバレを含みます)

まずカンちゃんがなぜ8年後になって復讐を開始したのかの説明がなされていない、唯一あり得る説明は勝久の出所を知って彼に罪をなすりつけると言う動機しかないはず。彼の出所直後に殺人が始まる理由が要するに偶然とは申し訳ないが呆れた。

水際作戦が数々の悲劇を生んでいることを小説で説明する事がはたして可能なのか?未熟な若い二人が愛する家族を奪われた悲劇は慚愧に堪えぬが、嘘でも誇張でもなんでも出来る小説の世界で逆恨みを正当化するために出てくるエピソードの数々は読者をミスリードするばかりで、辟易。

帳場の動きと福祉事務所の動きを対比させることで組織と言うモノを表現することも出来ただろうに作者が組織というモノに興味も信頼もないから小説にリアリティが付与されていない。被害者二人に明確な関係が認められた時点で初動の混乱した帳場の動きはそれこそ水を得た魚のごとく変わるはずで、被害者二人が関連した事件を警察側から見つけられないはずもなく、苫篠の動きは組織人としてあり得ない事ばかりで刑事小説の体をなしていない。
護られなかった者たちへ (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 護られなかった者たちへ (宝島社文庫)より
429900633X
No.9
(3pt)

強引だなぁ(ネタバレを含みます)

まずカンちゃんがなぜ8年後になって復讐を開始したのかの説明がなされていない、唯一あり得る説明は勝久の出所を知って彼に罪をなすりつけると言う動機しかないはず。彼の出所直後に殺人が始まる理由が要するに偶然とは申し訳ないが呆れた。

水際作戦が数々の悲劇を生んでいることを小説で説明する事がはたして可能なのか?未熟な若い二人が愛する家族を奪われた悲劇は慚愧に堪えぬが、嘘でも誇張でもなんでも出来る小説の世界で逆恨みを正当化するために出てくるエピソードの数々は読者をミスリードするばかりで、辟易。

帳場の動きと福祉事務所の動きを対比させることで組織と言うモノを表現することも出来ただろうに作者が組織というモノに興味も信頼もないから小説にリアリティが付与されていない。被害者二人に明確な関係が認められた時点で初動の混乱した帳場の動きはそれこそ水を得た魚のごとく変わるはずで、被害者二人が関連した事件を警察側から見つけられないはずもなく、苫篠の動きは組織人としてあり得ない事ばかりで刑事小説の体をなしていない。
護られなかった者たちへ Amazon書評・レビュー: 護られなかった者たちへより
4140056940
No.8
(3pt)

普通。

作品としては可もなく不可もなく。生活保護の職員の対応については表現が極端に過ぎます。私自身病気で生活保護に頼らざるを得なかった経験があります。必要な調査等はすべて役所がやってくれました。地方自治体や担当職員によっては残念な対応もありますが、例として挙げられた事例はその最たるものです。新聞報道などされていましたので事実ではあるでしょうが、事実の一部を足し算して「真実」をでっち上げるというのはあまり共感できる手法とは言えません。ある程度の取材で説得力が増すとおもいますが。

読み進めるうちに感情移入のあまりフィクションであることを忘れると読後感が悪くなります。

また善人・人格者の過去を探ると動機が見えてくるというのは良くあるパターンですが、よほどのきっかけがない限り、人間はそうそう変わるものではないでしょう。過去の仕事ぶりを見る限り、これほどの人格向上はありえないと思います。そういう意味では人物描写がうすっぺらだと思いますね。

また、貧者の死の章で犯人の見当がつきます。これはミステリとして大きな瑕疵です。作者の仕掛けたどんでん返しは空回りしています。

作品自体からくみ取るべきは「人眼にはどうしようもないときがある。万策尽きたら誰かに助けを求めることは恥ではない」ということでしょうか。

マンネリ化も感じますがさらっと読み飛ばすにはいいでしょう。
護られなかった者たちへ (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 護られなかった者たちへ (宝島社文庫)より
429900633X
No.7
(3pt)

普通。

作品としては可もなく不可もなく。生活保護の職員の対応については表現が極端に過ぎます。私自身病気で生活保護に頼らざるを得なかった経験があります。必要な調査等はすべて役所がやってくれました。地方自治体や担当職員によっては残念な対応もありますが、例として挙げられた事例はその最たるものです。新聞報道などされていましたので事実ではあるでしょうが、事実の一部を足し算して「真実」をでっち上げるというのはあまり共感できる手法とは言えません。ある程度の取材で説得力が増すとおもいますが。

読み進めるうちに感情移入のあまりフィクションであることを忘れると読後感が悪くなります。

また善人・人格者の過去を探ると動機が見えてくるというのは良くあるパターンですが、よほどのきっかけがない限り、人間はそうそう変わるものではないでしょう。過去の仕事ぶりを見る限り、これほどの人格向上はありえないと思います。そういう意味では人物描写がうすっぺらだと思いますね。

また、貧者の死の章で犯人の見当がつきます。これはミステリとして大きな瑕疵です。作者の仕掛けたどんでん返しは空回りしています。

作品自体からくみ取るべきは「人眼にはどうしようもないときがある。万策尽きたら誰かに助けを求めることは恥ではない」ということでしょうか。

マンネリ化も感じますがさらっと読み飛ばすにはいいでしょう。
護られなかった者たちへ Amazon書評・レビュー: 護られなかった者たちへより
4140056940
No.6
(3pt)

もう少し

もう少し、被害者側からの視点が欲しかった
七里さんの作品は結構読んでいるので、犯人は中盤でわかってしまった。「どんでん返しの帝王」という異名のせいで、どんでん返しを予想して読んでしまうことが多く、気持ちよく騙されない。七里さんにはぜひ読者の上をいくどんでん返しを、次回作に期待しています
護られなかった者たちへ (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 護られなかった者たちへ (宝島社文庫)より
429900633X
No.5
(3pt)

もう少し

もう少し、被害者側からの視点が欲しかった
七里さんの作品は結構読んでいるので、犯人は中盤でわかってしまった。「どんでん返しの帝王」という異名のせいで、どんでん返しを予想して読んでしまうことが多く、気持ちよく騙されない。七里さんにはぜひ読者の上をいくどんでん返しを、次回作に期待しています
護られなかった者たちへ Amazon書評・レビュー: 護られなかった者たちへより
4140056940
No.4
(3pt)

大変面白く読んだが、同時に大変辛く読んだ・ネタバレあります

三 貧者の死
の章が、この先にどういう事例が来るのか、が見通せ過ぎて、読み進むのに気分が重くなった。
…間違いなく面白いんだけど…どうもね。善良で真摯に生きてる人の悲惨の詳細ってのは辛過ぎてね…。
あー、自分、多分「貧困の臭い」知ってるなあ…久しく嗅いでないけど。あの臭いが漂うまでは、貧乏でも忌避したいとは思わないんだけど、臭ったが最後、「ここから逃げださなきゃ」になったりする。泥沼に引き摺り込まれる気持ちとでもいうか。

個人的には「餓死」という結果を出したのは「業務上の過失」で、有罪。却下しても何とかなるのか、にっちもさっちも行かないのか、その見極めが出来なかったのは業務上怠慢もしくは能力の欠如。だと思っている
いつも思うのは、なぜこの手の話ってのは、「必ず1人取りこぼす」んだろう。概ね一番の悪党を取りこぼして、「罪を重ねず良かった」と、なる。
↑が大変納得いかない。完遂して清々しく刑罰に臨む犯人がたまにはいても、いいだろうに
楽しく読みました
護られなかった者たちへ (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 護られなかった者たちへ (宝島社文庫)より
429900633X
No.3
(3pt)

大変面白く読んだが、同時に大変辛く読んだ・ネタバレあります

三 貧者の死
辺りから、この先にどういう事例が来るのかが分かり過ぎて、読み進むのに気分が重くなった。
…間違いなく面白いんだけど…どうもね。善良で真摯に生きてる人の悲惨の詳細ってのは辛過ぎてね…。
あー、自分、多分「貧困の臭い」知ってるなあ…久しく嗅いでないけど。あの臭いが漂うまでは、貧乏でも忌避したいとは思わないんだけど、臭ったが最後、「ここから逃げださなきゃ」になったりする。泥沼に引き摺り込まれる気持ちとでもいうか。

個人的には「餓死」という結果を出したのは「業務上の過失」で、有罪。却下しても何とかなるのか、にっちもさっちも行かないのか、その見極めが出来なかったのは業務上怠慢もしくは能力の欠如。だと思っている
いつも思うのは、なぜこの手の話ってのは、「必ず1人取りこぼす」んだろう。概ね一番の悪党を取りこぼして、「罪を重ねず良かった」と、なる。
↑が大変納得いかない。完遂して清々しく刑罰に臨む犯人がたまにはいても、いいだろうに
楽しく読みました
護られなかった者たちへ Amazon書評・レビュー: 護られなかった者たちへより
4140056940
No.2
(3pt)

まずまず

生活保護を題材にした刑事小説。
良くもなく悪くもなくといいったところです。
事件の真相が意外なほど淡泊に描かれますが、
それまでの描写を考えると、あまりにも強引な顛末に思えます。
大どんでん返しの帝王と名高い中山さんですが、
これはやってしまったなという印象。
文庫化されるまで待てば良かったです。
護られなかった者たちへ (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 護られなかった者たちへ (宝島社文庫)より
429900633X
No.1
(3pt)

まずまず

生活保護を題材にした刑事小説。
良くもなく悪くもなくといいったところです。
事件の真相が意外なほど淡泊に描かれますが、
それまでの描写を考えると、あまりにも強引な顛末に思えます。
大どんでん返しの帝王と名高い中山さんですが、
これはやってしまったなという印象。
文庫化されるまで待てば良かったです。
護られなかった者たちへ Amazon書評・レビュー: 護られなかった者たちへより
4140056940