ジャナ研の憂鬱な事件簿2
評判
ジャナ研の憂鬱な事件簿2の評価:
3.75/5点 レビュー 4件。 - ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ジャナ研の憂鬱な事件簿2の評価:
3.75/5点 レビュー 4件。 - ランク
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読み終わるまで、五日間ほどかかりました。
単に私の読む速度が遅いだけですが、文章を読み進める度、思わず手を止めて色々と考え事をしてしまいました。
それはこの『ジャナ研』シリーズが、読者に考えさせるテーマを扱っているからだと思います。
さて、無事に2巻を読み終えまして、
結論から言いますと、今巻はライトノベルの中でも「傑作」のレベルに食い込んでいると思います。
特に『キマイラの短い夢』は「古典部シリーズ」の『いまさら翼といわれても』と同じくらい、心にグサッときます。
具体的にはネタバレになってしまいますので言えませんが、とにかく凄いです。
昔から「勝者と同じくして敗者も存在する」とよく言われますが、その敗者の心情をここまで事細かに描いた小説は、ライトノベルではちょっと見たことがありません。
何で現時点(2018.08.01)では、こんなに評価が低いのか、私にはわかりません。(星三つ半)
ほかの方のレビューを見ると、スケジュール管理の粗が目立って集中できないという主張があります。
しかし考えてみれば、ライトノベルとはそういうものでありまして、ある種お約束みたいなものです。
そもそもライトノベルの読書量が多い人間からすれば、それほど気になるものではありません。
ですが、的を射ていることを言う方もいます。
「作中では主人公が散々頭が切れるとされているのに、ちょっとしたミスを見逃してしまう」
私もこの意見には賛成です。
確かにストーリーを進めていく都合上、主人公には触らされるわけにはいかない情報があります。
そしてそこに違和感を持つは仕方のないことだと思います。
ですので、そこは何とか改善してほしいと思います。(このレビューを書いているのは、四巻発売直前なのですが……)
とにかく、私のおすすめには変わりません。
あとミステリ好きの方にはちょっと謎が軽く感じられるかもしれません。トリックや世界観に大胆さがなく、所謂「本格ミステリ」や「新本格」が好きな方にはうーんという感じです。
社会派ミステリというわけでもないのです。
どちらかと言えば、この作品は謎そのものではなく、謎を解く過程に価値があると思います。
というわけで読み進めようと思いますが、どうか打ち切られませんように。