充たされざる者

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評判

充たされざる者の評価:

4.09/5点 レビュー 70件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.09pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全82件 21〜40 2/5ページ
No.62
(4pt)

分厚さが、余計、徒労を意識させる

次々と現れる登場人物の止めどない会話と、意外な因果関係。街なかと郊外をぐるぐる回りながら、実はどこにも行っていないような繋がりのある4次元空間のような場所。役に立たない、意味のない情報の垂れ流し。
核心にはいつまでもたどり着かないどころか、周囲の状況に安易に流されて、新しい状況にはまり込み、どんどん曖昧になり目的から遠ざかってしまう主人公。
カフカの一連の作品に比べると本書の主人公は自分からの働き掛けが乏しくて、中途半端なママ、周囲に流されがちだと思えた。主人公はそんな状況に切れて時折感情が爆発してしまうが、すぐに我に返るところも笑いを誘う。
ページ数が多いので最初はためらいもあるが、読み始めると、「いつ核心に近づくのか」が気になる。そのうち「今度はどう、はぐれてしまうのか」という気持ちに変わっていくだろう。そうすれば主人公に付き合っているだけで、読み進むのは苦にならないと思います。
充たされざる者 (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: 充たされざる者 (ハヤカワepi文庫)より
415120041X
No.61
(5pt)

綺麗な状態で期限内に到着

期待通り期限内にきれいな状態で到着しました。その点で満足です。小説の内容は大変わかりにくいのですが、カフカの『城』に似た構成です。ただ、」不条理の文学ほど<怒って>いないので、日本人的かな?と思いました。
充たされざる者 (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: 充たされざる者 (ハヤカワepi文庫)より
415120041X
No.60
(3pt)

評価

作者の書き方であろうが、少し読んでいてまどろっかしい所があった。
充たされざる者 (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: 充たされざる者 (ハヤカワepi文庫)より
415120041X
No.59
(5pt)

イシグロ・フルマラソン

この英語版を読み切った人は日本にいったい何人いるんだろう?
個人的に読了者一人一人と握手して回りたい。マラソン完走後に近くの人とハイタッチするみたいに。
そのくらい忍耐のいる小説です。ゴールがあるのは分かるけど永遠にたどりつけないような悪夢。
イシグロファンの私でも、途中から読むのが修行のように感じました。

話の粗筋は置いといて(粗筋を知ったところでどうにもならない)、
読了後の「朝、目覚めた瞬間の頭の漂流感」みたいな心地が面白いです。
こんなにきちんとしてて、こんなにクリエーティブな小説家は他にいないと思います。
「読むのがつらい」とか言いつつも、彼の小説ではこれが一番お気に入り。
充たされざる者〈下〉 Amazon書評・レビュー: 充たされざる者〈下〉より
4120027058
No.58
(5pt)

イシグロ・フルマラソン

この英語版を読み切った人は日本にいったい何人いるんだろう?
個人的に読了者一人一人と握手して回りたい。マラソン完走後に近くの人とハイタッチするみたいに。
そのくらい忍耐のいる小説です。ゴールがあるのは分かるけど永遠にたどりつけないような悪夢。
イシグロファンの私でも、途中から読むのが修行のように感じました。

話の粗筋は置いといて(粗筋を知ったところでどうにもならない)、
読了後の「朝、目覚めた瞬間の頭の漂流感」みたいな心地が面白いです。
こんなにきちんとしてて、こんなにクリエーティブな小説家は他にいないと思います。
「読むのがつらい」とか言いつつも、彼の小説ではこれが一番お気に入り。
充たされざる者〈上〉 Amazon書評・レビュー: 充たされざる者〈上〉より
412002704X
No.57
(2pt)

もっと綺麗な物が届くのかと思っていました。
読むのには支障ないのですが…
充たされざる者 (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: 充たされざる者 (ハヤカワepi文庫)より
415120041X
No.56
(4pt)

不可解

理解しようと思うほど、期待が裏切られ、主人公とともに迷宮に迷い込んで行く感じだった。それでも、このとてつもなく長く抑揚に乏しい物語を最後まで読ませてしまう作者の力に驚嘆する。
おそらく、この物語に説明のできる結末を期待するのは、違うのだろう。ただし、この覚めることのない悪夢、永久に出口にたどり着けない迷路、この恐ろしい閉塞感は、人間がどこかで体験しているものなのかもしれない。
充たされざる者 (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: 充たされざる者 (ハヤカワepi文庫)より
415120041X
No.55
(4pt)

未成熟な自分に対する恐怖。私にとってはホラーでした。

なんと言ってもイライラの主な原因は、登場人物が揃いも揃って人間的に未成熟なことです。いかにも対人関係に熟達した者であるかのような過剰な丁寧語は未成熟さをごまかすための見せかけであり、少しの会話ですぐに露呈する未熟さを皮肉るのに効果的に使われています。ボリスですら年齢相応の子供らしさ(素直さや無邪気さみたいなもの)を欠いている〝未成熟な〟子供⁈のように思えます。
怖いのは、ボリスもホフマンもシュテファンもグスタフもブロツキーも皆恐らくライダー自身であるということです。どこまでが現実なのか曖昧な描き方をしていますが、全てライダー自身が見たくないし、認めたくない自分自身の姿なのだと思います。
村上春樹さんの名作短編『鏡』の中の語り手が感じたであろう恐怖に近いものをこの作品から受け取りました。
充たされざる者 (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: 充たされざる者 (ハヤカワepi文庫)より
415120041X
No.54
(4pt)

ひょっとして、今読んだら分かるかも

10年以上前、英語の勉強をしていた時に頑張ってなんとか通読しました。主人公が自分の意思に関係なく、訪れた町のなんだかわからない問題を背負わされたり、他人の家族の問題を自分の事のように受け止めなければならなかったりする状況に、読んでいていらいらし、更に描かれてる場面が夢なのか回想なのか今現実に起きている事なのかもはっきりせず、ただただ辛いだけの読書でした。当時は、内容が楽しめず理解できなかったのは英語力不足と、高尚な文学的テーマに馴染みがなかったせいだと思っていました。
その後、精神世界に興味を持ちスピリチュアル系の本を読むようになったのですが、最近ホ・オポノポノの本を読んだ時、あれっ?と思い当たりました。カズオ イシグロのあの小説はひょっとしてホ・オポノポノの説く、自分と他の人、自分と世の中の出来事は分けられないひとつのものであるという世界観を描いているのではないか?そう考えると、この物語が不条理ではない、意味に満ちた世界として立ち上がってくるのではないか?
そう気づいてから、いつか読み返そうと密かに楽しみにしています。
充たされざる者〈下〉 Amazon書評・レビュー: 充たされざる者〈下〉より
4120027058
No.53
(4pt)

ひょっとして、今読んだら分かるかも

10年以上前、英語の勉強をしていた時に頑張ってなんとか通読しました。主人公が自分の意思に関係なく、訪れた町のなんだかわからない問題を背負わされたり、他人の家族の問題を自分の事のように受け止めなければならなかったりする状況に、読んでいていらいらし、更に描かれてる場面が夢なのか回想なのか今現実に起きている事なのかもはっきりせず、ただただ辛いだけの読書でした。当時は、内容が楽しめず理解できなかったのは英語力不足と、高尚な文学的テーマに馴染みがなかったせいだと思っていました。
その後、精神世界に興味を持ちスピリチュアル系の本を読むようになったのですが、最近ホ・オポノポノの本を読んだ時、あれっ?と思い当たりました。カズオ イシグロのあの小説はひょっとしてホ・オポノポノの説く、自分と他の人、自分と世の中の出来事は分けられないひとつのものであるという世界観を描いているのではないか?そう考えると、この物語が不条理ではない、意味に満ちた世界として立ち上がってくるのではないか?
そう気づいてから、いつか読み返そうと密かに楽しみにしています。
充たされざる者〈上〉 Amazon書評・レビュー: 充たされざる者〈上〉より
412002704X
No.52
(5pt)

冒頭の数章でカフカの「城」と同質のテイストを嗅ぎ取った。

数年前にカフカの「城」を読み、摩訶不思議な小説があるものだ、と感心したことがある。小説世界が主人公を拒絶しているのだ。「不条理」のキーワードで記憶に新しいのだが、内心はドタバタ喜劇を見ているようで抱腹絶倒したものだ。邦訳がレトリック過多(原文に忠実なのかな?)に思えて読み進めるには随分と難渋したのを覚えている。さて本作、ノーベル賞受賞で沸く書店の平積みの中から、一冊を選ぶのに迷った挙句「一番分厚い」だけの理由で購入。内容はカフカの夢魔・迷宮世界に比肩。登場人物すべてが主人公に独善的、高圧的な要求を慇懃無礼な言動で突きつける。それらが累積した主人公は、彼の地に訪れた目的(それ自体も怪しいが)に辿り着くどころか、岸辺から外海への漂流を余儀なくされる。それが何と900頁以上に及ぶのだ。未解決の展開は予測したが、いよいよ終盤では頁を繰る手が早くなった。ふ~、途切れ途切れではあるが読了に一か月以上を要した。読書中はマゾヒストの中毒的快感、苦痛だが読まずにいられなかった。言うまでもないが、決して万人受けする本ではないぞ。世の中にはストーリーテリングてんこ盛りな本が幾らでもある。
充たされざる者 (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: 充たされざる者 (ハヤカワepi文庫)より
415120041X
No.51
(5pt)

幻想世界

昨年のノーベル文学賞受賞で初めてその名を知りました。
いつも村上春樹の名前が出てくるだけに。
で、
読んでいて、村上春樹の「大人な絵本」的な世界的な同じ、ある意味部類な気もしました。
イシグロ氏のこの作品はもっと村上春樹氏よりもある意味おおざっぱな幻想世界。
いい意味で比較対象できそうな作家さんだと思いました。
イシグロ氏はこの作品しか読んでいませんが・・・
で、
内容はとても現実的なテーマだったり疑問や理不尽やら不条理やら、コミュニティとか、感情だったり。。。
哲学的というよりは、なんだろう・・・
ヒューマン的、答えのない、出ない、生きるテーマがあちこちに散りばめられている感じです。
共感もした部分もあるし、アドヴァイスとして受け止めた事もあるし。。。反省的に読んでいて思った事もあるし・・・ユーモアもありでおもしろい部分もある。

登場人物が多い!
メモしながら読んだら、名前のある人で、ざっと100人以上!

ただ主要人物は10人ぐらいかな?

実働日数3日。(小説世界で)

長編なだけにあの人だれだったかな?っていう事もあるから軽くメモするといいと思うけども、なくてもいいような気もする。
でも一回しか出ない名前でも混乱する不安あるならメモはおススメかな!

約1000ページではあるけども、読みやすい。

幻想世界小説。

夢にような、死後の世界の回想のような世界だったような気もする。永遠に繰り返される。ある人の魂の回想みたいな・・・

そんな読書後の感想です。
充たされざる者 (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: 充たされざる者 (ハヤカワepi文庫)より
415120041X
No.50
(4pt)

もしかして、今なら分かるかも!

10年以上前、英語の勉強のためにペーパーバック版をなんとか通読しました。主人公が自分の意思に関係なく、訪れた町のなんだかわからない問題を背負わされたり、知らない人の個人的問題を自分の事のように受け止めなければならなかったりする状況に読んでいていらいらし、更に描かれてる場面が夢なのか回想なのか今現実に起きている事なのかもわからず、ただただ辛い読書でした。当時は、内容が楽しめず理解できなかったのは英語力不足と、高尚な文学的テーマに馴染みがなかったせいだと思っていました。
その後、精神世界に興味を持ちスピリチュアル系の本を読むようになったのですが、最近ホ・オポノポノの本を読んだ時、あれっ?と思い当たりました。カズオ イシグロのあの小説はひょっとしてホ・オポノポノの説く、人と人との見えない結びつき、人と世界との見えない結びつきがテーマなのではないか?そう考えると、この小説が意味のある納得できる世界として立ち上がってくるのではないか?
そう思ってから「The Unconsoled」をいつか読み返そうと密かに楽しみにしています。
充たされざる者 (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: 充たされざる者 (ハヤカワepi文庫)より
415120041X
No.49
(5pt)

英語版

今、こちらの邦題「充たされざる者」読んでいます。
こちら英語ですが。

登場人物多い!

文庫本は約1000ページですが、英語版は一ページが文字数多いのか500ページぐらいでおさまっていますね。
しかし表紙はなるほど!って感じのイメージですね!
日本の文庫本のイメージよりいい感じですね!
充たされざる者〈下〉 Amazon書評・レビュー: 充たされざる者〈下〉より
4120027058
No.48
(5pt)

英語版

今、こちらの邦題「充たされざる者」読んでいます。
こちら英語ですが。

登場人物多い!

文庫本は約1000ページですが、英語版は一ページが文字数多いのか500ページぐらいでおさまっていますね。
しかし表紙はなるほど!って感じのイメージですね!
日本の文庫本のイメージよりいい感じですね!
充たされざる者〈上〉 Amazon書評・レビュー: 充たされざる者〈上〉より
412002704X
No.47
(5pt)

読者も一緒に"unconsoled”を体感するも読後にはきっと♡

イシグロ作品の中で最も手強いとの前評判を知らずに手に取りました。世界的なピアニストの主人公がある街に招かれるが。。
登場人物たちが語りかける"unconsoled"な物語が何層ものレイヤーになって主人公を包み込み、
ついには主人公の物語とつながります。何度も挫折しそうになりながらも、終盤の章にたどり着いてみると、
あれっ?私の語学力が足りないのか?と思わず読み返すほど予想外の展開。
読者もリアルに"unconsoled"を満喫することに。でも読後は幸福感に包まれる不思議な本。
イシグロ氏のブリティッシュイングリッシュも美しいです。
充たされざる者〈下〉 Amazon書評・レビュー: 充たされざる者〈下〉より
4120027058
No.46
(5pt)

読者も一緒に"unconsoled”を体感するも読後にはきっと♡

イシグロ作品の中で最も手強いとの前評判を知らずに手に取りました。世界的なピアニストの主人公がある街に招かれるが。。
登場人物たちが語りかける"unconsoled"な物語が何層ものレイヤーになって主人公を包み込み、
ついには主人公の物語とつながります。何度も挫折しそうになりながらも、終盤の章にたどり着いてみると、
あれっ?私の語学力が足りないのか?と思わず読み返すほど予想外の展開。
読者もリアルに"unconsoled"を満喫することに。でも読後は幸福感に包まれる不思議な本。
イシグロ氏のブリティッシュイングリッシュも美しいです。
充たされざる者〈上〉 Amazon書評・レビュー: 充たされざる者〈上〉より
412002704X
No.45
(4pt)

充たされざる者

登場人物がややこしくて、メモを取りながら、理解して読みました。欧州の話なので、難しいでした。ノーベル賞受賞者だけあって複雑でした。もう一度読むといいと思います。
充たされざる者 (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: 充たされざる者 (ハヤカワepi文庫)より
415120041X
No.44
(3pt)

面白い、でもイライラします。

イライラしながら、でもきっと最後はなんとか前向きに終わることを期待して、いっきに読みました。面白かったです。
充たされざる者 (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: 充たされざる者 (ハヤカワepi文庫)より
415120041X
No.43
(4pt)

大作でした

奇妙な空間に出会った感じです。石黒作品をもっと読みたくなりました。
充たされざる者 (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: 充たされざる者 (ハヤカワepi文庫)より
415120041X