この世の春

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

この世の春の評価:

3.83/5点 レビュー 103件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.83pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全33件 21〜33 2/2ページ
No.13
(3pt)

筆力で読ませるが内容は?

上下巻あわせての感想(ネタバレあり)です。
さすが宮部みゆき、この長さを冗長と感じさせません。謎の真相は上巻の終わりには見当がつきますが、凡百のミステリーとは違い、それがまったく瑕疵にならないのが宮部作品です。ぐいぐい引き込まれ、2日で読了してしまいました。
サスペンスあり、人情あり、なんといっても人物描写の上手さが彼女の魅力ですね。点描のようにさっと書かれた脇役ひとりひとりが、それぞれの人生を感じさせ、忘れがたい味を残します。今回はしげと金一がお気に入りです!
…と、褒めたところで何ですが、内容の方は少々首をかしげたくなりました。江戸時代という文脈で、怨霊憑きと(当然に)解釈されていた怪事を、開明的なひとりの医師が解離性同一性障害と看破し、治療に成功する。それ自体は、不自然という声もありましょうが、なかなか面白い趣向だと思います。時代小説に現代性を融合させる試みといいますか。
しかし、その原因となった虐待の経緯を解き明かす過程で、結局はおどろおどろしい呪術を持ち出すのは如何なものでしょうか。子どもを生け贄にして術をかければ、親に我が子を手にかけさせることもできるって…そういう世界観で統一されている話ならいいのですが、なまじ現代精神医学を取り入れたものだから、どうにも木に竹を接いだような印象が残りました。
多ジャンルで活躍されている宮部さんのこと、こちらも今回は時代物!とかファンタジー!とか決めてかかると足をすくわれるのはわかりますが、本作についてはリアリズムとファンタジーがうまく融合しきっていないように感じます。
ただ、個人的には多紀は白田医師と結ばれてほしかったので(笑)、点が辛くなっているかもしれませんね。読んで損はない作品です。
この世の春 下 Amazon書評・レビュー: この世の春 下より
4103750146
No.12
(3pt)

読んだ感想

今までの宮部さんの作品をイメージして読むと、ちょっと違う感じです。
この世の春(上) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: この世の春(上) (新潮文庫)より
4101369453
No.11
(3pt)

読んだ感想

今までの宮部さんの作品をイメージして読むと、ちょっと違う感じです。
この世の春 上 Amazon書評・レビュー: この世の春 上より
4103750138
No.10
(3pt)

何かオチが…

長編ミステリーなのに、オチがあっけなさすぎてちょっとイマイチでした
うーーん、主人公の能力がフル開花&敵勢力との死闘&事件解決のほうが楽しかったと思うんですけど…。
あっさりしすぎというか、お館様強すぎですねハイみたいな。
模倣犯もそうですが、起承転結の起承転まではすごく!すごく面白いのに
最後が、え…みたいなのが多い気がするんですけど
3400円払ったけど、文庫待てばよかったなって思ってしまいました
この世の春 下 Amazon書評・レビュー: この世の春 下より
4103750146
No.9
(3pt)

医学史的に妥当なのかどうか

医学史的に見て、江戸時代に「解離性同一性障害(=DID)」の治療が可能だったのだろうか、極めて疑問に思いました。
そんなことで目くじら立てていたら、この小説自体成り立たなくなってしまいますが・・・。
しかしあまりにも、主人公の症状や治療過程もがテキスト通りに進んで行きますので、思わず、現代女性のD!Dを扱った玄侑宗久の「阿修羅」を想起してしまいました。小説の出来でいえば、「阿修羅」の方が完成度は高いかと存じます。
 マァ、この作者には珍しいい恋愛小説的要素もあり、十分堪能したのだから、それで良しとしておきましょう。
この世の春 下 Amazon書評・レビュー: この世の春 下より
4103750146
No.8
(3pt)

時代物は読みにくい

宮部みゆきさんの江戸ものミステリー。時代物は、人物名も難しいし、表現や言葉も慣れないし、正直苦手です。同じストーリィでも現代ものだったら、もっと楽しめるのに。ただ、おそらくは、描かれる人物たちの立ち振る舞いや人間関係の在り方が江戸時代独特のものがあり、その為に、その時代背景にしているのだろうけど。。。さて、下巻へ
この世の春 上 Amazon書評・レビュー: この世の春 上より
4103750138
No.7
(3pt)

微妙な読後感

上下巻読み終えての感想である。大作であることは認めるが、はっきり言って微妙だ。まず主人公・多紀が御霊繰の一族であるため話に絡んで来るがそれ以外の必然性が無い。性格の良さから周囲に愛される設定だが、読者にはそこまでの魅力が感じられない。白田医師か半十郎を主人公にし、彼らの目線から語られた方が良かったのでは…。ストーリーも今回はひたすら重く、全てが解明された後でも、これで重興は本当に大丈夫なの?という疑念が払拭出来ず、大団円ぼいエピローグには違和感を覚えた。
この世の春 下 Amazon書評・レビュー: この世の春 下より
4103750146
No.6
(3pt)

宮部みゆきにしては面白くない

上下巻すべてを読んでの感想です。
著者の作品はほとんど読んできました。この作者のバラバラの出来事がすべて1つになって謎が解明されていく、そういう小説の書き方が見事でとても好きです。あと、人間の内面を深くエグるような、人間の心理描写が好きで、それなのに読みやすいのでとても好きだったのですが・・。
この作品には私の好きな宮部みゆきの要素があまりありませんでした。
とりあえず最後まで読んでみましたが、上巻の途中で謎が分かってしまい、ラストも予想通りで終わってしまった・・。
最後まで読んだのだから何かいいところがあったのだろうけど、これと言って思い浮かばない・・。
とりあえずいいところは幸せになってほしい好感持てる登場人物だったことかな。あっさり終わり過ぎて物足りない感じがします。マカロン食べたあとみたいな感じ。次回作に期待します。
この世の春 下 Amazon書評・レビュー: この世の春 下より
4103750146
No.5
(3pt)

出てくるのが善人ばかり。

どなたかもレビューに書いているけれども「サイコ&ミステリー」の要素があまりないし、登場人物が災厄の元になった親娘2人を除いて善人ばかり。その親娘にしたところで底なしの悪意の持ち主でも冷血漢でもないのだなぁ。
謎解きの段階でいろいろ妨害が入るかと思えば全然ないし、あっと驚く事件の黒幕が判明(例えば、筆頭家老の某とか)というどんでん返しの展開にもならないので、ハラハラすることなく読めてしまった。ひと言で云ったら「怖い話」でなく、結局は「善い話」。『孤宿の人』よりもさらにライトな雰囲気のストーリーと云ったらよいだろうか? このところの宮部みゆきさんの作品は、こういうのばっかだな。
ミステリーなら、小野不由美の『残穢』のような思いっきり怖いやつか、古いけど『火車』みたいにずしんと来るやつを頼みますよ。
この世の春 下 Amazon書評・レビュー: この世の春 下より
4103750146
No.4
(3pt)

微妙

あくまでも好みの問題と思いますが、上巻は面白かったです。
下巻で失速・・・結末もなんだか物足りなかった。
謎の原因がこんなもん??
「あかんべえ」のような展開と思いきや、ビリーミリガン???
多紀は荒神の朱音様と混同しました。個人的にはロマンスはいらないです。
どうも登場人物の誰にも感情移入できず消化不良です。
強いて言うなら、半十郎がよく働いてお疲れ様です。
この世の春 上 Amazon書評・レビュー: この世の春 上より
4103750138
No.3
(3pt)

面白くないことはないけれど

宮部みゆきさんはもっと現実に即した人間関係だけで話を進められる方だと思っているので、ファンタジーに寄りすぎていて残念に思いました。
文章は読みやすくキャラクターにも魅力があります。所々心からゾッとする箇所や感動する場面もあります。
初ものがたりや孤宿の人などの雰囲気を求めるとがっかりするかもしれません。
好みの問題なので、荒神を心から楽しめた人にはお勧めです。ハードカバーで買っても後悔はしませんでしたが、前に書いていたような時代物を読みたいです。
この世の春(上) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: この世の春(上) (新潮文庫)より
4101369453
No.2
(3pt)

面白くないことはないけれど

宮部みゆきさんはもっと現実に即した人間関係だけで話を進められる方だと思っているので、ファンタジーに寄りすぎていて残念に思いました。
文章は読みやすくキャラクターにも魅力があります。所々心からゾッとする箇所や感動する場面もあります。
初ものがたりや孤宿の人などの雰囲気を求めるとがっかりするかもしれません。
好みの問題なので、荒神を心から楽しめた人にはお勧めです。ハードカバーで買っても後悔はしませんでしたが、前に書いていたような時代物を読みたいです。
この世の春 上 Amazon書評・レビュー: この世の春 上より
4103750138
No.1
(3pt)

評価が高いので期待しましたが、私にはちょっと残念な作品でした。

普通に面白い作品でしたが、自分の中の宮部みゆきさんへの期待値が高すぎるせいか、ちょっとがっかりしました。タイトルが良いだけに本当に残念です。「孤宿の人」の完成度はありません。あと、本にはさまっていた30周年記念インタビューの小冊子は先に読まないほうが良いです。この作品のエンディングイメージにふれられています。
それより、ドリームバスターの続きを書いてください。内容を忘れてしまいそうです。三島屋の話も私が生きている間に完結するのか心配しています。
この世の春 上 Amazon書評・レビュー: この世の春 上より
4103750138