IT(イット)

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評判

IT(イット)の評価:

4.30/5点 レビュー 76件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.30pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全225件 181〜200 10/12ページ
No.45
(5pt)

子供の心がどうしてこんなに上手く描けるのかな

子供の成長を描く、といってしまうと凡庸な青春小説みたいに聞こえますが、とにかくキャラクターの書き分けが丁寧でスバラシイです。大人が勝手に子供の心理を想像して書くと、独りよがりな描き方になり、興ざめしてしまうものですが、ここではそんなことは心配ありません。タメイキが出てしまうくらい感情移入できます。映画(TVシリーズ?)にもなっていてご多分にもれず原作を超えるものではありませんが、それぞれのキャラクタはなかなか原作に忠実で読後興味があればごらんになってはいかがでしょうか?
IT〈2〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: IT〈2〉 (文春文庫)より
4167148080
No.44
(5pt)

子供の心がどうしてこんなに上手く描けるのかな

子供の成長を描く、といってしまうと凡庸な青春小説みたいに聞こえますが、とにかくキャラクターの書き分けが丁寧でスバラシイです。大人が勝手に子供の心理を想像して書くと、独りよがりな描き方になり、興ざめしてしまうものですが、ここではそんなことは心配ありません。タメイキが出てしまうくらい感情移入できます。映画(TVシリーズ?)にもなっていてご多分にもれず原作を超えるものではありませんが、それぞれのキャラクタはなかなか原作に忠実で読後興味があればごらんになってはいかがでしょうか?
IT〈3〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: IT〈3〉 (文春文庫)より
4167148099
No.43
(5pt)

子供の心がどうしてこんなに上手く描けるのかな

子供の成長を描く、といってしまうと凡庸な青春小説みたいに聞こえますが、とにかくキャラクターの書き分けが丁寧でスバラシイです。大人が勝手に子供の心理を想像して書くと、独りよがりな描き方になり、興ざめしてしまうものですが、ここではそんなことは心配ありません。タメイキが出てしまうくらい感情移入できます。映画(TVシリーズ?)にもなっていてご多分にもれず原作を超えるものではありませんが、それぞれのキャラクタはなかなか原作に忠実で読後興味があればごらんになってはいかがでしょうか?
IT〈1〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: IT〈1〉 (文春文庫)より
4167148072
No.42
(5pt)

過ぎ去った少年時代へのノスタルジー

スティーブンキングの代表作です。
子供の時の話と、大人の時の話が交互に展開され、主人公達と友に読者自身も、少年時代に引き戻されます。
そこで描写されている子供達を取り巻く環境は過酷で、平凡な家庭で育った私にはあまり共通点など無いはずなのですが、どこかオーバーラップするところがあります。
やはりキングは、少年時代を描くのがうまいです。
IT〈2〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: IT〈2〉 (文春文庫)より
4167148080
No.41
(5pt)

過ぎ去った少年時代へのノスタルジー

スティーブンキングの代表作です。子供の時の話と、大人の時の話が交互に展開され、主人公達と友に読者自身も、少年時代に引き戻されます。そこで描写されている子供達を取り巻く環境は過酷で、平凡な家庭で育った私にはあまり共通点など無いはずなのですが、どこかオーバーラップするところがあります。やはりキングは、少年時代を描くのがうまいです。
IT〈下〉 Amazon書評・レビュー: IT〈下〉より
4163128506
No.40
(5pt)

過ぎ去った少年時代へのノスタルジー

スティーブンキングの代表作です。子供の時の話と、大人の時の話が交互に展開され、主人公達と友に読者自身も、少年時代に引き戻されます。そこで描写されている子供達を取り巻く環境は過酷で、平凡な家庭で育った私にはあまり共通点など無いはずなのですが、どこかオーバーラップするところがあります。やはりキングは、少年時代を描くのがうまいです。
IT〈上〉 Amazon書評・レビュー: IT〈上〉より
4163128409
No.39
(5pt)

過ぎ去った少年時代へのノスタルジー

スティーブンキングの代表作です。子供の時の話と、大人の時の話が交互に展開され、主人公達と友に読者自身も、少年時代に引き戻されます。そこで描写されている子供達を取り巻く環境は過酷で、平凡な家庭で育った私にはあまり共通点など無いはずなのですが、どこかオーバーラップするところがあります。やはりキングは、少年時代を描くのがうまいです。
IT〈4〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: IT〈4〉 (文春文庫)より
4167148102
No.38
(5pt)

過ぎ去った少年時代へのノスタルジー

スティーブンキングの代表作です。子供の時の話と、大人の時の話が交互に展開され、主人公達と友に読者自身も、少年時代に引き戻されます。そこで描写されている子供達を取り巻く環境は過酷で、平凡な家庭で育った私にはあまり共通点など無いはずなのですが、どこかオーバーラップするところがあります。やはりキングは、少年時代を描くのがうまいです。
IT〈3〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: IT〈3〉 (文春文庫)より
4167148099
No.37
(5pt)

過ぎ去った少年時代へのノスタルジー

スティーブンキングの代表作です。子供の時の話と、大人の時の話が交互に展開され、主人公達と友に読者自身も、少年時代に引き戻されます。そこで描写されている子供達を取り巻く環境は過酷で、平凡な家庭で育った私にはあまり共通点など無いはずなのですが、どこかオーバーラップするところがあります。やはりキングは、少年時代を描くのがうまいです。
IT〈1〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: IT〈1〉 (文春文庫)より
4167148072
No.36
(5pt)

短調の交響詩

 キングの数ある作品中でも 最も豊饒な作品であると思う。 個人的には指輪物語を強く感じてしまう。ITが蜘蛛である点が 指輪物語のモルドールの洞窟を思わせることもあるかと思うが 何よりホビットのような子供達が力をあわせて 悪と対決していく部分が そう思ってしまう理由かなとも思っている。子供達は まだ小さい頃と そして大人になった後の二回、ITと対決する。最後はついに打ち勝つわけだが 対決を通じて 主人公たちが「失っていくもの」を強く感じさせるものがある点が大きな特徴である。 指輪物語の翻訳者であった瀬田貞二氏は 同書の後書きで「ナルニア国物語は 主人公たちの死で終わる割りには 読後が明るい一方 指輪物語は主人公たちが勝つわりには おもしろうてやがてかなしき である」と書かれていた記憶があるが ITは その部分でも 指輪物語に似ていると思う。 非常にざっくり言い切ってしまおう。本作は子供達が「通過儀礼」を通して大人になっていく姿を描く 一大交響詩である。但し この曲は「短調」で描かれているということも付け加えておく。
IT〈下〉 Amazon書評・レビュー: IT〈下〉より
4163128506
No.35
(5pt)

短調の交響詩

 キングの数ある作品中でも 最も豊饒な作品であると思う。 個人的には指輪物語を強く感じてしまう。ITが蜘蛛である点が 指輪物語のモルドールの洞窟を思わせることもあるかと思うが 何よりホビットのような子供達が力をあわせて 悪と対決していく部分が そう思ってしまう理由かなとも思っている。子供達は まだ小さい頃と そして大人になった後の二回、ITと対決する。最後はついに打ち勝つわけだが 対決を通じて 主人公たちが「失っていくもの」を強く感じさせるものがある点が大きな特徴である。 指輪物語の翻訳者であった瀬田貞二氏は 同書の後書きで「ナルニア国物語は 主人公たちの死で終わる割りには 読後が明るい一方 指輪物語は主人公たちが勝つわりには おもしろうてやがてかなしき である」と書かれていた記憶があるが ITは その部分でも 指輪物語に似ていると思う。 非常にざっくり言い切ってしまおう。本作は子供達が「通過儀礼」を通して大人になっていく姿を描く 一大交響詩である。但し この曲は「短調」で描かれているということも付け加えておく。
IT〈上〉 Amazon書評・レビュー: IT〈上〉より
4163128409
No.34
(5pt)

短調の交響詩

 キングの数ある作品中でも 最も豊饒な作品であると思う。 個人的には指輪物語を強く感じてしまう。ITが蜘蛛である点が 指輪物語のモルドールの洞窟を思わせることもあるかと思うが 何よりホビットのような子供達が力をあわせて 悪と対決していく部分が そう思ってしまう理由かなとも思っている。子供達は まだ小さい頃と そして大人になった後の二回、ITと対決する。最後はついに打ち勝つわけだが 対決を通じて 主人公たちが「失っていくもの」を強く感じさせるものがある点が大きな特徴である。 指輪物語の翻訳者であった瀬田貞二氏は 同書の後書きで「ナルニア国物語は 主人公たちの死で終わる割りには 読後が明るい一方 指輪物語は主人公たちが勝つわりには おもしろうてやがてかなしき である」と書かれていた記憶があるが ITは その部分でも 指輪物語に似ていると思う。 非常にざっくり言い切ってしまおう。本作は子供達が「通過儀礼」を通して大人になっていく姿を描く 一大交響詩である。但し この曲は「短調」で描かれているということも付け加えておく。
IT〈4〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: IT〈4〉 (文春文庫)より
4167148102
No.33
(5pt)

短調の交響詩

 キングの数ある作品中でも 最も豊饒な作品であると思う。 個人的には指輪物語を強く感じてしまう。ITが蜘蛛である点が 指輪物語のモルドールの洞窟を思わせることもあるかと思うが 何よりホビットのような子供達が力をあわせて 悪と対決していく部分が そう思ってしまう理由かなとも思っている。子供達は まだ小さい頃と そして大人になった後の二回、ITと対決する。最後はついに打ち勝つわけだが 対決を通じて 主人公たちが「失っていくもの」を強く感じさせるものがある点が大きな特徴である。 指輪物語の翻訳者であった瀬田貞二氏は 同書の後書きで「ナルニア国物語は 主人公たちの死で終わる割りには 読後が明るい一方 指輪物語は主人公たちが勝つわりには おもしろうてやがてかなしき である」と書かれていた記憶があるが ITは その部分でも 指輪物語に似ていると思う。 非常にざっくり言い切ってしまおう。本作は子供達が「通過儀礼」を通して大人になっていく姿を描く 一大交響詩である。但し この曲は「短調」で描かれているということも付け加えておく。
IT〈2〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: IT〈2〉 (文春文庫)より
4167148080
No.32
(5pt)

短調の交響詩

 キングの数ある作品中でも 最も豊饒な作品であると思う。 個人的には指輪物語を強く感じてしまう。ITが蜘蛛である点が 指輪物語のモルドールの洞窟を思わせることもあるかと思うが 何よりホビットのような子供達が力をあわせて 悪と対決していく部分が そう思ってしまう理由かなとも思っている。子供達は まだ小さい頃と そして大人になった後の二回、ITと対決する。最後はついに打ち勝つわけだが 対決を通じて 主人公たちが「失っていくもの」を強く感じさせるものがある点が大きな特徴である。 指輪物語の翻訳者であった瀬田貞二氏は 同書の後書きで「ナルニア国物語は 主人公たちの死で終わる割りには 読後が明るい一方 指輪物語は主人公たちが勝つわりには おもしろうてやがてかなしき である」と書かれていた記憶があるが ITは その部分でも 指輪物語に似ていると思う。 非常にざっくり言い切ってしまおう。本作は子供達が「通過儀礼」を通して大人になっていく姿を描く 一大交響詩である。但し この曲は「短調」で描かれているということも付け加えておく。
IT〈3〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: IT〈3〉 (文春文庫)より
4167148099
No.31
(5pt)

短調の交響詩

 キングの数ある作品中でも 最も豊饒な作品であると思う。 個人的には指輪物語を強く感じてしまう。ITが蜘蛛である点が 指輪物語のモルドールの洞窟を思わせることもあるかと思うが 何よりホビットのような子供達が力をあわせて 悪と対決していく部分が そう思ってしまう理由かなとも思っている。子供達は まだ小さい頃と そして大人になった後の二回、ITと対決する。最後はついに打ち勝つわけだが 対決を通じて 主人公たちが「失っていくもの」を強く感じさせるものがある点が大きな特徴である。 指輪物語の翻訳者であった瀬田貞二氏は 同書の後書きで「ナルニア国物語は 主人公たちの死で終わる割りには 読後が明るい一方 指輪物語は主人公たちが勝つわりには おもしろうてやがてかなしき である」と書かれていた記憶があるが ITは その部分でも 指輪物語に似ていると思う。 非常にざっくり言い切ってしまおう。本作は子供達が「通過儀礼」を通して大人になっていく姿を描く 一大交響詩である。但し この曲は「短調」で描かれているということも付け加えておく。
IT〈1〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: IT〈1〉 (文春文庫)より
4167148072
No.30
(3pt)

全4冊(文庫)の大作。ゆっくりたっぷり時間をかけて読むのであれば・・・

1959年、嵐が過ぎ去った日に起こった惨劇。アメリカ東部メイン州の町デリーでは、26、7年周期で子どもの行方不明、殺人が急増するという歴史があった・・。町を流れる運河、水路、下水道から現れる「IT(それ)」。「それ」に立ち向かった7人の少年少女たち・・・。時はめぐり1985年、周期が巡り、また「それ」が現れた・・・。物語は1959年と1985年とが交互に描かれる。11歳の子ども時代と大人になった彼ら。家庭環境、生活、初めてのデート、空き地に作った秘密基地、川遊び・・・。子ども時代の回想というとある種のノスタルジーを伴い語られるものであるが、著者の筆は時として冷酷で残酷だ。貧富の差からくる生活レベルの違い、殺された弟に絶望する両親、乱暴者の級友、父親からの虐待・・・・日常生活の描きこみがすごい。それにしても文庫4冊は長い。中心となる7人のほか、登場人物も多く、また7人が再会するまでは、それぞれの過去と現在のストーリーが交錯し、並行に語られていくこともあり、整理しながら読む必要がある。ディテールは細かいが、一方でプロットは単純。これを描き込みのすごさと驚嘆するか、散漫なストーリーと捉えるかで、本作の評価は違ってくる。かつての少年少女が大人になって団結し、共通の敵に立ち向かっていくというモチーフ、子ども時代と成人してからの場面を交えつつ描くという展開は、浦沢直樹のコミック「20世紀少年」を想起させられた。ゆっくり時間をかけ、キングが構築した架空の町デリーとそこにすむ人々の人間関係・ディテールをたっぷり味わいながら読みたい。
IT〈下〉 Amazon書評・レビュー: IT〈下〉より
4163128506
No.29
(3pt)

全4冊(文庫)の大作。ゆっくりたっぷり時間をかけて読むのであれば・・・

1959年、嵐が過ぎ去った日に起こった惨劇。アメリカ東部メイン州の町デリーでは、26、7年周期で子どもの行方不明、殺人が急増するという歴史があった・・。町を流れる運河、水路、下水道から現れる「IT(それ)」。「それ」に立ち向かった7人の少年少女たち・・・。時はめぐり1985年、周期が巡り、また「それ」が現れた・・・。物語は1959年と1985年とが交互に描かれる。11歳の子ども時代と大人になった彼ら。家庭環境、生活、初めてのデート、空き地に作った秘密基地、川遊び・・・。子ども時代の回想というとある種のノスタルジーを伴い語られるものであるが、著者の筆は時として冷酷で残酷だ。貧富の差からくる生活レベルの違い、殺された弟に絶望する両親、乱暴者の級友、父親からの虐待・・・・日常生活の描きこみがすごい。それにしても文庫4冊は長い。中心となる7人のほか、登場人物も多く、また7人が再会するまでは、それぞれの過去と現在のストーリーが交錯し、並行に語られていくこともあり、整理しながら読む必要がある。ディテールは細かいが、一方でプロットは単純。これを描き込みのすごさと驚嘆するか、散漫なストーリーと捉えるかで、本作の評価は違ってくる。かつての少年少女が大人になって団結し、共通の敵に立ち向かっていくというモチーフ、子ども時代と成人してからの場面を交えつつ描くという展開は、浦沢直樹のコミック「20世紀少年」を想起させられた。ゆっくり時間をかけ、キングが構築した架空の町デリーとそこにすむ人々の人間関係・ディテールをたっぷり味わいながら読みたい。
IT〈上〉 Amazon書評・レビュー: IT〈上〉より
4163128409
No.28
(3pt)

全4冊(文庫)の大作。ゆっくりたっぷり時間をかけて読むのであれば・・・

1959年、嵐が過ぎ去った日に起こった惨劇。アメリカ東部メイン州の町デリーでは、26、7年周期で子どもの行方不明、殺人が急増するという歴史があった・・。町を流れる運河、水路、下水道から現れる「IT(それ)」。「それ」に立ち向かった7人の少年少女たち・・・。時はめぐり1985年、周期が巡り、また「それ」が現れた・・・。物語は1959年と1985年とが交互に描かれる。11歳の子ども時代と大人になった彼ら。家庭環境、生活、初めてのデート、空き地に作った秘密基地、川遊び・・・。子ども時代の回想というとある種のノスタルジーを伴い語られるものであるが、著者の筆は時として冷酷で残酷だ。貧富の差からくる生活レベルの違い、殺された弟に絶望する両親、乱暴者の級友、父親からの虐待・・・・日常生活の描きこみがすごい。それにしても文庫4冊は長い。中心となる7人のほか、登場人物も多く、また7人が再会するまでは、それぞれの過去と現在のストーリーが交錯し、並行に語られていくこともあり、整理しながら読む必要がある。ディテールは細かいが、一方でプロットは単純。これを描き込みのすごさと驚嘆するか、散漫なストーリーと捉えるかで、本作の評価は違ってくる。かつての少年少女が大人になって団結し、共通の敵に立ち向かっていくというモチーフ、子ども時代と成人してからの場面を交えつつ描くという展開は、浦沢直樹のコミック「20世紀少年」を想起させられた。ゆっくり時間をかけ、キングが構築した架空の町デリーとそこにすむ人々の人間関係・ディテールをたっぷり味わいながら読みたい。
IT〈4〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: IT〈4〉 (文春文庫)より
4167148102
No.27
(3pt)

全4冊(文庫)の大作。ゆっくりたっぷり時間をかけて読むのであれば・・・

1959年、嵐が過ぎ去った日に起こった惨劇。アメリカ東部メイン州の町デリーでは、26、7年周期で子どもの行方不明、殺人が急増するという歴史があった・・。町を流れる運河、水路、下水道から現れる「IT(それ)」。「それ」に立ち向かった7人の少年少女たち・・・。時はめぐり1985年、周期が巡り、また「それ」が現れた・・・。物語は1959年と1985年とが交互に描かれる。11歳の子ども時代と大人になった彼ら。家庭環境、生活、初めてのデート、空き地に作った秘密基地、川遊び・・・。子ども時代の回想というとある種のノスタルジーを伴い語られるものであるが、著者の筆は時として冷酷で残酷だ。貧富の差からくる生活レベルの違い、殺された弟に絶望する両親、乱暴者の級友、父親からの虐待・・・・日常生活の描きこみがすごい。それにしても文庫4冊は長い。中心となる7人のほか、登場人物も多く、また7人が再会するまでは、それぞれの過去と現在のストーリーが交錯し、並行に語られていくこともあり、整理しながら読む必要がある。ディテールは細かいが、一方でプロットは単純。これを描き込みのすごさと驚嘆するか、散漫なストーリーと捉えるかで、本作の評価は違ってくる。かつての少年少女が大人になって団結し、共通の敵に立ち向かっていくというモチーフ、子ども時代と成人してからの場面を交えつつ描くという展開は、浦沢直樹のコミック「20世紀少年」を想起させられた。ゆっくり時間をかけ、キングが構築した架空の町デリーとそこにすむ人々の人間関係・ディテールをたっぷり味わいながら読みたい。
IT〈2〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: IT〈2〉 (文春文庫)より
4167148080
No.26
(3pt)

全4冊(文庫)の大作。ゆっくりたっぷり時間をかけて読むのであれば・・・

1959年、嵐が過ぎ去った日に起こった惨劇。アメリカ東部メイン州の町デリーでは、26、7年周期で子どもの行方不明、殺人が急増するという歴史があった・・。町を流れる運河、水路、下水道から現れる「IT(それ)」。「それ」に立ち向かった7人の少年少女たち・・・。時はめぐり1985年、周期が巡り、また「それ」が現れた・・・。物語は1959年と1985年とが交互に描かれる。11歳の子ども時代と大人になった彼ら。家庭環境、生活、初めてのデート、空き地に作った秘密基地、川遊び・・・。子ども時代の回想というとある種のノスタルジーを伴い語られるものであるが、著者の筆は時として冷酷で残酷だ。貧富の差からくる生活レベルの違い、殺された弟に絶望する両親、乱暴者の級友、父親からの虐待・・・・日常生活の描きこみがすごい。それにしても文庫4冊は長い。中心となる7人のほか、登場人物も多く、また7人が再会するまでは、それぞれの過去と現在のストーリーが交錯し、並行に語られていくこともあり、整理しながら読む必要がある。ディテールは細かいが、一方でプロットは単純。これを描き込みのすごさと驚嘆するか、散漫なストーリーと捉えるかで、本作の評価は違ってくる。かつての少年少女が大人になって団結し、共通の敵に立ち向かっていくというモチーフ、子ども時代と成人してからの場面を交えつつ描くという展開は、浦沢直樹のコミック「20世紀少年」を想起させられた。ゆっくり時間をかけ、キングが構築した架空の町デリーとそこにすむ人々の人間関係・ディテールをたっぷり味わいながら読みたい。
IT〈3〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: IT〈3〉 (文春文庫)より
4167148099