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暴走弁護士



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【この小説が収録されている参考書籍】
【文庫】 暴走弁護士 (文芸社文庫)

暴走弁護士の評価: 3.83/5点 レビュー 12件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.83pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

法律の上で、暴走しないと暴走弁護士と言えない。

弁護士、真行寺悟は東京都日野市で次男として生まれた。長男は、子供の頃から何をやらせても天才肌で成績も優秀で、スポーツが万能だった。悟は、真面目に勉強せず、立川を本拠地にしていた暴走族ベニサソリに加わり、頭角を表し総長となった。それに敵対する暴走族ブラックエンペラーの立川支部総長と対決して、ボコボコにやっつける。それで、その地域に名がしられるようになった。
それで、警察に対応するためにも、大学の法学部に行き、弁護士になってしまったのだ。そして「黎明法律事務所」を立ち上げる。
暴走族の出身の弁護士ということが話題となり、少年事案の暴走行為、窃盗、障害事件が圧倒的に多かった。そんな中で、加瀬邦彦が交通事故を起こし、運転手を20年近くしていて、無事故、無違反であったが、高速道路で最初の人身事故を起こし、車を潰してしまった。その運転手は、下半身付随の重傷を負うことになった。加瀬邦彦は、意識が朦朧として記憶を失い、蛇行運転をして、レクサスを押しつぶしたという事件だった。ブレーキの跡もなかった。
真行寺悟に、弁護を依頼するのだが、レクサスに乗っていた男は、加瀬邦彦の息子を殺した犯人の一人で、刑に服して、刑期を終え、更生中だったのだ。そして、その男に言い寄って、直前まで一緒にいた女は、加瀬邦彦の息子の彼女だった。検察は、危険運転致傷罪と殺人未遂罪で求刑するのだった。ふーむ。下半身不随にした交通事故は、過失運転致傷罪となるのか?
ふーむ。面白い設定だ。最近 老人たちが、ブレーキとアクセルを踏み間違えて、暴走する事件が多い。そして、死に至らしめている。自動車が凶器になると殺人罪でも刑が緩くなる。そんな事件を想像させる。暴走弁護士は、加瀬邦彦の刑を軽くできるのか?題材が、ちょっと弱いなぁ。これでは、法律上で、暴走できない。
【文庫】 暴走弁護士 (文芸社文庫)Amazon書評・レビュー:【文庫】 暴走弁護士 (文芸社文庫)より
4286183947

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