愛の領分

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評判

愛の領分の評価:

3.96/5点 レビュー 28件。 B ランク

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平均点3.96pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全50件 21〜40 2/3ページ
No.30
(5pt)

二度読んだのではなく、二度買った。

二度買いをする本は少なくない、途中できづいても、二度目を最後まで読んだ本はそう多くない。其ほど惹き付ける本でした。
愛の領分 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 愛の領分 (文春文庫)より
4167606062
No.29
(5pt)

二度読んだのではなく、二度買った。

二度買いをする本は少なくない、途中できづいても、二度目を最後まで読んだ本はそう多くない。其ほど惹き付ける本でした。
愛の領分 Amazon書評・レビュー: 愛の領分より
4163200606
No.28
(5pt)

経験の強み

酸いも甘いも噛み分けた大人の最上の小説である。

この物語の登場人物たちは、人並み以上の経験をした人生の強者ばかりである。この様な人々の思考や背景、情念などをここまで迫真に深遠に描き出すことが出来るのは、豊富な実体験に根ざした、やはり人生の強者である作者のな成せる技だろう。

主人公の淳蔵が仕立てるジャケットの様に、何時までも色褪せることなく渋い光を放ち続ける名作である。
愛の領分 Amazon書評・レビュー: 愛の領分より
4163200606
No.27
(5pt)

素晴らしいの一言。

直木賞受賞作とのことで拝見しました。

大人の恋愛、と評すべき物語がこの本には詰まっています。
過去の自分の恋愛と今の恋愛を重ね合わていく。そんな経験は誰しもが持っているはずなのに、この本ほど真摯に向き合ってくれるものは無いと思います。
愛の領分 Amazon書評・レビュー: 愛の領分より
4163200606
No.26
(4pt)

難解な大人の恋愛小説

中年テーラー淳蔵と昔馴染みの恋のライバル昌平との深い物語、
ストーリーは現実から過去、それから現実にと二人の個性ある
女性との難解な大人の恋愛小説という感じがする。
淡々と物語は進んでいくが人間の身勝手さ、愛しさが、しっかり
描かれており面白い展開である。
愛の領分 Amazon書評・レビュー: 愛の領分より
4163200606
No.25
(4pt)

世の中の裏をよく見てきた作家だと思う

若い時の友人の妻に横恋慕した主人公

その友人との28年ぶりの再会から物語ははじまる・・・・

歳をとってくると不完全に終わった恋愛の記憶を美化してしまったりしたすることは誰にでもある経験だろうし

50を過ぎた年齢になっても、自分に再び恋の季節がやってくると考えてしまうこともあるだろう・・・

そんな気持ちをくすぐる物語で楽しく読むことができた・・・

しかもこの作家は世の中の裏側もよく見てきた人だとも思う

そういった描写がいくつも見受けられて、この物語の完成度を高めている・・・
愛の領分 Amazon書評・レビュー: 愛の領分より
4163200606
No.24
(4pt)

問題なし

想定していたものと違いはありません。今後も期待しております。
愛の領分 Amazon書評・レビュー: 愛の領分より
4163200606
No.23
(4pt)

汗まみれ、泥まみれ、愛まみれ

直木賞受賞の恋愛小説。美と醜があっていいよね。えぐさもドキドキ。おぞましさにもドキドキ。静寂すらドキドキ。冒頭からものもの
しくて一気に読ませる。そのストーリー展開の妙がきらめく。でもやっぱ一番いいのはそこで踊る登場人物だよ。そりゃそうだ。
でも、このたてつけを度外視したような感覚が何より欲しい。第三者には理解できないのが愛。よって、好みこそあれこの感覚に優れた
裏付けがなきゃ面白くもなんともない。
それにしてもこの人が描く女性は真に迫ってる。極論で言えば母性の描き方がだ。それが描けたとき対照的に男の生きざまも出てくる。
男はさ母性という絶対的なものを持ってないから、自分で創造するしかないの。でもそれは付加の総計か破壊の総計になりがちだ。
シビアだから矛盾が欲しい。それが母性。淳蔵みたいに知性へ逃げこんでも孤独だよ。昌平みたいにスポーツ感覚でやっても虚しいさ。
もっと素直になればいいのに。でも虚勢張りたがる。だからバランスが必要。母性。でもその母性もバランスを欠くと大変。美保子
みたいになっちゃうよ。いやいるんだよ。それが強烈すぎるが故に、往々に頼りない男に惹かれて、晩年に苦労しちゃうのも。
で、結局ウダウダ書いてたら何が言いたいかさっぱりわからんくなったけど、結論として言えることは愛の領分なんて四次方程式の答えは
ないわな。が、結局それは男も女も謙虚に求めるべきなんだ。使われたり、反対に使ったりするもんじゃないことは確かなんだから。
愛の領分 Amazon書評・レビュー: 愛の領分より
4163200606
No.22
(4pt)

愛の領分を分け合える二人だけが幸せなのか

愛の領分 藤田宜永 文春文庫 2004

単行本2001文藝春秋
藤田さんの直木賞受賞作品
男と男の出会い、別れ、そして当然そこにある男と女の出会いと別れ。
それは運命なのかそれとも偶然なのか。別れは必然なのか、そして男と女のどちらかに責任があるのか。
仕立屋の淳蔵を取り巻く世界、そこには運命にも似た人生が用意されていた。
東京白金と信州との間で繰り広げられる男と女の少し悲しい物語。
果たして、愛に領分があるのだろうか。愛の領分を分け合える二人だけが幸せになれるのだろうか?
文庫の後書きの後ろに、自伝エッセイ、母親の顔として、藤田さんがご自身をアダルトチルドレンだと告白し、お母様への想いを書き綴っているのが興味深い。また小池真理子さんのとの出会いにも触れている。
愛の領分 Amazon書評・レビュー: 愛の領分より
4163200606
No.21
(4pt)

外ではトキメキ、内では情愛

妻の小池真理子が「恋」で直木賞を取った後、旦那の藤田宜永がこの本で直木賞を取った。

「恋」よりこちらの方が、いろいろなタイプの男と女の心の陰影が深く描かれていて、心理劇を見るように読み進んだ。文庫版では本編終了後に「自伝エッセイ−受賞者が語る直木賞受賞までの軌跡 母親の顔」が所収されており、これを読むと「パーフェクトでなければ褒めてもらえない」母親へのトラウマが藤田氏の人格形成に陰を落とし、実に様々な経験と女性遍歴を繰り返したことが了解される。そんな藤田氏自身の心象風景がこの小説の登場人物全て、それは男も女も、に投影されている。だから深い。

NHK TV「今夜は恋人気分」でこの直木賞夫婦が出演しており、「外ではトキメキ、内では情愛」というタイトルだった。番組を見ていると小池の方がワルで藤田の方が純情なように見えた。「愛の領分」を読んで感じたのは、藤田はいわゆる「ワル」と後ろ指さされるようなことは若い時代に殆ど経験しているが、そういうワルをおもしろ半分とかカッコつけの為にやっていない。母親へのトラウマから脱するための必死な営みであり、女性遍歴を重ねながらも女性を信用できない(母親へのトラウマから)ジレンマに純粋に埋没したのだろうことだ。そういう意味での純情さが感じられる。

この「愛の領分」に主人公の淳蔵がわが子に言う言葉に、死んだお母さん(自分の妻)には情愛を感じていた、と。ああ、これがTVの「外ではトキメキ、内では情愛」ということなんだなと合点した。ちゃんと数えていないがこの本には「情愛」が2度出てくる。小池の「恋」には一度も出てこなかったと思うが。
愛の領分 Amazon書評・レビュー: 愛の領分より
4163200606
No.20
(5pt)

新鮮な感じ

表紙がとても重い感じなので、買ったまま少し眠らせて置いたのだが、一度読み始めたらはまってしまった。作者の登場人物に対する間合いの取り方や、時間の流し方などとても新鮮でいい。読んでる間とてもいい時間をすごせると思う。
愛の領分 Amazon書評・レビュー: 愛の領分より
4163200606
No.19
(4pt)

4人の大人の過去と現在の恋物語

一人息子を育てながら静かに仕立て屋を営む男、友人、その妻でかつての不倫相手、そして友人の元愛人の若い絵描きの女。この4人の愛憎を細かに綴った直木賞受賞作。
紳士服の仕立てという孤独な仕事が丁寧に描かれているのにも注目。
かつての恋愛相手が病気になり、外見のみならず、心もいびつになっているのが残酷で、作者の容赦ない筆致が「痛い」ほど。
「大人の恋の物語」であると同時に、「老い」に差し掛かるときの冷静と情熱の狭間で揺れる人たちの描写が見事。
愛の領分 Amazon書評・レビュー: 愛の領分より
4163200606
No.18
(4pt)

大人の恋愛小説

落ち着いて読める長編作品。決して映画化などにはならないだろう。
興奮や感動,涙などとは異なる,長い時間の流れの中に横たわる深い男と女の情愛や嫉妬を,ていねいな構成とやわらかい言葉,そして時に情熱的に描かれてる。
どんな恋をすれば幸せになれるのか。どれだけ愛しても一緒になれない二人。障害があっても,いや,あればあるほど求め合う心。それらは全て愛の領分のせいだとこの作品は言っている。
愛に領分があるとは思えないが,愛にも光と影があるという説明は分かるような気がする。
手元に残しておきたい大人の一冊である。
愛の領分 Amazon書評・レビュー: 愛の領分より
4163200606
No.17
(4pt)

必然のめぐりあい

年齢を重ねて忘れられない事や人がいてもまた、好きな人が出来る。生きていれば、いくつになっても、いいこともまだまだあるかもしれない。若い頃のような独りよがりな愛ではなく、共有する愛がうらやましい。
愛の領分 Amazon書評・レビュー: 愛の領分より
4163200606
No.16
(4pt)

なぜか、、、

大人の愛の美しい部分とともに、醜い部分をたっぷりと読ませてくれる。一気に読めてしまったのに、読み終わったあとになぜか、もやもやとした釈然としない感じが残る作品でした。けれども、それが、作者の狙いかもしれない。。。
愛の領分 Amazon書評・レビュー: 愛の領分より
4163200606
No.15
(4pt)

ハードボイルドなメロドラマ

28年ぶりに淳蔵の元を訪れた昌平は患っている妻に会ってくれるよう頼む。美保子を見舞った淳蔵は佳世に再会し愛し合うようになる。昌平と美保子、佳世それに淳蔵と美保子、佳世の愛の関係。そこには愛の領分があった。ハードボイルドなメロドラマ
愛の領分 Amazon書評・レビュー: 愛の領分より
4163200606
No.14
(5pt)

経験の強み

酸いも甘いも噛み分けた大人の最上の小説である。

この物語の登場人物たちは、人並み以上の経験をした人生の強者ばかりである。この様な人々の思考や背景、情念などをここまで迫真に深遠に描き出すことが出来るのは、豊富な実体験に根ざした、やはり人生の強者である作者のな成せる技だろう。

主人公の淳蔵が仕立てるジャケットの様に、何時までも色褪せることなく渋い光を放ち続ける名作である。
愛の領分 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 愛の領分 (文春文庫)より
4167606062
No.13
(5pt)

素晴らしいの一言。

直木賞受賞作とのことで拝見しました。

大人の恋愛、と評すべき物語がこの本には詰まっています。
過去の自分の恋愛と今の恋愛を重ね合わていく。そんな経験は誰しもが持っているはずなのに、この本ほど真摯に向き合ってくれるものは無いと思います。
愛の領分 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 愛の領分 (文春文庫)より
4167606062
No.12
(4pt)

難解な大人の恋愛小説

中年テーラー淳蔵と昔馴染みの恋のライバル昌平との深い物語、
ストーリーは現実から過去、それから現実にと二人の個性ある
女性との難解な大人の恋愛小説という感じがする。
淡々と物語は進んでいくが人間の身勝手さ、愛しさが、しっかり
描かれており面白い展開である。
愛の領分 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 愛の領分 (文春文庫)より
4167606062
No.11
(4pt)

世の中の裏をよく見てきた作家だと思う

若い時の友人の妻に横恋慕した主人公

その友人との28年ぶりの再会から物語ははじまる・・・・

歳をとってくると不完全に終わった恋愛の記憶を美化してしまったりしたすることは誰にでもある経験だろうし

50を過ぎた年齢になっても、自分に再び恋の季節がやってくると考えてしまうこともあるだろう・・・

そんな気持ちをくすぐる物語で楽しく読むことができた・・・

しかもこの作家は世の中の裏側もよく見てきた人だとも思う

そういった描写がいくつも見受けられて、この物語の完成度を高めている・・・
愛の領分 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 愛の領分 (文春文庫)より
4167606062