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地上侵攻軍を撃破せよ
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地上侵攻軍を撃破せよの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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トルコがイラクのクルド人勢力を掃滅するため、遂に軍事行動を開始。 民間軍事会社としてイラクにいるマクナラハンが事態の阻止に乗り出すが・・・という話。 アメリカでは2009年に刊行された本であるが、驚くほど今の実相を捉えている。 ISの台頭やまさに2016年に起きているトルコのイラクへの軍事介入などである。 IS討伐を名目にクルド人組織を壊滅するため、イラクへ侵攻しているトルコのこととかなりダブっているフィクションだ。 一方で、全く読み誤っている点もある。アメリカの内向き政策だ。 折しもドナルド・トランプが大統領に選出され、直接アメリカの国益にならないことには、オバマ政権以上に他国への干渉を避けるだろうアメリカ。 本の中では正義感あふれる世界の警察役としてマクラナハン達は振舞っているが、実際の世界では真逆のことが起きている。 マクラナハンは、アメリカの正義を体現し勝ってし放題に暴れていて、アメリカの傲慢さをまき散らしているが、著者が思っているほど、アメリカは最早偉大でもなんでもない国になってしまったようだ。 戦闘シーンは上巻は少ないので残念だが、下巻に期待。未知の兵器が出てきていますが、本書の表紙ほど勇ましい展開はまだお預けのようです。 ハヤカワ書房が軍事系アクション小説をちっとも刊行しないでの、他社に頑張って欲しいところです。 | ||||
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