(短編集)

フィッシュストーリー

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評判

フィッシュストーリーの評価:

3.65/5点 レビュー 94件。 C ランク

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平均点3.65pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全149件 81〜100 5/8ページ
No.69
(4pt)

いろいろ

2007年に出た単行本の文庫化。
 「動物園のエンジン」「サクリファイス」「フィッシュストーリー」「ポテチ」の4中短編が収められている。
 「動物園」のエンジンはデビュー直後のもの。初期の伊坂作品の嫌〜な感じが色濃く漂っている。
 「サクリファイス」はひねりのある謎解きもので、東北の寒村の閉塞感がよく描かれている。しかし、基本は友情ものか。
 「フィッシュストーリー」は法螺話という意味。幸せな話である。考えオチ。
 「ポテチ」はなんだかよく分からない作品だった。ストーリーは平板だが、人物に工夫があって読ませる。
 他の長編でお馴染みの人たちも登場しており、ファンには嬉しい一冊だろう。

フィッシュストーリー Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリーより
4104596027
No.68
(4pt)

いろいろ

2007年に出た単行本の文庫化。
 「動物園のエンジン」「サクリファイス」「フィッシュストーリー」「ポテチ」の4中短編が収められている。
 「動物園」のエンジンはデビュー直後のもの。初期の伊坂作品の嫌〜な感じが色濃く漂っている。
 「サクリファイス」はひねりのある謎解きもので、東北の寒村の閉塞感がよく描かれている。しかし、基本は友情ものか。
 「フィッシュストーリー」は法螺話という意味。幸せな話である。考えオチ。
 「ポテチ」はなんだかよく分からない作品だった。ストーリーは平板だが、人物に工夫があって読ませる。
 他の長編でお馴染みの人たちも登場しており、ファンには嬉しい一冊だろう。

フィッシュストーリー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリー (新潮文庫)より
4101250243
No.67
(2pt)

短編ではイマイチでした

これから面白くなるのかなと思う前におわってしまったり、
なんだか盛り上がりと、錬りに欠けたお話ばかりの寄せ集めでした。

私はあの時間が交錯して人が巧みに交差する長編の方が好きです。
フィッシュストーリー Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリーより
4104596027
No.66
(2pt)

短編ではイマイチでした

これから面白くなるのかなと思う前におわってしまったり、
なんだか盛り上がりと、錬りに欠けたお話ばかりの寄せ集めでした。

私はあの時間が交錯して人が巧みに交差する長編の方が好きです。
フィッシュストーリー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリー (新潮文庫)より
4101250243
No.65
(3pt)

4つの短編・中編

「動物園のエンジン」「サクリファイス」「フィッシュストーリー」「ポテチ」の
4作品を収録。

それぞれの作品に伊坂ワールドの要素が散りばめられた幕の内弁当のような感じ。
独立した4つの話に別々の魅力があります。
伊坂幸太郎作品をはじめて読むなら、本作品がかっこうの入門編でしょう。

ただ、短編ではなく、長編作品のほうが、その世界にどっぷり浸かれると思うので、
できれば、他に長編の「砂漠」か「ラッシュライフ」あたりのどちらか1冊を読むと、
好き嫌いを判断しやすいと思います。
フィッシュストーリー Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリーより
4104596027
No.64
(3pt)

4つの短編・中編

「動物園のエンジン」「サクリファイス」「フィッシュストーリー」「ポテチ」の
4作品を収録。

それぞれの作品に伊坂ワールドの要素が散りばめられた幕の内弁当のような感じ。
独立した4つの話に別々の魅力があります。
伊坂幸太郎作品をはじめて読むなら、本作品がかっこうの入門編でしょう。

ただ、短編ではなく、長編作品のほうが、その世界にどっぷり浸かれると思うので、
できれば、他に長編の「砂漠」か「ラッシュライフ」あたりのどちらか1冊を読むと、
好き嫌いを判断しやすいと思います。
フィッシュストーリー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリー (新潮文庫)より
4101250243
No.63
(4pt)

ポテチが輝いて見えました

この作品に収められている『ポテチ』に出てくる登場人物はとても魅力的で、主人公の仕事場について行く同居人である彼女との出逢いのきっかけといい、主人公を取り巻く一癖も二癖もある人々との会話といい、グングン物語にひきこまれていきます。

題名になったポテチのエピソードでのある台詞が何故主人公の心を捕らえたのか理由を知った時、一気に目の前の霧が晴れていく心地良さを感じました。
歓声が聴こえてきそうな爽快感溢れるラストにも思わずニンマリ。
フィッシュストーリー Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリーより
4104596027
No.62
(4pt)

ポテチが輝いて見えました

この作品に収められている『ポテチ』に出てくる登場人物はとても魅力的で、主人公の仕事場について行く同居人である彼女との出逢いのきっかけといい、主人公を取り巻く一癖も二癖もある人々との会話といい、グングン物語にひきこまれていきます。

題名になったポテチのエピソードでのある台詞が何故主人公の心を捕らえたのか理由を知った時、一気に目の前の霧が晴れていく心地良さを感じました。
歓声が聴こえてきそうな爽快感溢れるラストにも思わずニンマリ。
フィッシュストーリー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリー (新潮文庫)より
4101250243
No.61
(3pt)

リンクは無いですが

『動物園のエンジン』
意図的に置換された描像があるきっかけで修正される様は心地よい。
『フィッシュストーリー』「風が吹けば桶屋が儲かる」が如く展開される爽快感溢れるストーリーで、この短編集一番のお気に入り。『ポテチ』
連呼される伏線にオチはさすがに想像できるが、それでもイイ作品です。
もう一つはあまり好みではありませんでした。
色んなタイプの作品が揃ってるので、どれか一つは当たりがあるのではないでしょうか。
フィッシュストーリー Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリーより
4104596027
No.60
(3pt)

リンクは無いですが

『動物園のエンジン』
意図的に置換された描像があるきっかけで修正される様は心地よい。
『フィッシュストーリー』「風が吹けば桶屋が儲かる」が如く展開される爽快感溢れるストーリーで、この短編集一番のお気に入り。『ポテチ』
連呼される伏線にオチはさすがに想像できるが、それでもイイ作品です。
もう一つはあまり好みではありませんでした。
色んなタイプの作品が揃ってるので、どれか一つは当たりがあるのではないでしょうか。
フィッシュストーリー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリー (新潮文庫)より
4101250243
No.59
(4pt)

文章で「一発録り」の雰囲気を味わえる

4つの短編集のうち後ろ2つ「フィッシュストーリー」「ポテチ」がよかった。
「フィッシュストーリー」>映画を観たあとに読み出したので、「このエピソードは映画のあのシーンか」「映画のあの台詞はこんな文脈に入っていたのか」などと双方向に思い出しながら楽しめた。
バンドの一発録りのシーンが忘れられない。文章だけの描写なのに、その場の空気を感じるというか、映画のシーンをいい意味で補ってくれる。曲がキーとなった小説、映像化で変な演出が入ると、一瞬で小説の雰囲気が崩れてしまうように思う。この映画にはそれがなく、緊張感が保たれていてよかった。
「ポテチ」>会話文がひたすら続き、その言葉で主人公の性格を描ききり、読む側もそれに慣れたころに、(言葉の無い)仕草だけを書かれて感動をもらえる。おそらく今の多くの大人がそうであるように、野球観戦で気分が盛り上がった経験があれば、共感できるのでは。
フィッシュストーリー Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリーより
4104596027
No.58
(4pt)

文章で「一発録り」の雰囲気を味わえる

4つの短編集のうち後ろ2つ「フィッシュストーリー」「ポテチ」がよかった。
「フィッシュストーリー」>映画を観たあとに読み出したので、「このエピソードは映画のあのシーンか」「映画のあの台詞はこんな文脈に入っていたのか」などと双方向に思い出しながら楽しめた。
バンドの一発録りのシーンが忘れられない。文章だけの描写なのに、その場の空気を感じるというか、映画のシーンをいい意味で補ってくれる。曲がキーとなった小説、映像化で変な演出が入ると、一瞬で小説の雰囲気が崩れてしまうように思う。この映画にはそれがなく、緊張感が保たれていてよかった。
「ポテチ」>会話文がひたすら続き、その言葉で主人公の性格を描ききり、読む側もそれに慣れたころに、(言葉の無い)仕草だけを書かれて感動をもらえる。おそらく今の多くの大人がそうであるように、野球観戦で気分が盛り上がった経験があれば、共感できるのでは。
フィッシュストーリー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリー (新潮文庫)より
4101250243
No.57
(3pt)

絶妙のセリフ回し

 作風の変遷を味わえる短中編集ですね。個人的には軽妙さを増した後半の2編が好きです。伊坂さんの作品に関しては、どうも初期の作品はなんか気障っぽさを感じて、言い回しやエピソードが「どうよ、うまくヒネレてるでしょ」って主張しているようでなんか鼻につく感じがしてしまうんですけど、最近の作品については同じヒネリでもうまく物語に練りこまれ均らされていて読んでいて嫌味を感じません。
 この本の4つのお話の中で一番好きなのは最後の「ポテチ」ですかね。ストーリーはともかくキャラ設定とセリフ回しがとにかく楽しい。好きなところはいっぱいあるんですが特にキリンのとこと万有引力。「発見しなくても元からあるよ」ってところ、お母さんのキャラを見事に使った絶妙の一手と感じ入りました。逆に物語の根っこに流れるちょっと切ない伏線が邪魔に思えました。なんか謎の伏線をいれないと気が済まないのかもしれないけど、個人的には、ただ野球のヒーローに強く憧れた男の物語というだけのほうが、作中人物にシンプルに愛着を感じられて良かったかなと。
 フィッシュストーリーも味わいのあるお話でしたが、こちらのほうは逆に、この作者だからこそもうひとつふたつ追加でエピソードが絡まるのを期待してしまいました。
フィッシュストーリー Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリーより
4104596027
No.56
(3pt)

絶妙のセリフ回し

 作風の変遷を味わえる短中編集ですね。個人的には軽妙さを増した後半の2編が好きです。伊坂さんの作品に関しては、どうも初期の作品はなんか気障っぽさを感じて、言い回しやエピソードが「どうよ、うまくヒネレてるでしょ」って主張しているようでなんか鼻につく感じがしてしまうんですけど、最近の作品については同じヒネリでもうまく物語に練りこまれ均らされていて読んでいて嫌味を感じません。
 この本の4つのお話の中で一番好きなのは最後の「ポテチ」ですかね。ストーリーはともかくキャラ設定とセリフ回しがとにかく楽しい。好きなところはいっぱいあるんですが特にキリンのとこと万有引力。「発見しなくても元からあるよ」ってところ、お母さんのキャラを見事に使った絶妙の一手と感じ入りました。逆に物語の根っこに流れるちょっと切ない伏線が邪魔に思えました。なんか謎の伏線をいれないと気が済まないのかもしれないけど、個人的には、ただ野球のヒーローに強く憧れた男の物語というだけのほうが、作中人物にシンプルに愛着を感じられて良かったかなと。
 フィッシュストーリーも味わいのあるお話でしたが、こちらのほうは逆に、この作者だからこそもうひとつふたつ追加でエピソードが絡まるのを期待してしまいました。
フィッシュストーリー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリー (新潮文庫)より
4101250243
No.55
(3pt)

ミステリというには物足りないが、伊坂節は健在。

デビュー作から6年間の間に出された短編と書き下ろしを加えた短編集。最初の「動物園のエンジン」や「サクリファイス」はミステリっぽいが、後半の「フィッシュストーリー」「ポテチ」は伊坂節のHeart warming storyになっている。残念ながらどの作品も今ひとつの内容だが、伊坂らしさはでていると思う。
フィッシュストーリー Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリーより
4104596027
No.54
(3pt)

ミステリというには物足りないが、伊坂節は健在。

デビュー作から6年間の間に出された短編と書き下ろしを加えた短編集。最初の「動物園のエンジン」や「サクリファイス」はミステリっぽいが、後半の「フィッシュストーリー」「ポテチ」は伊坂節のHeart warming storyになっている。残念ながらどの作品も今ひとつの内容だが、伊坂らしさはでていると思う。
フィッシュストーリー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリー (新潮文庫)より
4101250243
No.53
(5pt)

黒澤好きにはたまらない

あの愛すべき泥棒(或いは探偵)黒澤がついに主役に。
私にとって、これだけで十分な購入理由になりえた。読んでみて思ったのは、やはり伊坂幸太郎は伏線の張り方が上手い作家であるということ。思わず嘆息。彼の頭の中では一体、何手先まで考えて物語を構築しているのであろうか。読者は作者の手腕に、ただただ身を委ねるだけである。いや、いっそここまで鮮やかに魅せられてしまうと快感である。思う存分酔ってしまえばいい。
フィッシュストーリー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリー (新潮文庫)より
4101250243
No.52
(3pt)

評価の難しい短編集

評価の難しい短編集です。
やはり著者の小説の面白さは、時間を上手く使って意外な展開を見せることにあると思います。そういった展開を見せた「フィッシュストーリー」以外はイマイチと感じました。
が、他の方のレビューを読んでみると、いろいろと評価は異なるようで、結局は好みの問題かなと思った次第です。
フィッシュストーリー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリー (新潮文庫)より
4101250243
No.51
(4pt)

届けよ、みんなに。

「届けよ、誰かに。頼むから。」
帯に書かれていたこの言葉にひかれて購入した作品。
その期待がまったく裏切られませんでした。
中短編4編をおさめた作品集ですが、やはりなんといっても表題作。
現在、過去、未来を自由自在に行き来する場面描写。
その時代時代で起こった出来事が徐々に徐々につながり、
そして最後に大きな奇跡へとつながる。
その過程と結末で、なんともいえない大きな幸せを味わえます。
どこかで誰かが誰かに影響している。
たとえ、気付いていなかったとしても。
人が生まれて、今、この時代にこうやって生きていることは
決して無意味ではないんだ。
そう思える作品です。
この作品だけでもいいからぜひ多くの人に読んでほしい。
もちろん、ほかの作品もお勧めです。面白いです。
フィッシュストーリー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリー (新潮文庫)より
4101250243
No.50
(5pt)

グライダーのように

もし自分の○○が魚だったら、きっとあまりの○○に・・
 というキーワードに展開する短編集。連作短編集というわけではないものの、各作品が黒澤という泥棒を軸につながっていたり、「オーデュボンの祈り」の伊藤が話題に出てきたりと伊坂ワールドが全開の短編集。
 あくまで軽快に。
 あくまで少しシニカルに。
 でも、あるがままに人生を楽しんで。
 伊坂幸太郎作品に出てくる主人公達はちょっとずれてて、ちょっと感覚やら価値観が普通の人と違っているんだけれど、それでも共通しているのは人生を楽しんでいるところ。捨て鉢になっているようでも、ふてくされているようでも、世捨て人のようでいても、或いは犯罪者であってさえも、自分のやりたいこと、楽しみたいことがはっきりあって動いている。そして、それをあくまで客観的にちょっとクールに眺めている。
 そのあたりの感覚が他の作家さんの作品とは決定的に違っていて、伊坂作品を読んでいるとグライダーに乗って空を滑空しているような不思議なスイスイした感覚を味わえる。自分が何かを運転しているわけでも、エンジンをつけて動いてるような疾走感とも違って、すっと何かに乗せられてどこかへ運ばれていくような感じ。主体的であっても、どこか足に地がついていなくて浮遊感に溢れている。
 この短編集もそんな感じで楽しめました。
 お勧め。
フィッシュストーリー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリー (新潮文庫)より
4101250243