(短編集)

どんどん橋、落ちた

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

どんどん橋、落ちたの評価:

3.13/5点 レビュー 89件。 D ランク

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平均点3.13pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全135件 101〜120 6/7ページ
No.35
(2pt)

確かに超難問ではあるが…

問題編の提示、挑戦状、そして解決編と、なんとも古典的でいて、かつ遊び心に溢れた作品達。これは、綾辻行人の原点回帰といえる「本格」中編集である。 一番唸らされたのが著者原案の映像作品のノベライズである「意外な犯人」。極めて単純明確だが、それでも欺かれてしまうこのミスディレクションには、ただただ降参するしかない。 何れの作品も超難問という点においては他の綾辻作品に引けをとらない。ただ、所謂犯人当て小説であることを前提としても、流石にお手軽感が否めないのは残念な限り。小説はジャンルに関わらずストーリーが肝だが、こういったクイズ小説にしても、ドラマ性に余りに欠けてしまっては、仏作って魂入れずになってしまう。 また、「地の文での虚偽」だの、「本人の誤認」だのといった、言い訳めいた講釈が過分に続くのには食傷気味にさせられた。本格の解決編はもっとクリアなものでなくては、読者はどうしても白ける。 綾辻ファンとしては甚だ遺憾だが、総評として、本格としてはそれなりに楽しめるのだが、エンタメとしてはやはり弱いと言わざるを得まい。
どんどん橋、落ちた (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: どんどん橋、落ちた (講談社ノベルス)より
4061822187
No.34
(3pt)

潔いよさがあればなぁと

新本格についての論争はよく知らないが、全5編の短編のそこかしこに、鬱屈したもを垣間見てしまう。作者にいろいろあった時なのだろうが、穿った見方をついついしてしまって、その点では純粋に楽しむことができなかった。
某国民的アニメのパロディは、秀逸だが、ばかばかしさに徹するとか、大ぼらを吹きまくるとか、開き直りとか、潔いよさがあればなぁと思う。
全く犯人はわからなかったんで、見事に騙されたことになるんだろうが、問題編、解答編の犯人当ての構成が、○分間ミステリのようなチープな感じがしないこともない。
どんどん橋、落ちた (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: どんどん橋、落ちた (講談社文庫)より
4062735725
No.33
(2pt)

疲れます・・・。

綾辻さんのファンという訳ではないですが、最近色んな作品を読んでいます。
独特の癖があって、読みやすいとは言いがたいですが、この作品は特に・・・。
私、本を読むのは結構早いんです。このくらいの本なら数時間で十分です。
でもこれは1日1話読むのがやっと・・・。
犯人を考えて読んでいるからではなく、話を理解するのに時間がかかります。
犯人当ての為に無駄に登場人物が多い気もします。

そしてそこまでして読んだ結末がこれかい!!!!って、がっかりすること多数・・・。

綾辻さんの本をあらかた読んだ後でよかったです。
初期の頃にこの本を読んでたら、絶対に他の本には手を出さなかっただろうな・・・と本気で思いました。
どんどん橋、落ちた Amazon書評・レビュー: どんどん橋、落ちたより
4062099039
No.32
(2pt)

疲れます・・・。

綾辻さんのファンという訳ではないですが、最近色んな作品を読んでいます。
独特の癖があって、読みやすいとは言いがたいですが、この作品は特に・・・。
私、本を読むのは結構早いんです。このくらいの本なら数時間で十分です。
でもこれは1日1話読むのがやっと・・・。
犯人を考えて読んでいるからではなく、話を理解するのに時間がかかります。
犯人当ての為に無駄に登場人物が多い気もします。
そしてそこまでして読んだ結末がこれかい!!!!って、がっかりすること多数・・・。
綾辻さんの本をあらかた読んだ後でよかったです。
初期の頃にこの本を読んでたら、絶対に他の本には手を出さなかっただろうな・・・と本気で思いました。
どんどん橋、落ちた (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: どんどん橋、落ちた (講談社文庫)より
4062735725
No.31
(3pt)

自身に対する批評に対して、居直ってみせたとも、自虐的に書いたともいえる作品集

この作品集は、「超難問犯人当て作品集」と銘打っているのだが、その真の意味というか、作者の意図は、冒頭の「どんどん橋、落ちた」を読み終えた段階で、「そういうことだったのか」と、はっきりとわかる。 

この段階で、はなから犯人当て、トリック当ては諦めて、作者がどのように読者の読みを外しているのか、その手並みを味わおうと気楽に読むのか、あるいは、真面目に読んで、その外し方に、「それはないよ」と、腹を立てたり、馬鹿馬鹿しいと感じるのか、読者の反応は、はっきりと二つに分かれると思う。私の場合は、前者の読み方に徹することにしたのだが、そうなると、今度は、こうした類いの作品には、詳細な情景描写は無用の長物と思えてしまうので、作品によっては、長過ぎて、冗長と感じるものもあったことは否めない。 

ところで、「どんどん橋、落ちた」と「ぼうぼう森、燃えた」での作中作への作者の批判や、作者のあとがき、篠原美也子氏の解説を読んでみると、作者が、「人間を描けていない」という自身に対する批評を、かなり気にしていることがわかる。たしかに、「人間を描けていない」というのは、奇抜なトリックで勝負する本格派ミステリ作家に共通する欠点であり、私も、作者に対するそうした批評は、的を射ていると思っている。たとえば、人間を描けるだけの筆力のある東野圭吾などは、本格派ミステリには飽き足らず、芸域を広めていっているだけに、本格派ミステリ作家には、何がしかのコンプレックス、悩みがあるのだろう。 

この作品集は、そんな作者が、まさに、人間を描くことを一切放棄して、読者の推理を外すためだけを目的に書いたものといっても過言ではなく、「人間を描けていない」という批評に対して、居直ってみせたとも、自虐的に書いたともいえる作品集だ。「どんどん橋、落ちた」と「ぼうぼう森、燃えた」などは、それを、究極まで突き詰めてみせた作品といってもいいだろう。
どんどん橋、落ちた Amazon書評・レビュー: どんどん橋、落ちたより
4062099039
No.30
(3pt)

自身に対する批評に対して、居直ってみせたとも、自虐的に書いたともいえる作品集

この作品集は、「超難問犯人当て作品集」と銘打っているのだが、その真の意味というか、作者の意図は、冒頭の「どんどん橋、落ちた」を読み終えた段階で、「そういうことだったのか」と、はっきりとわかる。 
この段階で、はなから犯人当て、トリック当ては諦めて、作者がどのように読者の読みを外しているのか、その手並みを味わおうと気楽に読むのか、あるいは、真面目に読んで、その外し方に、「それはないよ」と、腹を立てたり、馬鹿馬鹿しいと感じるのか、読者の反応は、はっきりと二つに分かれると思う。私の場合は、前者の読み方に徹することにしたのだが、そうなると、今度は、こうした類いの作品には、詳細な情景描写は無用の長物と思えてしまうので、作品によっては、長過ぎて、冗長と感じるものもあったことは否めない。 
ところで、「どんどん橋、落ちた」と「ぼうぼう森、燃えた」での作中作への作者の批判や、作者のあとがき、篠原美也子氏の解説を読んでみると、作者が、「人間を描けていない」という自身に対する批評を、かなり気にしていることがわかる。たしかに、「人間を描けていない」というのは、奇抜なトリックで勝負する本格派ミステリ作家に共通する欠点であり、私も、作者に対するそうした批評は、的を射ていると思っている。たとえば、人間を描けるだけの筆力のある東野圭吾などは、本格派ミステリには飽き足らず、芸域を広めていっているだけに、本格派ミステリ作家には、何がしかのコンプレックス、悩みがあるのだろう。 
この作品集は、そんな作者が、まさに、人間を描くことを一切放棄して、読者の推理を外すためだけを目的に書いたものといっても過言ではなく、「人間を描けていない」という批評に対して、居直ってみせたとも、自虐的に書いたともいえる作品集だ。「どんどん橋、落ちた」と「ぼうぼう森、燃えた」などは、それを、究極まで突き詰めてみせた作品といってもいいだろう。
どんどん橋、落ちた (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: どんどん橋、落ちた (講談社文庫)より
4062735725
No.29
(5pt)

額縁構造の短篇ミステリの連作集

■「どんどん橋、落ちた」

  推理研時代の著者を投影したとおぼしき「U君」が書いた
  犯人当て小説に、作家の「綾辻行人」に挑む、という趣向。

  本作発表当時の著者に対する「人間が描けていない」という
  ステレオタイプな批判を、著者がおちょくったとも言える作品
  です。

  ミステリとしては、事件の目撃者の証言に、アンフェアな記述があったのが残念。

※この他の短編については「コメント」をご参照ください。
どんどん橋、落ちた Amazon書評・レビュー: どんどん橋、落ちたより
4062099039
No.28
(5pt)

綾辻行人初のミステリ短篇集

◆「ぼうぼう森、燃えた」
  「どんどん橋、落ちた」の続編で、「どんどん橋、落ちた」
  を前提にした、巧妙なミスリードも仕掛けられています。
  表記の区別、色の識別などが犯人特定のポイントとなります
  が、犯人のモノローグに、あいまいな記述があったのが残念。
◆「フェラーリは見ていた」
  あるホームズ譚を下敷きにした、本書の中では、
  唯一「読者への挑戦」が挿入されていない作品。
  
  読者を誤誘導すべく組み立てられた会話、そして、その会話を無意図的
  に統御しているある人物の言動に、細やかな技巧が凝らされています。
  ただ、ギョーカイ裏話の仄めかしや、安易すぎる
  結末に不快感を覚える向きもあるかもしれませんw
◆「伊園家の崩壊」
◆「意外な犯人」
どんどん橋、落ちた (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: どんどん橋、落ちた (講談社ノベルス)より
4061822187
No.27
(5pt)

額縁構造の短篇ミステリの連作集

◆「伊園家の崩壊」
  某国民的漫画のパロディとしては正直凡庸ですが、本格ミステリとしては、
  犯人当て小説の形式とルールを逆手にとった、企みに満ちた作品となって
  います。
  特に、読者に問題の所在を誤認させるべく、二人の
  記述者を設定し、役割分担させたところが秀逸でした。
  ただ、作中の手がかりのみで最初の事件のトリックを見抜くのは、
  厳しいかも。問題篇の段階で、凶器が発見されるといった展開の
  ほうがよかった気がします。
◆「意外な犯人」
  青年U君が、以前綾辻が関わったという
  推理ドラマのビデオを持ってやって来た。
  「綾辻さんも出演してますから」とU君は言うのだが、
   綾辻はドラマ自体を、まったく憶えていない……。
  
  犯人当てドラマのトリックは、比較的シンプル。
  ワンシーンをワンカットで撮影していることや、用意されるもの
  の数から犯人が誰であるか、ピンとくる人も多いと思います。
  ただ、トリック自体には気づけても、完璧な正答をするためには、もう一段、
  深い注意力が要求されており、その意味で、難易度は高くなっています。
  
  また、連作を通じての謎にも、本作で「回答」が示されます。
◆「どんどん橋、落ちた」
◆「ぼうぼう森、燃えた」
◆「フェラーリは見ていた」
どんどん橋、落ちた (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: どんどん橋、落ちた (講談社文庫)より
4062735725
No.26
(3pt)

タイトルであったりシチュエーションは大変良いのですが・・・

 本格派推理ミステリーと思い手に取る。確かに予想を裏切る「犯人」が出てきて面白いとは思いますが、奇抜すぎるように思いました。もう少しまともな推理を読みたいというのが読者の心理ではないでしょうか。タイトルであったりシチュエーションは大変良いのですが・・・。
どんどん橋、落ちた (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: どんどん橋、落ちた (講談社文庫)より
4062735725
No.25
(1pt)

読むのがつらい

何というか、立場で読ませる人、と言うのが存在するらしい。
よく知らないんだけど、講談社が新本格なるジャンルを作成して、あ〜やはその先駆者と言う扱いになっているらしい。
で、新本格とはロジックを重視するあまりに人物描写に弱く小説的な魅力に乏しい、と評されているらしい。
そんな批判の矢面に立たされているのがあ〜やだってことらしい。
だもんで、あ〜やの作品の中には、そこらへんの評価に対する反論めいたことが根底にあって、世評に対して挑戦的なものになっているらしい。
らしいらしいと、ここまで全部「世の中でこんな動きがある」と私が勝手に察してみただけのことだが、本一冊でこんなことを感じさせちゃうんである。
それって、読み物としておもしろいの?
ダブルミーニング好きな作家(文章だけでなくオールクリエイター)は大量にいるようなんだけど、ダブルミーニング自体にそんなに価値はないと思う。単に手法じゃん。
島田荘司のように突き抜けちゃってて、これはこれで正しいと思えるものもあるんだけど、あ〜やは突き抜けない。京極夏彦のようにスタンス固定ならその世界観で勝負だと思えるが、あ〜やは自分の立ち位置に苦しんでいる。
真面目っちゃ真面目なのかもしれないが、息苦しくてたまらない。
人の苦労そのものには興味ない。
苦労の末、何をつかもうとしているのか、それだけが意味のあること。それが勇気や愛や「楽しみ」を与えてくれること。
スキルが先にできあがっても魂が薄いと、その先苦しみ続けることは往々にしてあることで、あ〜やはそんな現実を見せている気がしてつらいのだ。
あと『伊園家の崩壊』ってサザエさんのパロなんだけど、暗澹たるブラックで、爽快感を味わえないので私には合いません。つーか、そんなこと書きたくなるってどんな心理なのかよく分かんない。
ニコニコ笑ってるサザエさんに殺意を抱くってのも、う〜〜ん、他にやることあるだろうって感じ。
『どんどん橋、落ちた』『ぼうぼう山、燃えた』のラインで行ってくれればよかったんだけど、読み進むにつれて辛くなった。
どんどん橋、落ちた (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: どんどん橋、落ちた (講談社文庫)より
4062735725
No.24
(2pt)

低俗、中学生の落書き。

低俗とは言ったものの、表題作はまあ良かった。軽さについても気にならない。気持ち良く騙された。しかしそれ以外の作品に関しては不快感しか感じなかった。特に某アニメをパロディした作品については、中学生くらいの男の子が、おもしろがって書いたような、低俗で哀れな出来に思えた。文章のクオリティが低く、設定に工夫がない。読むのが苦痛だった。
どんどん橋、落ちた (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: どんどん橋、落ちた (講談社文庫)より
4062735725
No.23
(3pt)

綾辻行人ファンのための短編集

綾辻行人ファンのための短編集です。
広く一般の推理小説ファンを対象にはしていません。
作者自ら言っているように、人間性を廃したパズルみたいな小説です。
この手の小説を読み込んでる人には、作中にヒントがちりばめられているので
作者のトリックに気が付くかも知れません。
でも、それ以外の人が読んだら、「ふざけんなコノヤロー!」と思うでしょうね。
確かに良く出来ていて、それなりに面白いんだけど、やってる事は
「楽屋落ち」に「パロディー」と、才能の枯渇し始めたギャグ漫画家みたいです。
本当にファンが望んでいるものとは違うような気もします。
どんどん橋、落ちた (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: どんどん橋、落ちた (講談社文庫)より
4062735725
No.22
(1pt)

久しぶりに読んだが成長しませんねぇ

作者自身が作品に顔を出し、5つの事件の犯人当てをする趣向の作品。タイトル作と次作は「十角館」の成功体験が忘れられずに同じ趣向で書いたもの。大胆不敵というか厚顔無恥というか。
「伊園家の崩壊」は、「アクロイド」に悪影響を受けた日本ミステリ作家の悪癖を露骨に出した作品。例えば「Aは死んだ」と書く代わりに「Aは全身血まみれになって床に倒れていた」と書く。読者に「Aは死んだ」ものと思わせておいて、Aを再登場させる。そして「私はAが死んだとは書いていない」と居直って、なおかつこれはレトリックだと自慢する。これが「アクロイド」が与えた悪癖であり、本作はこれのみで成り立っている。
最終作のトリックは、私は昔の米TVドラマで観た事がある。作者がミステリ作家を続けようとする心境が、私には一番の謎である。
どんどん橋、落ちた (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: どんどん橋、落ちた (講談社文庫)より
4062735725
No.21
(5pt)

確かに無理。。。

犯人当てだけど絶対当てられない。。。

くやしさいっぱい、やられた感いっぱいです。

「どんどん橋落ちた」の犯人知った時は本を投げつけてやろうかと思うくらいやられました。

是非挑戦してみてください。
どんどん橋、落ちた (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: どんどん橋、落ちた (講談社ノベルス)より
4061822187
No.20
(5pt)

確かに無理。。。

犯人当てだけど絶対当てられない。。。
くやしさいっぱい、やられた感いっぱいです。
「どんどん橋落ちた」の犯人知った時は本を投げつけてやろうかと思うくらいやられました。
是非挑戦してみてください。
どんどん橋、落ちた (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: どんどん橋、落ちた (講談社文庫)より
4062735725
No.19
(4pt)

全てぶち壊し

 ミステリーを書いている作家がそれを否定するかのような作品を書くこと自体、何といえばいいのか、大胆なことをするものだと思わせられる。トリックトリックとか言っても「所詮絵空事ですから」という渇いた、というかニヒルな創作姿勢がうかがえる。
 というよりも、こんなものを書いてもミステリーを書き続けていることが凄い。というか図太い。これはミステリーじゃないという人もいるだろうが「一応、これもミステリーだ」と反論しておく。
 なぜなら、ミステリーというジャンル分けがあるからこそアンチテーゼのような作品が生まれるのだから。
どんどん橋、落ちた (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: どんどん橋、落ちた (講談社文庫)より
4062735725
No.18
(4pt)

読者を選ぶかも

良くも悪くも綾辻氏らしさが詰まっている。
「コレが俺だ!文句がある奴は読まなくて結構!」そんな感じの作品。
綾辻ファンの私としては大満足ですが、「なんじゃこりゃ」と思う方もいるでしょう。
新本格好き、叙述トリック好き、そんな方にお勧めです。
どんどん橋、落ちた (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: どんどん橋、落ちた (講談社文庫)より
4062735725
No.17
(5pt)

犯人当て最高!!

「どんどん橋、落ちた」このタイトルだけを見てこの本を購入する人はいないのではないかな?と思うようなタイトル。きっと綾辻行人氏の他の作品を読んでいるなどして、氏の作品のファンしかタイトルだけでは手に取れない本だと思う。私は、たまたま綾辻氏がテレビで推理小説の王道とは、というような事を話されているのを聞いて、へー、それだけ言うならあなたの作品は凄いんでしょうね?と思ったのが氏との出会いでありこの本を手に取るきっかけとなりました。ちなみにいくつもある氏のタイトルの中からこの本を選んだのは、タイトルが怖くなかったからとレビューに犯人当てと書かれていたからです。読者に挑戦する本格的な犯人当てという本はこの本が始めてでしたが、もう最高でした!「どんどん橋落ちた」で、わちゃーそんな手があったのかぁ?で始まって久しぶりに脳をフル回転しましたが、結局全て完璧には答えられませんでした。(フェラーリは見ていただけが途中で挑戦してくれなかったのでなんとなく読み進んでしまって残念でした)4つ目の話は特によかったですので、是非答えを見る前に何度も、登場人物の表情や声が聞こえてくるまで読み返してみて下さい。5つ目の話は簡単じゃん!と思ったら作者の罠にひっかかっています。よーく吟味してじっくり味わって下さいね。
どんどん橋、落ちた (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: どんどん橋、落ちた (講談社文庫)より
4062735725
No.16
(3pt)

いいね!

 綾辻行人の作品を読むのは10年ぶりくらい。久しぶりに新本格っぽいものに触れて、懐かしかった。 90年代に書かれた5つの短篇を収めた作品集。短篇であるがゆえに余計な部分(登場人物、情景描写、レッド・へリングなど)が削ぎ落とされ、謎そのものの魅力が前面に押し出されている。すべての手がかりは提示され、読者には真相を見抜く機会が与えられる。理論的には。実際には読者の度肝を抜くような(あるいは常識では考えられないような)真相が用意されており、たいていの場合は正解にたどり着くことが出来ないようになっている。しかし、ここで怒ってはいけない。アンフェアだとか反論してはいけない。ありえないようなどんでん返しを楽しむのが、綾辻作品の正しい読み方なのだ。想像を超える無茶苦茶さを味わえるようにならなければ駄目だ。 このレベルに達すれば、綾辻作品のすごさが理解できるようになる。頑張って欲しい。
どんどん橋、落ちた (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: どんどん橋、落ちた (講談社文庫)より
4062735725