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ネメシス: 警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結3
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ネメシス: 警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結3の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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「悪人を殺すことは正義か?」 ドストエフスキー『罪と罰』を作者なりに解釈した壮大な構想には感服するが、読んでいて袋小路感が強い。 作者の圧倒的な知識不足で、浅い哲学的議論がチンタラ堂々巡りしているだけなのだ。 正義と悪をテーマにしていながら、フーコーもデリダも出て来ない。また、人間の行動について語っていながら、ゲーム理論やナッシュ均衡にさえ言及がない。 また、キャラもウザい。例えば、水無瀬という関西弁のハイパー捜査官がウザい。やたらに登場する天才もさしたる天才に見えない。 警察官の仲間意識を高らかに謳い上げる作者もウザい。田中(後述)の手下にリアリティがなさ過ぎ。 最も魅力的なキャラとして描かれているのが皮肉にも、稀代の悪人・田中。 結局、作者に取っても、悪こそが最も魅力的だったのではないだろうか? 一応、本作の後に『シュラ』が続くが『シュラ』の基本的展開は本作まで読んだ読者の大半が想像する通りであり、全くの竜頭蛇尾。 結論:一柳巡査シリーズは、本作で終わりと考えて、本作の後の展開は皆さんが独自の結末を想像するのが、賢明。作者はいろいろ勉強し直して本作を最終巻として書きあらためるべし。 | ||||
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この本を読んだだけではチンプンカンプン何のことやら腹が立っただけです。 | ||||
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