探偵はバーにいる

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評判

探偵はバーにいるの評価:

3.30/5点 レビュー 69件。 E ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.30pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全86件 61〜80 4/5ページ
No.26
(5pt)

良質のハードボイルド

ススキノを舞台にした探偵シリーズの1冊目ですが、軽快な文章とエピソードの積み重ねが飽きさせない構成で、楽しんで読むことが出来ました。
あらを捜せば、キーになる女性を絞り込んだ方がハードボイルドな感じが増したでしょうし、明かされる解決のひねり方も過剰すぎてもう少しすっきりしたほうが文体に馴染んで、楽しめたと思います。
とはいえ、軽いユーモアと読みやすい文章、テンポの良いストーリーと値段分きっちりと楽しませてくれる良質のハードボイルドだと思います。
探偵はバーにいる (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 探偵はバーにいる (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152035153
No.25
(5pt)

良質のハードボイルド

ススキノを舞台にした探偵シリーズの1冊目ですが、軽快な文章とエピソードの積み重ねが飽きさせない構成で、楽しんで読むことが出来ました。
あらを捜せば、キーになる女性を絞り込んだ方がハードボイルドな感じが増したでしょうし、明かされる解決のひねり方も過剰すぎてもう少しすっきりしたほうが文体に馴染んで、楽しめたと思います。
とはいえ、軽いユーモアと読みやすい文章、テンポの良いストーリーと値段分きっちりと楽しませてくれる良質のハードボイルドだと思います。
探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA)より
4150305218
No.24
(4pt)

映画化という事で

どこの本屋さんでも平積みなので、とりあえず読んで見ることにしまよりした。
何の予備知識も無いまま買ったので、これが映画の原作ではない事を、読んだ後のあとがきで
知りました。内容は普通の探偵物というのが正直な感想です。
<ケラー>というバーで酒を飲む主人公はハードボイルドっぽいですが・・・。
シリーズ物なので気に入ったら他の作品を読んでもいいと思います。


探偵はバーにいる (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 探偵はバーにいる (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152035153
No.23
(4pt)

映画化という事で

どこの本屋さんでも平積みなので、とりあえず読んで見ることにしまよりした。
何の予備知識も無いまま買ったので、これが映画の原作ではない事を、読んだ後のあとがきで
知りました。内容は普通の探偵物というのが正直な感想です。
<ケラー>というバーで酒を飲む主人公はハードボイルドっぽいですが・・・。
シリーズ物なので気に入ったら他の作品を読んでもいいと思います。


探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA)より
4150305218
No.22
(5pt)

主人公と思考をシンクロさせて一緒にススキノを歩いた

映画の公開がきっかけで本書を手にとりました。シリーズ第一作なので舞台は90年代前半ころのススキノ、なので作中に携帯電話が登場しない点がノスタルジーを感じさせます。作中名なしの「俺」は毎日とにかくよく酒を呑みます。その呑みっぷりは、ありし日のアル中探偵マット・スカダーを思わせます。本作は事件そのものより、主人公の思考を自分にシンクロさせてススキノを歩き回る気持ちで読みました。

日本ではそもそも私立探偵が作りづらい環境です。東京は都市機能が整備されすぎて探偵が事件を捜査するスキマが少なすぎる様に思います。その点本作の舞台ススキノは誰もが知っているがその実体はあまりよく知りませんのでむしろリアリティを感じます。地元出身の作家が地の利を活かして書くことは探偵を活躍させるのは効果的な方法だと思いました。考えて見れば外国では作家の住んでいる街が舞台になっていることはごく普通のことです。「ススキノ探偵」というといかにもベタでとっつきにくいですが、地方色が横糸になって物語の奥行きを出しています。

本作と映画化された次回作は広く読まれているようですが、その他の作品はまだ一部のファンのもののようです。今回の映画化をきっかけにシリーズをひも解く本好きがそれほどいるかレビューをウォッチしていきたいと思います。

探偵はバーにいる (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 探偵はバーにいる (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152035153
No.21
(5pt)

主人公と思考をシンクロさせて一緒にススキノを歩いた

映画の公開がきっかけで本書を手にとりました。シリーズ第一作なので舞台は90年代前半ころのススキノ、なので作中に携帯電話が登場しない点がノスタルジーを感じさせます。作中名なしの「俺」は毎日とにかくよく酒を呑みます。その呑みっぷりは、ありし日のアル中探偵マット・スカダーを思わせます。本作は事件そのものより、主人公の思考を自分にシンクロさせてススキノを歩き回る気持ちで読みました。

日本ではそもそも私立探偵が作りづらい環境です。東京は都市機能が整備されすぎて探偵が事件を捜査するスキマが少なすぎる様に思います。その点本作の舞台ススキノは誰もが知っているがその実体はあまりよく知りませんのでむしろリアリティを感じます。地元出身の作家が地の利を活かして書くことは探偵を活躍させるのは効果的な方法だと思いました。考えて見れば外国では作家の住んでいる街が舞台になっていることはごく普通のことです。「ススキノ探偵」というといかにもベタでとっつきにくいですが、地方色が横糸になって物語の奥行きを出しています。

本作と映画化された次回作は広く読まれているようですが、その他の作品はまだ一部のファンのもののようです。今回の映画化をきっかけにシリーズをひも解く本好きがそれほどいるかレビューをウォッチしていきたいと思います。

探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA)より
4150305218
No.20
(4pt)

酷評されるほどには悪くない出来だと思います 

大泉洋主演・競演に小雪と松田龍平を配した映画「探偵はBARにいる」がとても面白かったので、原作シリーズにあたる<ススキノ>探偵のシリーズ第一作「探偵はバーにいる」を読んでみました。
 先に映画を見てしまったので、イメージが違いすぎるとどうかなと思って読み始めたのですが、原作のほうがより破滅的で自堕落ではあるものの、読めば読むほど大泉洋のキャスティングはあっていたんじゃないのかというくらい、頭の中で大泉洋に変換してストーリーを映像で追う事ができました。
 ストーリーはいたってオーソドックスな探偵もので、常連のバー<ケラー オオハタ>にいる彼のもとに、大学の後輩が彼女探しを依頼するところから始まる殺人事件の謎解きものでした。ヤクザに、デートクラブ、娼婦、ヒモ、クズ、酔っぱらいたち、と昔懐かしのハードボイルドものに出てくる道具立ては全てそろっており、安心して楽しむ事ができます。かなり辛口のレビューをされる方も多いですが、依頼内容からしたらこれくらいの雰囲気のほうがそれらしい舞台立てな気がします。
 また、主人公がかなりのアル中具合で往年のミステリーファンならロバート・ブロックのマッド・スカダーものを彷彿とさせるシーンもあれば、けっこう殴られて気絶させられたりしながら事件解決にひたすら邁進するレイモンド・チャンドラーのフィリップ・マーロウの愚直さと感傷癖を思い出すかも知れません。
 まぁ、そういうタイプの小説ということです。
 でも、単なるそういう流れの亜流の出来ということはなく、ススキノというアジア北部で最大の歓楽街であるところの土地をうまく利用して雰囲気とオリジナリティを出しているし、作品もハードボイルドでありつつも後半は結構ツイストがいくつもありプロットもすごく練られています。また時代風俗をかなり正確に再現しているようで、読むとあの時代あたりだなとぴたっと自分の記憶にある歴史とはまるので、読んでいて妙なノスタルジーを感じたりもしましたし、個人的にはもうちょっと評価していもいいんではないかなという作品です。
 ですので、ちょっとシリーズで追いかけてみようかと思います。

 ちなみに、主人公が読む飲むカクテル「ラスティネイル」はスコッチウィスキーとドランブイ(ドンブイと表記する人もいるようです)というリキュールを混ぜたカクテルで、B&Bやフレンチコネクションのような甘さと強さをあわせもったカクテルが好きな人なら美味しいカクテルだと思います。先日、いきつけのバーで作ってもらったんですが、美味しかったです。
探偵はバーにいる (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 探偵はバーにいる (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152035153
No.19
(4pt)

酷評されるほどには悪くない出来だと思います 

大泉洋主演・競演に小雪と松田龍平を配した映画「探偵はBARにいる」がとても面白かったので、原作シリーズにあたる<ススキノ>探偵のシリーズ第一作「探偵はバーにいる」を読んでみました。
 先に映画を見てしまったので、イメージが違いすぎるとどうかなと思って読み始めたのですが、原作のほうがより破滅的で自堕落ではあるものの、読めば読むほど大泉洋のキャスティングはあっていたんじゃないのかというくらい、頭の中で大泉洋に変換してストーリーを映像で追う事ができました。
 ストーリーはいたってオーソドックスな探偵もので、常連のバー<ケラー オオハタ>にいる彼のもとに、大学の後輩が彼女探しを依頼するところから始まる殺人事件の謎解きものでした。ヤクザに、デートクラブ、娼婦、ヒモ、クズ、酔っぱらいたち、と昔懐かしのハードボイルドものに出てくる道具立ては全てそろっており、安心して楽しむ事ができます。かなり辛口のレビューをされる方も多いですが、依頼内容からしたらこれくらいの雰囲気のほうがそれらしい舞台立てな気がします。
 また、主人公がかなりのアル中具合で往年のミステリーファンならロバート・ブロックのマッド・スカダーものを彷彿とさせるシーンもあれば、けっこう殴られて気絶させられたりしながら事件解決にひたすら邁進するレイモンド・チャンドラーのフィリップ・マーロウの愚直さと感傷癖を思い出すかも知れません。
 まぁ、そういうタイプの小説ということです。
 でも、単なるそういう流れの亜流の出来ということはなく、ススキノというアジア北部で最大の歓楽街であるところの土地をうまく利用して雰囲気とオリジナリティを出しているし、作品もハードボイルドでありつつも後半は結構ツイストがいくつもありプロットもすごく練られています。また時代風俗をかなり正確に再現しているようで、読むとあの時代あたりだなとぴたっと自分の記憶にある歴史とはまるので、読んでいて妙なノスタルジーを感じたりもしましたし、個人的にはもうちょっと評価していもいいんではないかなという作品です。
 ですので、ちょっとシリーズで追いかけてみようかと思います。

 ちなみに、主人公が読む飲むカクテル「ラスティネイル」はスコッチウィスキーとドランブイ(ドンブイと表記する人もいるようです)というリキュールを混ぜたカクテルで、B&Bやフレンチコネクションのような甘さと強さをあわせもったカクテルが好きな人なら美味しいカクテルだと思います。先日、いきつけのバーで作ってもらったんですが、美味しかったです。
探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA)より
4150305218
No.18
(5pt)

“ススキノのニオイ”を放つ「探偵物語」


 むろん、本書の性格上、ネタバレ的な感想は書けないので、アレなんだが、大変面白く読ませてもらった。まず、主人公である探偵の《俺》であるけれど、これは「ススキノ探偵シリーズ」の二作目の『バーにかかってきた電話』で、『すすきのタウン情報』の編集長、平野たまみさんが解説的に述べているように、著者の東直己さんの等身大の姿といってもよいかもしれない。そして、「俺は史上最大の溜息をついた」などといった独特の言い回しと、放送禁止的な“悪態”(笑)が特徴だ。実は、東さんは私の自宅がある地区に住まわれているようで、私も何度かJR駅に付属したスーパーやJR電車内で“ご尊顔”を拝したことがある(笑)。ただ、私も大概酔っている関係上、声をかけたことはない(笑)。一言で表現すれば、プロレスラーの“マサ斎藤”を二回りほどダウンサイジングした感じか…(ゴメンナサイ)

 それはさておき、この本を読んでいると、「ハハ〜ン」と思われるススキノの仮名ビルなどが出てくる。最近は、とんとススキノ方面に出張ることのなくなった私であるが、ホニャラホニャラ団事務所の入った建物なども知っており、何となく“懐かしさ”を覚えてしまった。また、明け方、“葉っぱ”の臭いが微かに残る(私ではないよ!)タクシーで帰宅した、私の若かりし頃を思い出す…。ススキノは、飲食店ビルの中に、居酒屋やフーゾク等が入り混じり、何とも不思議なカオスを生んでいる歓楽街である。そのススキノをバックグラウンドにして、「ススキノ便利屋」を自称する《俺》の“探偵物語”は、「低能」とか「落ちこぼれのゴミ」といった《俺》流の「知性と教養」(笑)を絶えず炸裂させ、読者をどんどん引き込んで展開する。“ハードボイルド小説”の定義云々はともかく、何ともススキノの“ニオイ”を放つ作品だ。
探偵はバーにいる (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 探偵はバーにいる (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152035153
No.17
(5pt)

“ススキノのニオイ”を放つ「探偵物語」


 むろん、本書の性格上、ネタバレ的な感想は書けないので、アレなんだが、大変面白く読ませてもらった。まず、主人公である探偵の《俺》であるけれど、これは「ススキノ探偵シリーズ」の二作目の『バーにかかってきた電話』で、『すすきのタウン情報』の編集長、平野たまみさんが解説的に述べているように、著者の東直己さんの等身大の姿といってもよいかもしれない。そして、「俺は史上最大の溜息をついた」などといった独特の言い回しと、放送禁止的な“悪態”(笑)が特徴だ。実は、東さんは私の自宅がある地区に住まわれているようで、私も何度かJR駅に付属したスーパーやJR電車内で“ご尊顔”を拝したことがある(笑)。ただ、私も大概酔っている関係上、声をかけたことはない(笑)。一言で表現すれば、プロレスラーの“マサ斎藤”を二回りほどダウンサイジングした感じか…(ゴメンナサイ)

 それはさておき、この本を読んでいると、「ハハ〜ン」と思われるススキノの仮名ビルなどが出てくる。最近は、とんとススキノ方面に出張ることのなくなった私であるが、ホニャラホニャラ団事務所の入った建物なども知っており、何となく“懐かしさ”を覚えてしまった。また、明け方、“葉っぱ”の臭いが微かに残る(私ではないよ!)タクシーで帰宅した、私の若かりし頃を思い出す…。ススキノは、飲食店ビルの中に、居酒屋やフーゾク等が入り混じり、何とも不思議なカオスを生んでいる歓楽街である。そのススキノをバックグラウンドにして、「ススキノ便利屋」を自称する《俺》の“探偵物語”は、「低能」とか「落ちこぼれのゴミ」といった《俺》流の「知性と教養」(笑)を絶えず炸裂させ、読者をどんどん引き込んで展開する。“ハードボイルド小説”の定義云々はともかく、何ともススキノの“ニオイ”を放つ作品だ。
探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA)より
4150305218
No.16
(4pt)

軽快なテンポで描かれるストーリー展開

謎解きというよりも、個々のキャラクターのもつ個性がおもしろい。また、軽快なテンポで描かれるストーリー展開も絶妙だった。
探偵はバーにいる (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 探偵はバーにいる (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152035153
No.15
(4pt)

軽快なテンポで描かれるストーリー展開

謎解きというよりも、個々のキャラクターのもつ個性がおもしろい。また、軽快なテンポで描かれるストーリー展開も絶妙だった。
探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA)より
4150305218
No.14
(4pt)

探偵<俺>登場!

ハヤカワJAの送り出している作家・東 直己さんってどんな探偵小説書くんだろ?程度に思って、気軽に手に取った本。これが、大当たり!
マスコミ・出版社・書店が<造り出した>ベストセラーに辟易しているあなた、本物の1冊がここにあります。内容などは購入してから後の話し。
とにかく手に取ってみてください。あっという間に読了して、東さんに出会えた事に感謝する<あなた>がきっとそこにいるはずです。
このあとの作品群も私の書棚の大事な本のポジションを永久キープです(北方謙三の諸作ともども)。
探偵はバーにいる (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 探偵はバーにいる (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152035153
No.13
(4pt)

探偵<俺>登場!

ハヤカワJAの送り出している作家・東 直己さんってどんな探偵小説書くんだろ?程度に思って、気軽に手に取った本。これが、大当たり!
マスコミ・出版社・書店が<造り出した>ベストセラーに辟易しているあなた、本物の1冊がここにあります。内容などは購入してから後の話し。
とにかく手に取ってみてください。あっという間に読了して、東さんに出会えた事に感謝する<あなた>がきっとそこにいるはずです。
このあとの作品群も私の書棚の大事な本のポジションを永久キープです(北方謙三の諸作ともども)。
探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA)より
4150305218
No.12
(5pt)

探偵小説の傑作誕生

既レビューに「生ゴミの匂いがする」と言う記述が
あったので、我慢できずに筆を取りました。

私も他の方の例に漏れず「探偵はバーにいる」とい
う題名が嫌で、ずっとこの作品を手にせずに来まし
た。しかし「畝原」シリーズのあまりの出来の良さに
この「ススキノ探偵シリーズ」も読んでみる気になっ
たのです。

この作品だけについて言えば、デビュー作ということ
もあってか、文章や構成に生硬なところがあって、や
や読みにくいかも知れません。ましてや目の肥えたミ
ステリ愛好家の皆さんには軽すぎると思える展開もあ
ると思います。

しかし、皆さん、これは東直己のデビュー作です。多
少の事には目を瞑って、自作の「バーにかかってきた
電話」も読んでみましょう。その成長ぶりに驚くこと
でしょう。そして、シリーズが進むごとに作品は成長
して行きます。

銃を持てない日本で「探偵」小説が成り立つのか?と
いう命題に東直己は見事に答えを出しています。多く
の作家がこのジレンマに耐え切れずに、結局は警官を
主人公に据えることが多いのが日本のミステリです。

「ススキノの便利屋」は年齢を重ねると共に成長して
いきます。そしてシリーズもよりリアル感が増して行
きます。是非、全作を通して読んで頂きたい。
この作家の良さが分かってもらえるはずです。

それにしても「生ゴミの匂い」をレビューの題にする
とは小説への愛が足りない気がします。

探偵はバーにいる (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 探偵はバーにいる (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152035153
No.11
(5pt)

探偵小説の傑作誕生

既レビューに「生ゴミの匂いがする」と言う記述が
あったので、我慢できずに筆を取りました。

私も他の方の例に漏れず「探偵はバーにいる」とい
う題名が嫌で、ずっとこの作品を手にせずに来まし
た。しかし「畝原」シリーズのあまりの出来の良さに
この「ススキノ探偵シリーズ」も読んでみる気になっ
たのです。

この作品だけについて言えば、デビュー作ということ
もあってか、文章や構成に生硬なところがあって、や
や読みにくいかも知れません。ましてや目の肥えたミ
ステリ愛好家の皆さんには軽すぎると思える展開もあ
ると思います。

しかし、皆さん、これは東直己のデビュー作です。多
少の事には目を瞑って、自作の「バーにかかってきた
電話」も読んでみましょう。その成長ぶりに驚くこと
でしょう。そして、シリーズが進むごとに作品は成長
して行きます。

銃を持てない日本で「探偵」小説が成り立つのか?と
いう命題に東直己は見事に答えを出しています。多く
の作家がこのジレンマに耐え切れずに、結局は警官を
主人公に据えることが多いのが日本のミステリです。

「ススキノの便利屋」は年齢を重ねると共に成長して
いきます。そしてシリーズもよりリアル感が増して行
きます。是非、全作を通して読んで頂きたい。
この作家の良さが分かってもらえるはずです。

それにしても「生ゴミの匂い」をレビューの題にする
とは小説への愛が足りない気がします。

探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA)より
4150305218
No.10
(5pt)

探偵小説の傑作誕生

既レビューに「生ゴミの匂いがする」と言う記述が
あったので、我慢できずに筆を取りました。
私も他の方の例に漏れず「探偵はバーにいる」とい
う題名が嫌で、ずっとこの作品を手にせずに来まし
た。しかし「畝原」シリーズのあまりの出来の良さに
この「ススキノ探偵シリーズ」も読んでみる気になっ
たのです。
この作品だけについて言えば、デビュー作ということ
もあってか、文章や構成に生硬なところがあって、や
や読みにくいかも知れません。ましてや目の肥えたミ
ステリ愛好家の皆さんには軽すぎると思える展開もあ
ると思います。
しかし、皆さん、これは東直己のデビュー作です。多
少の事には目を瞑って、自作の「バーにかかってきた
電話」も読んでみましょう。その成長ぶりに驚くこと
でしょう。そして、シリーズが進むごとに作品は成長
して行きます。
銃を持てない日本で「探偵」小説が成り立つのか?と
いう命題に東直己は見事に答えを出しています。多く
の作家がこのジレンマに耐え切れずに、結局は警官を
主人公に据えることが多いのが日本のミステリです。
「ススキノの便利屋」は年齢を重ねると共に成長して
いきます。そしてシリーズもよりリアル感が増して行
きます。是非、全作を通して読んで頂きたい。
この作家の良さが分かってもらえるはずです。
それにしても「生ゴミの匂い」をレビューの題にする
とは小説への愛が足りない気がします。
探偵はバーにいる (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 探偵はバーにいる (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152035153
No.9
(5pt)

探偵小説の傑作誕生

既レビューに「生ゴミの匂いがする」と言う記述が
あったので、我慢できずに筆を取りました。
私も他の方の例に漏れず「探偵はバーにいる」とい
う題名が嫌で、ずっとこの作品を手にせずに来まし
た。しかし「畝原」シリーズのあまりの出来の良さに
この「ススキノ探偵シリーズ」も読んでみる気になっ
たのです。
この作品だけについて言えば、デビュー作ということ
もあってか、文章や構成に生硬なところがあって、や
や読みにくいかも知れません。ましてや目の肥えたミ
ステリ愛好家の皆さんには軽すぎると思える展開もあ
ると思います。
しかし、皆さん、これは東直己のデビュー作です。多
少の事には目を瞑って、自作の「バーにかかってきた
電話」も読んでみましょう。その成長ぶりに驚くこと
でしょう。そして、シリーズが進むごとに作品は成長
して行きます。
銃を持てない日本で「探偵」小説が成り立つのか?と
いう命題に東直己は見事に答えを出しています。多く
の作家がこのジレンマに耐え切れずに、結局は警官を
主人公に据えることが多いのが日本のミステリです。
「ススキノの便利屋」は年齢を重ねると共に成長して
いきます。そしてシリーズもよりリアル感が増して行
きます。是非、全作を通して読んで頂きたい。
この作家の良さが分かってもらえるはずです。
それにしても「生ゴミの匂い」をレビューの題にする
とは小説への愛が足りない気がします。
探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA)より
4150305218
No.8
(4pt)

ゆるさ、ある等身大のハードボイルド

全く知らなかった方なのですが、良かったです。行ったことないのですが、北海道は札幌に、もしくはススキノに、もっと言えばバーボンに、偏愛を感じさせる文章で、しかも窮屈でなく、そして受け手の想像を遊ばせる範囲を残す「ゆるさ」があり、そのうえその「ゆるさ」を上手く使えている部分を特に良いと感じました。
札幌はススキノの酒場で「何でも屋」で暮らしている<俺>は今日もいきつけのバーで美味しい酒にありつき、そして細々した用事を片付けなければいけない。そんないつものバーで<俺>を待っていたのは中退した大学の後輩で、しかも彼女の失踪だと言うのだが...というのが冒頭部分です。もちろんただの失踪ではなく、その後いろいろと絡んでくるのですが、ただのハードボイルドでは無く感じさせるのは、テンポの良さとそのキャラクター、そして遊びのある「ゆるさ」であると私は感じました。
たしかにちょっと古い話しかもしれません、手垢のついた話しと感じる方もいらっしゃるでしょう。しかし、それでも充分楽しめる作品です。それはただのハードボイルドではなく、土着のハードボイルドであるからのように感じました。それにいわゆるキメ台詞も、もちろん素晴らしいのですが、そのレベルが日本の日常会話レベルで素晴らしいのです。そりゃリュウ・アーチャーやフィリップ・マーロウが、あるいはリック・ブレイン(「カサブランカ」のハンフリー・ボガート)がキメる台詞はカッコイイでしょう。けれど私には恥ずかしくもあるんです。恥ずかしさを感じさせない世界を構築する方も、その技術は凄いけれど、等身大でかっこよくさせる日本の日常的世界観とその技術も素晴らしいと私は思います。なかなか冴えた台詞があって私は好きです「生きてる証拠」ってやつ。
また、運転免許を持っていないところ、持っていないことに何の問題も感じていないところがまた何となくカッコイイのです。
そして何かを思い出させると思っていたら、それは「羊をめぐる冒険」ですね。札幌の街を歩き回るので急に思い出しました。行ってみたいです、札幌。
日本の、ハードボイルドが好きな方に、どっぷり世界に浸るのではなく、日常と地続きのハードボイルドを楽しめる方にオススメ致します。
探偵はバーにいる (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 探偵はバーにいる (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152035153
No.7
(4pt)

ゆるさ、ある等身大のハードボイルド

全く知らなかった方なのですが、良かったです。行ったことないのですが、北海道は札幌に、もしくはススキノに、もっと言えばバーボンに、偏愛を感じさせる文章で、しかも窮屈でなく、そして受け手の想像を遊ばせる範囲を残す「ゆるさ」があり、そのうえその「ゆるさ」を上手く使えている部分を特に良いと感じました。
札幌はススキノの酒場で「何でも屋」で暮らしている<俺>は今日もいきつけのバーで美味しい酒にありつき、そして細々した用事を片付けなければいけない。そんないつものバーで<俺>を待っていたのは中退した大学の後輩で、しかも彼女の失踪だと言うのだが...というのが冒頭部分です。もちろんただの失踪ではなく、その後いろいろと絡んでくるのですが、ただのハードボイルドでは無く感じさせるのは、テンポの良さとそのキャラクター、そして遊びのある「ゆるさ」であると私は感じました。
たしかにちょっと古い話しかもしれません、手垢のついた話しと感じる方もいらっしゃるでしょう。しかし、それでも充分楽しめる作品です。それはただのハードボイルドではなく、土着のハードボイルドであるからのように感じました。それにいわゆるキメ台詞も、もちろん素晴らしいのですが、そのレベルが日本の日常会話レベルで素晴らしいのです。そりゃリュウ・アーチャーやフィリップ・マーロウが、あるいはリック・ブレイン(「カサブランカ」のハンフリー・ボガート)がキメる台詞はカッコイイでしょう。けれど私には恥ずかしくもあるんです。恥ずかしさを感じさせない世界を構築する方も、その技術は凄いけれど、等身大でかっこよくさせる日本の日常的世界観とその技術も素晴らしいと私は思います。なかなか冴えた台詞があって私は好きです「生きてる証拠」ってやつ。
また、運転免許を持っていないところ、持っていないことに何の問題も感じていないところがまた何となくカッコイイのです。
そして何かを思い出させると思っていたら、それは「羊をめぐる冒険」ですね。札幌の街を歩き回るので急に思い出しました。行ってみたいです、札幌。
日本の、ハードボイルドが好きな方に、どっぷり世界に浸るのではなく、日常と地続きのハードボイルドを楽しめる方にオススメ致します。
探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA)より
4150305218