■スポンサードリンク


リモート・コントロール



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
リモート・コントロール (論創海外ミステリ)

リモート・コントロールの評価: 4.50/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(5pt)

埋もれた名作

単純な事故に端を発した完全犯罪への目論見です。非常にテンポよく進みながら読者を欺き、この分量で完結させる手際は見事です。読者は何かが漠然とおかしいような気分になりながら、最終で発想の逆転を見せられギャフンとなります。何回か読み直してみると、ちゃんと伏線は張り巡らされているのですが。
これだけの作品が長い間翻訳されなかったことは驚きです。多作の作家さんみたいですので、他の作品も色々と紹介してほしいです。
リモート・コントロール (論創海外ミステリ)Amazon書評・レビュー:リモート・コントロール (論創海外ミステリ)より
4846014509
No.3:
(5pt)

大胆な一筆書き

新聞社編集員クイン&保険調査員パイパー・シリーズの一編ということらしいが、探偵役はおもにパイパーが担っている。 1970年作のモダンな風味のなか、本格ファンも納得の内容と思われる。 いわば巻きこまれ型ミステリーで、クインが嫌疑をかけられ、パイパーが真相を突き止めるという形になる。 交通事故とその遺族の死をめぐるなぞ、後者にスポットライトがあてられ、物語が展開してゆく。 ところが、終盤、心地良い逆転の発想が待っていて・・・。 たかだか250ページ弱の薄い作品ながら、大胆な一筆書きに痺れてしまう。 タイトルが犯罪の構図をもろに示唆している。
リモート・コントロール (論創海外ミステリ)Amazon書評・レビュー:リモート・コントロール (論創海外ミステリ)より
4846014509
No.2:
(4pt)

とにかく読みやすい!おもしろい!

イギリスのひと昔前のミステリと言えば、 なんとなく敬遠しがちな方も多いのでは? じめっとして陰気で難解なミステリ? でも、こちらの作品はテンポも良く、 一度読み始めると、最後まで一気に読んでしまうような、 ストーリーについつい引き込まれてしまうような 面白さがあります。 海外ミステリ初心者でも、無理なく楽しめるはずです。 主人公の男性のキャラクターが、せつなくかつユーモラスで、 男女の関係を描いているところも、 幅広い読者の心に響くのではないでしょうか? 『リモート・コントロール』の意味とは? 最後の最後に、パズルのピースがピタッとはまるような、 すっきりとしたエンディングです。
リモート・コントロール (論創海外ミステリ)Amazon書評・レビュー:リモート・コントロール (論創海外ミステリ)より
4846014509
No.1:
(4pt)

論創クラシックミステリーの最高作

クラッシクミステリーのなかには、というかほとんど物足りないものが多い。 しかし、これは傑作!年末のベストテンでは論創社のものは無視されているが、これを選ぶ選ばないで、どれくらいのミステリーの読み手かがわかるはず。 論ちゃんには頑張って他のカーマイケルも訳してほしい
リモート・コントロール (論創海外ミステリ)Amazon書評・レビュー:リモート・コントロール (論創海外ミステリ)より
4846014509

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!