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スカラムーシュ・ムーン
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スカラムーシュ・ムーンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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場面がコロコロ変わるので、なかなか読み進めることが難しかった。後半から全体が見えてくるけど… | ||||
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何が他のレビュー見ると続編ぽいけど、知らずに見たら海外の描写とかピンと来ないところの描写が無駄にあって読みにくかったのが正直な感想。 | ||||
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読み物としてはおもしろい。その証拠にスイスイと読み進められる。 前作の「ナニワ・モンスター」に比べると医療小説としてより、政治色が強く出ている。 ただ、私見ではあるが、もっと医療に特化した方が良い作品を描けそうな気がする。 個人的には海堂尊先生の著書をもっと読んでみたい。それは人物が共通して登場しているそうなので、その人物に感情移入できれば、の話である。 | ||||
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これまでの医療小説をしめくくる内容だった。これまでの登場人物が登壇し興味深かった。いつの日か 主人公の彦根新吾が、どう生きるのかを知りたいと思った。 | ||||
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新井素子のグリーンレクイエムを読んでいるような気がした。 特に、女子大生の出てくるあたり。 ベネチアの探訪では、カフカの審判を読んでるような、よくわからない雰囲気。 テンポがつかみにくく、がっかり。。。 | ||||
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「チーム・バチスタの栄光」に魅了されてから12年。作者の作品を読み続けてきましたが、それにより「日本の医療」の問題点について教えられ、考えさせられてきました。 この作品では、「インフルエンザ・ワクチン」が取り上げられています。 よくワクチンが足りるとか、足りないとか言われるのですが、その仕組みはすべて「国」の意思によって、どうにでもなってしまうと言うことが良く分かりました。 そして、その意思は、供給量をコントロールして、特定の地域の供給量を制限することが可能なのだと言うことも。 逆に言えば、「国」が地方にその意思に従わせる手段にもなることになります。 怖い話です。 物語は、若い大学院生たちがワクチン用の有精卵の供給向けて、様々な困難に対処してゆく物語です。 ほとんど不可能と思われることに対して、わずかな可能性に賭けて道を開いてゆく若者たちの姿は感動的です。 「若さ」とは、この様なエネルギーかも知れません。 次の作品が楽しみです。 | ||||
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海堂さん、あんたスゲえよ。イントロの王国の話はm3のパンダの100倍納得。いつものメンバーが活き活きとして活躍するし卵屋の大学生トリオは初の文系キャラで初々しく描かれてる。ワクチン戦争、新型インフル騒動、ポリオ生ワクの闇をサラリと暴くしジュンは気づけば午前4時まで一気読みしてましたわ。ネタバレしないで書くがラストはほとんどtwentyfourのような急展開。残念なのは速水、白鳥が呼名だけ、田口は完全休場してしまったことだ。今から海堂ワールドに夢の中で過ごすこととする。 | ||||
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価格を考えるとまあ中の上くらいな感じです。イノセントゲリラ・・・の頃から愛読していますが最近は今ひとつ | ||||
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『チーム・バチスタの栄光』から10年。医師で重粒子医科学センター・Ai情報研究推進室室長の海堂尊氏が描く「桜宮サーガ」が終わる。 これまでのシリーズを読んできた人はニヤリとするだろうし、本書が初見の人は、微に入り細を穿った舞台設定に舌を巻くことだろう。設定や登場人物が、現実世界のカリカチュアであることは言うまでもない。 冒頭、裁判人が老医師に対し、「この者を獄へ繋げ。病気で苦しむ民草を見過ごすとは何事だ。旅人が死んだのはお前のせいだ」と裁きを下す。これに対し老医師は、「それは確かに私の罪です。でも無料で薬を分けたりしたら、病院は潰れてしまいます」と答える――「桜宮サーガ」の根幹を流れているのは、医療と司法の対立構造である。医療界のスカラムーシュ(大ぼら吹き)彦根新吾医師が本書の主人公だが、これは海堂尊先生ご本人なのではないだろうか――。 加賀にある養鶏会社ナナミエッグを、彦根新吾が訪問する。インフルエンザ・ワクチンの培地として、ナナミエッグに大量の有精卵を製造してほしいというのだ。応対したのは、ナナミエッグの社長の娘であり、加賀大学大学院に通う名波まどか――。 会社を精算することを考えていた社長は、娘に新事業の立ち上げを託した。かくして、大学院の研究課題として、幼なじみのの真砂拓也、獣医学部の鳩村誠一の3人が、この事業立ち上げに着手する。 インフルエンザワクチンの培地として自社の卵を供給することをこばむ父を見て一時は諦めたまどかに対し、ワクチンセンターの宇賀神総長は「ヒトを助けるためにはニワトリを犠牲にしなくてはならないとともあるのや」と真実を告げ、ついに事業がスタートする。 『ナニワ・モンスター』のキャメル騒動はまだ終わっていなかった。 ワクチンセンターの宇賀神義治所長とまどかの父との因縁とは。暗躍する浪速市の村雨知事と、カマイタチこと浪速地検特捜部副部長・鎌形雅史――彦根は、これら一癖も二癖もある連中と対峙しながら、極北市民病院の院長を務める世良雅志を訪れ、モンテカルロのエトワール・天城雪彦の遺産への鍵を受け取る。モンテカルロからジュネーヴ、ベネチアへ飛ぶ。 帰国した彦根を待っていたのは、警察庁情報統括室室長の原田雨竜だった。すべてのシナリオが無に帰そうとしたその時、彦根たちを救ったのは、『イノセント・ゲリラの祝祭』でデモに巻き込まれたひとりの元医師だった。 空港で雨竜の渡米を見送った彦根は、桧山シオンと2人たたずむ――「気がつくと、二人のシルエットは消えていた。そう、すべては夢まぼろしのように」(409ページ)。海堂尊先生の旅は、まだ続きそうだ。 | ||||
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読破するのに4日かかってしまいました 海堂さんの医療ミステリーはどんどん読破時間が長くなっていくような・・・ 今回も知った面々の、騙し合いのようなチェスのような攻防にドキドキし 同時進行の大学院生3人の起業にまつわる話にハラハラしと楽しめました 初めて手に取る人は「チームバチスタ」あたりから読み進めると楽しめると思いますし 十分時間のあるときに読むと落ち着いて読めると思います | ||||
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「ナニワ・モンスター」の続編なので購入し、読みましたが海堂氏の他の本も読んで覚えていないと面白みに欠けます。 | ||||
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加賀から浪速、桜宮、東京、四国は極楽寺、極北市、さらにモナコ、ジュネーブ、ヴェネチアと、 舞台を頻繁に変えながら、各所で物語が進んで行く。 加賀の怠惰な大学院生の二人(特に女性)は半分以下の手短かにまとめた方が読み易いと、思わせるが、 それ以外は、加賀の獣医学部の誠一を含め、展開も進み方も、読む物を惹き付け、 引き込み、大人の物語として楽しめた。 2段組み409頁と大作だが、加賀部分も前出2人以外は、中だるみもなく、概ね満足。 加賀部分では、養鶏業に関して、「物価の優等生」にされた弊害など、読み応えがある。 また、日本という官僚国家を知る上でも、頷いたり、考えさせられる部分が多い。 前作「ナニワモンスター」は未読であったが、海堂ワールドに取り込まれ楽しめたが、 読後でも、前作を読みたくなった。 まじめに読んで、5時間強。 | ||||
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海堂尊は初めて読む方にはお勧めできません。 (そんな読者は皆無でしょうが...) 「ナニワモンスター」の再読をしてから本作を読みました。その後「スリジエセンター1991」を再読。 「バチスタシリーズ」が完結?したようなので、今後は「日本三分の計」シリーズになるのかな? | ||||
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面白かったですよ。彦根はよく描かれてるし(最後の昔の仲間との再開と当時の真相が印象的だった)、何より三人の若者とその周りの人たち(家族、教授、ワクセンの人たち等)が生き生きと描かれていてよかった まあ話としては、彦根側が攻撃をしかけられることを予測してそれに対して予め対抗策を取っておく、という内容だから、途中まで話の大筋が大体予想がつくのが不満な人には不満になるかもしれない。自分としては上記のとおり主要人物(プロタゴニスト)が生き生きと描かれているので面白く読めたが ただし彦根がヴェネツィアに行くあたりはちょっと取ってつけたような感じだったかな。まあ彼が自分のビジョンのヒントをもらうっていう話なんだけど さて最終盤あたりの話のプロットの末節の前提に瑕疵がありました。浪速の独立構想が、とか、官僚の思惑が、とかそういう根幹の話ではなく、本当に話の細かい部分です。ネタバレなので、まだ読んでない人は以下読まない方がいいと思います ======以下ネタバレ注意====== 雨竜が仕掛けたワクチンパニックが、彦根の対策で不発に終わると、雨竜はワクチン供給を止めるため、プチエッグを直接攻撃しようとします このとき雨竜がやろうとした妨害が鳥インフルを空調の室外機に投げ込む、という手段でした 雨竜の妨害は未遂に終わったけど、もしこれが実行されてたとしてもインフルがプラント室内に入ってしまうわけではありません。空調機は、換気システムのように屋内と屋外の空気が繋がっているわけではありません。空調機で屋内と屋外を行き来しているのは冷媒で、完全に閉じた配管内を循環して、室内と屋外でファンを当ててるだけです。(冷房時なら室内では液状のものを噴霧してファンを当てて気化熱で室内の熱を吸収し、屋外で室外機でガスを圧縮し液化させてファンで熱を室外機に放出する) だからインフルをわざわざ室外機に投げ込んでも室内に入ってしまうのではなく、そこら辺の屋外にバラ撒くのとなんら変わりません それを官僚側の最大の切れ者、大参謀の雨竜が周到に下見までしてやろうとしたというのだから、ちょっと雨竜のアホさにがっかりです まあ、うがった見方をすれば雨竜の底の浅さを描きたかったのかもしれないし、万が一真似するアホがいても実害がないようにしてるのかもしれないけど。でも話の中で彦根も柴田も誰も指摘しないから、これは普通の穴かなと思います まあでも全体としては面白かったですよ! | ||||
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…が、「実がない」感じのお話だった。風船膨らませ切ってから割れました。みたいな印象でした。 彦根が主役の話だから、この展開で納得しちゃう感じでした。 | ||||
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