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評判

の評価:

3.24/5点 レビュー 68件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.24pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全65件 61〜65 4/4ページ
No.5
(5pt)

やはり麻耶雄嵩は期待を裏切らない

見た目はオーソドックスで端正な新本格ミステリィ。でもやっぱり麻耶雄嵩はすごい。グレイト。ワァオ。って感じ。核となるトリックは2つ。片方は注意して読めば誰でも見破ることの出来る、ごく普通のもの。しかしもう片方のほうは猛烈。まさか、こんな普通のトリックでここまで驚かされるとは思ってもみなかった。オーソドックスな叙述トリックでも、見せ方と使い方を変えることによって、斬新かつ衝撃的なものに十二分に成りえることを証明している。実に上手い。そしてラストの閉じ方もグレイト。何とも意味深で、作者の意気が感じ取れる。読み終わったらすぐに再読すること間違いなしの傑作。
螢 Amazon書評・レビュー: より
434400664X
No.4
(5pt)

王道+捻り

主要登場人物が大学のサークルメンバーと聞いただけでゲンナリ、敬遠していたが、いざ読み終えてみると評判に違わぬ傑作だった。クローズドサークル、曰くつきの洋館と、意匠は本格ミステリの王道中の王道。テンポ良く読み進めるなかで常に付きまとう2つほどの「違和感」の正体が、結末に至って綺麗に明かされる快感。その仕掛けは、使い古されたお約束のトリックを大胆に逆手に取ったもので、読者の意表を突く。この作者の特長でもある、意図的なのか天然なのかわからぬ俗っぽい言いまわしの会話は好みではないが、本作では比較的それも控えめで、たっぷり楽しむことができた。
螢 Amazon書評・レビュー: より
434400664X
No.3
(4pt)

前情報はなるべくなしで読むべき本格風ミステリ

とにかくこのこの系統のミステリは紹介するのが難しいのですが麻耶ミステリにしては薄味で、なおかつかなりトリッキーです。文章のことについて言われている人もいますが、ラストの後主人公について考えれば納得がいくものだという言及も既にファンの間でなされていました。ミステリに嵌っていて思い切りどんでん返しの妙味を味わいたい人にお薦めです。作者の作風に近くもっと妖しげな雰囲気の作品を好む方は「鴉」を読んでみて下さい。
螢 Amazon書評・レビュー: より
434400664X
No.2
(5pt)

やっぱり麻耶

新本格派が出てきた時の批判みたいな「リアリティーがない」とか「人が描かれてない」とかそういうのは置いといて、思いっきりだましてもらえてすごく気持ちよかった。詳しく書くとネタバレになるんで書けないけど、いままでありそうでなかった斬新なトリックじゃないのかな。麻耶雄嵩ファンほどだまされやすそう。とにかく、一言一句逃さず読めば最後の感動も倍増間違いなし。今までの麻耶作品みたいな「そりゃねーだろ」的な驚きではなく、「まんまとしてやられた」って感じ。間違いなく『鴉』に並ぶ傑作中の傑作。
螢 Amazon書評・レビュー: より
434400664X
No.1
(4pt)

案外まとも、でも驚愕!

麻耶雄嵩さんの本には毎回驚かされます。まず人名からして人を食っている、そして読者の理解を求めないかのような展開。「夏と冬の~」「鴉」といった名作(迷作)に比べればすごくまとも。綾辻さんの館シリーズを思わせる、怪しげな豪邸、豪雨で外界と断絶、連続殺人…とまさにこれぞ本格モノといった展開。そして最後であっといわせる。さすがだなあと思う。でも、これならほかの人でも書けたんじゃないかなという気もする。すごく面白いし、びっくりしたし、傑作だなあと思う。でも、麻耶雄嵩ならもっとすごいの書けるんじゃないと思わずにいられない。そもそも1回読んだだけで理解できるなんて麻耶雄嵩じゃないよ!と不満も。そういう思い入れを抜きにすると面白いし、シリーズモノじゃないし麻耶雄嵩入門にはぴったり。これが気に入った人はぜひとも刊行順に麻耶雄嵩の本読んでみてください。
螢 Amazon書評・レビュー: より
434400664X